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番外編
アイリスのファンの集い1
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私はあの話に登場した、愚かな男Aの妻。
あのパーティー以降アイリス様に強い憧れを抱くようになった私は他にも同じような方がいるかもしれないと独自に調査し、アイリス様のファンクラブ《アイリス様のざまぁを見守る(時には助ける)会》を設立した。
この会を設立するにあたり、かなりの入念な調査を行った。すると今まで出てこなかった被害者の多い事多い事。やはり夫婦のデリケートな問題ですものね、表には出て来ませんよね。
この貴族社会、夫を繋ぎ止めておけない妻が悪いと言われるしまつ。解せぬ。
そんな悩める奥様達を集めに集めたこの見守る会!
主な活動内容は
1.日々増え続けるキャスリーンによる被害者の調査
2.夫の行動に不満があるが言い出せず泣き寝入りしている奥様への相談窓口の開設
3.独自調査の定期報告会
こんなものだろうか。
アイリス様を見守る《時に助ける》事は当たり前過ぎてここには書きません!これは最早呼吸と同義と捉えて頂いても構いません。
本日は3に書いてある調査報告会の日。
「さて、皆様よくおこしくださいました。お茶会改め定期報告会を始めます」
司会進行は毎回集まる家の奥様が担当する。お茶会と称し毎回家を変えて集まる。
今日は私、Aの妻でありこの会の発足者である私の持ち番だ。
「こちらをご覧下さい」
私は紙の束を席に着く奥様達の前に出す。
「これはあのパーティーの後あの愚かな2人がどうしたかを纏めたものです」
そう言うとペラペラと紙をめくる音がし始める。
「まず!あの2人は愚かにも公衆の面前で手に手をとって逃げました、しかしその逃げた先は侯爵家の別邸です。これは現侯爵が勝手にキャスリーン嬢に与えたものです」
皆私の言葉を聞き頷く。そう、この衝撃事件は社交界では知らない人がいないのでは?と言うほど広まっている。
「当然アイリス様も侯爵の居場所は掴んでいました!ここで私達ならばすぐにでも乗り込んで行った事でしょう!しかしアイリス様はそうはなさらずに暫く様子を見ておられました」
ここでまた皆が頷く。
「本当なら直ぐに追い出すべきです!しかしながらアイリス様はどうせ2人ではまともに生活出来ないだろうとお2人に援助まで申し出になられたのです!」
その言葉には皆が驚きを隠せないようだった。そうでしょうそうでしょう!私だって最初は目を疑いました。
ちなみにこれは私が独自のルートで調べました。
「アイリス様は何故お2人に援助を申し出になられたのでしょう?」
はい!いい質問来ましたー!
「いい質問ですね。それはキャスリーン嬢に屈辱感をあじあわせる為です」
「でも奪った男の妻から援助して貰うなんて普通ならばしめしめとかやっぱり私の勝ちねとか思うのでは?」
「そう!普通ならばそうでしょう!しかしキャスリーン嬢には山よりも高いプライドがあるのです。アイリス様はそこを利用したのです。今やあなた達2人は逃げ出したはずの妻である私からの援助で生活しているのよ、さぞ惨めでしょう?と!その証拠に後にキャスリーン嬢は何故あの女のお情けで生きていかないといけないのよ!と怒鳴っていました。その辺の詳しい事は資料の2枚目にあります」
「まあ!」
「流石です!」
「素晴らしいです!」
あちらこちらからアイリス様に対する賛辞の声が上がる。
そうでしょう!そうでしょう!本当に!
この事実を知った時の私の胸のスカッとした事!っとあまりの楽しさに興奮してしまいました、失礼。
あら、もうこんなお時間。そろそろこのお茶会もお開きですわね。
では、次回の報告会でまたお会いしましょう。御機嫌よう。
あのパーティー以降アイリス様に強い憧れを抱くようになった私は他にも同じような方がいるかもしれないと独自に調査し、アイリス様のファンクラブ《アイリス様のざまぁを見守る(時には助ける)会》を設立した。
この会を設立するにあたり、かなりの入念な調査を行った。すると今まで出てこなかった被害者の多い事多い事。やはり夫婦のデリケートな問題ですものね、表には出て来ませんよね。
この貴族社会、夫を繋ぎ止めておけない妻が悪いと言われるしまつ。解せぬ。
そんな悩める奥様達を集めに集めたこの見守る会!
主な活動内容は
1.日々増え続けるキャスリーンによる被害者の調査
2.夫の行動に不満があるが言い出せず泣き寝入りしている奥様への相談窓口の開設
3.独自調査の定期報告会
こんなものだろうか。
アイリス様を見守る《時に助ける》事は当たり前過ぎてここには書きません!これは最早呼吸と同義と捉えて頂いても構いません。
本日は3に書いてある調査報告会の日。
「さて、皆様よくおこしくださいました。お茶会改め定期報告会を始めます」
司会進行は毎回集まる家の奥様が担当する。お茶会と称し毎回家を変えて集まる。
今日は私、Aの妻でありこの会の発足者である私の持ち番だ。
「こちらをご覧下さい」
私は紙の束を席に着く奥様達の前に出す。
「これはあのパーティーの後あの愚かな2人がどうしたかを纏めたものです」
そう言うとペラペラと紙をめくる音がし始める。
「まず!あの2人は愚かにも公衆の面前で手に手をとって逃げました、しかしその逃げた先は侯爵家の別邸です。これは現侯爵が勝手にキャスリーン嬢に与えたものです」
皆私の言葉を聞き頷く。そう、この衝撃事件は社交界では知らない人がいないのでは?と言うほど広まっている。
「当然アイリス様も侯爵の居場所は掴んでいました!ここで私達ならばすぐにでも乗り込んで行った事でしょう!しかしアイリス様はそうはなさらずに暫く様子を見ておられました」
ここでまた皆が頷く。
「本当なら直ぐに追い出すべきです!しかしながらアイリス様はどうせ2人ではまともに生活出来ないだろうとお2人に援助まで申し出になられたのです!」
その言葉には皆が驚きを隠せないようだった。そうでしょうそうでしょう!私だって最初は目を疑いました。
ちなみにこれは私が独自のルートで調べました。
「アイリス様は何故お2人に援助を申し出になられたのでしょう?」
はい!いい質問来ましたー!
「いい質問ですね。それはキャスリーン嬢に屈辱感をあじあわせる為です」
「でも奪った男の妻から援助して貰うなんて普通ならばしめしめとかやっぱり私の勝ちねとか思うのでは?」
「そう!普通ならばそうでしょう!しかしキャスリーン嬢には山よりも高いプライドがあるのです。アイリス様はそこを利用したのです。今やあなた達2人は逃げ出したはずの妻である私からの援助で生活しているのよ、さぞ惨めでしょう?と!その証拠に後にキャスリーン嬢は何故あの女のお情けで生きていかないといけないのよ!と怒鳴っていました。その辺の詳しい事は資料の2枚目にあります」
「まあ!」
「流石です!」
「素晴らしいです!」
あちらこちらからアイリス様に対する賛辞の声が上がる。
そうでしょう!そうでしょう!本当に!
この事実を知った時の私の胸のスカッとした事!っとあまりの楽しさに興奮してしまいました、失礼。
あら、もうこんなお時間。そろそろこのお茶会もお開きですわね。
では、次回の報告会でまたお会いしましょう。御機嫌よう。
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