異星界転生REPLAY

KEIOH

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第27話第4の洞窟バラスト①

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バラスト山への道中
「兄上、姉上緊張してますね」
「当たり前だ、初めての洞窟だからな」
「私もかなり緊張してますわ」
「難しいかもしれませんが今はリラックスして下さい」
「努力する」
努力でどうにかなるかなー
徐々にバラスト山に近づくにつれ否応なしに緊張が高まって来る。
口数も少なくなってくる
そして森を抜けた先にバラスト山が見えてきた。
いよいよ決戦の時がやってくる
「ようやく着いたな」
「何とも不気味な雰囲気だな」
「えぇ、怖いぐらいに静まりかえっていますわ」
「皆さん、作戦通りに行きましょう」
「了解」
洞窟前まで来た
封印などもはや無いに等しいぐらいに弱くなっている。
ミランさんが封印を解除した途端、物凄いヤバイ空気が漂ってくる。
「これは強烈な気配、やはりかなりの敵が潜んでいるに違いない」
「皆さん気をつけて進みましょう」
取り敢えず一本道俺達は予定通りの隊列で進む
「早速敵のお出ましだ」
オーガが2体俺とアンナが相手をする。
「お兄様、この魔物そこまで強くはありませんわ」
「あぁ、だが油断は禁物だからな」
「わかっていますわ」
アンナは流石に一瞬で敵を倒してしまった
俺もアンナに遅れて敵を倒す。
「これぐらいなら次は四人で相手をしてみて下さい」
「ケイン、良いのか?」
「はい、ですが油断だけはしないで下さい」
「あぁ、心得ている」
「ケインありがとう、これまでの成果が試せますわ」
直ぐに敵の気配を感じ隊列をスイッチする
「ではまいりますぞ」
ヒクルスさんの合図で敵に向かい切りかかる。
初戦にしては中々良い戦いだ。
ぎこちない二人をヒクルスさんとミランさんがしっかりカバーしている
「化け物めトドメだ、おりゃー」
「こちらもフィニッシュですわ」
ほぼ同時に敵を殲滅
「ライン様、ニーナ様お見事」
「ありがとうございます」
「それでは先を急ぎましょう」
やはり最後の洞窟敵の数が他の3つの洞窟より圧倒的に多い。
中々先に進めない
皆の疲労が意外と早く来そうだ。
「皆さん、ここは敵の出現率が高いです、小まめに休憩を挟みながら進みましょう」
「あぁ、助かるずっと緊張の連続で体がガチガチだよ」
「もう少し進んだら休憩しましょう」
それから数回の戦闘を重ね俺達は一旦休憩を入れる。
「イヤー、今回は敵が多くて一苦労だなぁ」
「えぇ、流石はバラストの洞窟といったところでしょうか」
「お兄様、今の所は分岐はありませんわね」
「そうだね」
正直敵は多いが一本道なのが助かる
スムーズに進めてる。
油断は出来ないが最新部には意外と早く到着出来そうだ
「そろそろ行きましょうか」
「大分回復出来た、ニーナも行けるか」
「当然ですわ」
俺達は動き始める。
やはり現れる敵はオーガのみ、兄上も姉上も動きが良くなっている
「緊張が無くなったお陰だな」
更に奥に進むと中広間に出る。
今までと同じく大量の魔物がいる
「やはりモンスターハウスか」
「ケイン殿、ざっと30匹ほどどうする」
「皆さん、ここは任せて下さい、少し試してみたい魔法があります」
「了解しました」
俺は集中し想像する、手の中の空気玉を中広間の天井に投げ唱えた
「ビックフリーズ」
空気玉はみるみる膨張を始める、そしてその中の温度も下がっていく。
空気玉は中広間全体まで膨らみ真っ白になって行く
その温度は絶対零度一瞬で氷つく。
さらに唱える
「ビッククランチ」
今度はその空気玉が収縮していく
すると今度は中の温度が一気に上がっていく
結果から言うと玉は破裂する。
「フゥー、上手く行った様だな」
「おいおい、何だ今の魔法は」
「初めて見ましたわ、今まで見た事もありません」
「すみません、今すぐ理論を説明出来ません」
当たり前だ、俺自体完璧に把握してる訳ではない
天文学の専門家では無いからだ。
いわば宇宙の原理について説明しなければならない。
この宇宙には2つの力が攻めぎ合っていると言われる
宇宙を広げようとする力、膨張力
逆に縮めようとする力、重力
この力が均等であるが故今の宇宙が保たれている
もし、膨張力が強くなると宇宙の膨張スピードが上がり星同士が離れ今届いているエネルギーが無くなる、すると気温が一気に下がり生物が生息出来なくなる
逆も又しかりである。
宇宙が縮小すると恒星が近づき温度が一気に上がる、そのうち銀河同士、惑星同士が衝突し破壊される。
当然生物は生息出来ない
その原理を魔法にしただけであるが、数日間説明しても間違い無く理解はしてもらえないだろう。
「行きましょう」
それから数十回以上の戦闘後ようやく最深部にたどり着く。
そこにはカントラ洞窟の最深部で見たオーガの変異体が二匹立っていた。
「コ、コイツ生きていたのか」
ヒクルスさんも気づいた様だ
「多分違うでしょう」
コイツは別物と考えるべきだろう。
「俺、兄上、ミランさんが左、アンナ、姉上、ヒクルスさんは右で行きましょう」
「お兄様、分かりましたわ」
それぞれに別れ戦闘を始める。
流石にカントラのラスボスより圧倒的に強力だ
だが俺達もあの頃より何倍も強くなっている
普通に渡り合える。
するとヒクルスさんの声で
「よっしゃ、アンナさんトドメを」
右側はそろそろ終わりそうだ。
「流石はアンナ」
こちらも負けてられない
「兄上、ミランさん一気に仕掛けますよ」
「おう」
三人で仕掛けてようやく倒す事が出来た
「皆さんお疲れ様です」
「アンナさんが居たから比較的に楽だったわい」
「ところでお兄様、ゲートがありませんわね」
確かに無い、どうゆう事だ
するとミランさんが
「ケイン様、こちらに階段があります」
「もしかしてこの洞窟は階層があるのか」
終わったと思ったらまだまだ先がある事にどっと疲れが出る。
「今日はここで休みましょう」
下の階層行く元気が無い
皆も同じく気持ちらしく深く頷きその場にヘタリ込む。
この洞窟はまたまだ長丁場になりそうだ。








    
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