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第35話 闇夜の逆集団リンチ
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いつもの輪っか型の無線機を首に嵌めると、メタルスライムが化けた腐った人間共を倒しに向かった。
上空を飛ぶパトリが、早速、民家の庭でランプを囲んで食事していた五人組を見つけた。
無線機の声に案内されて、私達は楽しく食事中している男達を発見した。
「リッキーは大金が手に入ったら、何すんだ? 俺は海沿いに別荘買うぜ。水着の女を毎日連れ込める」
「何だよ、それ? それよりもデカイ車を買った方がいいぜ。海は一つじゃないんだ。色々な海岸回った方が良い女には出会えるぜ」
「はぁっ~~? 変態のお前と違って、俺みたいな一般人はそんなに体力ねぇんだよ。別荘でいいんだよ」
「鍛えればいいんだよ。パーカーの所にいる金髪で練習して来いよ」
下衆な会話が聞こえてきた。
バイアスと戦ったケイトは皆んなの人気者のようだ。
「ブチ殺すわよ」
ケイトの指示で銃を構えると、四人で一斉に五人の男達に向かって発射した。
ガガガガガガガ、ガァーン‼︎
「あがっ!」「ほぐっ!」「じょぽ!」
アビリティリングをオフにしていた三人が地面に次々に倒れていく。
残り二人はオンにしていたようだ。
弾丸が当たっても倒れずに走って逃げ出した。
『ジジイとミアは若い短髪を追って!』
『りょうかぁ~い。ギルっち、手足引っこ抜いて殺すよぉ~』
そこまで残忍な殺し方はしたくない。
もっとパパッと私も相手も楽な殺し方をしたい。
逃げる男が猫娘に捕まる前に急いで追いかけた。
「クソッ! クソッ! クソッ! 集団で襲って来るなんて知らねぇぞ!」
逃げる男が振り返りながら、パァン、パァン、パァンと左手に持った銃を撃ってきた。
当てるつもりがないのか、ほとんどデタラメに撃っている。
距離二十メートル。ドパァン‼︎ 逃げる男の背中に向かって、ショットガンを発射した。
「うがああ!」
アビリティリングのシールドに守られながらも、男は激しく地面に倒れた。
あとは倒れている男に近づいて、至近距離からショットガンを連射するだけだ。
でも、遅かった。
「ギルっち、あとは任せていいよぉ~」
「あ、ああっ……」
ミアが楽々と私を追い抜くと、男に向かって大きくジャンプした。
槍を投げたような鋭い放物線を描いて、ミアは男の背中の上に着地した。
「あがぁああ!」
バキバキと背骨が折れるような音が聞こえた気がする。
ミアは背中に乗ったまま男の両腕を掴むと、背中に向かって力一杯に引っ張っていく。
すぐさま、男の絶叫が聞こえてきた。
「うぎゃあああああ‼︎」
「にぃひひひひひ。右腕が取れた瞬間に死ねるからねぇ~」
「いやああ! いやぎゃあああーーー‼︎」
「ひいい!」
何も聞こえない。何も聞こえない。私は耳を塞いで何も聞こえない事にした。
そのお陰か、三十秒後には本当に何も聞こえなくなった。
「ふぅー、終わったよぉ~。ハズレの灰色魔石だったけど、まあ二個手に入ったから文句は言えないね」
クルクルと男から奪った銃とアビリティリングを指で回しながら、ミアが戻って来た。
どう見ても強盗殺人だ。人間のやる事じゃない。
でも、相手も人間じゃないから問題ない。
あれは人間に化けたメタルスライムなんだ。
『ミア、こっちも片付けたから、ランプの所に戻って来て』
「うん、分かった。すぐに戻るね。ギルっち、行くよぉ~」
「ああっ……」
無線機からケイトの声が聞こえてきた。
あっちも逃げた男を殺したようだ。
どう考えても、ケイト達は殺し慣れている。
前にも何人か殺したとか言うレベルじゃない。
日常的に殺しまくっているレベルだ。
「はぁぁ……灰色魔石ばかりで、白は一人だけ……ショボい奴らね」
ランプの所に戻ると、死体から武器を物色しているケイトがいた。
死体を足蹴りしながら、文句を言っている。
パトリは上空から周囲を警戒している。
三人娘の手慣れた犯行にお父さん、ビックリだよ。
「ケイト、お前達はいつもこんな事をしているのか? 人を殺して、武器を奪うなんて……」
もう我慢できなかった。もう七人も殺した。
娘が大量殺人犯だったのは、正直ショックだ。
殺人鬼の癖に私を犯罪者だと罵倒しやがった。
お前達のその真っ黒に汚れた手で、よくも私を非難できたと呆れるぐらいだ。
お前達に比べたら、横領なんて大した犯罪じゃないからな。
「別に誰彼構わず殺す訳ないでしょう。殺すのは、コイツらのような下衆だけよ」
「うんうん、私もこういう屑しか殺さないよ。町の外だと、平気で襲って来る人が多いんだよ」
「そういう事。あんたは男だから分かんないのよ。こういう連中は親切そうに近づいて、集団で女に悪さするんだから。見つけたら駆除した方がいいのよ」
『そうだよ。私達が男でギルが若い女の子だったら、キャンピングカーにやって来た日に襲われて、廃都の中に捨てられてたんだからね』
三人は女性の敵を駆除していると力説している。
確かにパーカーのような屑野朗は始末した方がいいとは思う。
法律が適用されない場所なら、何をやってもいいと勘違いしている連中は危険だ。
それはそうと、パトリ。
お前達は私を廃都に置き去りにしたのを忘れているぞ。
性別はまったく関係ないじゃないか。
「ギルっちは、もうリンチされて死にかけたの忘れたの? コイツら、あんな事を日頃からやってるんだよ。スライム倒したら、違う町に行って、また誰かをリンチするよ。それでもいいの?」
「いや……それは駄目に決まっている」
あれは痛かった。あんな目に遭うのは二度とゴメンだ。
「そうだよ。駄目に決まってるんだよ。だったら、しっかりと私達が駆除しないと駄目なんだよ」
「う、うん、そうだな。確かに駆除した方が安全だな」
「はいはい、そういう事。もういいわね? お喋りする時間はないし、コイツら雑魚はどうでもいいの。あの白黒ボス野朗は絶対に駆除するわよ。私を殴ったのはあいつなんだから、絶対にブッ殺してやる」
無理矢理に悪い情報を与えられて、納得させられたような感じがする。
でも、WBの連中は屑が多いのも事実だ。
ケイトの私怨がちょっと強過ぎるが、そのボスのバイアスを倒すのは賛成だ。
百五十人以上を皆殺しにするのは難しいけど、ボス一人を倒せば、WBも解散するだろう。
『次のターゲットを見つけたよ』
「了解。よし、行くわよ。まずは敵の白魔石を奪って戦力強化。戦う準備が整ったら、メタルスライムと戦っているバイアスを奇襲するわよ。四人がかりで集団逆リンチよ!」
「おお!」『おお!』「お、おお!」
無理に流れには逆らわないようにしよう。
拳を上げて、ヤバい三人組の作戦に賛同した。
逆らえば、すぐにリンチが決行されて、私の白魔石が取られるだけだ。
「ほら、ジジイ。寝ている奴をやりなさいよ。それなら、一発で三人行けるんじゃないの」
パトリに案内された場所には、五人の男達がいた。
三人が仮眠を取り、二人が見張りをしている。
「いや、でも、寝込みは……」
「私とあんた、どっちが早く撃てるか試したいの?」
「ひいい!」
ゴリッとケイトが私の後頭部に銃口を押し当てて強要してきた。
もしかすると、彼らは良い人間かもしれない。でも、今はそんな事はどうでもいい。
ショットガンの銃口を素早く一ヶ所に寝ている三人に向けると、軽くなった引き金を引いた。
ドパァン‼︎ 恨むなら私ではなく、娘を恨んでくれよ。
♢
上空を飛ぶパトリが、早速、民家の庭でランプを囲んで食事していた五人組を見つけた。
無線機の声に案内されて、私達は楽しく食事中している男達を発見した。
「リッキーは大金が手に入ったら、何すんだ? 俺は海沿いに別荘買うぜ。水着の女を毎日連れ込める」
「何だよ、それ? それよりもデカイ車を買った方がいいぜ。海は一つじゃないんだ。色々な海岸回った方が良い女には出会えるぜ」
「はぁっ~~? 変態のお前と違って、俺みたいな一般人はそんなに体力ねぇんだよ。別荘でいいんだよ」
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下衆な会話が聞こえてきた。
バイアスと戦ったケイトは皆んなの人気者のようだ。
「ブチ殺すわよ」
ケイトの指示で銃を構えると、四人で一斉に五人の男達に向かって発射した。
ガガガガガガガ、ガァーン‼︎
「あがっ!」「ほぐっ!」「じょぽ!」
アビリティリングをオフにしていた三人が地面に次々に倒れていく。
残り二人はオンにしていたようだ。
弾丸が当たっても倒れずに走って逃げ出した。
『ジジイとミアは若い短髪を追って!』
『りょうかぁ~い。ギルっち、手足引っこ抜いて殺すよぉ~』
そこまで残忍な殺し方はしたくない。
もっとパパッと私も相手も楽な殺し方をしたい。
逃げる男が猫娘に捕まる前に急いで追いかけた。
「クソッ! クソッ! クソッ! 集団で襲って来るなんて知らねぇぞ!」
逃げる男が振り返りながら、パァン、パァン、パァンと左手に持った銃を撃ってきた。
当てるつもりがないのか、ほとんどデタラメに撃っている。
距離二十メートル。ドパァン‼︎ 逃げる男の背中に向かって、ショットガンを発射した。
「うがああ!」
アビリティリングのシールドに守られながらも、男は激しく地面に倒れた。
あとは倒れている男に近づいて、至近距離からショットガンを連射するだけだ。
でも、遅かった。
「ギルっち、あとは任せていいよぉ~」
「あ、ああっ……」
ミアが楽々と私を追い抜くと、男に向かって大きくジャンプした。
槍を投げたような鋭い放物線を描いて、ミアは男の背中の上に着地した。
「あがぁああ!」
バキバキと背骨が折れるような音が聞こえた気がする。
ミアは背中に乗ったまま男の両腕を掴むと、背中に向かって力一杯に引っ張っていく。
すぐさま、男の絶叫が聞こえてきた。
「うぎゃあああああ‼︎」
「にぃひひひひひ。右腕が取れた瞬間に死ねるからねぇ~」
「いやああ! いやぎゃあああーーー‼︎」
「ひいい!」
何も聞こえない。何も聞こえない。私は耳を塞いで何も聞こえない事にした。
そのお陰か、三十秒後には本当に何も聞こえなくなった。
「ふぅー、終わったよぉ~。ハズレの灰色魔石だったけど、まあ二個手に入ったから文句は言えないね」
クルクルと男から奪った銃とアビリティリングを指で回しながら、ミアが戻って来た。
どう見ても強盗殺人だ。人間のやる事じゃない。
でも、相手も人間じゃないから問題ない。
あれは人間に化けたメタルスライムなんだ。
『ミア、こっちも片付けたから、ランプの所に戻って来て』
「うん、分かった。すぐに戻るね。ギルっち、行くよぉ~」
「ああっ……」
無線機からケイトの声が聞こえてきた。
あっちも逃げた男を殺したようだ。
どう考えても、ケイト達は殺し慣れている。
前にも何人か殺したとか言うレベルじゃない。
日常的に殺しまくっているレベルだ。
「はぁぁ……灰色魔石ばかりで、白は一人だけ……ショボい奴らね」
ランプの所に戻ると、死体から武器を物色しているケイトがいた。
死体を足蹴りしながら、文句を言っている。
パトリは上空から周囲を警戒している。
三人娘の手慣れた犯行にお父さん、ビックリだよ。
「ケイト、お前達はいつもこんな事をしているのか? 人を殺して、武器を奪うなんて……」
もう我慢できなかった。もう七人も殺した。
娘が大量殺人犯だったのは、正直ショックだ。
殺人鬼の癖に私を犯罪者だと罵倒しやがった。
お前達のその真っ黒に汚れた手で、よくも私を非難できたと呆れるぐらいだ。
お前達に比べたら、横領なんて大した犯罪じゃないからな。
「別に誰彼構わず殺す訳ないでしょう。殺すのは、コイツらのような下衆だけよ」
「うんうん、私もこういう屑しか殺さないよ。町の外だと、平気で襲って来る人が多いんだよ」
「そういう事。あんたは男だから分かんないのよ。こういう連中は親切そうに近づいて、集団で女に悪さするんだから。見つけたら駆除した方がいいのよ」
『そうだよ。私達が男でギルが若い女の子だったら、キャンピングカーにやって来た日に襲われて、廃都の中に捨てられてたんだからね』
三人は女性の敵を駆除していると力説している。
確かにパーカーのような屑野朗は始末した方がいいとは思う。
法律が適用されない場所なら、何をやってもいいと勘違いしている連中は危険だ。
それはそうと、パトリ。
お前達は私を廃都に置き去りにしたのを忘れているぞ。
性別はまったく関係ないじゃないか。
「ギルっちは、もうリンチされて死にかけたの忘れたの? コイツら、あんな事を日頃からやってるんだよ。スライム倒したら、違う町に行って、また誰かをリンチするよ。それでもいいの?」
「いや……それは駄目に決まっている」
あれは痛かった。あんな目に遭うのは二度とゴメンだ。
「そうだよ。駄目に決まってるんだよ。だったら、しっかりと私達が駆除しないと駄目なんだよ」
「う、うん、そうだな。確かに駆除した方が安全だな」
「はいはい、そういう事。もういいわね? お喋りする時間はないし、コイツら雑魚はどうでもいいの。あの白黒ボス野朗は絶対に駆除するわよ。私を殴ったのはあいつなんだから、絶対にブッ殺してやる」
無理矢理に悪い情報を与えられて、納得させられたような感じがする。
でも、WBの連中は屑が多いのも事実だ。
ケイトの私怨がちょっと強過ぎるが、そのボスのバイアスを倒すのは賛成だ。
百五十人以上を皆殺しにするのは難しいけど、ボス一人を倒せば、WBも解散するだろう。
『次のターゲットを見つけたよ』
「了解。よし、行くわよ。まずは敵の白魔石を奪って戦力強化。戦う準備が整ったら、メタルスライムと戦っているバイアスを奇襲するわよ。四人がかりで集団逆リンチよ!」
「おお!」『おお!』「お、おお!」
無理に流れには逆らわないようにしよう。
拳を上げて、ヤバい三人組の作戦に賛同した。
逆らえば、すぐにリンチが決行されて、私の白魔石が取られるだけだ。
「ほら、ジジイ。寝ている奴をやりなさいよ。それなら、一発で三人行けるんじゃないの」
パトリに案内された場所には、五人の男達がいた。
三人が仮眠を取り、二人が見張りをしている。
「いや、でも、寝込みは……」
「私とあんた、どっちが早く撃てるか試したいの?」
「ひいい!」
ゴリッとケイトが私の後頭部に銃口を押し当てて強要してきた。
もしかすると、彼らは良い人間かもしれない。でも、今はそんな事はどうでもいい。
ショットガンの銃口を素早く一ヶ所に寝ている三人に向けると、軽くなった引き金を引いた。
ドパァン‼︎ 恨むなら私ではなく、娘を恨んでくれよ。
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