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生きていく道
①
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***
祝砲の音が聞こえてきた瞬間、ゼリオスの黒い耳がピクッと外側にのけぞった。不思議そうな顔を空に向ける。鼻の穴をヒクヒクと動かす。
エアルは馬の首周りを両手で撫でつつ、
「今の音は祝いの砲弾だ。怯えなくていい」
となだらかな声で教えた。
こちらの言葉はわからずとも、伝えたいことはわかるのだろう。ゼリオスは自身を落ち着かせるようにフンと鼻息を飛ばし、再び川のせせらぎに顔を突っ込んだ。赤い舌を器用に動かし、ピチャピチャと水を飲む。
可愛がれている自信はないが、少なくとも対等な関係性は築けているのではないかと思う。その証拠にいつからか厩舎にゼリオスを迎えにいくと、目を細めてエアルの頬に頭や鼻をすり寄せてくるようになった。
ミレーとバルデアの開戦から早一年。エアルがゼリオスの世話をするようになってから、約一年が経った。
世話といっても、主の不在によって与えられるストレスを定期的に軽減させてやる程度のことしかしていない。城の敷地内にある森で散歩させたり、道中の川で水浴びをさせたり、木陰で一緒に休んだり。
本来の主がそうしていたような激しい走りは味わわせてあげられないが、せめて自分のできることをしてやりたい。寂しい思いをさせたくない……。と思う一方で、正直どうしようもなく自分の中に押し寄せてくる寂しさを共有したい、減らしたいという狙いもあった。
ゼリオスを任されたあの夜から、エアルはそんな気持ちを抱えながら、ゼリオスの面倒を積極的に見ている。
足元に流れる川に視線を落とす。水面に太陽の光が反射し、きらきらと光っている。
一年前、ローシュは戦争を止めるために戦争へと旅立った。けれど現状といえば、結局戦争はまだ終わっていない。
かといって、戦争の影もこの国には落ちていない。一年前と変わらない生活が目の前にある。森の中で聞こえる流水音と鳥のさえずり、そしてゼリオスの水を飲む音を切り取れば、平和そのものだ。
今も誰かが戦火の中で苦しみ、そして死んでいるかもしれない。それがローシュでない確証もないというのに。
ミレーとバルデアの戦争は、互いに一進一退の状況が続いているらしい。どちらが優勢とも劣勢とも言えないのか、王宮の騎士団長にそれとなく戦況を尋ねてははぐらかされたことも、一度や二度ではない。
エアルが知っているのは、ローシュはミレー軍とともに前線に立っているということだけだ。戦況については、国民が知っている程度のことしか知らない。バルデアが位置する南の方角からやってきた鳥たちに訊いても、みな口を揃えて酷い状況だとしか教えてくれない。
唯一の救いは、ローシュの身に何かあったという報せが入ってこないことだけ。もしも第一王子の身に何かあれば、さすがに城の者や国民に知らされるだろう。
ローシュに関する悪い報せが入ってこないこと――それがつまり良い報せなのだと考えるほかなかった。
エアルは「はあ」とため息をついた。祝砲が空に響き渡る空から、誰かが降りてきたのはそのときだった。
フリューゲルの杖を自在に扱いながら、エアルとゼリオスの傍へと降り立った人物――一瞬ローシュが戻ってきたのかとどきりとしたが、無事に着地して顔を上げた男を見た瞬間、淡い期待がほのかに打ち砕かれた。
エアルの前に現れたのは、第二王子のカリオだった。
そして今朝から祝砲が鳴る理由でもある。エアルは「おはようございます」と抑揚のない声で挨拶する。
「あ、うん。おはよう」
気の抜けた声が返ってくる。ローシュだったら……という期待を裏切られたことに気落ちする。無意識に、
「本日の主役がこちらにいらしていいんですか?」
と棘のある言い方をしていた。
「ハンナにすぐ戻るって伝えてあるから、たぶん大丈夫」
ローシュの使いを任されていた侍女のハンナは、カリオに従事する高齢の侍女が退いたことで、数ヶ月前からカリオの使いを引き継いだそうだ。
兄のローシュと違い、カリオはよく曖昧な言い方をする。少年の頃はその曖昧さを思慮深さとして捉えることもできたが、青年へと齢を重ねていくごとに頼りなさとして見えてしまうのが難点だ。
それは本人が一番自覚しているようで、特にローシュが戦争に発ってからというもの、カリオの目からは日に日に自信が失われているように見えた。
最初は兄と比べられて自信を喪失させているのかと疑った。だがエアルはもちろん、城の中でローシュとカリオを比べるような噂話など聞いたことがない。タイプが正反対すぎて、使用人たちの間で比較対象にもならないのだ。
何がこの男から自信を失くさせているのか知らないが、野鳥の図鑑を見て目を輝かせていた少年はもういない。
今日はカリオの十八歳の生誕日だ。余計なお世話だろうが、自分の誕生日ぐらい明るい顔をすればいいのにと思う。
カリオは目線を下に落とす。何か言いたそうに腹の前でフリューゲルの杖を両手に持ちながら、親指をクルクルと動かしている。
察してもらおうという魂胆が見え見えでうんざりした。さっさと用件を話してほしい。エアルは面倒に感じつつ尋ねた。
「私に何か御用でしょうか?」
訊いてもらいたそうな態度をとっておきながら、カリオはビクッと挙動不審に顔を上げた。
例に漏れず、もちろんカリオ相手にも大人の洗礼が待っている。夜には嫌でも二人きりになるのだ。今の時間にわざわざ会いにきたのだから、それなりの理由があるのだろう。
カリオは「う、うん」と消え入りそうな声で返事すると、迷いがちに口を開いた。
「お城の中では、ちょっと話しづらいことだから……」
恥じらいを含んだ目を下にやる。その仕草を見てピンとくる。ふと、カリオが話したいことというのは大人の洗礼についてじゃないかと思った。
エアルの予想は当たったようで、カリオは言いにくそうに、「兄さまが出立する前に大人の洗礼のことを聞いたんだ」と続けた。
「今夜僕に大人の洗礼をしてくれる相手は、エアルなんだよね?」
戸惑いの目がこちらをじっと見つめてくる。こういった問答には慣れているはずだったが、不思議と罪の意識に似たいたたまれなさがこみ上げてくる。
それもそのはずだ。ローシュはどうしてそんなことをカリオに伝えたんだろう。大人の洗礼の相手が自分だなんて、あえて教えたのだろうか。
出立前に聞いたとカリオは言っていたが、具体的にどのタイミングで? 自分がローシュに想いを告げる前だろうか。それとも後だろうか。今ここにいない相手に対して疑心暗鬼になる。ローシュの意図が見えなくてモヤモヤした。
エアルは動揺を喉の奥に押し込めながら、「ええ、そうですが」と返した。
祝砲の音が聞こえてきた瞬間、ゼリオスの黒い耳がピクッと外側にのけぞった。不思議そうな顔を空に向ける。鼻の穴をヒクヒクと動かす。
エアルは馬の首周りを両手で撫でつつ、
「今の音は祝いの砲弾だ。怯えなくていい」
となだらかな声で教えた。
こちらの言葉はわからずとも、伝えたいことはわかるのだろう。ゼリオスは自身を落ち着かせるようにフンと鼻息を飛ばし、再び川のせせらぎに顔を突っ込んだ。赤い舌を器用に動かし、ピチャピチャと水を飲む。
可愛がれている自信はないが、少なくとも対等な関係性は築けているのではないかと思う。その証拠にいつからか厩舎にゼリオスを迎えにいくと、目を細めてエアルの頬に頭や鼻をすり寄せてくるようになった。
ミレーとバルデアの開戦から早一年。エアルがゼリオスの世話をするようになってから、約一年が経った。
世話といっても、主の不在によって与えられるストレスを定期的に軽減させてやる程度のことしかしていない。城の敷地内にある森で散歩させたり、道中の川で水浴びをさせたり、木陰で一緒に休んだり。
本来の主がそうしていたような激しい走りは味わわせてあげられないが、せめて自分のできることをしてやりたい。寂しい思いをさせたくない……。と思う一方で、正直どうしようもなく自分の中に押し寄せてくる寂しさを共有したい、減らしたいという狙いもあった。
ゼリオスを任されたあの夜から、エアルはそんな気持ちを抱えながら、ゼリオスの面倒を積極的に見ている。
足元に流れる川に視線を落とす。水面に太陽の光が反射し、きらきらと光っている。
一年前、ローシュは戦争を止めるために戦争へと旅立った。けれど現状といえば、結局戦争はまだ終わっていない。
かといって、戦争の影もこの国には落ちていない。一年前と変わらない生活が目の前にある。森の中で聞こえる流水音と鳥のさえずり、そしてゼリオスの水を飲む音を切り取れば、平和そのものだ。
今も誰かが戦火の中で苦しみ、そして死んでいるかもしれない。それがローシュでない確証もないというのに。
ミレーとバルデアの戦争は、互いに一進一退の状況が続いているらしい。どちらが優勢とも劣勢とも言えないのか、王宮の騎士団長にそれとなく戦況を尋ねてははぐらかされたことも、一度や二度ではない。
エアルが知っているのは、ローシュはミレー軍とともに前線に立っているということだけだ。戦況については、国民が知っている程度のことしか知らない。バルデアが位置する南の方角からやってきた鳥たちに訊いても、みな口を揃えて酷い状況だとしか教えてくれない。
唯一の救いは、ローシュの身に何かあったという報せが入ってこないことだけ。もしも第一王子の身に何かあれば、さすがに城の者や国民に知らされるだろう。
ローシュに関する悪い報せが入ってこないこと――それがつまり良い報せなのだと考えるほかなかった。
エアルは「はあ」とため息をついた。祝砲が空に響き渡る空から、誰かが降りてきたのはそのときだった。
フリューゲルの杖を自在に扱いながら、エアルとゼリオスの傍へと降り立った人物――一瞬ローシュが戻ってきたのかとどきりとしたが、無事に着地して顔を上げた男を見た瞬間、淡い期待がほのかに打ち砕かれた。
エアルの前に現れたのは、第二王子のカリオだった。
そして今朝から祝砲が鳴る理由でもある。エアルは「おはようございます」と抑揚のない声で挨拶する。
「あ、うん。おはよう」
気の抜けた声が返ってくる。ローシュだったら……という期待を裏切られたことに気落ちする。無意識に、
「本日の主役がこちらにいらしていいんですか?」
と棘のある言い方をしていた。
「ハンナにすぐ戻るって伝えてあるから、たぶん大丈夫」
ローシュの使いを任されていた侍女のハンナは、カリオに従事する高齢の侍女が退いたことで、数ヶ月前からカリオの使いを引き継いだそうだ。
兄のローシュと違い、カリオはよく曖昧な言い方をする。少年の頃はその曖昧さを思慮深さとして捉えることもできたが、青年へと齢を重ねていくごとに頼りなさとして見えてしまうのが難点だ。
それは本人が一番自覚しているようで、特にローシュが戦争に発ってからというもの、カリオの目からは日に日に自信が失われているように見えた。
最初は兄と比べられて自信を喪失させているのかと疑った。だがエアルはもちろん、城の中でローシュとカリオを比べるような噂話など聞いたことがない。タイプが正反対すぎて、使用人たちの間で比較対象にもならないのだ。
何がこの男から自信を失くさせているのか知らないが、野鳥の図鑑を見て目を輝かせていた少年はもういない。
今日はカリオの十八歳の生誕日だ。余計なお世話だろうが、自分の誕生日ぐらい明るい顔をすればいいのにと思う。
カリオは目線を下に落とす。何か言いたそうに腹の前でフリューゲルの杖を両手に持ちながら、親指をクルクルと動かしている。
察してもらおうという魂胆が見え見えでうんざりした。さっさと用件を話してほしい。エアルは面倒に感じつつ尋ねた。
「私に何か御用でしょうか?」
訊いてもらいたそうな態度をとっておきながら、カリオはビクッと挙動不審に顔を上げた。
例に漏れず、もちろんカリオ相手にも大人の洗礼が待っている。夜には嫌でも二人きりになるのだ。今の時間にわざわざ会いにきたのだから、それなりの理由があるのだろう。
カリオは「う、うん」と消え入りそうな声で返事すると、迷いがちに口を開いた。
「お城の中では、ちょっと話しづらいことだから……」
恥じらいを含んだ目を下にやる。その仕草を見てピンとくる。ふと、カリオが話したいことというのは大人の洗礼についてじゃないかと思った。
エアルの予想は当たったようで、カリオは言いにくそうに、「兄さまが出立する前に大人の洗礼のことを聞いたんだ」と続けた。
「今夜僕に大人の洗礼をしてくれる相手は、エアルなんだよね?」
戸惑いの目がこちらをじっと見つめてくる。こういった問答には慣れているはずだったが、不思議と罪の意識に似たいたたまれなさがこみ上げてくる。
それもそのはずだ。ローシュはどうしてそんなことをカリオに伝えたんだろう。大人の洗礼の相手が自分だなんて、あえて教えたのだろうか。
出立前に聞いたとカリオは言っていたが、具体的にどのタイミングで? 自分がローシュに想いを告げる前だろうか。それとも後だろうか。今ここにいない相手に対して疑心暗鬼になる。ローシュの意図が見えなくてモヤモヤした。
エアルは動揺を喉の奥に押し込めながら、「ええ、そうですが」と返した。
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