警視庁公安部・女性遺棄遺体捜査係

【加賀美シュナ】事件

　田舎町で1人の小学生が遺体で発見された。藤森警部補は怒りを抑えきれずに1人で現場に到着してしまった。

　所轄の刑事「被害者の名前は加賀美シュナ・19歳・小学生6年生です。近所の野菜畑に釣り糸で吊るされていました。目立った外傷はありませんが、怪しい男性が車で走り去って行く姿が目撃されています」とハキハキと報告しました。

　藤森警部補「はぁい(19歳)？？19歳の小学生が存在するわけないだろう(馬鹿者)‼︎キチンと仕事をしろ(無能が)‼︎」と所轄の刑事の杜撰な調査を罵倒しました。

　所轄の刑事「詳しい目撃情報は第一発見者の彼に聞いてください」と藤森警部補の乱暴な対応に、早々に退散する事に決めました。

　藤森警部補「あなたが第一発見者の、えっ～と、諸見里代助さんですね(英語じゃないな)？早速、話しをお聞かせください(チェンバル語)？」と慣れない外国人男性に恐る恐る話しを聞く事にした。

　諸見里代助「刑じょしょん、海パンを1枚だけ履いた怪しょい男がはしょりしょって行くのが見えたんでしゅ。怪しょいと思って、近くをしょらべたら、彼しょを見つけたんでしゅ‼︎」と殺人事件に遭遇してしまい、大変興奮して早口で喋りました。

　藤森警部補「えっ～と、海パンを履いた怪しい男を見たんですね(ここだけだな)？何色の海パンでしたか(証拠だな)？」となんとか重要な部分だけを聞き取ることが成功しました。

　諸見里代助「ちょっと、何言っているか分かんないでしゅ(何語)！」とお手上げのポーズで協力を断念しました。

　ーーーー数日後ーーーー

　3人の容疑者が公安部の取り調べ室に集められた。小島良夫(こじまよしお)・38歳。安村翔剛(やすむらしょうごう)・37歳。大橋輝(おおはしあきら)・44歳。

　藤森警部補「おい、大橋。手に持っているお盆を退けろ(見せろ)！早く、退けろと言っているだろうが、こいつ抵抗すんじゃない(見せろ)！」と大橋容疑者が持っている銀色のお盆を力ずくで奪い取りました。

　大橋輝「あぅあ～(取らないで)！」とお盆を取られた大橋容疑者は何も履いていませんでした。

　藤森警部補「ちっぃ。ハズレか。さっさと帰っていいぞ(捜査妨害)！」と公然わいせつ罪の大橋容疑者を早々に解放しました。

　安村容疑者「証拠もないのに、人を犯人扱いしないで欲しいですよ(履いてますよ)！」と履いてないように見える安村容疑者が藤森警部補の杜撰な調査を非難し始めました。

　藤森警部補「ん、ん、安村。お前も帰っていいぞ(あいつか)！」とある事に気付いた事で、安村容疑者も早々に解放しました。

　小島良夫「刑事さん。俺も帰っていいですか(違います)？」と1人だけ残されてしまったことで、急に不安が襲って来ました。

　藤森警部補『ブチ(切れた)』『トゥルルルル～⚔️トゥルルルル～⚔️』「最初から、お前が犯人だって分かっていたのに、最後まで自白しなかったな(最後のチャンス)‼︎お前のような子供を狙った卑劣な犯罪者が俺は死ぬほど嫌いなんだよ～(痛みを知れ)‼︎」『ガァタァ(パイプ椅子)、ガァジァン(振り下ろす)、ガァチャン(振り下ろす)、ゴォチジャン(角を振り下ろす)、オラオラオラオラ(腹蹴り×4回)、オラ(足を持つ)、オラオラオラオラオラ(股間を電気アンマ)』を喰らわせていました。

　田代警視「いい加減にしなさい～(ブチ切れ)‼︎藤森君、あなたは何をやっているんですか(警察官でしょう)！罪の無い一般市民に暴力を振るて、何がしたいんですか(無実の人)！先程、犯人の江頭栄春(えがしらひではる)・53歳を私が逮捕しましたよ～(極めて遺憾)」と第一発見者の諸見里代助に丁寧に聞き込みした事で、海パンが黒スパッツである事が判明すると、パチンコ店で働いていた容疑者を緊急逮捕しました。
　
　次回【瞳リョウ】事件