私は魔物と人間の間で揺れ動いているが実は結構な感じの女神だったらしい(多分)

きんのたまご

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私の家が絶賛大掃除中★

もとい家捜し中★

何だか手掛かり探すとか言ってさぁ。もうゴチャゴチャ。アハッ!
「マジでホントに絶対に片付けてよね…」
思わず半目になって未だ部屋を荒らし回っている2人に告げる。
だいたい!この馬小屋の様な家に何が隠してあるというんだよ!
馬鹿皇子め!

仕方なく私は食器などをしまっている棚を掃除し始める。
あぁー。この家に暮らしている時でもこんなに掃除したこと無かった。
棚板を拭いているとガタンッと棚が勢いよく外れた。ん?まさか!壊れた?そんな強く拭いてないはずなんだけど。
私は慌てて棚の状態を確かめる。
すると何だかちょっとおかしな窪みがある?
手を伸ばし窪みに手を入れると何やら紙の束らしき物が…。
「よっと」
その紙の束らしき物を引っ張り出すと…日記?
その日記!をペラペラとめくりかけると後ろから
「おい、何かあったのか?」
皇子がふてぶてしく話かけてきた。
「あぁ、うん。何か知らない日記みたいな物が出てきた」
皇子は手を伸ばし私から日記を受け取るとパラパラめくり出した。
「ウィップス!」
急に大きな声で魔導師様を呼ぶ皇子。
「何かあったですか?」 
皇子の肩越しに日記を覗き込んでくる。
「見てみろ。この日記魔力を感じる。なにかしら仕掛けが有るだろう」
「ちょっとお借りしますね」
そう言うとペラペラ捲ったり、裏返したり、ひっくり返したり。
内容はどうでもいいのかな?

「あー、うん。そうですねぇ、ぶっちゃけ魔法かかっちゃってますねぇ」

そこに飛び込んで来た黒い塊。
『ティアー』
「モーリー」
私はぎゅっと抱きしめる。
『ティアの気配したから来たの!』
よしよしモーリーの頭を撫でる。

「おい、そいつ魔物だろう!」
皇子うるさい!
「だから何だって言うの?この子は私の家族よ。そいつ呼ばわりしないで」
『ティア何であいつらも一緒なの?』
「実は私もまだ帰って来た訳ではないの。ゴメンね。何だか調べたい事があるって言うから連れて来たんだ」
そう言って安心させるように笑う。
「モーリーから皆にまだこの家には近付かないように言ってくれる?怖い人いるからって」
そう言って私はチラリと皇子を見た。つられるようにモーリーも皇子を見て
『わかった』
と頷いた。

「何言ってるか分からんが、何か良くない事を言っているだろう」
野生の勘か皇子はそう言ってふてぶてしく指をさしてきた。
「ふんだ!怖い人居るから来ちゃダメって言ってただけだよーだ!」


皇子がなんか文句言ってたけどしらんぷーい。
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