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第3章
第97話⑨クライマックス
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『もぉ~お兄ちゃん! またお風呂に入ってくるんだから』
『いいじゃん。二人で入った方が気持ち良いよ!』
これは……
もしかすると死ぬ前に見る【走馬灯】という思い出かもしれない。
これは妹とお風呂で楽しく遊んだ時だ。おっぱいとかお尻の穴とか綺麗に掃除してやった。
俺の聖剣もお口でピカピカにしてもらって楽しかったな。
『美味ぇぇぇ! 美味ぇぇぇ!』
『ねぇ、ヤギプレイって何が面白いの?』
これは裸にしたリラを庭に寝かせて、俺がヤギになって、リラの下草をムシャムシャ食べるやつだ。
これは俺も何がしたかったのか分からない。外でエッチしたかっただけだと思う。
『この豚野郎!』
『はぅぅぅ! お、お嬢様、お許しください!』
『叩かれて興奮するなんてとんだ変態使用人ね! 私が興奮しないように調教してやるわ!』
『はぅぅぅ! はぅぅぅ! お、お嬢様ぁー‼︎』
嗚呼、これは最高だったやつだ。
馬小屋で鞭で叩かれまくって、半分ぐらい死にかけた。
その後の逆襲の執事編で鞭を取り上げて、今度は俺が聖剣でパンパン突きまくった。
お嬢様の下のお世話も立派な執事の仕事だ。
ふぅ~。こうやって思い出してみると、我ながら最高の人生だった。
もう思い残す事は……
「ぷぅがああ‼︎」
『消し飛んだか。雑魚のくせに手間取らせる』
めちゃくちゃある。まだまだやりたい事が沢山ある。
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
もっと生きたい。生きたい。生きたいぁーい!
【上級職『達人僧侶』が特別職『ウルトラソウリョ』になりました】
【ウルトラソウリョのスキル『オールキュア』『聖拳』『レイズデッド』を獲得しました】
(えっ? いいの?)
顎下に衝撃が走ると身体の痛みが消え去った。絶対に頭が砕かれた。
俺は死んだと意識した。それなのに薄れゆく意識の中に何かが流れ込んできた。
意識が、命が、魂が完全に消える前に唱えた。
(レイズデッド)
『……何だと?』
意識がハッキリしてきた。夢から覚めて、現実に戻ってきた。
俺を振り返って見つめて硬直している息子と目が合った。
『お前、何をした? 頭をバラバラに砕いたのに何故生きている?』
息子が本気で驚いている。
首に刺さっていた黒剣は床に落ちている。
身体に巻き付いていた蔓はそのままだ。
なるほど。何となく何が起こったか分かった。
息子に頭を吹き飛ばされて、レイズデッドで頭だけが復活した。
そんな馬鹿な、と思うけど、状況から判断するとそれしかない。
「ふぅー。イクのは何度もあるが、死ぬのは初めてだ。なかなか悪くないな」
だったら、やるしかない。死んで拘束術が解けたみたいだ。
復活したての首を左右にゴギゴキ鳴らした。今なら勝てそうな気がする。
「うおおおおらぁっ‼︎」
両腕に力を込めてウルトラヒールを纏うと、身体に巻き付いている棘蔓を引き千切った。
所詮は草だ。痛みさえ我慢すれば引き千切れないものじゃない。
「”聖拳〟——」
さらに右拳に黄金の光を纏った。新しい力を全部試してやる。
息子よ、歯を食いしばれ。
「フンッ!」
『戻れ!』
渾身の一撃を息子の腹を狙って突き出した。
その一撃を息子が黒剣を引き寄せて、剣の腹で防ごうとしたが、黒剣の腹ごとブチ抜いた。
『——ッグゥ‼︎』
黒剣が砕けて、息子が殴り飛ばされた。
凄い勢いで斜め上の壁に向かって飛んでいき、壁に激しく激突した。
『ぐはぁ、ば、化け物が……!』
壁から床に息子が落ちてきた。
床に着地したが、足を震わせて立てないようだ。
「化け物じゃない。パパ、またはお父さんだ」
そして、こっちはママだ。
床のしわくちゃになっているエルシアに復活の呪文を使った。
「いつまで寝ているつもりだ? ”レイズデッド〟」
「…………はぐぅ、ゔゔっ、ああっ」
『ば、馬鹿な、あり得ない‼︎ お前は何者なんだ‼︎』
お前じゃない、パパだ。死んだはずのエルシアが息を吹き返した。
萎んでいたおっぱいも大きく膨らんでいく。もちろん身体全体もだ。
「はぁはぁ! どうして⁉︎ どうして、生きてるの⁉︎」
「それはお前が必要だからだ」
生き返って混乱しているエルシアの肩に優しく触れて言った。
息子にはパパとママが必要だ。もちろん俺にもママが必要だ。
魅了対策のオールキュアが手に入ったから、これから毎晩楽しめる。
「はぅっ! ど、ど、ど、どうして生きてるの‼︎」
「……」
俺の顔を見た途端、エルシアが凄い勢いで逃げていった。
なるほど。そういう事か。俺は息子にもママにも嫌われているらしい。
だったら仕方ない。力づくで二人とも家に連れ帰ってやる。
「お前はそこにいろ。すぐに終わらせる」
「ひゃい‼︎」
『終わらせるのは俺だ。マンドレイク、協力しろ』
「わ、分かりました!」
「おい、動くと手足引き千切るぞ」
「ひゃい‼︎ 動きません‼︎」
『俺が協力しろと言ったんだ。さっさと動け!』
「す、すみません‼︎」
俺と息子の命令でエルシアがどうしたらいいのかと右往左往している。
どうやら息子がママを使いたいようだけど、あれはママの前に俺の女だ。
「おい、困ったからってママに頼るんじゃねえよ。俺を殺したければ自分でやれ。怖くて出来ねえなら、最初から何もやるんじゃねえ!」
俺もパパの前に男だ。情けない息子に男というものを教えてやった。
『いいじゃん。二人で入った方が気持ち良いよ!』
これは……
もしかすると死ぬ前に見る【走馬灯】という思い出かもしれない。
これは妹とお風呂で楽しく遊んだ時だ。おっぱいとかお尻の穴とか綺麗に掃除してやった。
俺の聖剣もお口でピカピカにしてもらって楽しかったな。
『美味ぇぇぇ! 美味ぇぇぇ!』
『ねぇ、ヤギプレイって何が面白いの?』
これは裸にしたリラを庭に寝かせて、俺がヤギになって、リラの下草をムシャムシャ食べるやつだ。
これは俺も何がしたかったのか分からない。外でエッチしたかっただけだと思う。
『この豚野郎!』
『はぅぅぅ! お、お嬢様、お許しください!』
『叩かれて興奮するなんてとんだ変態使用人ね! 私が興奮しないように調教してやるわ!』
『はぅぅぅ! はぅぅぅ! お、お嬢様ぁー‼︎』
嗚呼、これは最高だったやつだ。
馬小屋で鞭で叩かれまくって、半分ぐらい死にかけた。
その後の逆襲の執事編で鞭を取り上げて、今度は俺が聖剣でパンパン突きまくった。
お嬢様の下のお世話も立派な執事の仕事だ。
ふぅ~。こうやって思い出してみると、我ながら最高の人生だった。
もう思い残す事は……
「ぷぅがああ‼︎」
『消し飛んだか。雑魚のくせに手間取らせる』
めちゃくちゃある。まだまだやりたい事が沢山ある。
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
もっと生きたい。生きたい。生きたいぁーい!
【上級職『達人僧侶』が特別職『ウルトラソウリョ』になりました】
【ウルトラソウリョのスキル『オールキュア』『聖拳』『レイズデッド』を獲得しました】
(えっ? いいの?)
顎下に衝撃が走ると身体の痛みが消え去った。絶対に頭が砕かれた。
俺は死んだと意識した。それなのに薄れゆく意識の中に何かが流れ込んできた。
意識が、命が、魂が完全に消える前に唱えた。
(レイズデッド)
『……何だと?』
意識がハッキリしてきた。夢から覚めて、現実に戻ってきた。
俺を振り返って見つめて硬直している息子と目が合った。
『お前、何をした? 頭をバラバラに砕いたのに何故生きている?』
息子が本気で驚いている。
首に刺さっていた黒剣は床に落ちている。
身体に巻き付いていた蔓はそのままだ。
なるほど。何となく何が起こったか分かった。
息子に頭を吹き飛ばされて、レイズデッドで頭だけが復活した。
そんな馬鹿な、と思うけど、状況から判断するとそれしかない。
「ふぅー。イクのは何度もあるが、死ぬのは初めてだ。なかなか悪くないな」
だったら、やるしかない。死んで拘束術が解けたみたいだ。
復活したての首を左右にゴギゴキ鳴らした。今なら勝てそうな気がする。
「うおおおおらぁっ‼︎」
両腕に力を込めてウルトラヒールを纏うと、身体に巻き付いている棘蔓を引き千切った。
所詮は草だ。痛みさえ我慢すれば引き千切れないものじゃない。
「”聖拳〟——」
さらに右拳に黄金の光を纏った。新しい力を全部試してやる。
息子よ、歯を食いしばれ。
「フンッ!」
『戻れ!』
渾身の一撃を息子の腹を狙って突き出した。
その一撃を息子が黒剣を引き寄せて、剣の腹で防ごうとしたが、黒剣の腹ごとブチ抜いた。
『——ッグゥ‼︎』
黒剣が砕けて、息子が殴り飛ばされた。
凄い勢いで斜め上の壁に向かって飛んでいき、壁に激しく激突した。
『ぐはぁ、ば、化け物が……!』
壁から床に息子が落ちてきた。
床に着地したが、足を震わせて立てないようだ。
「化け物じゃない。パパ、またはお父さんだ」
そして、こっちはママだ。
床のしわくちゃになっているエルシアに復活の呪文を使った。
「いつまで寝ているつもりだ? ”レイズデッド〟」
「…………はぐぅ、ゔゔっ、ああっ」
『ば、馬鹿な、あり得ない‼︎ お前は何者なんだ‼︎』
お前じゃない、パパだ。死んだはずのエルシアが息を吹き返した。
萎んでいたおっぱいも大きく膨らんでいく。もちろん身体全体もだ。
「はぁはぁ! どうして⁉︎ どうして、生きてるの⁉︎」
「それはお前が必要だからだ」
生き返って混乱しているエルシアの肩に優しく触れて言った。
息子にはパパとママが必要だ。もちろん俺にもママが必要だ。
魅了対策のオールキュアが手に入ったから、これから毎晩楽しめる。
「はぅっ! ど、ど、ど、どうして生きてるの‼︎」
「……」
俺の顔を見た途端、エルシアが凄い勢いで逃げていった。
なるほど。そういう事か。俺は息子にもママにも嫌われているらしい。
だったら仕方ない。力づくで二人とも家に連れ帰ってやる。
「お前はそこにいろ。すぐに終わらせる」
「ひゃい‼︎」
『終わらせるのは俺だ。マンドレイク、協力しろ』
「わ、分かりました!」
「おい、動くと手足引き千切るぞ」
「ひゃい‼︎ 動きません‼︎」
『俺が協力しろと言ったんだ。さっさと動け!』
「す、すみません‼︎」
俺と息子の命令でエルシアがどうしたらいいのかと右往左往している。
どうやら息子がママを使いたいようだけど、あれはママの前に俺の女だ。
「おい、困ったからってママに頼るんじゃねえよ。俺を殺したければ自分でやれ。怖くて出来ねえなら、最初から何もやるんじゃねえ!」
俺もパパの前に男だ。情けない息子に男というものを教えてやった。
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