異星界転生REPLAY

KEIOH

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第12話王の予知夢と魔物の洞窟

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 馬車で1時間位で目的地に到着する。
 街並みが和風なので城も和風かなと期待したが違った、残念。
 王宮内に入る、玉座の間とかに案内されると思いきや案内されたのは応接室だ。
 ソファーに腰掛け待つ事15分ほどで3人が入って来た、俺とアンナはソファーから立ち床に跪く。
「堅苦しい挨拶は抜きじゃ、どうか立ってソファーに腰掛けてくだされ」
 その言葉で俺達は立ち上がり王様と向かい合う
 スラッとしていて身長も高い、60歳ぐらいの見た目で人の良さそうな感じが伝わってくる。
「バーミリアン大陸へようこそ、余はこの国の国王アーネストレギンス11世じゃ」
 俺達も口上をしようとした時
「大丈夫じゃよ、君たちの事はこのヒクルスからだいたい聞いておる、ケイン殿アンナさん、いや光の使徒よ」
「えっ、光の使徒?」
「まずは余の話を聞いてもらいたい」
 俺達は頷き王様の話を聞く
「今から3年ほど前、ある夢を見たのじゃ、魔獣の森より二人の光の使徒が現れこの大陸を救う救世主になると」
「予知夢ですか」
「そうじゃ、子供の頃から重大な事が起こる前は必ず夢を見る、そして夢の通りにならなかった事は一度も無い」
「なるほど、俺達が光の使徒かどうかは分かりませんがお役に立てる事があれば協力させてください」
「おぉー有難い」
「まずは今この大陸が抱えてる問題は何ですか?」
「うむ、今この国は深刻な問題が2つあるのじゃ、まず1つ目は水不足じゃこのままいけは数年後には水は完全に無くなってしまう、土地は枯れ民は生きて行く事が出来なくなる」
「実は俺達の大陸も長年水不足に悩まされていました、そして俺達があの森に入るキッカケとなった要因の一つなのです」
「ケイン殿の大陸でも同じ事が」
「今は水不足は解消されました、この大陸も水不足は解消されます」
「それは誠か?」
「はい、数キロ先に水源があります」
「そ、それではこの国は救われるのか」
俺は頷き、王様は歓喜した。
王様は早速国中に伝令を出し各領土に召集をかけた。
「ありがとう、これで水不足が解消されるメドがついた。」
「ではもう1つの問題とは何ですか?」
「うむ、実はこちらの方が大問題なのだ、この大陸を囲む様に4つの山がある、まず1つ目は北の方にあるカントラ山、南にあるゲラン山、西にあるリガン山、東にあるバラスト山だ」
確かに不気味な山は見たな。
「今から数百年前余の6代前の王の時4つ山は一斉に噴火しこの大陸は滅びかけたのじゃ、その後3代の王と民の必死の努力により大陸は徐々に復興したのじゃ」
「それは大変だったのですね」
「うむ、しかし余のお祖父さんが王の頃、4つの山に異変起こった。山の内部にあるマグマ溜まりの空洞が洞窟に変化し見た事も無い魔物が出現したのじゃ、王国は至急討伐隊を結成し4つ洞窟に向かわせたがほぼ全滅し再び大陸は崩壊の危機が迫ったのじゃ」
しかしアンナはこんな重要な話をしているのに呑気に出されたお菓子や饅頭を嬉しそうにパクついている。困ったものだ、もっと緊張感を持ってほしい。
王様は話の続きを始める
「その当時、大陸に3姉妹の大魔道師がおった彼女達はこの大陸には無くてはならない存在、まさに女神として皆から愛されていたのじゃ、大陸の危機に3姉妹は魔物討伐と洞窟を封印する為に100人の兵士と共に出撃した、1つ目、2つ目と討伐と封印は成功したのじゃが3つ目の洞窟封印時一番上の姉が命を落とした、4つ目も2人の全魔力を使い封印は成功したのじゃが2人共に命を落とした、そして4つの洞窟は封印に成功し大陸は救われたのじゃ」
「封印に成功したのなら何の問題があるのですか?」
「ここからが本題なのじゃ」
「話の腰を折ってしまってすいません、続きをどうぞ」
俺は早とちりに反省した。
「余の父つまり先代より封印が解けない様に見回りを強化していた、しかし先代の晩年時封印の力か弱まって来ていた、だが結界のほころびを修復するぐらいしか出来ぬのじゃ、今の魔道師達の力では3姉妹の力には到底及ばぬこのままでは余の代か次の代には完全に封印が解けてしまう、その事で頭を悩まされた時にあの夢を見たのじゃ」
なるほど、光の使徒とか言い出した時何を言ってるんだと思ったが、こうゆう背景があったのかとミョーに納得した。
王の話は続く
「そうして森から君たちが現れた、その報告受けた時にこれは女神のお導きだと思ったのじゃ、君たちにはこの大陸を救う義理も縁もゆかりも無いのは承知した上でお願いしたい、どうかこの大陸を救う為に協力をしてくれまいか?」
「俺達がこの大陸に来た目的の1つに近い将来森を開拓して我が大陸とこの大陸とで国交を結んでもらいたいと思っています、なのでその前にこの大陸が無くなるのは困るのです、ですから是非協力させてください」
「ありがとう、ありがとう全てが終わりこの国が救われた時は君たちの目的を全力で支持する事を誓おう」
「ありがとうございます、早速出発ですが一週間ほど待ってください、鈍った体を戻したい、よろしいですか?」
「問題ない、これで話はは全ておしまいじゃ、夜から君たちを歓迎する晩餐会があるので是非楽しんでくだされ」
「えー」
俺達が解放されるのはまだまだ先のようだ
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