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しおりを挟む俺は指定されたとあるオープンカフェに行った。そこにはすでにあの女子高生が座っており、こちらに向かって笑顔で手を振って来た。
「あっおじさん♪ 久しぶり。元気にしてたー? 大変そうだねー。もぉー素直にお金払わないからだよー。だから私も仕方なく、ポチッとつぶやいちゃったんだよー。そしたらこんな騒ぎになっちゃったー。これでもうお金払う気になったんでしょ?」
「どうしてこんな……。どうしてこんなことをするんだ? それにこんな騒ぎになったら君が勘違いだったと言ってもどうにもならないだろう? だったら金を払おうが関係ないじゃないか」
「えーだって面白いし、お金もいっぱい貰えるんだもん。私がこうしてお金稼いであげると彼が喜んでくれるんだ~。それにお金払いたくなるようにちょっとだけおじさんをおどかすつもりがこんなにすぐ特定班に見つかって大騒ぎになるなんて思わなかったんだもん。あっでもお金はちょうだい。そしたらもう関わらないし、一応、警察にも勘違いって言うし、被害届?っていうのもかえしてもらうよ♪」
「なんだそれ……。そんなことで俺は……」
「それにおじさんも触ったんだから、いい思いしたんだからその代償は払わないとネ」
「だから俺はやってない!!」
「またまたぁ~。もうそれはいいよ。触って欲しいって書き込見て連絡してくれて、だからあの電車で待ち合わせたんじゃん。まぁその実態はツツモタセでした~。ナンチャッテ」
「だからそれがわからない。言ったなんのことだ? 俺はただいつものように出勤の為、あの電車に乗っただけだ?」
「えっ?! はぁ? 何言ってんの? おじさんがあの書き込み見て連絡して来たおじさんじゃないの?えっどういうこと?」
「はっ?!」
まさかまさかまさか俺は……。
「ごっめ~ん。おじさん。なんか間違えちゃった見たい。テヘペロw」
「なんだよ……それ……」
「通りでおじさん全然認めないと思った。ごめん、ごめん。間違いって誰にでもあるよね?だから許してくれるよね。えっ許す? ありがとうw」
「なっ……」
俺はもう言葉も出なかった。そんなことで俺は全部失ったのか……。まあでもこれで証拠は出来た。あとはこれを警察に届ければ。
「あっおじさん、悪い顔してる~。なんか余計なこと考えてる?おじさんには申し訳ないけど、私も捕まりたくないし、なんかする気なら許さないよ。ん~不安だからおじさんのことはここでもう潰させてもらうね」
そう女子高生は笑っていた。とても楽しそうに。
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