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公園不倫デビュー
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妻が私の子供を妊娠する事はあり得ない。でも、それでも可能はゼロではないはずだ。たとえ1%以下の確率だとしても妻を疑う事は避けたかった。
それにたとえ他人の子供でも、私には真由子を責めるつもりはなかった。2人目の子供も自分の子供のように育てるしか、私には今の幸せな生活を守る手段が他にないのだから………。
休日の土曜日、今日は優愛の面倒を私が1人で見る日である。真由子は女友達とショッピングを楽しんだ後に、時間を気にする事なく友人との会話を楽しんで帰って来るだろう。
「高い高い~~!高い高い~~!」
「きゃあぁ~~、きゃあぁ~~。」
(もう1歳なんだよな………。)
私は少し重くなった優愛を持ち上げては、下すという動作を繰り返していた。事務作業の私にとっては、ちょっとした重労働である。
毎日、重い買い物袋を手に持って、優愛の面倒を文句一つ言わずにやってくれる真由子には感謝の言葉しかない。
優愛は遊び疲れたのか、いつものようにお昼寝を始めてしまった。家の掃除は真由子が毎日やっているし、洗濯物も真由子が終わらせていた。私がやった事といえば、優愛と遊んで一緒にお昼ご飯を食べたぐらいだろうか?
(こんな事はやりたくないが、やるなら今しかない。)
私は優愛が遊び疲れて熟睡しているのを確認すると、真由子の部屋に入る事を決めた。私達は寝室を別々にしていた。仲が悪いとかではなく、子供の泣き声で私を起こしたくないという真由子なりの気遣いだった。
何度も入った事はあるが、あくまでも入った事があるだけで、タンスの引き出しやバッグの中身を調べるような事は一度もやった事はなかった。
(簡単に見つかるような場所には隠さないだろうし、いかにも怪しい場所にも隠さないだろうな。)
まずは真由子の洋服タンスを調べる事にした。一番上の二つに分かれた引き出しの右側には3冊のアルバムが入っていた。パラパラとアルバムのページをめくって行くと、真由子の小学一年生の頃から、大学生になった頃までの写真が入っていた。
今まで一度も見た事がなかった、真由子の小学生時代の姿はとても可愛いかった。この当時から肩まで届く長い髪型は続けているらしい。眼鏡をかけ始めたのは意外と大学生になった時からだった。その前はコンタクトレンズをつけていたようだ。
真由子の過去の姿が少しずつ分かって来たが、これは私が探しているものではない。アルバムを引き出しに戻すと、次は上から2番目の引き出しを調べる事にした。ちなみに1番目の左側の引き出しにはガラクタしか入っていなかった。
(ここには下着を入れているのか………。)
ピンクやブルーのナイロン素材のパンティー以外にも、黒や白のシルク素材のパンティー、綿素材の水玉模様や花柄まで、私の見た事がない下着が何枚もあった。中には布の途中がパックリと開いたアダルトなものまであったぐらいだ。
残念ながら洋服タンスには何もなかった。真由子の冬服や夏服が丁寧に収納されているだけだった。そもそも、真由子が私に見られたくない物を隠しているのかも分からないぐらいだ。私はありもしない物を探しているのかもしれない。
私は探し方を少し変える事にした。私が真由子ならば何処に人に見られたくない物を隠すだろうかと考える事にした。
見つかってないか、異常がないか、すぐに確認出来る場所がいいだろう。それに滅多に人が見ない場所もいいだろう。特に私や優愛が探さないような場所だ。高過ぎず、低過ぎ、ちょうどいい高さの場所もいいだろう。ベッドの中?いやいや、天気の良い日に私が真由子の代わりに干すかもしれない。ここではないだろう。では、一体何処だろう?
ハッ!と私は1番探すべき物を見落としていた事に気づいた。真由子のスマホである。いつでも持ち歩く事が出来る情報の塊のようなツールである。下手に家の中に隠すよりは、肌身離さず持っていた方が1番安心出来るだろう。
私はこれ以上の捜索が無意味だと理解しながらも、真由子の部屋の捜索を最後までやり遂げた。そして、遂に真由子の秘密を見つけてしまった。
あのガラクタが入っていただけの洋服タンスの左側引き出しの底が、二重底になっていた。そこには私の知らない預金通帳と30枚の1万円札、そして1枚のブルーレイ・ディスクが隠されていた。
(この中には何が映っているんだ?)
私は恐る恐るディスクの中身を確認する事にした。その結果、彼女がどのようにして通帳のお金を稼いでいたのか、すぐに理解する事が出来た。おそらく2人目の子供は客の男の誰かなのだろう。私はブルーレイ・ディスクの映像を急いで自分のパソコンにコピーすると、真由子の引き出しに、そっーと戻す事にした。
それにたとえ他人の子供でも、私には真由子を責めるつもりはなかった。2人目の子供も自分の子供のように育てるしか、私には今の幸せな生活を守る手段が他にないのだから………。
休日の土曜日、今日は優愛の面倒を私が1人で見る日である。真由子は女友達とショッピングを楽しんだ後に、時間を気にする事なく友人との会話を楽しんで帰って来るだろう。
「高い高い~~!高い高い~~!」
「きゃあぁ~~、きゃあぁ~~。」
(もう1歳なんだよな………。)
私は少し重くなった優愛を持ち上げては、下すという動作を繰り返していた。事務作業の私にとっては、ちょっとした重労働である。
毎日、重い買い物袋を手に持って、優愛の面倒を文句一つ言わずにやってくれる真由子には感謝の言葉しかない。
優愛は遊び疲れたのか、いつものようにお昼寝を始めてしまった。家の掃除は真由子が毎日やっているし、洗濯物も真由子が終わらせていた。私がやった事といえば、優愛と遊んで一緒にお昼ご飯を食べたぐらいだろうか?
(こんな事はやりたくないが、やるなら今しかない。)
私は優愛が遊び疲れて熟睡しているのを確認すると、真由子の部屋に入る事を決めた。私達は寝室を別々にしていた。仲が悪いとかではなく、子供の泣き声で私を起こしたくないという真由子なりの気遣いだった。
何度も入った事はあるが、あくまでも入った事があるだけで、タンスの引き出しやバッグの中身を調べるような事は一度もやった事はなかった。
(簡単に見つかるような場所には隠さないだろうし、いかにも怪しい場所にも隠さないだろうな。)
まずは真由子の洋服タンスを調べる事にした。一番上の二つに分かれた引き出しの右側には3冊のアルバムが入っていた。パラパラとアルバムのページをめくって行くと、真由子の小学一年生の頃から、大学生になった頃までの写真が入っていた。
今まで一度も見た事がなかった、真由子の小学生時代の姿はとても可愛いかった。この当時から肩まで届く長い髪型は続けているらしい。眼鏡をかけ始めたのは意外と大学生になった時からだった。その前はコンタクトレンズをつけていたようだ。
真由子の過去の姿が少しずつ分かって来たが、これは私が探しているものではない。アルバムを引き出しに戻すと、次は上から2番目の引き出しを調べる事にした。ちなみに1番目の左側の引き出しにはガラクタしか入っていなかった。
(ここには下着を入れているのか………。)
ピンクやブルーのナイロン素材のパンティー以外にも、黒や白のシルク素材のパンティー、綿素材の水玉模様や花柄まで、私の見た事がない下着が何枚もあった。中には布の途中がパックリと開いたアダルトなものまであったぐらいだ。
残念ながら洋服タンスには何もなかった。真由子の冬服や夏服が丁寧に収納されているだけだった。そもそも、真由子が私に見られたくない物を隠しているのかも分からないぐらいだ。私はありもしない物を探しているのかもしれない。
私は探し方を少し変える事にした。私が真由子ならば何処に人に見られたくない物を隠すだろうかと考える事にした。
見つかってないか、異常がないか、すぐに確認出来る場所がいいだろう。それに滅多に人が見ない場所もいいだろう。特に私や優愛が探さないような場所だ。高過ぎず、低過ぎ、ちょうどいい高さの場所もいいだろう。ベッドの中?いやいや、天気の良い日に私が真由子の代わりに干すかもしれない。ここではないだろう。では、一体何処だろう?
ハッ!と私は1番探すべき物を見落としていた事に気づいた。真由子のスマホである。いつでも持ち歩く事が出来る情報の塊のようなツールである。下手に家の中に隠すよりは、肌身離さず持っていた方が1番安心出来るだろう。
私はこれ以上の捜索が無意味だと理解しながらも、真由子の部屋の捜索を最後までやり遂げた。そして、遂に真由子の秘密を見つけてしまった。
あのガラクタが入っていただけの洋服タンスの左側引き出しの底が、二重底になっていた。そこには私の知らない預金通帳と30枚の1万円札、そして1枚のブルーレイ・ディスクが隠されていた。
(この中には何が映っているんだ?)
私は恐る恐るディスクの中身を確認する事にした。その結果、彼女がどのようにして通帳のお金を稼いでいたのか、すぐに理解する事が出来た。おそらく2人目の子供は客の男の誰かなのだろう。私はブルーレイ・ディスクの映像を急いで自分のパソコンにコピーすると、真由子の引き出しに、そっーと戻す事にした。
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