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1日目
ボロ服修復
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「お待たせしましたぁー」
「別にいいよ。どんなジョブだったんだ?」
教会の中の長椅子に座って、青年はカノンを待っていた。
カノンがやってくると立ち上がって、ジョブの能力を聞いた。
戦闘向き、非戦闘向きで冒険者に向いているのか分かる。
「あー……壊れた道具を修復できるみたいです」
カノンはうろ覚えのスキル2の能力を答えた。
「道具の修復なら職人系だな。壊れた物を安く買い取って高く売るか、道具の修復代で稼げる。とりあえず着ている服を修復してみろよ」
「はい、分かりました。どうやればいいんですか?」
「はぁー、本当に何も知らないんだな」
青年は手頃なカノンのボロ服で、能力を確認することにした。
スキルの使い方も知らないカノンに、呆れながも丁寧に教えていく。
家族や周囲にスキルが使える人間がいれば、普通は興味を持つ。
HPとMPは空腹や満腹、怪我や疲労によって、上昇と減少を繰り返す。
HPとMPが0になると気絶してしまう。
そして0状態が長時間続くと、死亡する危険がある。
青年がスキルを使いすぎないようにと、キチンとカノンに注意した。
【名前=ボロシャツ(半袖茶色) 種類=防具(服)
レベル=1(必要経験値0/10) 進化レベル=3 損傷率=72%
防御力=1 魔法防御力=0 その他の効果=臭い】
「あっ! 見えました!」
青年に言われた通りにボロシャツに触ると、ボロシャツのステータスが見えた。
「だったら次は修復——直れと念じればいい。MPに気をつけて倒れるなよ」
「はい。直れ直れ直れ……」
心で思うだけでいいのに、カノンは言葉に出している。
ところどころに小さな穴が空いていたボロシャツが、見る見る綺麗になっていく。
身体の傷が治るように、穴が塞がり、汚れた茶色から、布本来の落ち着いた茶色に変わっていく。
MPを7消費して、ボロシャツの修復が終わった。
「わぁ~♪ 新品になりましたぁ~!」
「道具専用の回復魔法みたいだな。修復道具が要らないから、修復屋でも開けば生活費ぐらいは稼げるだろう」
ボロシャツが新品になって、カノンは喜んだ。
青年の話を聞きながら、ボロの半ズボン、ボロ靴も修復した。
茶色服全体の防御力が6まで上昇した。
「MPは飯を食って休めば自然回復する。MP回復薬は高いから、高価な道具の修復代で稼ぐのが基本だな」
「装飾品とかですか?」
「ま、そんなところだな。武器屋とか防具屋とか回って宣伝すればいい。だけど高価な道具は、MP消費が激しいかもしれない。冒険者ギルドの訓練所で、レベル上げした方が良いかもな」
「レベル上げですか……?」
教会から武器屋に向かって、話しながら歩いて行く。
世間知らずのカノンの代わりに、青年がどうしたらいいのか教えている。
レベルが上がれば、ステータスのMPも上がる。
MPが上がれば、修復できる数も増えるから収入も増える。
「ここが武器屋だ。店主に話を聞いたら、冒険者ギルドで冒険者登録するんだぞ」
「はい。ありがとうございます」
「じゃあ、頑張れよ」
木板の看板に剣が彫られた武器屋に到着した。
青年は冒険者の仕事があるから、カノンとはここで分かれる。
カノンは丁寧にお辞儀して青年を見送ると、武器屋に入った。
「別にいいよ。どんなジョブだったんだ?」
教会の中の長椅子に座って、青年はカノンを待っていた。
カノンがやってくると立ち上がって、ジョブの能力を聞いた。
戦闘向き、非戦闘向きで冒険者に向いているのか分かる。
「あー……壊れた道具を修復できるみたいです」
カノンはうろ覚えのスキル2の能力を答えた。
「道具の修復なら職人系だな。壊れた物を安く買い取って高く売るか、道具の修復代で稼げる。とりあえず着ている服を修復してみろよ」
「はい、分かりました。どうやればいいんですか?」
「はぁー、本当に何も知らないんだな」
青年は手頃なカノンのボロ服で、能力を確認することにした。
スキルの使い方も知らないカノンに、呆れながも丁寧に教えていく。
家族や周囲にスキルが使える人間がいれば、普通は興味を持つ。
HPとMPは空腹や満腹、怪我や疲労によって、上昇と減少を繰り返す。
HPとMPが0になると気絶してしまう。
そして0状態が長時間続くと、死亡する危険がある。
青年がスキルを使いすぎないようにと、キチンとカノンに注意した。
【名前=ボロシャツ(半袖茶色) 種類=防具(服)
レベル=1(必要経験値0/10) 進化レベル=3 損傷率=72%
防御力=1 魔法防御力=0 その他の効果=臭い】
「あっ! 見えました!」
青年に言われた通りにボロシャツに触ると、ボロシャツのステータスが見えた。
「だったら次は修復——直れと念じればいい。MPに気をつけて倒れるなよ」
「はい。直れ直れ直れ……」
心で思うだけでいいのに、カノンは言葉に出している。
ところどころに小さな穴が空いていたボロシャツが、見る見る綺麗になっていく。
身体の傷が治るように、穴が塞がり、汚れた茶色から、布本来の落ち着いた茶色に変わっていく。
MPを7消費して、ボロシャツの修復が終わった。
「わぁ~♪ 新品になりましたぁ~!」
「道具専用の回復魔法みたいだな。修復道具が要らないから、修復屋でも開けば生活費ぐらいは稼げるだろう」
ボロシャツが新品になって、カノンは喜んだ。
青年の話を聞きながら、ボロの半ズボン、ボロ靴も修復した。
茶色服全体の防御力が6まで上昇した。
「MPは飯を食って休めば自然回復する。MP回復薬は高いから、高価な道具の修復代で稼ぐのが基本だな」
「装飾品とかですか?」
「ま、そんなところだな。武器屋とか防具屋とか回って宣伝すればいい。だけど高価な道具は、MP消費が激しいかもしれない。冒険者ギルドの訓練所で、レベル上げした方が良いかもな」
「レベル上げですか……?」
教会から武器屋に向かって、話しながら歩いて行く。
世間知らずのカノンの代わりに、青年がどうしたらいいのか教えている。
レベルが上がれば、ステータスのMPも上がる。
MPが上がれば、修復できる数も増えるから収入も増える。
「ここが武器屋だ。店主に話を聞いたら、冒険者ギルドで冒険者登録するんだぞ」
「はい。ありがとうございます」
「じゃあ、頑張れよ」
木板の看板に剣が彫られた武器屋に到着した。
青年は冒険者の仕事があるから、カノンとはここで分かれる。
カノンは丁寧にお辞儀して青年を見送ると、武器屋に入った。
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