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アナザールート その16 拘束と強制ストリップと
しおりを挟む僕は部屋の中で、一段高くなったステージのような場所に引きずり上げられ、両手はバンザイの形で天井からの鎖に拘束され、両足のベルトは70センチくらいの棒の両端に固定されて、X字のポーズで拘束されていた。
そして、天井から吊り下げられたスポットライトに照らされた僕を囲むように、革張りのソファーが配置され配置され、そのすぐ側のテーブルにはお酒や軽食まで用意されていた。
仮面をつけた大人たちはそのソファーに座り、飲み食いをしながら口元をニヤニヤさせて僕を眺めている。
要するにこれから僕が虐められる姿は見せ物なのだ。
あんまりな仕打ちと絶望感で頭が真っ白になって、手足の震えが鎖に伝わってかちゃかちゃと鳴っていた。
ピエロの仮面の男がステージに上がって来た。まるでエンターティナーのように、客席にゆっくりと大げさなお辞儀をしたあとで、大きなナイフを取り出すとその刃が僕の頬に当てられ。
「ひぁ!・・・ぁ・・・・・・」
ほんの少し顔を動かしただけで一生消えない傷が残る。そんな感触に身体がすくみ上る。
金属の冷たさ、そして鋭い刃物独特のゾクリとした感触が頬に伝わる恐怖感で悲鳴が漏れるのを抑えきれなかった。
ピエロの男は僕の悲鳴がお気に召したらしく、楽しそうに口元を歪めながら言った。
「動くなよ時雨ちゃん、動くと手元が狂って大変な事になるよ・・・」
ナイフがほんの少しだけ肌から離れると、刃先を滑らすようにして首筋、胸元、お腹、と僕のセーラー服の表面を浅く切り裂きながら下に向かう。
そして、ブリーツスカートの腰の部分に刃先が潜り込むと、腰を締め付けている部分を両断されたと思ったら、裾まで簡単に切り裂かれて、身体に巻き付く形を失ったスカートが床にすとんと落ちる。
そうして剝き出しにされた僕の下半身を隠してくれるものは、もう女性用の頼りない白いショーツ1枚だけだった。
僕の子供みたいなクリチンポは女性用のショーツで十分に収まってはいるけれど、その部分の盛り上がりが、僕は“女の子”じゃなくて“男の娘”であることをささやかに主張していた。
剥き出しにされた下着のその部分に大人たちの視線が集中する。
“視姦”という言葉があるけれど、文字通り大勢の視線で犯されている。
物資的な圧力さえ感じるような気がした。
恥ずかしがったり、悲鳴を上げたりすれば、それだけ大人たちを楽しませてしまうことはわかりきっていた。
「う・・・ゃぁ・・・ぁ」
だけど、恥ずかしさで頭がおかしくなりそうで、拘束された身体の上を滑るナイフが怖くて
食いしばった奥歯の中から呻き声のような悲鳴を漏らした。
ただ、真っ赤になった顔を俯かせることしか出来なかった。
そして、震える膝から力が抜けて体重を支えることさえできなくて、両手に繋がった鎖で宙に吊り下げられていた
そんな僕を、まるで解剖でもするように、ピエロの男にセーラー服に手を掛けられた。
鋭い刃は厚手の布地を易々と切り裂いて・・・あっという間にセーラー服が何枚かのただの布地に変えられて剥ぎ取られ、ブラも簡単に胸元を両断された。
だけど、ナイフは止まってくれない。
肌の上を滑るようにして、刃がショーツの下に潜り込む・・・
「もう・・・やめ・・・て・・・」
ナイフの刃が僅かに引かれる、たったそれだけのことで、呆気なく最後の一枚が床に落ちる。
生まれたままの姿にされ、X字型に吊り下げられてガクガクと震えている。
僅かに顔を上げると、大人たちの仮面を付けた顔、顔、顔・・・
「ぁ・・・ぁ・・・・・・ぁ・・・」
大人たちの仮面の奥から覗く目には、黒い悪意と嗜虐の光が灯り、その視線が身体を突き抜けて、僕の心に突き刺さった。
「や・・・だぁ・・・」
恥ずかしい部分も、弱い部分も全てを晒しものにされて、怖くて、恥ずかしくて、悔しくて・・・両目に涙が滲む。せめて泣き顔を隠したくて顔を俯かせる
ピエロの男が不意に後ろから僕を抱きしめた、そして僕の顎に手をかける。
「ほら、可愛い顔をお客さんにお見せするんだ。」
と、無理やり顔を上げさせられる。
「ああっ!!」
その瞬間、大人達が一斉にスマホを取り出して写真を撮りはじめた。
「ううっ…えぁああ゛ああ゛…やめ…でぇ…」
スマホのフラッシュの光が涙を流している両目の網膜を焼く。
何一つ抗うこともできず、無表情に徹することさえできずに情けない泣き顔を晒し
僕の心も焼き切れそうだった。
だけど、長い夜はまだ始まったばかりだった。
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