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第1章「転生しました!」
第05話「スライムってリアル物体Xかよ」
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特に何事もなく、ゴブリンの集落へたどり着いた。
そこは山の斜面にある洞窟のような場所で、20匹ほどが生活しているようである。彼は今、ゴブリンに擬態して洞窟へと入ったところだ。
そしてなぜか行動に迷っている。
(特に敵対していないのに、この集落を襲っていいものか?)
まあ一般的な現代日本人の平和的思考である。
それだけこの集落が平和に暮らしているように見えたからだった。
子供ゴブリンたちは走り回り、若いゴブリンたちは木の皮や草で衣類や履物を編んでいたり、料理っぽいものを作っていたり。女性のゴブリンが見当たらないのは何故なのだろう。
彼はそう、思っていたのだが。
洞窟の最奥にその答えがあった。
木製の檻に隔離された一室。
そこに薄汚れた3人の女性が捕らえられていたのである。
人間が1人、エルフらしいのが2人。着衣もなく、泥と血で汚れた身体を地面に横たえていた。そしてその下腹部は、妊娠しているのだろうと判る程に大きく膨れている。
虚ろな目は中空を見上げているようで‥‥‥‥いや、3人とも既に呼吸をしていない。
物語にあったような、ゴブリンやオークは人間の女を奪い、連れ去る。その理由を垣間見てしまった気がして、彼はこの平和なゴブリンの巣を潰すことを決意していた。
その時、巣の外で歓声が上がる。
『メシ、獲ってきた』
『すごい!』
『ごちそうだ!』
ゴブリンたちが洞窟の入り口で賑やかに話している。
彼が出てきて見れば。
おそらくヒト族の少年。
皮製の防具を着け、木の盾と鉄の剣を持っていたと思われる男性の遺体を、ゴブリン5匹が引きずって帰ってきたところだった。思われる、というのは今やゴブリンが嬉しそうに剣と盾を掲げているからで、互いに『収穫、収穫』と喜んでいた。
集落のゴブリンたちもそれを見て、喜んでいる。
(やはり害獣でしかない)
平和的に仲良く、というのはもう無理そうだった。
彼にはゴブリンの言葉はそれなりにわかるが、とても対話が出来るほど知能'も高くない。相手が強ければ逃げ、弱ければ倒して食料にしてしまう、そんな基本的な弱肉強食に生きる魔物でしかないのだ。
これがもし、他種族に迷惑をかけない平和的な種族であれば、彼ももっと違った対応をしたのであろうが、すでに意識は「知的な種族」ではなく「害獣」と認識していた。
(ならば弱肉強食に従ってもらおう)
彼はスライムという魔物だが、その意識はヒト寄りだ。それが良いのか悪いのかはともかく、先程まであった仏心は消え、彼はスライムの触手を振るった。
ここが人里離れた森の奥深くなら放置でも良かったのだろうが、さらわれた女性や狩られた少年を見る限り、人間やエルフを含めたヒト族の町や村、集落に近いのだと思わせる。
ならば全滅させても問題ないだろう。それはいかにもな人間的思考ではあったが、彼自身がスライムとして生きるよりも、人間らしく生きることを選択した瞬間でもあった。
いくつかの悲鳴は上がったが、高々20匹少々の集落。
彼の攻撃的触手の前では1分もかからない作業でしかない。伸ばされた触手に遠心力が加わり、触手の先に掴まれた短剣は容易くゴブリンの首や手足、胴体を切り裂いた。
(なんかこんな古い映画があったよな。物体Xだっけ?)
(化け物が人間に紛れ込んで、人を殺していく恐怖映画だった気がする)
(申し訳ない、君も僕の糧になってもらうよ?)
倒したゴブリンを吸収した彼は、最後にヒト族であろう男性に手を合わせ、吸収した。
それ以外にも、ゴブリンが使っていた武器や道具なども、何かの役に立つだろうと吸収しておく。消化はせず、収納だけだ。
そして最後に3人の女性たち。
もう何日か早く来ていれば助けられたのかもと彼は考えたが、今更の事だと冥福を祈って吸収する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
その後も森を探索し、ゴブリンやオークの集落を潰して回っていたら、ある日のこと、近くで騒ぎがあるのに彼は気付いた。100メートルほど先だろうか、彼は大コウモリを摂取したせいか聴力も上がっているように思える。
移動中は普通にスライムの姿で、森の中では触手を伸ばして木を渡り歩く感じ。さながら某クモ男。体力や筋力も上がっているようで、平地ではゴムボールのように跳ねたり、岩場や樹木に張り付いたり出来る。
実は何気に擬態していると疲れるのだ、主に精神的に。
騒ぎにたどり着いてみると、ヒト族をオークのグループが襲っていた。
街道らしき整地された道に乗り合い馬車だろうか、人数の乗れる大き目の箱馬車が2頭の馬ごと転倒しており、それを護衛の人間が守っているようだ。ヒト族は4人だが、オークは12匹居るので、ヒト族は苦戦中の様子。
(これは見捨てるのもちょっとな‥‥)
スライムとしての人生(?)もそこそこ経っているが、やはり意識はヒト寄り。なので彼は手助けをすることにした。
まずは木の上から手近な3匹を、長く伸ばした触手で首筋を切り裂く。不意の攻撃に驚く間もなく、オークは鮮血を撒き散らして倒れ込んだ。彼の触手には短剣が仕込まれており、防具で守られていない部位ならば簡単に傷付けることが出来る。
他のオークは距離があり過ぎて、触手では届きそうにないので、オークの背後へと飛び出した。
「***! *****!」
「**?!」
(しまったな、スライムのまま出てきてしまった)
ヒト族の護衛は突然の巨大スライムの出現に驚いているようだが、オークはまだ気付いていないようだった。
そして彼はヒト族の言葉がわからない。ゴブリンとオークの言葉なら吸収の効果か理解できる。言葉ともいえない片言の言語だけれども。
(なに、手助けしてやるんだ。敵対行動さえしなければ、わかってもらえるだろう)
彼は早速、オークの殲滅にかかった。
触手の先の短剣で切る、切る、切るだけの簡単なお仕事です。
オークが背後からの攻撃に気付いた時には、そのほとんどが倒されており、残りもヒト族が難なく倒してしまっていた。
「***! ***?」
(まあそうなるよな)
彼は心の中で苦笑する。
護衛の1人が剣を向け、彼に警戒の意思を向けたからだった。
(言葉が通じれば、もう少し何とかなったのだろうけどな)
そこは山の斜面にある洞窟のような場所で、20匹ほどが生活しているようである。彼は今、ゴブリンに擬態して洞窟へと入ったところだ。
そしてなぜか行動に迷っている。
(特に敵対していないのに、この集落を襲っていいものか?)
まあ一般的な現代日本人の平和的思考である。
それだけこの集落が平和に暮らしているように見えたからだった。
子供ゴブリンたちは走り回り、若いゴブリンたちは木の皮や草で衣類や履物を編んでいたり、料理っぽいものを作っていたり。女性のゴブリンが見当たらないのは何故なのだろう。
彼はそう、思っていたのだが。
洞窟の最奥にその答えがあった。
木製の檻に隔離された一室。
そこに薄汚れた3人の女性が捕らえられていたのである。
人間が1人、エルフらしいのが2人。着衣もなく、泥と血で汚れた身体を地面に横たえていた。そしてその下腹部は、妊娠しているのだろうと判る程に大きく膨れている。
虚ろな目は中空を見上げているようで‥‥‥‥いや、3人とも既に呼吸をしていない。
物語にあったような、ゴブリンやオークは人間の女を奪い、連れ去る。その理由を垣間見てしまった気がして、彼はこの平和なゴブリンの巣を潰すことを決意していた。
その時、巣の外で歓声が上がる。
『メシ、獲ってきた』
『すごい!』
『ごちそうだ!』
ゴブリンたちが洞窟の入り口で賑やかに話している。
彼が出てきて見れば。
おそらくヒト族の少年。
皮製の防具を着け、木の盾と鉄の剣を持っていたと思われる男性の遺体を、ゴブリン5匹が引きずって帰ってきたところだった。思われる、というのは今やゴブリンが嬉しそうに剣と盾を掲げているからで、互いに『収穫、収穫』と喜んでいた。
集落のゴブリンたちもそれを見て、喜んでいる。
(やはり害獣でしかない)
平和的に仲良く、というのはもう無理そうだった。
彼にはゴブリンの言葉はそれなりにわかるが、とても対話が出来るほど知能'も高くない。相手が強ければ逃げ、弱ければ倒して食料にしてしまう、そんな基本的な弱肉強食に生きる魔物でしかないのだ。
これがもし、他種族に迷惑をかけない平和的な種族であれば、彼ももっと違った対応をしたのであろうが、すでに意識は「知的な種族」ではなく「害獣」と認識していた。
(ならば弱肉強食に従ってもらおう)
彼はスライムという魔物だが、その意識はヒト寄りだ。それが良いのか悪いのかはともかく、先程まであった仏心は消え、彼はスライムの触手を振るった。
ここが人里離れた森の奥深くなら放置でも良かったのだろうが、さらわれた女性や狩られた少年を見る限り、人間やエルフを含めたヒト族の町や村、集落に近いのだと思わせる。
ならば全滅させても問題ないだろう。それはいかにもな人間的思考ではあったが、彼自身がスライムとして生きるよりも、人間らしく生きることを選択した瞬間でもあった。
いくつかの悲鳴は上がったが、高々20匹少々の集落。
彼の攻撃的触手の前では1分もかからない作業でしかない。伸ばされた触手に遠心力が加わり、触手の先に掴まれた短剣は容易くゴブリンの首や手足、胴体を切り裂いた。
(なんかこんな古い映画があったよな。物体Xだっけ?)
(化け物が人間に紛れ込んで、人を殺していく恐怖映画だった気がする)
(申し訳ない、君も僕の糧になってもらうよ?)
倒したゴブリンを吸収した彼は、最後にヒト族であろう男性に手を合わせ、吸収した。
それ以外にも、ゴブリンが使っていた武器や道具なども、何かの役に立つだろうと吸収しておく。消化はせず、収納だけだ。
そして最後に3人の女性たち。
もう何日か早く来ていれば助けられたのかもと彼は考えたが、今更の事だと冥福を祈って吸収する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
その後も森を探索し、ゴブリンやオークの集落を潰して回っていたら、ある日のこと、近くで騒ぎがあるのに彼は気付いた。100メートルほど先だろうか、彼は大コウモリを摂取したせいか聴力も上がっているように思える。
移動中は普通にスライムの姿で、森の中では触手を伸ばして木を渡り歩く感じ。さながら某クモ男。体力や筋力も上がっているようで、平地ではゴムボールのように跳ねたり、岩場や樹木に張り付いたり出来る。
実は何気に擬態していると疲れるのだ、主に精神的に。
騒ぎにたどり着いてみると、ヒト族をオークのグループが襲っていた。
街道らしき整地された道に乗り合い馬車だろうか、人数の乗れる大き目の箱馬車が2頭の馬ごと転倒しており、それを護衛の人間が守っているようだ。ヒト族は4人だが、オークは12匹居るので、ヒト族は苦戦中の様子。
(これは見捨てるのもちょっとな‥‥)
スライムとしての人生(?)もそこそこ経っているが、やはり意識はヒト寄り。なので彼は手助けをすることにした。
まずは木の上から手近な3匹を、長く伸ばした触手で首筋を切り裂く。不意の攻撃に驚く間もなく、オークは鮮血を撒き散らして倒れ込んだ。彼の触手には短剣が仕込まれており、防具で守られていない部位ならば簡単に傷付けることが出来る。
他のオークは距離があり過ぎて、触手では届きそうにないので、オークの背後へと飛び出した。
「***! *****!」
「**?!」
(しまったな、スライムのまま出てきてしまった)
ヒト族の護衛は突然の巨大スライムの出現に驚いているようだが、オークはまだ気付いていないようだった。
そして彼はヒト族の言葉がわからない。ゴブリンとオークの言葉なら吸収の効果か理解できる。言葉ともいえない片言の言語だけれども。
(なに、手助けしてやるんだ。敵対行動さえしなければ、わかってもらえるだろう)
彼は早速、オークの殲滅にかかった。
触手の先の短剣で切る、切る、切るだけの簡単なお仕事です。
オークが背後からの攻撃に気付いた時には、そのほとんどが倒されており、残りもヒト族が難なく倒してしまっていた。
「***! ***?」
(まあそうなるよな)
彼は心の中で苦笑する。
護衛の1人が剣を向け、彼に警戒の意思を向けたからだった。
(言葉が通じれば、もう少し何とかなったのだろうけどな)
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