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第一話 葵上
しおりを挟む↑江戸幕府三代将軍徳川家光( ー`дー´)キリッの御尊顔↑
目次
1. 【猫大奥BL~万紫千紅~登場人物紹介!!※登場人物はすべてモフモフ猫耳wが生えとる猫男子です】
2. 【~走屍の乱編~】
3. 第一話 葵上
4. 第二話 夕顔
5. 第三話 空蝉
【!!登場人物紹介!!※登場人物はすべてモフモフ猫耳wが生えとる猫男子です】名作爆誕呼吸困難コーラ吹いた
【表紙主人公:江戸幕府の三代将軍徳川家光、3光(さんみつ)、源氏長者、光源(ビカゲン)。「ヒカル広がる響き合う」が座右の銘らしい。】
【ミカエル東藤局(はるふじのつぼね)】
御年寄(おとしより)、若御台の側近、猫大奥四天使の筆頭。天子の使者だから四天使という呼称を名乗っている。
【ガブリエル夏椿局(なつつばきのつぼね)】
中年寄(ちゅうどしより)。
【ラファエル秋風局(あきかぜのつぼね)】
御中﨟(おちゅうろう)、春日局の息子。
【ウリエル冬月局(いてつきのつぼね)】
御右筆(ごゆうひつ)、猫大奥四天使最弱キャラ。
【醍醐虎 万光(テコンドー まんこう)、詠光院(えいこういん)、お万の方】
千年以上の歴史を持つ京都醍醐虎(だいごと)寺の住職であったが、当代無双の容貌を持っている美猫であるため、春日局にスカウトされた。猫大奥の次席であるが、大人の事情で首座に抜擢。三代将軍徳川家光最愛の側室。なぜかテコンドーの必殺技を体得している。
【本桐 圭翔(ほんきり けいと)、桂翔院(けいといん)、お翔又はお玉の方】
醍醐虎(だいごと)寺の和尚、住職であった醍醐虎 万光の下僕。ご両親は江戸という大都市で「本桐屋」という八百屋のチェーン店を経営している。強迫性障害になるくらいな強い執着で自分の金玉を入念にケアしたり、マッサージしたりしているから、御主人様の醍醐虎 万光(テコンドー まんこう)からお玉と呼ばれている。お玉という名前は御主人様にのみ、使用が許される呼称で、御主人様以外からはお翔と呼ばれている。下僕なのできれいな金玉を持っているにもかかわらず、ずっと童貞のままだ。若御台の下僕である常夏 荀と激しく対立。また、仕事を中断して自分の金玉をモフモフしていることが多いため、御主人様の醍醐虎 万光にしばしばめちゃ怒られる。本桐の意味は本当の妻、上様(ぬこさま)の寵愛を受けているからこそ本妻、一方で、寵愛を受けていない正室が本妻であるとは言えないカオスな状態に陥っている意味である。
【空蝉 樹(うつせみ いつき)、宝樹院、お蘭又はお檪の方(おらくのかた)】
御錠口(おじょうぐち)。森蘭丸に似ているからお蘭と呼ばれている。
↑従三位若御台鷹司 藤理の御尊顔です( ー`дー´)キリッ
【鷹司 藤理(たかつかさ とうり)、本理院、従三位若御台】
三代将軍徳川家光の正室、関白の息子、猫大奥の首座であるが、将軍との不仲で失脚。猫大奥で唯一無二、従三位を持っているお方。また、若御台は巷で話題となっている理系男子であり、理科実験が大好きなため、時折江戸城猫大奥でボヤ騒ぎを起こしている。
【常夏 荀(とこなつ じゅん)、順性院、お夏の方】
若御台の下僕、将軍が猫大奥で入浴する際に世話をする「御湯殿」であったが、徳川家光の手がつき、呉服之間(ごふくのま)に抜擢された。衣装の仕立てや裁縫が得意。なぜか孫子兵法に詳しい。ぬこ様はお風呂が嫌いなので、常夏くんの出番が少なく、猫大奥で無職転生ニートみたいな暮らしを送っているという。
【早蕨 証(さわらび あきら)、自証院、お振又はお不利の方】
御年寄(おとしより)、三代将軍徳川家光の最初の側室、口癖はエビデンスや自重しろ。裁判ごっこが興味であるが、いつも敗訴の側だ。猫用おもちゃけりぐるみのエビを武器として変幻自在に操り、襲いかかってくる敵から上様をお守りすることが仕事らしい。
【帚木 まさし(ははきぎ まさし)、長勝院、おまさの方)】
表使(おもてづかい)、口癖はお前さw、秋風局の手下。時折、徳川家光の最初の側室である早蕨 証の裁判ごっこに無理やり突き合わせているが、これまでに1度たりとも負けたことがない。なぜか魔法が使える。ハリー・ポッターさながらのホウキと魔封杖を常に持ち歩いている。
【徳与寺 誠琴(とくえじ まこと)、誠心院(せいしんいん)、琴=ポッキー】
口癖はお・も・て・な・し、どういうわけか精子に大変ご興味を持っていらっしゃるお方である。徳与寺とは大御台のお江与の方が父の浅井長政のために江戸で建てた菩堤寺であり、その住職の息子が徳与寺 誠琴である。徳与寺 誠琴は大御台のスパイとして猫大奥に送られた。そのためか、猫大奥で唯一、無派閥のお方である。時折、徳川家光の最初の側室である早蕨 証の裁判ごっこに無理やり突き合わせており、裁判ごっこで検事総長と呼ばれているらしい。
【大御台所、崇源院、お江与の方】
【Sumpf Castle(駿府城)筆頭家老 浅井徳勝】
【従一位太政大臣二代将軍 徳川秀忠】
【安倍 晴宗(あべの はるかず)】、陰陽頭(おんようのかみ)。
【天璽 未央(てんじ みおう)】、大学頭兼陰陽允(おんようのじょう)。
↑ラスボスの御尊顔です( ー`дー´)キリッ↑
【ラスボス従二位駿河大納言、駿府藩主徳川忠長】
【大御台所の下僕、猫大奥最高顧問按察使局】
【猫大奥BL~万紫千紅~走屍の乱編!!※登場人物はすべてモフモフ猫耳wが生えとる猫男子です】
かずならぬ身を万千代川の網代には多くの鯱を煩はすかな
元和五年十月三十日 猫男子醍醐鯱 万光 作
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第一話 葵上
ナレーション 桂翔院(けいといん) 江戸幕府三代将軍 家光公(3光、さんみつ)がいつもの通りに朝イチ江戸城猫大奥に出勤したら、なんかいつもと違う感じがした。
来る&♫~きっと来る~♪
着信アリ
なんと新着メールが1件あり、しかも最愛の側室である若男子醍醐鯱 万光(テコンドー まんこう)
からのラブメッセージだ。
ナレーション 桂翔院 三代将軍 家光公(3光、さんみつ)は定職につかずほぼほぼ毎日住所不定でぶらぶらと側室たちと遊び暮らしていたため、深い教養が必要な和歌はあんまり理解できないです。
ナレーション 桂翔院 もちろん、本作は元和五年のBL物語だからメールってのは電子メールではなく、筆で和紙に書かれている候文(そうろうぶん)でございます。
桂翔院 あなた!失礼ね、なにゲラゲラ笑ってんの!?そう!スクリーン越しに笑ってるあなたのことだ!和紙に書かれているのが候文(そうろうぶん)であって、早漏文ではありません!!上様が早漏するわけないだろう!!!
※※※※※※江戸城猫大奥 鯱回廊(シャチクカイロウ)※※※※※※
ナレーション桂翔院(本桐 圭翔・お玉、主人公万光ちゃんの下僕) 江戸城猫大奥の鯱回廊(シャチクカイロウ)はディストピアに繋ぐと言われ、昼間でも薄暗く、どこからともなく陰風がパキッ カサカサカサと吹き荒れ、いまにも怨霊が出てきそうな感じで、事故物件ならぬ事故回廊でございます。
鯱は口から水を吐き、火を消す力があると言われている。そのため、本堂や天守など重要な建物に火除けの守り神として鯱を飾るようになったのだ。
鯱回廊(シャチクカイロウ)の入口付近はこの世のものとは思えない怖い光景になっており、獅子、虎など獰猛な動物や鯱が随所に飾られ、お化け屋敷みたいな雰囲気を醸し出している。
この鯱回廊(シャチクカイロウ)は元々京都御所大内裏の紫宸殿で使われている木材であり、ここ鯱回廊(シャチクカイロウ)こそ源氏物語にも登場した、日本3大怨霊に数えられる六条御息所と白河門院 益子(しながわもんいん えきこ)が死んでちまった腐乱死体の第一発見場所のでございます。
今日はどしゃ降りのため、なるべくここを通りたくない江戸幕府三代将軍家光公、従三位若御台鷹司 藤理、お万の方3人は寄せ合って団子となり、やむなくこの鯱回廊を通っている。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、ニャンコ、ニャーニャーと雷がぴかっと光って、ドーンといった。
膝がガクガクしている3光(さんみつ)「きゃああー!!」
鳥肌が立っている理系男若御台(鷹司藤理)「ひいいいー!!!」
歯がガチガチと噛み合ってしまっている醍醐虎 万光(テコンドーまんこう、お万・詠光院)「お化けが出るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
と、将軍家光公、従三位若御台鷹司 藤理、お万の方3人らが命からがらで葵上之大廊下に逃げ込んだ。
※※※※※※元和五年正月※※※※※※
ナレーション桂翔院 国債増発を重ねてきた江戸幕府は予算削減のため、日ノ本銀行総裁の黒田 春彦の上奏により、鯱回廊(シャチクカイロウ)の再利用で江戸城猫大奥に移築された。
ちなみに日ノ本銀行総裁の黒田 春彦はミカエル東藤局(はるふじのつぼね)の遠い親戚であり、福岡藩主筑前守黒田長政の元カレであり、犬派猫派という派閥の争いに巻き込まれ藩主の黒田くんと意見の齟齬が生じ、別れたらしい。なお、日ノ本銀行総裁の黒田 春彦の口癖は躊躇(ちゅうちょ)なく。
ナレーション桂翔院 元和五年正月、1年間を無事に過ごし、まだ新しい1年を迎えられるというお祝いムードをさらに盛り上げようと将軍家光公は朝廷から右近衛大将に任じられ、官位も従二位から正二位に昇進した。
かの有名な織田信長や源頼朝の官位も右近衛大将であったため、朝廷の中でも右近衛大将は天下人にのみ任じられる特殊な官位になっている。
すなわち、定職につかずほぼほぼ毎日住所不定でぶらぶらと側室たちと遊び暮らしていた3光(さんみつ)がようやく天下人として認められた証でございます。
また、江戸城猫大奥の理科実験室でボヤ騒ぎを引き起こし、江戸城の天守閣をまるごと焼失させた若御台の鷹司藤理だが、ときの朝廷の最高権力者関白 鷹司信房は、自分の息子は決してバカ息子ではないと世に知らしめるため、帝に圧力をかけ、無理やりバカ息子の若御台に従三位という位を与えた。
こうして猫大奥総取締の若御台は江戸城猫大奥で唯一無二、位を持つ男官となり、我が世の春を謳歌していた。律令制下においては、従三位以上を「貴」と称し、また「星の位」ともいわれ、上級貴族の位階であった。
一方で、実弟の駿府藩主徳川忠長は大納言に任じられ、官位も正三位から従二位に昇進した。駿河国と遠江国の一部(掛川藩領)を加増され、駿遠甲の計55万石を知行し、この頃より隣国の諸大名等からは「甲駿大納言」(こうするがだいなごん)という名称で呼ばれるようになるのでございます。
※※※※※※元和五年秋 駿府城本丸御殿前の中庭※※※※※※
甲駿(こうするが)大納言徳川忠長は新しいししおどしを設置するため、本丸御殿前の中庭でししおどしと悪戦苦闘していた。
甲駿(こうするか)大納言徳川忠長「なあー、浅井くん。このししおどしの取り付け方がよく分からんなー教えてちょうだい。」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!こうするとこうなる!お分かりいただけただろうか。」
甲駿(こうするか)大納言徳川忠長「こうするか。」
新米ししおどし「かこん...かこん... かこん... かかこん... カカシ...カカロット...」
順調に動いていると思われていた新人ししおどしが突然狂い出し、水道水がピューッと吹き出し、新米ししおどしが空中分解になってしまい、甲駿(こうするか)大納言徳川忠長がびしょびしょになってもうた。
甲駿(こうするか)大納言徳川忠長「ハクション!さぶいーああ今日はツイてないな!ツイッターも有料化だし打つ手なし」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!大丈夫っすか!早く救急車呼びましょう!!!」
ハクション大納言徳川忠長「へっくし!くしゅん!はくしゅん!さぶいー!!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!大丈夫っすか!救急車呼びますよ!!!」
ハクション大納言徳川忠長「ハクション!大事ない。心配ご無用!寝れば治る!!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「でも...」
ハクション大魔王徳川忠長「へっくし!くしゅん!はくしゅん!案ずるな心配らぬ!これは業務命令だぁーっ!!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「でも...」
翌日
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!お館様!朝ご飯できたよ早く起きて!」
甲駿大納言徳川忠長「......」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!お館様!朝ご飯できたよはよ起きて!」
甲駿大納言徳川忠長「...返事がないただの病死人のようだ...」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「お館様!お館様!朝ご飯できたよ早く起きて!一体どうしたんですか!お館様!はよ起きろ!!!」
ハクション大納言徳川忠長「...返事がないただの死人のようだ...」
こうして元和五年 十一月一日、将軍家光公の実弟であるハクション大魔王徳川忠長が薨去し、波瀾万丈の生涯を閉じたのである。
享年28歳でございます。
事態の深刻さを直ちに察知した駿府城筆頭家老浅井徳勝はすぐさま同じ近江派の仲間である猫陰陽頭の安倍晴宗(あべのはるかず)を駿府城に呼び寄せた。
ご存じの通り、大御台所のお江与の方様は近江のご出身で、大御台所の手下は近江派という派閥を結成し、猫陰陽頭の安倍晴宗もその一人だ。
※※元和五年秋 駿府城 ハクション大納言徳川忠長の居室※※
甲駿大納言徳川忠長「...返事がないただの亡き骸のようだ...」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「......」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「...お館様が亡くなった以上、わしも生きる面目がございません。切腹で謝罪するしかありません!!!」
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのはるかず)「浅井殿!死人増やしてどうするんですか!やけくそにならないで浅井殿!!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「......」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「でも...もし大御台所様が...」
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「浅井殿!あきらめないで!まだ方法がありまする!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「...えっ!?どういうこと!?」
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「浅井殿!大納言様を生き返らせる方法がありまする!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「...えっ!?どういうこと!?」
と、にわかには信じがたいことを言い出す安倍晴宗(あべのハルカス)に対し、駿府城筆頭家老浅井徳勝は動揺を隠せないご様子。
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「浅井殿!大納言様を生き返らせる手順は以下の通りです!期末テストにも出るから絶対間違うなよ!!!」
と念を押す安倍晴宗(あべのハルカス)
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「まずは生物が少ない土壌や乾燥した土壌など、遺体が腐りにくい土で大納言様を埋葬してください!」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「うんうん。」
陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「その次は風水が良くない場所、例えば墓の向きや位置、埋葬日時などを意図的に悪くする。」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「なるほどな~」
陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「こうすると、魄が遺体から抜けずに残ったままで、遺体は腐敗しにくく、やがて陽気を吸収しだす。七七四十九日経つと猫走屍の原型が出来上がるのである。この状態の遺体に陰陽師の太陰煉形の法を行うと起きた走屍の完成である。」
陰陽頭安倍晴宗「上弦の鬼たちが出てきそうな上弦の夜に、完成した起きた走屍をお棺ごとにつるし上げ、あらかじめ用意された野犬七七四十九匹の血をお棺にかけ、しばらく待つと猫走屍が雛みたいに自らお棺を破り、大空から仔猫が舞ってくるのでございます。」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「なるほどね~。」
駿府城筆頭家老浅井徳勝「いやーよく考えたらやっぱりダメです。お館様を猫走屍にしちまうなんてわしの罪はどれだけ深いものでしょう。」
と、にわかには信じがたいアイデアを言い出す安倍晴宗(あべのハルカス)に対し、駿府城筆頭家老浅井徳勝は動揺を隠せないご様子。
猫陰陽頭安倍晴宗(あべのハルカス)「浅井殿!やるしかないんです。さもなければ私もあなたも責任が問われ、首が飛ぶのでございます。」
駿府城筆頭家老浅井徳勝は猫陰陽頭安倍晴宗に小一時間唆された結果、ついに魔が差し、お館様を起きた走屍に錬成するという、人間として決して許されない前代未聞の非行に走ったのである。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、ニャンコ、ニャンニャンと雷がぴかっと光って、ドーンといった。
猫走屍(そうし)とは歩くしかばねの意味であり、中国湘西(神奈川県ではなく湖南省西部を指す)の道教の道士が戦乱で死亡した兵士の遺体を自分で歩かせるようにし、故郷までつれて帰ったという伝承に由来している。
この地方は険しい山岳地帯であるために、荷車などで遺体を運ぶのが難しかったためである。この自分で動けるようになった遺体を、起きた走屍(そうし)と呼ばれ、フレッシュな遺体に対して行う呪術でございます。
そして、起きた走屍に咬まれると猫走屍になってしまう場合があるが、正確には咬まれたとき生気を吸収され、魂が抜けて魄だけが残ってしまい、猫走屍に変わるという。
なお、猫走屍の暴走を未然に防ぐため、猫の額にキョンシー映画風のお札が貼られている。
※※※※※※起きた走屍の強さ、階級※※※※※※
遺体が走屍になる事に関して、《閲微草堂筆記》 にはこの原因について述べています。遺体を埋葬して腐らない理由は、下の理由によるものです。
1. 科学的に見ると酸性、アルカリ性のバランスが悪く、微生物の成長にそぐわない土壌に埋められると遺体は腐敗しにくく、100年たっても肌や毛髪は腐らずに残り資料によっては爪や毛髪が埋葬以降さらに伸びていたという記述もあります。理由は、死後筋肉が収縮して押し出されたために伸びたと考えられます。これは蔭屍(いんし)と呼ばれ、術を使って早く起きた走屍を作る場合ではなく、自然に遺体が起きた走屍になる場合の過渡期の状態です。風水学の中でもこのことは述べられています。
2. 道家の陰陽師が使う太陰煉形の法をもって、埋葬後100年経過した遺体は復活します。
3. 復活した遺体は邪物/邪気を身につけています。
4. 陽気を吸収し終わった遺体は、人の生気を奪い取るようになり、人を死に追いやります。
5. 生気を奪い取られ、人が死ぬ際には、魂は飛ばされて魄が残ってしまいます。袁枚の《子不語》によれば、人の魂は善く魄は悪く、人の魂は霊で魄は愚である。三魂七魄は人をつかさどり、魂のみが人体から離れると悪鬼、すなわち起きた走屍となります。
死後、棺に入れたまま埋葬しない場合。1950年代の香港では、この風習が残っていたために、遺体が陽気を吸収するようになり、起きた走屍になってしまうのではないかと盛んに噂されていました。
《閲微草堂筆記》(えつびそうどうひっき)とは、中国・清の紀昀が著した怪談小説集である。紀昀は四庫全書の総纂官として権力を振るい、礼部尚書協弁大学士にまで上り詰めた奇人である。
協弁大学士とは体仁閣大学士、保和殿大学士、文華殿大学士、武英殿大学士、文淵閣大学士、東閣大学士であり、副首相クラスの政府高官でございます。
そして、起きた走屍には階級があるとされ、階級が上がるほど強く、強力な術を使えるようになります。最終的には仏が乗る霊獣にまでなるものもいるようです。 階級ごとの特徴は以下の通りです。
LV??? 上臈御年寄-不化骨:『贔風(ひふう)』という当代無双の必殺技を会得した走屍、大羅金仙級の法力を持ち、天地と同じ寿命を持ち、永遠に変わらず、この階級まで到達できる走屍はほとんどいない。『贔風(ひふう)』とは骨まで粉々になってしまうほどの爆風に巻き込まれても無傷で復活できる必殺技で、即ち幽遊白書の戸愚呂兄と同様な能力を持つ。バイオハザード7と8の主人公イーサン・ウィンターズは恐らく上臈御年寄-不化骨の類に属すると思われる。主人公イーサン・ウィンターズはなぜか回復薬液で自分の傷を全回復できる。食いちぎられ、刺され、引き裂かれ、切断された手や足でも回復薬液を掛ければ治る。切断された手足を回復薬液とホッチキスでくっつけ、次々と狂暴化した走屍を倒していくのが日常茶飯事らしい。バイオハザード8のラスボスであるマザーミランダを倒し、爆死した主人公イーサン・ウィンターズだが、挙げ句の果て実は死んでいないと思われ、バイオハザード9で再登場するやもしれん。
LV99 御年寄-伏屍:『陰火』という必殺技を会得した走屍、天仙級の法力があり、身を消すことが出来、神遊太虚の名前を得る。バイオハザード8で登場したラスボスのマザーミランダは恐らく元々この御年寄-伏屍の類に属していたが、主人公イーサン・ウィンターズの娘であるローズに不老不死の力が吸い取られ、中年寄-飛屍にまで退化してしまい、手銃、ライフル銃のダメージが通るようになりました。アンブレラの現総帥を務める大富豪オズウェル・E・スペンサー(バイオハザードシリーズの元凶)の師匠こそ、このマザーミランダでございます。ちなみに大富豪オズウェルとマザーミランダの師弟関係は良好だった模様。
LV70 御客応答-遊屍:『天雷』という必殺技を会得した走屍、地仙級の法力があり、神仙の遁術を自由に使用できる。遊屍の語源は京都大学閥で使われている「遊星」という言葉らしい。「遊星」は「惑星」と全く同じものだが、東大閥のやつらが使っている「惑星」という言葉は気に食わんらしく、「遊星」という造語を無理やり作った。
LV60 中年寄-飛屍:飛行能力を獲得した起きた走屍。この段階になると知能は完全回復しており、力は熊のようで人間とは外見が異なり修練により法力を獲得している。飛屍の体毛は全身に30cmほどあり、全身を覆っている。白昼堂々でも外に出ることが出来、自由に空を飛び、雷に打たれても死ぬことは無い。たがしかし、火縄銃や手銃、ライフル銃で倒すことが出来る。バイオハザード8で登場したラスボスのマザーミランダは恐らく中年寄-飛屍の類に属し、ボス戦で飛び回り、主人公のイーサン・ウィンターズを苦しめる。
LV50 中﨟-毛屍:皮膚の毛髪が再生し始める。皮膚は5色に輝き、7彩を放つゴキブリを下僕として駆使し、人間に襲いかかる。地上の走屍の王者であり、初歩の法力や特殊能力を使用できるようになり、走屍キングという異名を持つ。
LV30 御小姓-緑屍:皮膚が緑色になり、地上の起きた走屍の高い階級。生前の記憶は一部回復し、知能もだんだん高くなる。バイオハザード8の序盤で登場したエレナ・ルプ (Elena Lupu)が、イーサン・ウィンターズと遭遇した後、無事ルイザの屋敷へと避難したものの、父親のレオナルドが御小姓-緑屍と化し、他の生存者達を皆殺しにしてしまった。そして、緑屍と化した父親のレオナルドが生前の記憶一部回復し、最愛の娘エレナを思い出し、火事場でエレナ・ルプ (Elena Lupu)を呼び止めたせいで、エレナ・ルプ (Elena Lupu)が火事場を脱出することができず帰らぬ人となった。
LV20 御錠口-白屍:腐敗を脱した起きた走屍、妖気を蓄え始める。
LV10 表使-紫屍:最も低い階級の起きた走屍、身体が硬い形態。
人間が死んだ後、内臓から腐敗が進み、やがて死後硬直が起こり、自由に動けなくなるのだが、LV20 御錠口に達すると腐敗状態から再生状態へ移行してしまいます。LV30 御小姓で脳の機能回復が見られることから(どうやって回復するのかさっぱりわかりませんが…)神経組織が回復していると考えられます。神経組織が再生するということは、動きも徐々に回復すると推測できます。従って、LV20 御錠口からLV30 御小姓にまで昇進する過程で神経及び筋肉が回復し、結果、運動機能も回復すると考えられます。また、LV50 中﨟で毛髪が再生することから幹細胞が再生されていると思われます。この状態ではもはや普通の人間と変わらないのです^^;
起きた走屍は階級が上がるごとに強くなりますが、それは人間も同様で陰陽師を卒業し、もっとレベルの高い仙人に転職していきます。ですので、五級以上は崑崙山に住む仙人などと同レベルになると推測されます。昔あった漫画、封神演義で考えるとわかりやすいかもしれません。LV60 中年寄で下級仙人と同じレベル、黄飛虎やその息子達のレベルでしょうか?LV??? 上臈御年寄は申公豹レベルなんだろうな~と妄想してしまいます☆
※※※※※※起きた走屍の弱点※※※※※※
★起きた走屍は火に弱いです。最終的にはお札で封印するよりも焼却する方が確実に倒せます。お札を貼った状態で焼却する際は、猫の額に貼られているお札が焼けて起きた走屍が暴れだしてしまう可能性があるので、チャーシューやローストビーフの要領で針金なんかでぐるぐる巻きにしてこんがりと焼いてくださいませ( ´∀`)
★一般人の対走屍の戦闘法
起きた走屍との戦いにおいて大事なことは、しっかり弱点を把握して、適切な武器を持つことです。一般人は容易に手に入るもちまるやはなまる、持ち運びできるガスバーナーなどを持つといいでしょう。
対決するときは、距離をとって決して一対一にならず、物陰から突然襲われない様に気をつけて、ドラクエみたい三人や四人一組で挑みます。広い場所で三人や四人で走屍を囲んで、鉄パイプなどで容赦なくぼこぼこにします。走屍と対峙する時は、動きが遅いからといって安易に近づかず距離をとってください。
走屍は死を恐れないので距離をとっていないと攻撃されることを気にも留めず飛び掛ってきます。また、走屍は生気を吸収するので、生気を発する人間に近づいて来ると思われます。従って、物影に逃げても見つかる可能性があるので、一人のときは全力で逃げてください。
制圧していない部屋などに突入する際は、手榴弾の代わりにもちまるやむぎまるをばら撒撒いて走屍が潜んでいないかを確認しましょう。
起きた走屍は火を恐れるので、集団で火を囲むようにして陣形を整えるのもいいと思います。倒した先から火に投げ込みましょう。
倒し方ですが、通常攻撃でも倒せる場合がありますが、強い起きた走屍には一般人では太刀打ちできません。中には念力を使えるものもいます。この場合は、ガンダムシリーズで登場したファンネルのごとく四方八方から物が飛んでくるかもしれません。三人でジェットストリームアタックを仕掛けても、オールドタイプの一般人では踏み台にされるだけなので、強い起きた走屍が出てきたら迷わず逃げましょう。ニュータイプ同士なら戦いながら分かり合えるはずですが、一般人では無理です。
強い起きた走屍は陰陽師の用いる術で倒します。陰陽師は大体、桃木剣や八卦鏡、お札、もちまる、むぎまるなどを装備し、指印を結んで道術の威力を上げて立ち向かいます。陰陽師と起きた走屍の戦いの際には、戦いの邪魔にならないように全力で応援しつつ、さりげなく逃げましょう。
★起きた走屍に出会った時に最低限装備しておきたいものも事前に用意しておきましょう。LV10 表使-紫屍は、身体が硬く動きも遅いので、装備さえしっかりしていると戦う際には苦労せずにすみそうです。装備品は八卦鏡、桃木剣があれば大丈夫です。ドラクエ的に言うと、八卦鏡、桃木剣で攻撃力は15くらいアップしそうな感じですが、起きた走屍に対しては特殊効果がついておりますので、与えるダメージは想像以上に高いはずです。
防具は陰陽寮の作業服がいいでしょう。
【LV10 表使-紫屍】の強さは次の通り:
属性:闇
攻撃力:30
防御力:5
最大HP:50
最大MP:0
魔法:使えない
位でしょうか。もちろん異論は認めます。これに対して、
【桃木剣(攻撃力+20光属性)と陰陽師の服(防御力+15光属性)を装備した普通の村人】の強さは:
属性:無
攻撃力:30、闇属性に+10
防御力:20、闇属性に+5
最大HP:35
最大MP:10
魔法:使えない。
位でしょうか。戦闘能力だけを見ると、村人の圧勝かと思われますが、普通の人は命のやり取りの戦いはしたこと無いのが大半なので、死を恐れない起きた走屍に対抗するのは難しいかも知れませんが、起きた走屍の動きが鈍いので動きを見切れば攻撃に転じることが出来るはずです。
そのほか、もちまるやはなまるを投げたり、撒いたりして身を守りましょう。というか、見た目も怖いので接近戦はせずにひたすらもち米を投げてしまいそうですね。接近戦は体液が飛び散って服が汚れそうですし。また、墨汁を染み込ませた糸で罠も張っておきましょう。
ドラクエ的にいうと、LV20 御錠口-白屍でドラクエの腐った死体と同じ位の強さでしょうか、しかし、LV50 中﨟-毛屍あたりから中ボスクラスの強さになっていると思われるので、戦闘力5くらいの平均的地球人クラスの人は戦わずに逃げましょう。
LV50 中﨟-毛屍の強さ
属性:闇
攻撃力:150
防御力:120
最大HP:260
最大MP:40
魔法:初級闇魔法が使用可。わずかに再生力がある。
位でしょうか。
対する桃木剣(攻撃力+20光属性)、陰陽師の服(防御力+15光属性)を装備した上級陰陽師の強さは
属性:光
攻撃力:50, 闇属性に+60
防御力:40, 闇属性に+40
最大HP:70
最大MP:100
魔法:中級道術が使用可。印指にて攻撃、防御、道術力アップ
LV50 中﨟-毛屍と対峙したときは、陰陽師は印を結んでの攻防が必須となり、隙を見せると一撃でやられます。元が生身の人間で鍛えているだけですので、基礎戦闘力は村人と極端に大きな違いはありません。一撃一撃に陰陽術を練りこみ攻撃力をアップさせた打ち込みを行うため、高い技術がないと出来ません。金剛指で術を使用しながらの一撃は攻撃力200位いきそうなイメージです。使用MPは12位でしょうか。
上級陰陽師となると桃木剣を最大限生かすことができるため、闇属性に非常に高い攻撃力を発揮します。しかし、LV50 中﨟-毛屍は地上の起きた走屍の中ではラスボス級なので、陰陽師も一人では太刀打ちできず、精鋭の陰陽師たちがパーティーを組んで倒すことになります。
上級陰陽術は使用できないこともないのですが、発動まで詠唱時間がかかるため1対1の戦闘中にはまず使用できないでしょう。近代の武器ならば、バイオハザード7で登場した火炎放射器があれば、雑魚レベルの起きた走屍とドミトレスク城でばったり出くわした場合、距離をとって燃え盛る炎を浴びせれば楽勝でしょうが、民家や山などで使用すると大火事になり、放火でお巡りさんに捕まってしまったり賠償金を請求されたりと、起きた走屍よりも怖いことになりそうなので、使用場所は鴨川河原などに限られてしまいます。
LV70 御客応答-遊屍を倒すにはもはや重装備の軍隊が必要そうです。空を飛び、動きも早そうなので、動きが止まったところをRPGなどのロケット弾発射機で狙い撃ちするのがいいと思います。ロケット砲装備の歩兵一個小隊と歩兵輸送用のブラックホーク2機と、飛行しているところを捉えるレーダーが欲しいものですね。
LV70 御客応答-遊屍の強さ属性:雷 バイオハザード8のHardcore難易度のラスボスマザーミランダぐらいの強さでしょうか。
攻撃力:230
防御力:170
最大HP:560
最大MP:580
魔法:雷系上級術『天雷(てんらい)』使用可。その他の神仙の術は中級です。飛行能力あり、戦闘時は神仙の術により攻撃力、防御力、自然回復力がアップしてしまいます。宙に浮き、遠距離から雷魔法攻撃を仕掛けてくるかもしれません。別名を遊屍といいます。もはや仲間に欲しいレベルのでございます。
陰陽師ではもはや歯がたたないため、対抗するのは下級仙人が必要になってきます。装備品は申公豹の雷公鞭や太公望(たいこうぼう)の打神鞭でいいんでしょうか?一応、打神鞭(攻撃力+80風属性)と陰陽寮の作業服を装備したとして、
属性:光
攻撃力:150, 水属性に+30
防御力:80, 闇属性に+40
最大HP:220
最大MP:230
魔法:上級陰陽が使用可。初級神仙の術が使用可能で、呪術にて攻撃、防御、道術力アップし、神仙の術により自然回復することができます。
こんな感じですかね?一応仙人ですので陰陽師の術は一通り使えると思います。仙人になりたてですので神仙の術よりも陰陽術の方が使い慣れているため、上級陰陽術主体の戦いになると妄想してしまいます。あまりHPは高くないような感じでしょうか。
まあ、LV70 御客応答-遊屍は地仙級の法力があるので下級仙人では太刀打ちできないでしょう。装備も雷属性に追加効果のあるアイテムが欲しいところです
そんな訳で、駿府城筆頭家老浅井徳勝のお館様走屍錬成計画はもうそろそろ七七四十九日が経過し、猫走屍の雛が爆誕するのである。
●出典:https://prometheusblog.net/2016/09/17/post-608/
この猫走屍のくだりはMango Mangoさんという筆者の夜神くんの師匠が運営しているプロメテウスというサイトの内容を、筆者が大幅に加筆修正したものです。
【Mango Mangoは万光坊 紫衣大僧正というお方が使っているネット上のあだ名であり、ご本名は醍醐虎 万碁で、主人公万光ちゃんの実兄、名刹醍醐虎寺の住職、朝廷から永世名人という称号が下賜され、江戸最強の棋士でもあり、本因坊光秀などの弟子を持つ。また、万光坊 紫衣大僧正は『写盤眼(ジャパンがん)』という必殺技を持つ、対局中で盤面を見た瞬間ですぐに双方の勝率が分かるらしい。万光坊 紫衣大僧正は邪眼(写眼)大師という異名を持つ。】
※筆者の夜神くん(僕)は京大卒台湾人腐男子です。
※僕の師匠であるMango Mangoさんは僕みたいなアマチュアではなく業界のプロです。
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