【R18版】大好きなBLゲームの世界に転生したので、最推しの隣に居座り続けます。 〜名も無き君への献身〜

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49:ピュアリティの行方【R18版】

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※サミュエル目線

 アーサンが殴り飛ばされて、蹴り飛ばされたと言うのに、俺は何も出来なかった。わけもわからず、男達に捕まって……首に何か打ち込まれた瞬間には、意識がストンと落ちてしまった。

『ペチペチ』
「んぅ……」

 誰かに頬を叩かれて、意識が浮上し始める。
 けれど、視界の焦点が定まらず、景色がブレている。身体が動かない。

「はぁ、やっと効いたな」
「コイツ紋章無しで魔力無いから時間かかったんだろ」
「に、しても……紋無しの癖にあんな面の良い男とよく結婚出来たよな。普通結婚なんて出来ねえだろ。どうやったんだ? ええ?」

 うるさい……怠い……

『グイ』
「起きろ。じゃないと、面白くねえだろ」
「ぅ……う、ん?」

 自分の声に違和感を覚えて、意識を鮮明にさせていく過程で自分の体に起きている異常事態にやっと気付いた。

「……? ……??」
『ガチャ、ガチャガチャ』
「ははは、いい反応だな!」

 腹部の辺りに拘束具があり、床に縫い付けられている。場所は廃屋だろうか。肌を撫でる風を全身に感じるのは、服を剥ぎ取られているからだ。
 それよりも、胸が……重い。 股座が物足りない……寂しい。

「どうだ? 女になった感想は?」
「!?」

 バッと自分の体を見下ろせば、タプンと揺れる柔らかそうな肉袋が二つ胸に生えていた。
 そして内腿を擦り合わせて確認したら、俺の男性器が無くなっていて、代わりに……女性、器が内に出来ている。

「な、なんだ? どういう、事だ?」

 声までも女になっていた。
 身体が完全に女体となっている。そして裸で拘束されている現状。

「知ってるか? 魚の中には性転換出来る奴等がいるんだ。その恩恵を受けた薬がこの街発祥であるんだ」
「俺達は生粋の異性愛者だからさぁ。男の場合、薬使って女にすんの」

 二度ほど見た事がある。違法な奴隷商で、顔の良い女奴隷が奴隷商の小遣い稼ぎに夜の道端で身売りさせられている現場を。思い出したくない。悲鳴と音と……血と精液の匂い。
 下卑た男共の視線が、俺の胸と股座に集中している。

「ぅ、ぅぅ……」
「おっ! 自分の現状理解出来た? 紋無しでも、案外賢いなぁ」
「ふざ、けんな……クソ野郎共」
「ああ……やっぱ馬鹿だわ。全然立場わかってない」

 俺を慰み物にしようとしている相手に強気に出ても弱気に出ても結果は変わらないかもしれない。
 けれど、俺の身体はアーサンの物だ。
 手足が動くなら、抵抗も出来る。
 身体が変化に追いついてない所為か、動かし辛いけど。

「へへ、男を女にすると胸が小さくなりがちだが、お前はまぁまぁあるな」
「触んじゃねえ!」
『バシ! ゴッ!』

 腕を払いって顔面に拳を叩き込む。女の細腕だと反動で拳が大分痛い。

「ってぇな……」
「強気な女を無理矢理ってのも楽しいけど、やっぱ従順にさせておねだりさせる方がクるよな」
「ああ、コイツの場合はそっちの方が屈辱的だろうしな」

 何かブツブツ喋ってるな。
 男達は俺の抵抗さえも行為の一環として楽しんでる節がある。
 どう逃げ出せばいい。腹の拘束具は工具が無いと床から剥がせない。

「はい、ちゅうもーく!」
『グイ』
「?」

 顎を掴まれて、横を向かされると少し離れた場所の床に液体の入ったビーカーが置かれていた。

「ココにあるのは、ダイヤモンドでーす」

 キラリと輝く透明度の高い宝石が、ぽちゃんとビーカーの中に落とされる。


『ジュワジュワジュワ!』
「!?」

 硬い鉱石であるはずのダイヤが液体に浸かった瞬間、ドロドロに溶けて無くなった。

「これはダイヤモンドも溶かす薬品。本当はゴミの体積を減らす為に開発された魔法の溶解液なんだけど……じゃじゃーん」
「……は?」
「これなぁ~んだ」

 男の手には……リング……青い、オパールの……俺のッ結婚指輪!!

「か、返せ!!」
「ん~~? そんな態度でいいのかなぁ? 大好きな旦那様との結婚指輪……どうなってもいいのかなぁ?」

 演技臭い口調で俺の結婚指輪をチラつかせて、ニタニタと笑っている男。

「ッ! ……何が、目的だ……こんな事して」
「女の子と良い事したいだけ。ああ、でも今回は……あの顔の良い男に屈辱を与えたい」
「?」
「上玉だったんだぜ。あの女。胸も尻も顔も最高……なのに、お前らが邪魔しやがってよ」

 あの時、俺達が邪魔した事。アーサンにボコボコにされた復讐で、俺にこんな事してるのか。

「本人に手を出さねえのは……怖いからか? そもそも、紋無しの俺を、本当にあの男が愛してるとでも? こんな事しても、アイツが悔しがる事なんてないさ」
「……あっそ」
『パッ』

 持っていた指輪を呆気なく手放した。ビーカーの液体へ真っ逆さま。
 俺達の思い出を模したオパール……この世に同じ物は一つもない。唯一無二の結婚指輪。

「ダメだ! やめろぉ!!」
『ピタ』
「!?」
「……んはは! やっぱり、愛し合ってるじゃねえか。すげえ形相で、そんな必死になってさ」
「ッ……」

 液に触れる瞬間に止まった指輪は糸で吊られていた。
 完全に弄ばれた。そして確証を与えてしまった。

「さぁさぁ……新婚さん。愛の証明をしてくれ。じゃないと今度こそ、ドボンだぞ」
「くっ! ぅう……」

 俺は指輪を人質を取られ、為す術が無くなった。
 アーサンとの大事な思い出が詰まった指輪で、エルデンとエリアーデが祝福してくれた指輪だ。絶対に、絶対に守りきらなければならない。

「じゃあ、まず……股を開け」
「っ……」
「どうした? いつも旦那の股広げてんだろ? 自分だけ恥ずかしがるなって」

 好き勝手言いやがって。いつも股広げてんのは俺だ。
 しかも、アーサンとの営みは準備段階であって、まだ……挿れられた事がない。
 今回の新婚旅行で、本番を迎えると思っていたのに。

「さっさと、開け。落とすぞ」
「……く、そ」

 ゆっくりと内腿を左右に開いていく。

「もっとだ」
「ぅう……」

 悔しい。恥ずかしい。悔しい。悔しい。悔しい。こんな奴等の前で、こんな格好。

「次は……よく見えるように、手で広げろ」
「は……?」
「何の為に両手が自由になってると思ってんだ。言わなくても、わかるだろ? 媚びろよ。旦那以外の男に」

 なんて要求だ。とんでもない屈辱だ。
 アーサン相手なら言われなくてもするけど、他の男にそんな姿を晒すなんて……ああ、クソがクソが!! 悔しい! 悔しい! 悔しい!!

「早くしろ」
「……ぅ……ううううぅ」

 両手を開いた内股に沿わせて、自分の意思で……大陰唇をくぱぁと左右に開いて、女陰の全てを男達の目の前に晒す。

「はは、綺麗な色してる」
「ココだけは性転換した男の方が色が綺麗なんだよな。未使用って感じだ」
「ひぐっ……ぁ、ああ……見るなぁ」
「泣く程悔しいか……そうかそうか」

 ボロボロと溢れ出てくる悔し涙を見てニヤニヤと嬉しそうにしていた男が、何やら取り出した。

『トプン』
「媚薬ってのが、この世には存在するんだ。処女でも安心してヤリマンビッチになれる優れもの」
「ひっ……」

 針のない注射器にたっぷりと入っている半透明な桃色の液体。
 
「マンコから手ぇ離すなよ」
「ぅ、うぐ!」
『ツプ……トププププ』
「あぁ、ああぁ、入って」

 男の持つ注射器の先端が俺の膣口に押し当てられて、液体を流し込まれる。
 めちゃくちゃ気持ち悪い。吐きそうだ。
 
「いい顔するなぁ。その顔がどんどん快楽に歪んでいくのが楽しみだ」
「(……下衆野郎が)」
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