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第3章・異世界開戦編
第31話・戦死者
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『バァタン』(フゥ~~、よく考えれば弦音と小夜さんを犠牲にすれば、源さん達4人を車に乗せる時間はあるよな。)
亜紀斗は送迎車に乗ると運転手席側のドアを閉めました。ルミルミから離れて冷静になって考えると、色々と妙案が浮かんで来ます。確かに源造達4人を車に乗せて、秘密基地に向かう事は出来ますが、鳥の亜人ルミルミには簡単に追跡されてしまいます。確実に逃げる方法は今のところはないという事です。
「………」(ルミルミは僕が隠れているのに気づいているチュウか?まったく日本人なんかと取引きするなんて信じられないチュウ!)
「………」(弦音が人質になっているから、源さん達と戦うふりぐらいしないとヤバいよな。何とか源さん達と協力すれば……いやいや、源さんは協力なんかしてくれない。俺の決断で弦音と小夜さんの生き死にが決まるのか。)
映画の中の正義のヒーローは、こんな絶体絶命のピンチでも迷わずに両方助けようとします。そして、ピンチを乗り越えて必ず両方を助けるのです。でも、これは現実の話。2人を犠牲にして4人を助けるか、4人を犠牲にして2人を助けるかです。
『ブゥーーン』「弦音、小夜さん、悪いが源さん達と逃げさせてもらうぜ。お前達とは短い付き合いだったけど楽しかったよ。」
「おーい!こっちだ!早くしてくれー!」(まったく制限速度なんか気にせずに飛ばして来いよ!)
亜紀斗が介護職員になってからまだ半年です。思えば源造達とはそこまで親しい間柄ではありません。当然、弦音との関係もただの同僚です。出会って数ヶ月の相手を命懸けで助ける理由はありません。亜紀斗にはもう迷いはないようです。手を振る鉄男に向かって送迎車を飛ばします。
(合流されると面倒だチュウ。さっさと殺すんだチュウ。)『シュタ』『ドォス!ドォス!』
「ゔっ!ぐっぶっ!ぶっ…うっ!」(息が出来ない?何が起こったんだ?)
『キィキキキキー』『フラフラ』
チュウタは背後から亜紀斗の肩に飛び乗ると、鋭い鉄の剣で喉元を2回深く突き刺しました。何が起こったのか分からずに亜紀斗は血綿が飛び出している喉元を左手で押さえます。意識が朦朧としながらもハンドルとアクセルはしっかりと押さえていました。
「フラフラして何やってんだよ?おーい!しっかりしろよ!」
「ゴッぷ…ゴッぷ…」(何も…見えな…い)『ポーン』
『ゴトゴト…ゴトゴト…』
「チュウ!あ~あ、死んだチュウ。まったくキチンと止まってから死ぬんだチュウ。」(ブレーキは左側チュウね。)
『キィーーーー‼︎ガァタン!』
チュウタの予定通りには行きません。手加減して刺したのに、車を止める前に亜紀斗は力尽きて死んでしまいました。亜紀斗が消えた瞬間に運転席の上に、魔法の防具と伝説の聖石がゴトゴトと落ちて来ました。
「おいおいおい!本当に何やったんだよ、亜紀斗は!おい、ラリってんのか!」『タッタッ』
「待って!何かおかしい?」(急ブレーキをかける前に亜紀斗が消えた。座席の下に隠れる必要はないと思うが………。)
「………」(フゥ~~、何とか止まったチュウ。………誰も近付いて来ないチュウ?さっさと来るんだチュウ。)
源造の勘が警報を鳴らしています。亜紀斗が運転操作を間違うとは思えません。急ブレーキをかける意味も分かりません。送迎車は源造達から25mぐらい先で止まってしまいました。動く気配はなさそうです。
「鉄男、攻撃体勢を取れ。敵の気配はしねぇが、何か嫌な予感がする。」(運転席に座っていたのは亜紀斗だったが、自分の意思で運転していたとは限らねぇな。亜紀斗以外にも何人か乗っているのか?)
「………源さん、ここで何もせずに突っ立っていても何にもならねぇよ。とりあえず車を調べようぜ。何かいたら2人で倒せばいいじゃねぇか。それともハチとハナがやって来るまで待つのかよ!」(あれじゃあ、3分はかかるぞ。チンタラ走りやがって!)
周回遅れもいいところです。豆粒のようなハナとハチの2人が遠くに見えます。必死に走っているのか、音楽でも聴きながらジョギングしているのか分からないようなスローペースです。
「………よし。鉄男、行くぞ。敵が車の中にいると思って行動しろ。フロントガラスがないからドア以外の出入り口も警戒するんだぞ。」(やはり何か嫌な予感がする。)
「あぁ、分かってるよ。………源さん、これを使うぞ。」(頼むぜ、相棒。)
「分かった。中に投げ入れろ。」
ジリジリと送迎車に向かって2人は近づいて行きます。鉄男は1本の火炎花瓶を持っています。花瓶を割る事で、花瓶の中の発火物質と空気中の酸素が反応して燃焼します。燃焼時間が短いのと効果範囲が狭いので実戦向きではありませんが、発炎筒ぐらいの機能はあります。鉄男の花火職人としての技術を詰め込んだ物ですが、役に立つのは暗い場所だけでしょう。
『ブーン………ガァシャーン!』
「チュウ!」(……ビックリしたチュウ。僕が中にいるのに気づいているチュウか?)
割れたフロントガラス目掛けて、鉄男は火炎花瓶を投げ入れました。運転席の下に隠れているチュウタは驚いたものの、何を投げ入れられたのか分からないようです。ゆっくりと割れた花瓶から白い煙と赤い火花が見えて来ました。火炎花瓶は物グルミン化していないので、煙が車内に充満するのも時間の問題です。
『モクモク』『シューボオオ』
「ごっほ…ごっほ!日本人は狂っているチュウ!車を燃やしたら僕達から逃げる事は出来ないチュウ。それとも僕を殺せるならいいというチュウか?ごっほ…ごっほ…もう臭いし、苦しいチュウ。」『シュタ!ピョン。』
「源さん‼︎あのネズミだ!コイツは早く殺した方いい!2人で殺そう!」(またコイツかよ。何処にでも隠れやがって!卑怯な手で攻撃して来やがる!早く殺さないと安心出来ねぇ!)
車内に充満する煙の臭いに我慢出来なかったようです。チュウタは割れたフロントガラスから外に飛び出して来ました。チュウタを見つけた鉄男でしたが、小さくて素早いチュウタが簡単に捕まる訳がありません。時間の無駄だと思います。
『ブーン!』「逃げんじゃねぇ!」
「鉄男、今はいい。さっさと車に乗るぞ!今は逃げる事だけを考えるんだ。それにまだ中に誰か隠れているかもしれない。十分に気をつけるんだぞ。」(亜紀斗はやられたのか?まぁいい。それよりもハチとハナを乗せる事を優先しよう。)
源造は戦後もあの時どうすれば日本は勝てただろうかと考え続けていました。臨機応変に対応するべきだったのか、それとも戦う事自体が間違いだったのか、それは永遠に分からない答えです。今の源造も自分の判断が正しいのか分かりません。それでも、ここに残っていても殺されるだけなのは分かります。今は逃げるしかないのです。
◆次回に続く◆
亜紀斗は送迎車に乗ると運転手席側のドアを閉めました。ルミルミから離れて冷静になって考えると、色々と妙案が浮かんで来ます。確かに源造達4人を車に乗せて、秘密基地に向かう事は出来ますが、鳥の亜人ルミルミには簡単に追跡されてしまいます。確実に逃げる方法は今のところはないという事です。
「………」(ルミルミは僕が隠れているのに気づいているチュウか?まったく日本人なんかと取引きするなんて信じられないチュウ!)
「………」(弦音が人質になっているから、源さん達と戦うふりぐらいしないとヤバいよな。何とか源さん達と協力すれば……いやいや、源さんは協力なんかしてくれない。俺の決断で弦音と小夜さんの生き死にが決まるのか。)
映画の中の正義のヒーローは、こんな絶体絶命のピンチでも迷わずに両方助けようとします。そして、ピンチを乗り越えて必ず両方を助けるのです。でも、これは現実の話。2人を犠牲にして4人を助けるか、4人を犠牲にして2人を助けるかです。
『ブゥーーン』「弦音、小夜さん、悪いが源さん達と逃げさせてもらうぜ。お前達とは短い付き合いだったけど楽しかったよ。」
「おーい!こっちだ!早くしてくれー!」(まったく制限速度なんか気にせずに飛ばして来いよ!)
亜紀斗が介護職員になってからまだ半年です。思えば源造達とはそこまで親しい間柄ではありません。当然、弦音との関係もただの同僚です。出会って数ヶ月の相手を命懸けで助ける理由はありません。亜紀斗にはもう迷いはないようです。手を振る鉄男に向かって送迎車を飛ばします。
(合流されると面倒だチュウ。さっさと殺すんだチュウ。)『シュタ』『ドォス!ドォス!』
「ゔっ!ぐっぶっ!ぶっ…うっ!」(息が出来ない?何が起こったんだ?)
『キィキキキキー』『フラフラ』
チュウタは背後から亜紀斗の肩に飛び乗ると、鋭い鉄の剣で喉元を2回深く突き刺しました。何が起こったのか分からずに亜紀斗は血綿が飛び出している喉元を左手で押さえます。意識が朦朧としながらもハンドルとアクセルはしっかりと押さえていました。
「フラフラして何やってんだよ?おーい!しっかりしろよ!」
「ゴッぷ…ゴッぷ…」(何も…見えな…い)『ポーン』
『ゴトゴト…ゴトゴト…』
「チュウ!あ~あ、死んだチュウ。まったくキチンと止まってから死ぬんだチュウ。」(ブレーキは左側チュウね。)
『キィーーーー‼︎ガァタン!』
チュウタの予定通りには行きません。手加減して刺したのに、車を止める前に亜紀斗は力尽きて死んでしまいました。亜紀斗が消えた瞬間に運転席の上に、魔法の防具と伝説の聖石がゴトゴトと落ちて来ました。
「おいおいおい!本当に何やったんだよ、亜紀斗は!おい、ラリってんのか!」『タッタッ』
「待って!何かおかしい?」(急ブレーキをかける前に亜紀斗が消えた。座席の下に隠れる必要はないと思うが………。)
「………」(フゥ~~、何とか止まったチュウ。………誰も近付いて来ないチュウ?さっさと来るんだチュウ。)
源造の勘が警報を鳴らしています。亜紀斗が運転操作を間違うとは思えません。急ブレーキをかける意味も分かりません。送迎車は源造達から25mぐらい先で止まってしまいました。動く気配はなさそうです。
「鉄男、攻撃体勢を取れ。敵の気配はしねぇが、何か嫌な予感がする。」(運転席に座っていたのは亜紀斗だったが、自分の意思で運転していたとは限らねぇな。亜紀斗以外にも何人か乗っているのか?)
「………源さん、ここで何もせずに突っ立っていても何にもならねぇよ。とりあえず車を調べようぜ。何かいたら2人で倒せばいいじゃねぇか。それともハチとハナがやって来るまで待つのかよ!」(あれじゃあ、3分はかかるぞ。チンタラ走りやがって!)
周回遅れもいいところです。豆粒のようなハナとハチの2人が遠くに見えます。必死に走っているのか、音楽でも聴きながらジョギングしているのか分からないようなスローペースです。
「………よし。鉄男、行くぞ。敵が車の中にいると思って行動しろ。フロントガラスがないからドア以外の出入り口も警戒するんだぞ。」(やはり何か嫌な予感がする。)
「あぁ、分かってるよ。………源さん、これを使うぞ。」(頼むぜ、相棒。)
「分かった。中に投げ入れろ。」
ジリジリと送迎車に向かって2人は近づいて行きます。鉄男は1本の火炎花瓶を持っています。花瓶を割る事で、花瓶の中の発火物質と空気中の酸素が反応して燃焼します。燃焼時間が短いのと効果範囲が狭いので実戦向きではありませんが、発炎筒ぐらいの機能はあります。鉄男の花火職人としての技術を詰め込んだ物ですが、役に立つのは暗い場所だけでしょう。
『ブーン………ガァシャーン!』
「チュウ!」(……ビックリしたチュウ。僕が中にいるのに気づいているチュウか?)
割れたフロントガラス目掛けて、鉄男は火炎花瓶を投げ入れました。運転席の下に隠れているチュウタは驚いたものの、何を投げ入れられたのか分からないようです。ゆっくりと割れた花瓶から白い煙と赤い火花が見えて来ました。火炎花瓶は物グルミン化していないので、煙が車内に充満するのも時間の問題です。
『モクモク』『シューボオオ』
「ごっほ…ごっほ!日本人は狂っているチュウ!車を燃やしたら僕達から逃げる事は出来ないチュウ。それとも僕を殺せるならいいというチュウか?ごっほ…ごっほ…もう臭いし、苦しいチュウ。」『シュタ!ピョン。』
「源さん‼︎あのネズミだ!コイツは早く殺した方いい!2人で殺そう!」(またコイツかよ。何処にでも隠れやがって!卑怯な手で攻撃して来やがる!早く殺さないと安心出来ねぇ!)
車内に充満する煙の臭いに我慢出来なかったようです。チュウタは割れたフロントガラスから外に飛び出して来ました。チュウタを見つけた鉄男でしたが、小さくて素早いチュウタが簡単に捕まる訳がありません。時間の無駄だと思います。
『ブーン!』「逃げんじゃねぇ!」
「鉄男、今はいい。さっさと車に乗るぞ!今は逃げる事だけを考えるんだ。それにまだ中に誰か隠れているかもしれない。十分に気をつけるんだぞ。」(亜紀斗はやられたのか?まぁいい。それよりもハチとハナを乗せる事を優先しよう。)
源造は戦後もあの時どうすれば日本は勝てただろうかと考え続けていました。臨機応変に対応するべきだったのか、それとも戦う事自体が間違いだったのか、それは永遠に分からない答えです。今の源造も自分の判断が正しいのか分かりません。それでも、ここに残っていても殺されるだけなのは分かります。今は逃げるしかないのです。
◆次回に続く◆
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