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16 真名と呼び名
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荒野の片隅。比較的日の当たらない岩陰で、レイジとリリィは座っていた。
「その・・・もしかしなくても、さっきのって私の命令に従ったってことになるよね。」
「ああ・・・恐らくな。そうでもなきゃ、俺がお嬢様のことをお嬢様って呼ぶ理由がねぇだろ。・・・悪い、命令を一度撤回してくれ。」
「ああ、ごめん。その、好きに呼んでいいよ。」
「リリィ・・・よし、戻ったな。それで、リリィ。この現象の原因はなんだか分かるか?」
レイジの問いに、リリィは少し考える。
「多分だけど・・・真名、かな。良く考えたら、レイジは異世界人なんだから普段使いの名前も、真名も違わないよね。シロガネレイジって言うのが、レイジがただひとつ持つ名前なんでしょ?」
「それは、そうだけどよ。今までだって転生者やら召喚者やらは居たんだろ?そいつらに同じ事は起きなかったのか?」
「さすがに、そこまでは・・・」
困った表情になる、リリィ。
と、その時レイジの耳に管理者の声が聞こえてくる。
『ふむ・・・説明が足りなかったかもしれないな。』
「何か知ってる・・・に、決まってるか。」
『ああ。とはいえ、実際にこのケースが起こるのは記録上初めてだな。そもそも、真名を知っているからと言って無条件に相手を支配下に置ける訳では無い。』
「そうなのか?」
『双方に圧倒的な魔力の差がある場合、真名による支配を打ち消すことが出来る。そして、この世界に来た異世界人の殆どは召喚者だ。』
「確か・・・召喚者は平和な人生との引き換えで強力な能力を持ってるんだったか。」
『そうだ。それは基本的に異能と呼ばれる力だが、その超越した力を使うために召喚者はみな膨大な魔力を与えられている。』
「あー・・・なるほど、だから問題は無かった、と。」
一応納得するレイジ。
「だが俺は転生者だから、真名を知られたことによりリリィの命令に逆らうことが出来なかったと。・・・つっても、これまでそこそこの時間行動を共にしてきたがよ。明確に行動を強制されたのはさっきだけだぞ?それは、たまたま命令と認識されてなかっただけか?」
『いや、違うだろうな。先もいったが、魔力量に圧倒的な差があった場合は真名による支配を打ち消せる。汝は転生者だが異能を与えられている上に始祖だ。魔力量で言えば他の召喚者にも引けはとらない。』
管理者の説明に、レイジはうんざりしたように表情を歪める。
「じゃあ、いよいよなんでだよ?」
『恐らく、その少女が真祖となったことが最も大きな原因だろう。真祖は、始祖に次ぐ膨大な魔力を持つ。それにより、真名による支配が有効な範囲まで魔力の差が縮まったと考えられる。』
「・・・とりあえず、大体わかった。」
レイジは、今聞いたことをリリィに説明する。
「・・・ってことらしい。」
「そう、なんだ。私のさっきの命令は、本気で言ったわけじゃないけど・・・」
「多分だが、明確に相手を指定しない命令は聞いている全ての配下に効果を発揮するみたいだな。もっとも、真名による支配と吸血鬼の上下関係が同じシステムとは思えないが。」
「そうなると、命令形の発言は気を使わないといけないね。」
「まあ、明確にやれ、とかしろ、って言わない限り大丈夫みたいだがな。その辺は暴発しないようになってるんじゃねぇか?」
レイジはそこで一度言葉を切った。
そして、少し表情を真剣にして考える。
「ただまぁ、何らかの対策は必要だな。今後、真祖を増やす度に真名について気をつけるのも面倒だし、単純にリスキーだ。」
「えっと、対策って?」
「偽名・・・というよりは、こっちの世界用の名前だ。名を名乗らないのは普通に怪しいからな。いっそ今後使える名前をつけた方がいい。」
「ああ、それはそうだね。でも、もうレイジって呼ぶのに慣れちゃったからなぁ。あんまり違う名前だと言いにくいかも。」
そう言って、リリィは考え込む。
「うーん・・・レイジって呼んでも違和感のない名前で・・・ってなると、愛称とか略称がそうなるといいかな?」
「あー・・・じゃあ、リリィに任せる。俺はこの世界の基準がわかんねぇしな。」
レイジにそう言われ、リリィは更に考える。
「フレイジャ・・・レイジン・・・グレイジオ・・・レイジアス・・・あーもう!難しいよ!そもそも私男の子の名前とか考えたことないし。」
「お、落ち着いてくれよ。そうだな・・・今の候補の中だったら、レイジアスが一番良い名前な気がするな。(比較的言いやすくて)」
頭を抱えるリリィに、レイジは引き気味に思わずそう答える。
すると、リリィはパッと表情を輝かせてレイジに詰め寄る。
「ほんと!?うんうん、私もそう思ってたんだよ。レイジは分かってるね!」
「あ、ああ。そうだな・・・?」
「じゃあ、これからレイジが名乗る時はレイジアスって言ってね。私も必要な時はそう呼ぶから。」
「わかった、そうさせてもらうさ。リリィも俺の名前を他人に漏らさないように気をつけてくれ。」
レイジのその言葉に、リリィは頷く。
しかし、その後に少し首を傾げる。
「それなら、私に『真名を誰にも教えるな』って命令すればいいんじゃないの?その方が確実だと思うけど。」
「なんだ?命令して欲しいのか?」
「そ、そういう訳じゃないけど・・・」
「くくっ、まあ必要になったら命令するさ。」
レイジはそう言うと、立ち上がりワイバーンに近寄る。
「お前らにも、呼び名が必要だな。名前があるにしろないにしろ、分からないことにはどうにもなんねえし。そうだな・・・タローとジローとかどうだ?」
「名前の由来はよくわかんないけど、それは無いと思うな・・・」
「そ、そうか?俺の世界じゃ、結構普通の名前なんだが・・・」
「この子達、ワイバーンなんだよ?もっと威厳のある名前じゃないと。」
呆れ顔になるリリィ。
そして自らもワイバーンに近寄る。
「そういえば、この子達はオスとメスみたいなんだよね。こっちの少し大きい方がメスで、小さい方がオス。」
「へぇ、そうなのか。じゃあ、それにあった名前で、ハナコとタロウで・・・」
「無し。ていうか、タロウってさっきと一緒じゃない。」
レイジの提案を一言で切り捨てて、リリィは二頭のワイバーンの下顎を撫でる。
「ねえ、あなた達の名前、私が決めてもいい?」
リリィがそう問うと、ワイバーンは低く唸りその大きな頬を擦り付ける。
「ふふっ・・・それじゃあ女の子のあなたはルルア。男の子はカイン。」
「・・・なに?」
「え、ど、どうしたのレイジ?」
「いや、リリィ。その名前、何か由来はあるのか?」
「由来は、この世界に伝わる伝承だったかな?どういう伝承かはもうほとんど残ってないんだけど、この名前は男の子と女の子によく付けられる名前なんだ。」
「・・・そうか。いや、気にしないでくれ。改めてよろしくな、ルルア、カイン。」
二頭のワイバーンは、元気に吠えて答える。
「よし、休憩は十分だろう。そろそろ出発するぞ。」
「うん、そうだね。」
レイジとリリィは再度ワイバーン・・・ルルアに乗ると、再び空へと舞い上がった。
向かう先は、リリィの仲間の住む隠れ里だ。
「その・・・もしかしなくても、さっきのって私の命令に従ったってことになるよね。」
「ああ・・・恐らくな。そうでもなきゃ、俺がお嬢様のことをお嬢様って呼ぶ理由がねぇだろ。・・・悪い、命令を一度撤回してくれ。」
「ああ、ごめん。その、好きに呼んでいいよ。」
「リリィ・・・よし、戻ったな。それで、リリィ。この現象の原因はなんだか分かるか?」
レイジの問いに、リリィは少し考える。
「多分だけど・・・真名、かな。良く考えたら、レイジは異世界人なんだから普段使いの名前も、真名も違わないよね。シロガネレイジって言うのが、レイジがただひとつ持つ名前なんでしょ?」
「それは、そうだけどよ。今までだって転生者やら召喚者やらは居たんだろ?そいつらに同じ事は起きなかったのか?」
「さすがに、そこまでは・・・」
困った表情になる、リリィ。
と、その時レイジの耳に管理者の声が聞こえてくる。
『ふむ・・・説明が足りなかったかもしれないな。』
「何か知ってる・・・に、決まってるか。」
『ああ。とはいえ、実際にこのケースが起こるのは記録上初めてだな。そもそも、真名を知っているからと言って無条件に相手を支配下に置ける訳では無い。』
「そうなのか?」
『双方に圧倒的な魔力の差がある場合、真名による支配を打ち消すことが出来る。そして、この世界に来た異世界人の殆どは召喚者だ。』
「確か・・・召喚者は平和な人生との引き換えで強力な能力を持ってるんだったか。」
『そうだ。それは基本的に異能と呼ばれる力だが、その超越した力を使うために召喚者はみな膨大な魔力を与えられている。』
「あー・・・なるほど、だから問題は無かった、と。」
一応納得するレイジ。
「だが俺は転生者だから、真名を知られたことによりリリィの命令に逆らうことが出来なかったと。・・・つっても、これまでそこそこの時間行動を共にしてきたがよ。明確に行動を強制されたのはさっきだけだぞ?それは、たまたま命令と認識されてなかっただけか?」
『いや、違うだろうな。先もいったが、魔力量に圧倒的な差があった場合は真名による支配を打ち消せる。汝は転生者だが異能を与えられている上に始祖だ。魔力量で言えば他の召喚者にも引けはとらない。』
管理者の説明に、レイジはうんざりしたように表情を歪める。
「じゃあ、いよいよなんでだよ?」
『恐らく、その少女が真祖となったことが最も大きな原因だろう。真祖は、始祖に次ぐ膨大な魔力を持つ。それにより、真名による支配が有効な範囲まで魔力の差が縮まったと考えられる。』
「・・・とりあえず、大体わかった。」
レイジは、今聞いたことをリリィに説明する。
「・・・ってことらしい。」
「そう、なんだ。私のさっきの命令は、本気で言ったわけじゃないけど・・・」
「多分だが、明確に相手を指定しない命令は聞いている全ての配下に効果を発揮するみたいだな。もっとも、真名による支配と吸血鬼の上下関係が同じシステムとは思えないが。」
「そうなると、命令形の発言は気を使わないといけないね。」
「まあ、明確にやれ、とかしろ、って言わない限り大丈夫みたいだがな。その辺は暴発しないようになってるんじゃねぇか?」
レイジはそこで一度言葉を切った。
そして、少し表情を真剣にして考える。
「ただまぁ、何らかの対策は必要だな。今後、真祖を増やす度に真名について気をつけるのも面倒だし、単純にリスキーだ。」
「えっと、対策って?」
「偽名・・・というよりは、こっちの世界用の名前だ。名を名乗らないのは普通に怪しいからな。いっそ今後使える名前をつけた方がいい。」
「ああ、それはそうだね。でも、もうレイジって呼ぶのに慣れちゃったからなぁ。あんまり違う名前だと言いにくいかも。」
そう言って、リリィは考え込む。
「うーん・・・レイジって呼んでも違和感のない名前で・・・ってなると、愛称とか略称がそうなるといいかな?」
「あー・・・じゃあ、リリィに任せる。俺はこの世界の基準がわかんねぇしな。」
レイジにそう言われ、リリィは更に考える。
「フレイジャ・・・レイジン・・・グレイジオ・・・レイジアス・・・あーもう!難しいよ!そもそも私男の子の名前とか考えたことないし。」
「お、落ち着いてくれよ。そうだな・・・今の候補の中だったら、レイジアスが一番良い名前な気がするな。(比較的言いやすくて)」
頭を抱えるリリィに、レイジは引き気味に思わずそう答える。
すると、リリィはパッと表情を輝かせてレイジに詰め寄る。
「ほんと!?うんうん、私もそう思ってたんだよ。レイジは分かってるね!」
「あ、ああ。そうだな・・・?」
「じゃあ、これからレイジが名乗る時はレイジアスって言ってね。私も必要な時はそう呼ぶから。」
「わかった、そうさせてもらうさ。リリィも俺の名前を他人に漏らさないように気をつけてくれ。」
レイジのその言葉に、リリィは頷く。
しかし、その後に少し首を傾げる。
「それなら、私に『真名を誰にも教えるな』って命令すればいいんじゃないの?その方が確実だと思うけど。」
「なんだ?命令して欲しいのか?」
「そ、そういう訳じゃないけど・・・」
「くくっ、まあ必要になったら命令するさ。」
レイジはそう言うと、立ち上がりワイバーンに近寄る。
「お前らにも、呼び名が必要だな。名前があるにしろないにしろ、分からないことにはどうにもなんねえし。そうだな・・・タローとジローとかどうだ?」
「名前の由来はよくわかんないけど、それは無いと思うな・・・」
「そ、そうか?俺の世界じゃ、結構普通の名前なんだが・・・」
「この子達、ワイバーンなんだよ?もっと威厳のある名前じゃないと。」
呆れ顔になるリリィ。
そして自らもワイバーンに近寄る。
「そういえば、この子達はオスとメスみたいなんだよね。こっちの少し大きい方がメスで、小さい方がオス。」
「へぇ、そうなのか。じゃあ、それにあった名前で、ハナコとタロウで・・・」
「無し。ていうか、タロウってさっきと一緒じゃない。」
レイジの提案を一言で切り捨てて、リリィは二頭のワイバーンの下顎を撫でる。
「ねえ、あなた達の名前、私が決めてもいい?」
リリィがそう問うと、ワイバーンは低く唸りその大きな頬を擦り付ける。
「ふふっ・・・それじゃあ女の子のあなたはルルア。男の子はカイン。」
「・・・なに?」
「え、ど、どうしたのレイジ?」
「いや、リリィ。その名前、何か由来はあるのか?」
「由来は、この世界に伝わる伝承だったかな?どういう伝承かはもうほとんど残ってないんだけど、この名前は男の子と女の子によく付けられる名前なんだ。」
「・・・そうか。いや、気にしないでくれ。改めてよろしくな、ルルア、カイン。」
二頭のワイバーンは、元気に吠えて答える。
「よし、休憩は十分だろう。そろそろ出発するぞ。」
「うん、そうだね。」
レイジとリリィは再度ワイバーン・・・ルルアに乗ると、再び空へと舞い上がった。
向かう先は、リリィの仲間の住む隠れ里だ。
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