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帰省
しおりを挟む「マナ、3年間SSの担任お疲れ様でした」
「ティムさん、ありがとうございます」
「とのことで、次の学校が始まるのは
3ヶ月後です。先生達には2ヶ月の休みが
ありますので、マナも1度漆黒の森に
帰ってみてはどうですか?」
「2ヶ月ですか。いいですね」
「それなら決まりですね。いつでも帰っては
大丈夫ですよ」
「はい。わかりました」
「それでは、お気を付けて」
「まいどありー!!」
「さぁ、帰るか」
そう言い、街を出た
「着いた、な」
ダダダダダダ
『マーナー!!』
『サーリン!!』
『おかえり、マナ』
『ラジーニ!!帰ってきてたんだ』
『うん。マナが帰ってくるって
聞いたから、ノーテア自国から帰ってきた』
『そっか、ありがとう』
『マナ、学校での話聞かせて!!』
『うん、いいよ』
『よし!!爺様達待ってるから帰ろっか』
『そっか、良い生徒持ったんだな』
『うん。性格を偽るのはちょっと
キツイけど楽しいから、頑張れるんだ』
『そう、私も行ってみたいわ~』
『私も行ってみたいですわね』
『無理な話じゃよ』
『まぁ、いつか行ける日が来るだろうよ』
(聖獣も街に行きたい、か)
『俺、もう寝るね』
『おっ!!そうか』
『おやすみなさいねぇ~』
『うん。おやすみなさい』
そう言い、ヨタヨタと歩きながら
部屋に向かった
ボスッ
眠りに落ちそうだったがあることに気付いた
『あれ、そう言えば埃が舞わないなぁ』
コンコン
『はーい』
『マナ、伝え忘れてたけど
お部屋掃除しておいたわよ』
『あ、やっぱり?ありがとう』
『いいのよ』
『勝手に部屋に入ってごめんなさいね?』
『大丈夫。やましいのはないから』
『あら、そう』
『それじゃ今度こそおやすみなさいね 』
『おやすみなさい』
『それにしても、マナが元気そうで良かった』
『連絡が途絶えていたもんな』
『俺はあったけどな』
『それだってもう3年くらい前じゃん』
『マナが帰ってくると、ここも明るくなるな』
『そうですね』
『僕、明日帰らなきゃダメだから』
『そう言えばそうじゃったのぉ』
『明日マナが起きてから帰るよ』
『了解!!』
『それじゃ、かいさーん』
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