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助けて
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痛い、痛い、もうやめて、どうしてそんなことするの…
僕は今日も虐められている。なんでそんなことをするのだろう。したところで意味は無いのに
僕は嫌気がさして家を出た
無我夢中で走った
着いたところは深夜の公園
逃げた後のことを全く考えていなかった
これからどうしよう…
「君…中学生?こんな時間に何してるの?」
あ、まずい、お巡りさんだ
早く逃げなきゃ、また元通りの生活になってしまう
僕は手を振り払って逃げようとした
パシッ
お巡りさんは僕の腕を掴んでいた
もう、終わった…
「何かあってこんな深夜に公園にいたんだろ?俺でよければ聞くよ?」
僕は震えながら答えた
「ち、駐在所に…行くんですか…?」
「いーや、俺の家。行きたくないんだろ?家と駐在所に」
「…はい」
「じゃあ着いてきてね、足元気をつけて」
ついていって大丈夫なのか、危なくないのかという思考回路は働かなかった
誰かに助けてもらいたかったから
公園から少し歩くとお巡りさんの家(アパート)についた
お巡りさんだと呼びにくいので名前を聞いたら高郷祐太という名前だったから祐太さんと呼ぶことにした
僕は今日も虐められている。なんでそんなことをするのだろう。したところで意味は無いのに
僕は嫌気がさして家を出た
無我夢中で走った
着いたところは深夜の公園
逃げた後のことを全く考えていなかった
これからどうしよう…
「君…中学生?こんな時間に何してるの?」
あ、まずい、お巡りさんだ
早く逃げなきゃ、また元通りの生活になってしまう
僕は手を振り払って逃げようとした
パシッ
お巡りさんは僕の腕を掴んでいた
もう、終わった…
「何かあってこんな深夜に公園にいたんだろ?俺でよければ聞くよ?」
僕は震えながら答えた
「ち、駐在所に…行くんですか…?」
「いーや、俺の家。行きたくないんだろ?家と駐在所に」
「…はい」
「じゃあ着いてきてね、足元気をつけて」
ついていって大丈夫なのか、危なくないのかという思考回路は働かなかった
誰かに助けてもらいたかったから
公園から少し歩くとお巡りさんの家(アパート)についた
お巡りさんだと呼びにくいので名前を聞いたら高郷祐太という名前だったから祐太さんと呼ぶことにした
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