14 / 50
第14話 生き方は簡単には変えられない
しおりを挟む
朝から酷い目に遭ったが、虐げられる日々は今日で終わる……かもしれない。
トリケラトプスは出現しなければ倒せないからだ。
昨日と同じようにケイト、ミア、私の三人は歩きで廃都を進んで行く。
上空から恐竜捜索中のパトリから連絡はまだ来ない。
「今日でギルっちとお別れだと思うと寂しくなるねぇ。楽しい思い出をありがとう」
右隣を歩くミアがクスンと、わざとらしい泣き真似で悲しんでいる。
トリケラトプスに殺される私を悲しんでいるようだ。
なんて優しい娘なんだろう……と思うか!
朝の土下座乗馬イベントを、私との最後の楽しい思い出にするな。
「安心していいぞ。まだまだ楽しい思い出は沢山一緒に作れるからな」
人生百年。私はまだまだ死ぬつもりはない。
親指を立てて、素敵な笑顔でミアに微笑んだ。
もうしばらくは小娘達に寄生するつもりだ。
新しい車や家を買うには、お金が沢山必要だからな。
「えぇー、ギルっちのお葬式よりも楽しい事なんてないよぉー」
あっー、なるほど。
最大のお楽しみは、これから始まる葬式イベントだったのか。
なるほど、お前達の気持ちはよ~く分かった。
だが、その予定には間違いがある。私よりも早く死ぬ人間がいるからだ。
「私の葬式を見たいようだが、それは無理だぞ。私の方が長生きするんだからな。獣人の寿命は平均五十年。私の方がミアよりも残りの寿命は長いんだ。逆に私がミアの葬式を見る方なんだからな」
「うわぁーん! ケイトぉー! ギルっちが、私に死ねって言ってるよぉー! 酷いよぉー!」
ミアは走って行くと、ケイトに抱きついた。
完全に嘘泣きだな。チラチラ、こっちを見ている。
「よしよし。酷いジジイだったね。すぐにブッ殺すから泣かないで」
「えーん、えーん」
ケイトが嘘泣きをしているミアの頭を優しく撫でている。
何だこれは? 目の前で酷い茶番劇を見せられている気分だ。
どうせ、この流れで土下座だろ?
ブッ殺されるのと、土下座するの、どっちがいい? だろ?
よっこいしょ。先に土下座しておこう。これでいいな。
空気の読める私はケイトに言われる前に、出来るだけ凹凸の少ない地面を選んで土下座した。
出来る男はやっぱり行動力が違う。誰にでも出来る事じゃない。
『ギル、仕事だよ。見つけたよ』
「えっ……」
そんな土下座中の私に、パトリからの名指し連絡がやって来た。
トリケラトプスが見つかったようだ。
もう少し連絡が早ければ、土下座する必要はなかった。
私は土下座をやめて素早く立ち上がると、無線機に応答した。
「了解。すぐに行く。どこに向かえばいいんだ?」
『うん。とりあえず北の方角に進んで行けばいいよ。すぐに見つけるから』
「分かった。北だな。すぐに向かう」
さて、仕事の時間だ。私は黒ネクタイを締め直した。
小娘二人の茶番劇に付き合っても出演料は出ないからな。
「ちょっと待って。本気で行くつもりなの?」
「当たり前じゃないか。心配しているのか?」
北に向かおうとする私をケイトが呼び止めた。
なんだかんだ言って、私の身が心配なようだ。
「当然でしょう。アビリティリング、ミスリルソード、無線機、全部壊れたら赤字になるんだから。あんたが戦うのは勝手だけど、戦う前に無線機はパトリに渡してよね。剣とリングはあげるから」
「おい! それが娘の台詞か! 私が死ぬかもしれないんだぞ!」
流石の私も我慢できなかった。強い口調でケイトに言った。
父親の命と道具、どちらが大事かなんて考える必要もない事だ。
命と金だぞ。金なんて物はいくらでも手に入るんだからな。
「馬鹿なの? 死ぬから言ってるんでしょう。本当は剣もリングも没収したいけど、それだと戦えないし、万が一もあるかもしれないでしょう。全部没収しないだけ感謝してほしいぐらいよ」
「お前って奴は! そんなに私に死んでほしいのか!」
一緒に暮らして十五年、離れて暮らして三年、再会した娘にここまで嫌われているとは思わなかった。
私の人生は一体何の為に頑張っていたのだろうか? そう思ってしまった。
だが、私は娘の本当の気持ちを分かっていなかった。馬鹿親だった。
「まだ分からないの? 行けば死ぬって言ってるの。別に戦わなくてもいいんじゃないの……」
「ケイト……」
ケイトが寂しそうに小石を蹴っ飛ばした。
コツン、コツン、コツンと道路を小石が転がっていく。
私は馬鹿だ。親の心配をしない子供がいるはずがない。
不器用ながらも、ケイトは私に行くなと伝えていたのかもしれない。
「ねぇ、ギルっち? パトリが待っているけど行かなくていいの?」
「あ、ああっ……そうだったな」
ボッーとしていた私にミアが声をかけてきた。
冷静になって考えば、わざわざ危険を冒す必要はどこにもない。
命と金だ。死ぬよりは貧乏暮らしの方が幸せなはずだ。
比較的安全なヴェロキラプトルでも倒して、稼いでいればいいんだ。
ケイトもそうやって三年間頑張って、住めるだけの車まで手に入れたんだから。
私も……私も? 私もぉ~~~?
いやいや、待て待て!
あんな狭い車の中で、これから何年間も暮らすだと⁉︎
やってられるか! こっちは横領とマイホーム暮らしで贅沢に慣れてるんだ。
恐竜倒しまくって、まだまだ贅沢三昧したいに決まっている。
心も身体も質素な暮らしに耐え切れるか。
最終学歴・高卒。営業一筋二十二年。
娘と息子の誕生日パーティーよりも、取引先との接待ゴルフ。
今まで家族を犠牲にしてきた私に、今更家族サービスしたいなんて気持ちはない。
私は大口の取引先にビビって逃げ出すような腰抜け営業じゃない。
小金持っているだけの、一人暮らし未亡人程度のトリケラトプスにビビっていられない。
相手は独居老人。いつも通り、ガンガン押し売ればいい。
よし! やってやるぞぉーーー‼︎
「うおおおおおおおお!」
「ちょっと⁉︎ 死ぬわよ! いいの!」
気合を入れると、娘の声を無視して私は走り出した。
もう迷わない。無線機から『戻って来い』とケイトの怒鳴り声が聞こえてくるが、無視してやった。
とりあえず当たって砕けろ。これが私の生き様だ。
♢
トリケラトプスは出現しなければ倒せないからだ。
昨日と同じようにケイト、ミア、私の三人は歩きで廃都を進んで行く。
上空から恐竜捜索中のパトリから連絡はまだ来ない。
「今日でギルっちとお別れだと思うと寂しくなるねぇ。楽しい思い出をありがとう」
右隣を歩くミアがクスンと、わざとらしい泣き真似で悲しんでいる。
トリケラトプスに殺される私を悲しんでいるようだ。
なんて優しい娘なんだろう……と思うか!
朝の土下座乗馬イベントを、私との最後の楽しい思い出にするな。
「安心していいぞ。まだまだ楽しい思い出は沢山一緒に作れるからな」
人生百年。私はまだまだ死ぬつもりはない。
親指を立てて、素敵な笑顔でミアに微笑んだ。
もうしばらくは小娘達に寄生するつもりだ。
新しい車や家を買うには、お金が沢山必要だからな。
「えぇー、ギルっちのお葬式よりも楽しい事なんてないよぉー」
あっー、なるほど。
最大のお楽しみは、これから始まる葬式イベントだったのか。
なるほど、お前達の気持ちはよ~く分かった。
だが、その予定には間違いがある。私よりも早く死ぬ人間がいるからだ。
「私の葬式を見たいようだが、それは無理だぞ。私の方が長生きするんだからな。獣人の寿命は平均五十年。私の方がミアよりも残りの寿命は長いんだ。逆に私がミアの葬式を見る方なんだからな」
「うわぁーん! ケイトぉー! ギルっちが、私に死ねって言ってるよぉー! 酷いよぉー!」
ミアは走って行くと、ケイトに抱きついた。
完全に嘘泣きだな。チラチラ、こっちを見ている。
「よしよし。酷いジジイだったね。すぐにブッ殺すから泣かないで」
「えーん、えーん」
ケイトが嘘泣きをしているミアの頭を優しく撫でている。
何だこれは? 目の前で酷い茶番劇を見せられている気分だ。
どうせ、この流れで土下座だろ?
ブッ殺されるのと、土下座するの、どっちがいい? だろ?
よっこいしょ。先に土下座しておこう。これでいいな。
空気の読める私はケイトに言われる前に、出来るだけ凹凸の少ない地面を選んで土下座した。
出来る男はやっぱり行動力が違う。誰にでも出来る事じゃない。
『ギル、仕事だよ。見つけたよ』
「えっ……」
そんな土下座中の私に、パトリからの名指し連絡がやって来た。
トリケラトプスが見つかったようだ。
もう少し連絡が早ければ、土下座する必要はなかった。
私は土下座をやめて素早く立ち上がると、無線機に応答した。
「了解。すぐに行く。どこに向かえばいいんだ?」
『うん。とりあえず北の方角に進んで行けばいいよ。すぐに見つけるから』
「分かった。北だな。すぐに向かう」
さて、仕事の時間だ。私は黒ネクタイを締め直した。
小娘二人の茶番劇に付き合っても出演料は出ないからな。
「ちょっと待って。本気で行くつもりなの?」
「当たり前じゃないか。心配しているのか?」
北に向かおうとする私をケイトが呼び止めた。
なんだかんだ言って、私の身が心配なようだ。
「当然でしょう。アビリティリング、ミスリルソード、無線機、全部壊れたら赤字になるんだから。あんたが戦うのは勝手だけど、戦う前に無線機はパトリに渡してよね。剣とリングはあげるから」
「おい! それが娘の台詞か! 私が死ぬかもしれないんだぞ!」
流石の私も我慢できなかった。強い口調でケイトに言った。
父親の命と道具、どちらが大事かなんて考える必要もない事だ。
命と金だぞ。金なんて物はいくらでも手に入るんだからな。
「馬鹿なの? 死ぬから言ってるんでしょう。本当は剣もリングも没収したいけど、それだと戦えないし、万が一もあるかもしれないでしょう。全部没収しないだけ感謝してほしいぐらいよ」
「お前って奴は! そんなに私に死んでほしいのか!」
一緒に暮らして十五年、離れて暮らして三年、再会した娘にここまで嫌われているとは思わなかった。
私の人生は一体何の為に頑張っていたのだろうか? そう思ってしまった。
だが、私は娘の本当の気持ちを分かっていなかった。馬鹿親だった。
「まだ分からないの? 行けば死ぬって言ってるの。別に戦わなくてもいいんじゃないの……」
「ケイト……」
ケイトが寂しそうに小石を蹴っ飛ばした。
コツン、コツン、コツンと道路を小石が転がっていく。
私は馬鹿だ。親の心配をしない子供がいるはずがない。
不器用ながらも、ケイトは私に行くなと伝えていたのかもしれない。
「ねぇ、ギルっち? パトリが待っているけど行かなくていいの?」
「あ、ああっ……そうだったな」
ボッーとしていた私にミアが声をかけてきた。
冷静になって考えば、わざわざ危険を冒す必要はどこにもない。
命と金だ。死ぬよりは貧乏暮らしの方が幸せなはずだ。
比較的安全なヴェロキラプトルでも倒して、稼いでいればいいんだ。
ケイトもそうやって三年間頑張って、住めるだけの車まで手に入れたんだから。
私も……私も? 私もぉ~~~?
いやいや、待て待て!
あんな狭い車の中で、これから何年間も暮らすだと⁉︎
やってられるか! こっちは横領とマイホーム暮らしで贅沢に慣れてるんだ。
恐竜倒しまくって、まだまだ贅沢三昧したいに決まっている。
心も身体も質素な暮らしに耐え切れるか。
最終学歴・高卒。営業一筋二十二年。
娘と息子の誕生日パーティーよりも、取引先との接待ゴルフ。
今まで家族を犠牲にしてきた私に、今更家族サービスしたいなんて気持ちはない。
私は大口の取引先にビビって逃げ出すような腰抜け営業じゃない。
小金持っているだけの、一人暮らし未亡人程度のトリケラトプスにビビっていられない。
相手は独居老人。いつも通り、ガンガン押し売ればいい。
よし! やってやるぞぉーーー‼︎
「うおおおおおおおお!」
「ちょっと⁉︎ 死ぬわよ! いいの!」
気合を入れると、娘の声を無視して私は走り出した。
もう迷わない。無線機から『戻って来い』とケイトの怒鳴り声が聞こえてくるが、無視してやった。
とりあえず当たって砕けろ。これが私の生き様だ。
♢
0
あなたにおすすめの小説
【アイテム分解】しかできないと追放された僕、実は物質の概念を書き換える最強スキルホルダーだった
黒崎隼人
ファンタジー
貴族の次男アッシュは、ゴミを素材に戻すだけのハズレスキル【アイテム分解】を授かり、家と国から追放される。しかし、そのスキルの本質は、物質や魔法、果ては世界の理すら書き換える神の力【概念再構築】だった!
辺境で出会った、心優しき元女騎士エルフや、好奇心旺盛な天才獣人少女。過去に傷を持つ彼女たちと共に、アッシュは忘れられた土地を理想の楽園へと創り変えていく。
一方、アッシュを追放した王国は謎の厄災に蝕まれ、滅亡の危機に瀕していた。彼を見捨てた幼馴染の聖女が助けを求めてきた時、アッシュが下す決断とは――。
追放から始まる、爽快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!
幼子家精霊ノアの献身〜転生者と過ごした記憶を頼りに、家スキルで快適生活を送りたい〜
犬社護
ファンタジー
むか〜しむかし、とある山頂付近に、冤罪により断罪で断種された元王子様と、同じく断罪で国外追放された元公爵令嬢が住んでいました。2人は異世界[日本]の記憶を持っていながらも、味方からの裏切りに遭ったことで人間不信となってしまい、およそ50年間自給自足生活を続けてきましたが、ある日元王子様は寿命を迎えることとなりました。彼を深く愛していた元公爵令嬢は《自分も彼と共に天へ》と真摯に祈ったことで、神様はその願いを叶えるため、2人の住んでいた家に命を吹き込み、家精霊ノアとして誕生させました。ノアは、2人の願いを叶え丁重に葬りましたが、同時に孤独となってしまいます。家精霊の性質上、1人で生き抜くことは厳しい。そこで、ノアは下山することを決意します。
これは転生者たちと過ごした記憶と知識を糧に、家スキルを巧みに操りながら人々に善行を施し、仲間たちと共に世界に大きな変革をもたす精霊の物語。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
神罰カウントが見える追放技師は、兵器開発を断って辺境港で遺物工房をひらく
蒼月よる
ファンタジー
反宗教国家の遺物管理局で働いていた技師ジンは、危険な接続実験を止めたせいで「臆病者」として追放された。
彼には遺物の危険度――神罰までの目盛りが見える。
流れ着いた辺境港アルヴァスで、壊れたポンプを直し、止まった航路灯を点け、生活道具だけを作る小さな工房を始めるが、評判はすぐに軍と闇市場へ届いてしまう。
「兵器にしろ」と迫る圧力。
「便利なら危険でもいい」と進める上層。
数字が赤くなる前に、守るべきは誰の暮らしか。
追放技師の逆転工房譚。
この作品は以下の箇所にAI(Claude Code)を利用しています。
・世界観・設定の管理補助
・プロット段階の壁打ち
・作者による執筆後の校正
【完結】スキルを作って習得!僕の趣味になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》 どんなスキル持ちかによって、人生が決まる。生まれ持ったスキルは、12歳過ぎから鑑定で見えるようになる。ロマドは、4度目の15歳の歳の鑑定で、『スキル錬金』という優秀なスキルだと鑑定され……たと思ったが、錬金とつくが熟練度が上がらない!結局、使えないスキルとして一般スキル扱いとなってしまった。
どうやったら熟練度が上がるんだと思っていたところで、熟練度の上げ方を発見!
スキルの扱いを錬金にしてもらおうとするも却下された為、仕方なくあきらめた。だが、ふと「作成条件」という文字が目の前に見えて、その条件を達してみると、新しいスキルをゲットした!
天然ロマドと、タメで先輩のユイジュの突っ込みと、チェトの可愛さ(ロマドの主観)で織りなす、スキルと笑いのアドベンチャー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる