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アナザールート その17 公開浣腸 その1

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僕を後ろから抱きしめたピエロの男が耳たぶを甘噛みすると同時に、手が僕の身体を撫で回す
 
こんな事で、こんな状況で感じるわけがない、泣きべそをかいている僕は身体を撫で回されている事にさえ気付いていなかった。
 
「肌が綺麗で、細くて、それでいてちゃんと脂肪もついていて、柔らかい手触りだ・・・。」
 
男が声に出してそう言った時、初めて身体をいじくり回されている事に気付いて身を竦ませた。
 
「ひっ、やぁっ!触らないで・・・」
 
僕はただ嫌悪感で身体を震わせて拒絶の言葉を口にする。
 
その手は胸からお腹、そして下腹部へとゆっくり下に下がってゆく。
 
「いくらスタイルが良くても、瘦せすぎて腹筋が割れたりしていたら台無しだよね。理想的な男の娘の身体だよ・・・」
 
男の口元が嗜虐的な愉悦で歪むのを抑えられないような笑みを浮かべていた。
 
「さてと・・・まずはお腹の中をキレイにしてあげようかな?」
 
「え・・・?・・・何・・・を・・・」
 
男は僕の問いには答えずに、僕から離れるとステージの下から何かを手にして戻ってくる。
 
“お腹の中をキレイにする”
 
その言葉は、以前 恥ずかしくて頭がおかしくなりそうになって、子供みたいに大声で泣かされた行為を予感させ、不安感と恐怖心で、まるで冷水を浴びせられたように体温が下がってゆく。
 
「嘘・・・ですよね・・・?、こんなところで・・・そんなこと・・・」
 
だけど、男が手にした物はその絶望的な予感が的中したことを物語っていた。
 
男が手に持っていたのはたっぷりと何かの液体で満たされたバケツ、そして巨大な注射器のようなものだった。
 
「は・・・はは・・・」
 
あんまりな仕打ちにかえって変な笑い声が漏れた。
 
これから、あのバケツの中身をお尻の中に流し込まれて、大勢の前でお腹の中身をみっともなく垂れ流す姿を晒しものにされるんだ•••。
 
ショックのあまり働かない思考の中で、世界が音を失いスローモーションのようにゆっくりと動く、そんな世界の中で色々な思いがきれぎれに点滅してゆく。
 
ソンナノ、デキルワケナイ
 
ヒドスギル
 
シンダホウガマシ
  
そして、バケツの中の液体を吸い上げた巨大な医療器具を鼻先に突き付けて見せつけられた時、僕は現実に引き戻されて絶叫した。
 
「嫌・・・だ、いやだぁ!!それだけは嫌ぁああ!!」
 
浣腸、たったそれだけのことで僕の虚勢も、僅かに残されたプライドもあっけなく崩されて・・・この場を逃げ出したくて狂ったように暴れていた。
 
だけどそれは、両手を拘束する鎖にただガチャガチャと音を立てさせるだけの行為だった。
広い部屋に鎖の音と、僕の泣き叫ぶ声と、大人たちが僕の醜態を嘲笑う笑い声が木霊していた。
 
「お願いします・・・許して下さい・・・許して・・・。」
 
プライドも矜持もなかった、羞恥心と恐怖感でいっぱいになり、奥歯が合わずカチカチ鳴っていた。
 
ガタガタと震えながらただ哀願を繰り返す。無力な僕にできるのはそれだけだった。
 
「おやおや・・・時雨ちゃんはもうギブアップかな?じゃあ、こう言ったら許してあげるよ。“負けを認めます。許して下さい”とね、そうしたら、そこの金髪のかわい子ちゃんと交代だ。」
 
そう言って客席を指先して笑った、悪魔の微笑みだった。
 
男が指差した方向に視線を向けると、そこには、両手首を後ろ手に縛られた状態ででっぷりと太った初老の男の膝に乗せられて身体を弄ばれている夕立の姿があった。
抵抗を封じられた夕立は、セーラー服の下に差し込まれた男の手が身体を弄る度に、涙目でビクビクと身体を捩らせていたる。
着衣は乱れているけれど、まだそれほど酷いことはされていない、それだけが救いだった。
 
“夕立に僕の代わりはさせられない”
僕はただそれだけの思いで耐えた。
 
「うっ・・・う・・・」
 
“好きにすればいいじゃないですか!”と、せめて憎まれ口の一つも叩きたかった。
だけど僕の心は萎え切ってそんな事さえ言い返す気力さえ失っていた。
ただ黙って男から目線を逸らし、唇を噛んで悔し涙を浮かべる。
 
「そうだね。最初にルールをハッキリさせておこう。時雨ちゃんが負けを認めたら夕立ちゃんと交代だ。逆に負けを認めないなら夕立ちゃんは優しく扱ってあげよう。ただしだ・・・」
 
男はにやにやと嫌な微笑みを浮かべて言葉を続ける。
 
「•••時雨ちゃんが気を失って、おじさん達の遊び相手をできなくなっても、夕立ちゃんと交代だ。せいぜい頑張るんだよ。」
 
その言葉で”ああ、僕は気絶するまで虐められるんだ”と、自分の運命を悟らされた、最初から覚悟していたことだけれど、あんまりな現実を突きつけられて目の前が真っ暗になってゆく。
 
「さてと、覚悟は出来たかい?」
 
そう言って、男は僕の後ろに回りってしゃがみ込む
僕はもう答える気力もなくして、黙ったまま顔を俯かせてただじっとしていた。
 
アナルに固いものが触れる感触がした。
 
「ひっ!」
 
その冷たさと嫌悪感に悲鳴を漏らした。
 
そのまま、ガラス製の医療器具の先端が僕のアナルに突き入れられる
 
「あっ…はい…っちゃ…う…っ…」
 
お尻の穴に、冷たい液体が生殺しを楽しむようにゆっくりとお腹の中に流し込まれてゆく。
少しずつ、少しずつ、その医療器具のシリンダーが押し込まる。時にはテンポを変えて急激に、時にはシリンダーを引いてお腹の中の液体を吸い上げてから、もう一度それを流し込まれる。
 
その異物感とおぞましさに全身が震えた。
 
「や…あっ、もう…やめ…」
 
惨めで、悔しくて、恥ずかしくて、溢れる涙が、無意識に上を向いた顔を濡らしてゆく。
 
「んあぁぁ…んっ、んんっ!」
 
たっぷり5分以上の時間をかけて冷たい液体を注入すると、男は空になったその医療器具を僕のお尻から抜き取った。
 
男が言うには、僕の中で暴れている液体はグリセリン溶液が300cc、通常こういった場合は200㏄というらしいから、かなり多いのだろう。
 
少し膨らんだ下腹の中では、腸壁にしみ込んだグリセリン溶液が強烈な腸の蠕動を引き起こしてゆく。
 
ぐりゅっ、ぐきりゅッ、グルルルルッ
 
内臓器官が、あり得ない圧力とグリセリンの刺激で悲鳴をあげている音がする。
 
「お腹が・・・ッ――――!? ぅ、ッ――!! あ゛、ッ――っ、ン゛、――! ――!」
 
強烈な蠕動を繰り返すお腹の激痛と出口を求めて暴れるグリセリン溶液の本流を必死を括約筋を引き締めて押さえ込む。
 
それだけ我慢してもいつか必ず訪れる破滅を先延ばしにするだけの行為だとわかっていても、無様な排泄行為を大勢の前で晒す行為なんて出来るわけがない。
 
少しでもお腹の圧力を減らそうとして、拘束された姿勢のまま、お尻を後ろに突き出す。
そのお尻は限界まで収縮させられた括約筋とその周辺の筋肉の痙攣でブルブルと震えていた。
 
「あ゛あ・・・ァ・・・、お願い・・・じまスゥ・・・、鎖をどいでぇ・・・おトイレにっ・・・、あ゛ァ!!イガセてぇ・・・」
 
「いいとも、“負けを認めます。許して下さい”って言えたらね。いつでもトイレ行かせてあげるよ。」
 
「う・・・っ・・・うう・・・」
 
涙を浮かべた瞳で男を睨み返す
それだけは・・・できない
 
「あ゛・・・ああ゛ァ・・・お腹がァ!!!」
 
ごろごろと鳴り続ける腹腔の激痛と圧力と、限界まで収縮し続けている括約筋の均衡は限界を迎えつつあった。
 
全身に油汗が浮かび、痙攣する身体から滴り落ちてゆく。
口元からは奥歯がカチカチと鳴る音が響いている。
 
「もっ・・・もう・・・」
 
その時、男が僕の耳元で囁いた。
 
「おやぁ?、時雨ちゃんの可愛いここが勃起しているね。」
 
「うぅ・・・えぇ!?」
 
男の視線の先にあるのは、僕の子供みたいに小さくて、毛も生えていないそこ。
大人たちがいつもバカにしてクリチンポと呼ばれていたそこが、いつの間にか固く勃起していた。
 
男は、今度は観客席の大人たちに聞こえるよう、大袈裟に、そしてわざとらしく続けた。
 
「おやおや・・・時雨ちゃんは公衆の面前で裸にひん剥かれて、オマケに浣腸までされて興奮しちゃう、変態のマゾっ子ちゃんだったんだね?」
 
「ちがっ・・・!」
 
「何が違うのかな・・・?」
 
男の手がそこに伸びて、2本の指で勃起したそこを軽く挟む。
 
 「んあっっ!!」
 
ただそれだけの接触だった。
それだけなのに、グリセリンの溶液がお腹に沁み込む痛み、出口を求める圧力を必死に押しとどめる括約筋が体力の限界を訴える痙攣、それに新しい感覚が上乗せされた。
それは、男の娘として嫌というほど経験されられた”快感”。
僕の身体は、脳は、処理能力の限界を溢れた感覚の奔流にパニックを起こし始めていた。
 
男の指がそのまま、僕のクリチンポを上下に擦り上げるだけで、ゾクゾクした快感が僕の腰から背骨を駆け上がっていくのをどうすることもできない。
 
「ひんっ! んあぁぁ……ダメぇ!!!」
 
「可愛いクリチンポを健気に勃起させて、何が違うんだい…?」
 
もう一方の手が僕の胸元に伸びる、そこには濃いピンクに色づいて、いつの間にか固くしこっている乳首があった
そこを軽くつままれて、引っ張られる。
 
「らめぇ!、乳首…やめぇっ!…」
 
乳首から甘い電流が響き、身体の中で乱反射する。
その快感は、浣腸の攻めに死に物狂いで抵抗している身体から力を奪ってゆく…
 
「時雨ちゃんはね、浣腸されて快感を感じちゃう変態マゾなんだよ。」
 
耳元で男の声が響く。
 
「違うぅ!…ちがっ!…ぅああ゛あ゛…違いますぅ!!!、もうやめ…ひぁん」
 
僕は大きく首を振って、涙を振り飛ばしながらそれを否定する
耳を塞ぎたかった、せめて床にしゃがみこみたかった。
だけど僕を拘束する鎖はそれすら許してくれない。男の声の毒が僕の精神を侵食してゆく。
 
「だったらこのクリチンポは…」
 
男の指先が鈴口を抉る。
 
「ひあああ!だめぇ!クリちんぽ弄るのだめぇ!」
 
「このエロ可愛い乳首は…」
 
男の指先が乳首を捻り上げる。
 
「・・・んぁあぁああっ!」
 
「なんで固くなっているんだい?」
 
「嘘だぁ!…こんなっ…あひぁ!!、ちがぁっ!…ちが…」
 
男の指先から僕の身体を蕩かす快感が、精神を侵食する毒が…流れ込んで来る。
そしてその快感が身体を貫くたびに、僕の腹腔内で暴れるグリセリンの溶液の圧力が増していった。
 
「もうらめぇ!!…漏れりゅ…漏れちゃうぅ!!!!」
 
呂律の回らない舌足らず悲鳴を上げたその時、男の冷酷な声が僕の耳元で囁いた。
 
「じゃあ、栓をしてやるよ。」
 
男はいつも間に下半身の服を脱ぎ棄てていた、そしてそこにそびえ立つ雄の象徴、僕なんかとは比べ物にならない大人の男のオチンチンが…僕のアナルにあてがわれ、一気に僕を貫いた。
 
「…っ…ぅ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ッ!」
 
その時、僕は断末魔の絶叫を上げながら、身体の中で魂が削れる音を確かに聞いた。
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