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第2章
第41話⑤ピンチポイント①
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「あ、あれは⁉︎」
間違いない。【ミノタウロス】だ。
しかも、
『ブモォ!』『ブモモモオ!』『フゴオオオ!』
一頭だけじゃない。ドシドシと地面を鳴らして次々現れてくる。
俺よりも少し大きな身体に、ワーウルフの灰色の毛皮で作られた腰巻きをしている。
その腰巻きの一部が大きく膨らんで、いや、突き出ている。
間違いない。俺とリラのエッチを覗き見して興奮している。
「んっ、だめぇ、あっ、あゔっ!」
しかも、ミノタウロスだけじゃない。オーガまで現れた。
仲間の敵討ちかと思ったけど、腰巻きが大きく膨らんでいる。
絶対に敵討ちじゃない。
「はひぃ、はひぃ、もう、だめぇ、いっ、いくっ……」
ザッと数えて、ミノタウロスとオーガを合わせた数は五十頭はいる。
オーガの後ろにはゴブリンまで隠れている。
この人数に襲われたら、間違いなくリラが壊れてしまう。
肉体的にも精神的にもだ。
「あっあっあっ、あああああん‼︎」
もしかすると、リラの純血を奪ったのは人間の男じゃないかもしれない。
もしかすると、リラだけじゃなくて、フィリアの純血もここで奪われたんじゃないだろうか。
二人仲良く牛野朗に美味しくいただかれたのかもしれない。
だとしたら許せない。俺の大切な二人を傷つける奴は許せない。
だけど、問題がある。
「ひゅーっ、ひゅーっ、ひゅーっ……」
リラが戦える状態じゃない。
赤く染まった顔で白目を剥いて、涎が垂れ流れている開いた口は、壊れたような笑みを作って固まっている。
震え続ける下半身からは、チョロチョロと黄金温水が少しずつ流れている。
「俺一人でやるしかないか」
ダンジョンから聖剣を抜くと、立ち上がった。
ダンジョンから白い聖剣汁が遅れて溢れ出てきた。
殺されても悔いが残らないように、残さずボス部屋に出してきた。
だけど、俺が死んだら、リラが亜人達にオモチャのように犯される。
その中にはリラとフィリアの純血を奪った憎き犯人がいるかもしれない。
だったら、俺がやる事は一つだ。一頭も逃さずに皆殺しにする。
「来い。俺が先に相手してやる」
ズボンのチャックを上げると、拳を構えた。
ミノタウロスとオーガを先頭に亜人の群れが向かってきた。
この場を一歩も動かず死守する。イク時も死ぬ時も一緒だ。
「フンッ、フンッ!」
『フガァッ……!』
右拳に紫のアンチポイズンの魔力を纏い、向かって来る奴から次々殴り倒していく。
リラが動けなくなるまで待つなんて、なんて卑怯な奴らだ。
動けなくしたのは俺だけど……
『ブモォー!』
「ぐはぁ……!」
余計な事を考えた瞬間、ミノタウロスの拳が顔に叩き込まれた。
ミノタウロスとオーガはリラを傷付けないように、武器を振り回してこない。
代わりに拳を振り回してくる。
「この野朗ぉ‼︎」
『ゴバァ……‼︎』
だけど、リラの拳に比べたら軽い。
その場に踏み止まって、右拳をミノタウロスの顎下に振り上げ、牛頭を粉々にした。
「次!」
俺を殺して、リラを犯したいなら、もっと本気でドンドン来い。
全頭皆殺しにしてやる。その後は昨日の続きを馬車で楽しんでやる。
「はぁはぁ、はぁはぁ! もう終わりかぁー!」
死体、死体、死体、死体、死体、死体……辺り一面にモンスターの死体が転がっている。
どんなに傷付けられても倒れなかった。回避不能な強力な一撃はジャストヒールで防御した。
間違いない。男としても僧侶としてもLVアップしている。
「リラ、全員倒したよ。さあ、馬車に帰ろう」
「な、な、な、何が帰ろうだぁ! この大馬鹿!」
「はぐっ……!」
壁に座り込んでいるリラに右手を差し出すと、右手を無視して股間に拳を直撃させた。
そこはジャストヒールでも完全防御できない弱点だ。
しかも、今回はジャストも出来なかった。我慢できずに壁地面に膝から崩れ落ちた。
「ダンジョンであんな事したら、モンスターが寄って来るに決まってるでしょうが! あの人数のモンスターにレイプされたら、死ぬだけじゃ済まないわよ!」
「ひゅーぅ、ひゅーぅ、ご、ごめんにゃひぃ」
聖剣が折れて息が出来ない。口から涎ボタボタだ。
命懸けで守ったお礼がこれなら、命懸けずにリラを担いで逃げればよかった。
「まったくぅ! ダンジョンではエッチ禁止! 分かったわね!」
「は、はい」
「分かったら、さっさと死体回収して帰るわよ! ほら、早くして!」
「は、はい!」
さっきまで可愛かったのに、えらい豹変だ。カンカンに怒っている。
女の尻に敷かれるなら、気持ち良い方限定で敷かれたいです。
間違いない。【ミノタウロス】だ。
しかも、
『ブモォ!』『ブモモモオ!』『フゴオオオ!』
一頭だけじゃない。ドシドシと地面を鳴らして次々現れてくる。
俺よりも少し大きな身体に、ワーウルフの灰色の毛皮で作られた腰巻きをしている。
その腰巻きの一部が大きく膨らんで、いや、突き出ている。
間違いない。俺とリラのエッチを覗き見して興奮している。
「んっ、だめぇ、あっ、あゔっ!」
しかも、ミノタウロスだけじゃない。オーガまで現れた。
仲間の敵討ちかと思ったけど、腰巻きが大きく膨らんでいる。
絶対に敵討ちじゃない。
「はひぃ、はひぃ、もう、だめぇ、いっ、いくっ……」
ザッと数えて、ミノタウロスとオーガを合わせた数は五十頭はいる。
オーガの後ろにはゴブリンまで隠れている。
この人数に襲われたら、間違いなくリラが壊れてしまう。
肉体的にも精神的にもだ。
「あっあっあっ、あああああん‼︎」
もしかすると、リラの純血を奪ったのは人間の男じゃないかもしれない。
もしかすると、リラだけじゃなくて、フィリアの純血もここで奪われたんじゃないだろうか。
二人仲良く牛野朗に美味しくいただかれたのかもしれない。
だとしたら許せない。俺の大切な二人を傷つける奴は許せない。
だけど、問題がある。
「ひゅーっ、ひゅーっ、ひゅーっ……」
リラが戦える状態じゃない。
赤く染まった顔で白目を剥いて、涎が垂れ流れている開いた口は、壊れたような笑みを作って固まっている。
震え続ける下半身からは、チョロチョロと黄金温水が少しずつ流れている。
「俺一人でやるしかないか」
ダンジョンから聖剣を抜くと、立ち上がった。
ダンジョンから白い聖剣汁が遅れて溢れ出てきた。
殺されても悔いが残らないように、残さずボス部屋に出してきた。
だけど、俺が死んだら、リラが亜人達にオモチャのように犯される。
その中にはリラとフィリアの純血を奪った憎き犯人がいるかもしれない。
だったら、俺がやる事は一つだ。一頭も逃さずに皆殺しにする。
「来い。俺が先に相手してやる」
ズボンのチャックを上げると、拳を構えた。
ミノタウロスとオーガを先頭に亜人の群れが向かってきた。
この場を一歩も動かず死守する。イク時も死ぬ時も一緒だ。
「フンッ、フンッ!」
『フガァッ……!』
右拳に紫のアンチポイズンの魔力を纏い、向かって来る奴から次々殴り倒していく。
リラが動けなくなるまで待つなんて、なんて卑怯な奴らだ。
動けなくしたのは俺だけど……
『ブモォー!』
「ぐはぁ……!」
余計な事を考えた瞬間、ミノタウロスの拳が顔に叩き込まれた。
ミノタウロスとオーガはリラを傷付けないように、武器を振り回してこない。
代わりに拳を振り回してくる。
「この野朗ぉ‼︎」
『ゴバァ……‼︎』
だけど、リラの拳に比べたら軽い。
その場に踏み止まって、右拳をミノタウロスの顎下に振り上げ、牛頭を粉々にした。
「次!」
俺を殺して、リラを犯したいなら、もっと本気でドンドン来い。
全頭皆殺しにしてやる。その後は昨日の続きを馬車で楽しんでやる。
「はぁはぁ、はぁはぁ! もう終わりかぁー!」
死体、死体、死体、死体、死体、死体……辺り一面にモンスターの死体が転がっている。
どんなに傷付けられても倒れなかった。回避不能な強力な一撃はジャストヒールで防御した。
間違いない。男としても僧侶としてもLVアップしている。
「リラ、全員倒したよ。さあ、馬車に帰ろう」
「な、な、な、何が帰ろうだぁ! この大馬鹿!」
「はぐっ……!」
壁に座り込んでいるリラに右手を差し出すと、右手を無視して股間に拳を直撃させた。
そこはジャストヒールでも完全防御できない弱点だ。
しかも、今回はジャストも出来なかった。我慢できずに壁地面に膝から崩れ落ちた。
「ダンジョンであんな事したら、モンスターが寄って来るに決まってるでしょうが! あの人数のモンスターにレイプされたら、死ぬだけじゃ済まないわよ!」
「ひゅーぅ、ひゅーぅ、ご、ごめんにゃひぃ」
聖剣が折れて息が出来ない。口から涎ボタボタだ。
命懸けで守ったお礼がこれなら、命懸けずにリラを担いで逃げればよかった。
「まったくぅ! ダンジョンではエッチ禁止! 分かったわね!」
「は、はい」
「分かったら、さっさと死体回収して帰るわよ! ほら、早くして!」
「は、はい!」
さっきまで可愛かったのに、えらい豹変だ。カンカンに怒っている。
女の尻に敷かれるなら、気持ち良い方限定で敷かれたいです。
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