56 / 131
言えないことのひとつふたつ 2
しおりを挟む
シャワーの後、ベッドの上で下着一枚で座る万里の股の間に正座する俺 。
下着の上からでも大きいのがわかる。自分も結構大きいとは思ってたけど、万里のを見てしまうと、やっぱり男としての敗北感が・・・。
しかもこの大物、erectionすると 血管がハッキリ浮き出て色も濃くて、獰猛、としか言いようが無いくらいの凶器になるんだよな。
そんな凶器を俺の口に・・・?
お尻に入るくらいなんだから、口に入らないことはないだろうけど・・・正直、万里のペニスを咥えて自分が興奮する自信が無い。
好きだから、見たい触りたいっていう欲求はある。でもソコを舐めるってなると・・・
「できないなら無理しなくていい。別に挿入する事だけがセックスじゃないしな」
「できるよ!」
「そうか?じゃあヨロシク」
うう。できない、って言いたくなくて思わず強がってしまった・・・。
しょうがない。もう覚悟を決めるしかない。
万里の下着の上から膨らんだ部分を触る。
柔らかい。ふにふにしてて、たぷたぷしてて、だけどなんか芯があるみたいな触り心地。
下着越しに自分のも触ってみる。
後ろの準備をするのに萎えてしまったそれは、万里のより一回りくらい小さくて、ふにふにはあんまり変わらないけど芯がない感じ?陰嚢もそんなにたぷたぷしてないし。
思えば、俺はいつもミンホさんや万里にしてもらうばっかりで、他人のモノをこんなに触ったのは初めてかも。
嫌悪感は無い。むしろなんかペットみたいでカワイイかも。ずっと触ってたい。
あ~、これだったら舐めるのも平気そうかな。
だけど・・・
「あれ、ねえ万里、硬くなってきたよ?」
「そりゃ触られてんだからそうなるだろ」
「え?でも勃たないかもって・・・」
「あ!あ~・・・でもそれ以上は無理そうな気がしてきた」
それは困る!
万里の下着を下げ、半勃ちのそれを直に触ってみる。
「やっぱまだちょっと柔らかいね・・・」
「だろ?」
万里は俺の頭を片手で抑えて自分の股間に押し付ける。
「ぎゃっ」
かかかか顔に唇に!万里のが当たってる!女の子のでさえこんなに近くで見たことないし、舐めたことも無いのに!
「やっぱできない?」
「で、で、できます!な、舐めるすればっ、いいですよ!」
ああ~、パニックだ。
とにかく舐めないと!万里がしてくれるみたいに・・・
まだ下向き加減のそれを握って起こし、先の膨らんだ部分をロリポップのように舌で舐めてみる。
・・・味はあんまりしない。ボディソープの匂いの中に微かに混ざる雄の匂い。
あ、なんかさっきより大きくなって来たかも・・・。
もっと大きくなって欲しくて、舌を陰茎に這わせて裏筋を舐め上げ、舌先でカリを一周する。
「そこのエラでシウの中を引っ掻くと、泣いてるみたいに前が濡れるんだよな」
え!?何?急に・・・
「シウが今 舐めてるとこで中擦ってやると、キュンキュン締め付けられて、あー感じてんだなってわかるんだ」
なんか万里の解説始まっちゃったけど・・・
「なんなの?」
「気にしなくていいから。続けろよ」
気にするなって言われても、気が散っちゃうよ。
と思いつつも、だんだん大きくなってくれるのが なんだか嬉しくなってきた俺は再び舌で亀頭を舐める。
全部は無理でも、まだこの大きさなら半分くらいは口に入りそうかな。
先の方からぱくっと咥えてみる。
「んぅっ」
咥えた途端に口の中で万里のそれが また少し大きくなって、俺は息苦しくなる。
何とか舌と唇を使って扱いてみようと試みるけど、口の端が裂けてしまいそうで上手くできない。
「こうやって・・・」
両手で頭を掴まれて、ゆっくりと万里が腰を浮かせ上顎を擦りながら奥まで入ってきた先端に、喉を押されて嗚咽が出る。
「後ろに奥まで突っ込むと、シウは『痛い』って言いながらもイッちゃうんだよな?」
万里の声に反応するかのように、お尻の奥がきゅうっとなってヒクついてくる。
「もういい」
「かはっ、はぁ・・・っ」
俺の体を起こして万里が唇を重ねてくる。
「なんで?俺、上手くできてなかった?」
「そんな事ない。俺がおまえに触りたくなった。それに、自分の見てみろよ」
自分の?
俯いて股間に目をやると、濡れて色が変わった下着を押し上げて、痛いくらいに勃ち上がった自分のそれ。
「な・・・に、これ・・・」
「俺の咥えて興奮したんだ?」
「ち」
違う、と言えないこの状況。
こんなになってるなんて自分でも気付かなかった。
興奮する自信が無い、なんて思ってたのに!
「あんまり可愛い反応するから、我慢できなくなっただろ」
肩をグッと掴まれ、視界がぐるっと回りベッドに仰向けで抑え込まれる。
「シウが一緒にいるのに、俺が不能になるわけねぇだろ。見ろ、おまえにちょっと弄られただけでこうなってる」
「あ・・・」
良かった。万里とちゃんとセックスできるんだ。
「俺を下手くそ扱いしたからには、もう容赦しねーからな」
「え?容赦って?」
「今まで手加減してた分、今日は遠慮しないってこと」
遠慮、しない?
「もっと気持ち良くしてくれるの?」
「そうだ。気持ちイイを通り越して、二度と『下手くそ』なんて言えないようにしてやる」
下着の上からでも大きいのがわかる。自分も結構大きいとは思ってたけど、万里のを見てしまうと、やっぱり男としての敗北感が・・・。
しかもこの大物、erectionすると 血管がハッキリ浮き出て色も濃くて、獰猛、としか言いようが無いくらいの凶器になるんだよな。
そんな凶器を俺の口に・・・?
お尻に入るくらいなんだから、口に入らないことはないだろうけど・・・正直、万里のペニスを咥えて自分が興奮する自信が無い。
好きだから、見たい触りたいっていう欲求はある。でもソコを舐めるってなると・・・
「できないなら無理しなくていい。別に挿入する事だけがセックスじゃないしな」
「できるよ!」
「そうか?じゃあヨロシク」
うう。できない、って言いたくなくて思わず強がってしまった・・・。
しょうがない。もう覚悟を決めるしかない。
万里の下着の上から膨らんだ部分を触る。
柔らかい。ふにふにしてて、たぷたぷしてて、だけどなんか芯があるみたいな触り心地。
下着越しに自分のも触ってみる。
後ろの準備をするのに萎えてしまったそれは、万里のより一回りくらい小さくて、ふにふにはあんまり変わらないけど芯がない感じ?陰嚢もそんなにたぷたぷしてないし。
思えば、俺はいつもミンホさんや万里にしてもらうばっかりで、他人のモノをこんなに触ったのは初めてかも。
嫌悪感は無い。むしろなんかペットみたいでカワイイかも。ずっと触ってたい。
あ~、これだったら舐めるのも平気そうかな。
だけど・・・
「あれ、ねえ万里、硬くなってきたよ?」
「そりゃ触られてんだからそうなるだろ」
「え?でも勃たないかもって・・・」
「あ!あ~・・・でもそれ以上は無理そうな気がしてきた」
それは困る!
万里の下着を下げ、半勃ちのそれを直に触ってみる。
「やっぱまだちょっと柔らかいね・・・」
「だろ?」
万里は俺の頭を片手で抑えて自分の股間に押し付ける。
「ぎゃっ」
かかかか顔に唇に!万里のが当たってる!女の子のでさえこんなに近くで見たことないし、舐めたことも無いのに!
「やっぱできない?」
「で、で、できます!な、舐めるすればっ、いいですよ!」
ああ~、パニックだ。
とにかく舐めないと!万里がしてくれるみたいに・・・
まだ下向き加減のそれを握って起こし、先の膨らんだ部分をロリポップのように舌で舐めてみる。
・・・味はあんまりしない。ボディソープの匂いの中に微かに混ざる雄の匂い。
あ、なんかさっきより大きくなって来たかも・・・。
もっと大きくなって欲しくて、舌を陰茎に這わせて裏筋を舐め上げ、舌先でカリを一周する。
「そこのエラでシウの中を引っ掻くと、泣いてるみたいに前が濡れるんだよな」
え!?何?急に・・・
「シウが今 舐めてるとこで中擦ってやると、キュンキュン締め付けられて、あー感じてんだなってわかるんだ」
なんか万里の解説始まっちゃったけど・・・
「なんなの?」
「気にしなくていいから。続けろよ」
気にするなって言われても、気が散っちゃうよ。
と思いつつも、だんだん大きくなってくれるのが なんだか嬉しくなってきた俺は再び舌で亀頭を舐める。
全部は無理でも、まだこの大きさなら半分くらいは口に入りそうかな。
先の方からぱくっと咥えてみる。
「んぅっ」
咥えた途端に口の中で万里のそれが また少し大きくなって、俺は息苦しくなる。
何とか舌と唇を使って扱いてみようと試みるけど、口の端が裂けてしまいそうで上手くできない。
「こうやって・・・」
両手で頭を掴まれて、ゆっくりと万里が腰を浮かせ上顎を擦りながら奥まで入ってきた先端に、喉を押されて嗚咽が出る。
「後ろに奥まで突っ込むと、シウは『痛い』って言いながらもイッちゃうんだよな?」
万里の声に反応するかのように、お尻の奥がきゅうっとなってヒクついてくる。
「もういい」
「かはっ、はぁ・・・っ」
俺の体を起こして万里が唇を重ねてくる。
「なんで?俺、上手くできてなかった?」
「そんな事ない。俺がおまえに触りたくなった。それに、自分の見てみろよ」
自分の?
俯いて股間に目をやると、濡れて色が変わった下着を押し上げて、痛いくらいに勃ち上がった自分のそれ。
「な・・・に、これ・・・」
「俺の咥えて興奮したんだ?」
「ち」
違う、と言えないこの状況。
こんなになってるなんて自分でも気付かなかった。
興奮する自信が無い、なんて思ってたのに!
「あんまり可愛い反応するから、我慢できなくなっただろ」
肩をグッと掴まれ、視界がぐるっと回りベッドに仰向けで抑え込まれる。
「シウが一緒にいるのに、俺が不能になるわけねぇだろ。見ろ、おまえにちょっと弄られただけでこうなってる」
「あ・・・」
良かった。万里とちゃんとセックスできるんだ。
「俺を下手くそ扱いしたからには、もう容赦しねーからな」
「え?容赦って?」
「今まで手加減してた分、今日は遠慮しないってこと」
遠慮、しない?
「もっと気持ち良くしてくれるの?」
「そうだ。気持ちイイを通り越して、二度と『下手くそ』なんて言えないようにしてやる」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる