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一章・冒険者・ナナ
飛ぶ
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相変わらずラムさんのお店は癒しだ。
(料理…か。)
堪能した私はカウンターに1番近い通路を通って店を出る。
「ごちそうさまでしたっ…!」
何故かいつもより少し大きな声が出た。
店を出るとき後ろから
「お気をつけて」
とラムさんの声がする。
その声で力が入った私は、勢いよくその場から駆け出した。
その衝撃で周囲には風が舞った。
ーーーーー
アイギス砦は強固な砦だ。
大きさもさることながら山を切り拓いて作られた砦の為左右からの侵入は不可能。
正面からの突破を余儀なくされるが、弓矢部隊と魔導士部隊の猛攻を受けながら狭い門を潜らなければならない。
その為、もしここを攻略するなら大規模な攻城兵器などが必要になると言われるほど、堅牢で知られている。
(ここを部隊を率いた上で白兵戦で落とすなんて…)
こと戦に関して私は素人だ。
でもこの砦を落とすのが容易でないことは、その素人の目に見てもよく分かる。
私は砦を挟んだ右側の山から見下ろしていた。
迂回して山を登ってきたが、軍を率いてだとこうは上手くいかない。
この山ははげ山だし傾斜がきつい。
何よりここから砦に侵入するには高さがありすぎる。
けど
私なら行ける。
いつも家の玄関を出るように、私は山から飛び降りた。
落下中にある枯れ木や出っ張った岩等で勢いを殺しつつ、無事に砦の中に侵入。
目指すはトラバルト将軍のみ。
こういう時に大将がいるのは大きい幕舎の中と相場は決まっている。
私は目標を定め駆け出した。
(料理…か。)
堪能した私はカウンターに1番近い通路を通って店を出る。
「ごちそうさまでしたっ…!」
何故かいつもより少し大きな声が出た。
店を出るとき後ろから
「お気をつけて」
とラムさんの声がする。
その声で力が入った私は、勢いよくその場から駆け出した。
その衝撃で周囲には風が舞った。
ーーーーー
アイギス砦は強固な砦だ。
大きさもさることながら山を切り拓いて作られた砦の為左右からの侵入は不可能。
正面からの突破を余儀なくされるが、弓矢部隊と魔導士部隊の猛攻を受けながら狭い門を潜らなければならない。
その為、もしここを攻略するなら大規模な攻城兵器などが必要になると言われるほど、堅牢で知られている。
(ここを部隊を率いた上で白兵戦で落とすなんて…)
こと戦に関して私は素人だ。
でもこの砦を落とすのが容易でないことは、その素人の目に見てもよく分かる。
私は砦を挟んだ右側の山から見下ろしていた。
迂回して山を登ってきたが、軍を率いてだとこうは上手くいかない。
この山ははげ山だし傾斜がきつい。
何よりここから砦に侵入するには高さがありすぎる。
けど
私なら行ける。
いつも家の玄関を出るように、私は山から飛び降りた。
落下中にある枯れ木や出っ張った岩等で勢いを殺しつつ、無事に砦の中に侵入。
目指すはトラバルト将軍のみ。
こういう時に大将がいるのは大きい幕舎の中と相場は決まっている。
私は目標を定め駆け出した。
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