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ウェカピポVS週刊少年誌
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ウェカピポVS週間少年誌
ウェカピポは敵を作らない ハッピーピーポーでありたいから
ウェカピポは車を運転しない 免許が無いから
ウェカピポは緑茶にハマりつつある 日本を感じてる気分になるから
ウェカピポはアメリカに住んでいる頃からアメコミや日本の翻訳マンガを読む機会はあったが日本に来て初めて週間誌という物の存在を知った。アメリカでは月刊誌が主流でありそれも20~30ページ程の物がほとんどなので週間で更に電話帳ほどのページ数を毎週欠かさず発売する日本の印刷、流通業界に敬意を持っていた。
「毎週毎週こんなにたくさんの週間コミック誌が発売されたらウェカピポ寝る暇なくなっちゃうネー!嬉しい悲鳴あげちゃうオー!!」
ウェカピポは漫画を読むのにハマっていた。ポパイルに日本語の勉強にもなるし安いからいいよと勧められたからである。初めは海賊冒険漫画や死神代行漫画が有名な少年誌しか読んでいなかったがココ最近はメジャーな少年誌はだいたい欠かさず読んでいた・・・おかげで睡眠時間が平均3時間は減っていたが威勢のよさでカバーしていた。
「ウェカピポ、眠いオー・・・」
さすがに朝は威勢無いウェカピポ。
そんなウェカピポ見たくないって?朝くらいのんびりさせてあげて!!
しかし職場に着く頃にはオハヨーゴザマス!!と威勢の良さを発揮し、塾長にイイね!!と言わしめていた。
「ナイストゥーミートゥー!」
「ナイストゥーミートゥートゥーウェカピポ!」
ウェカピポの威勢の良さに生徒達も眠気を吹き飛ばしウェカピポに応える!!
「グレイトフル!イッツグレイトフル!!」
「サンクス!ウェカピポ!!」
ウェカピポも生徒達も威勢のいい授業で眠気に打ち勝つと満足した顔でお互い帰路に着いた。
ウェカピポは今日も、とある週刊誌が発売する日とあって書店に立ち寄ると購読中の週刊誌を買い帰路についた。
「日本語難しいけど絵だけでもスゴく面白いデスネー!!」
「ワオ!グレイト!!ワオ!!ビューティフル!!!!」
余りの面白さに威勢のよさにも磨きがかかるウェカピポ!!ページをめくる手が止まらない!!常に左手はスムーズにめくれるように人差し指と中指を器用に次ページの隙間に挟み込みノンストップで読み続けた!終盤のページまで読み終えると毎週欠かさず読んでいた恋愛系漫画が最終回を迎えていた・・・
少年時代、雨上がりの日にすれ違った女の子の下に水溜りが出来ており、スカートの中のネコさんパンツが水溜りに映されていた・・・
それを見た主人公は高校生になってもその少女を忘れられなかった・・・だがしかし転校してきた女子高生との出会いがキッカケで!?的な内容の【キャットおパンツ恋する凸凹】
ウェカピポはキャットおパンツ恋する凸凹のためだけに!この週刊誌を買っていたといっても過言では無かったので心底驚いたが、ラストがどうなるか気になっていたので神経全てを漫画に集中し威勢よく読んだ!
「フゥ・・・」
無心で読み終えたウェカピポは高ぶった気持ちを抑えるために洗面台へと顔を洗いに行った・・・そして鏡を見て初めて自分が涙を流している事に気付いた。
最終的に主人公がキャットおパンツの思い出の女性では無く転校生のオテンバ娘を選んだ事が許せなかった・・・
そして何より作者から編集に至るまで皆が皆、それこそ主人公の少年も真剣に考えての結果、結末であるのに、それを喜んであげられない自分自身が気持ち悪い程に許せなかった・・・
それでもウェカピポはいつの日かキャットおパンツ恋する凸凹の単行本が発売されれば威勢よく読むだろう・・・
またその次の日も・・・
その威勢の良さこそが彼の取り柄なのだから・・・
それを失くせばウェカピポはウェカピポでなくなるのだから・・・
ウェカピポは敵を作らない ハッピーピーポーでありたいから
ウェカピポは車を運転しない 免許が無いから
ウェカピポは緑茶にハマりつつある 日本を感じてる気分になるから
ウェカピポはアメリカに住んでいる頃からアメコミや日本の翻訳マンガを読む機会はあったが日本に来て初めて週間誌という物の存在を知った。アメリカでは月刊誌が主流でありそれも20~30ページ程の物がほとんどなので週間で更に電話帳ほどのページ数を毎週欠かさず発売する日本の印刷、流通業界に敬意を持っていた。
「毎週毎週こんなにたくさんの週間コミック誌が発売されたらウェカピポ寝る暇なくなっちゃうネー!嬉しい悲鳴あげちゃうオー!!」
ウェカピポは漫画を読むのにハマっていた。ポパイルに日本語の勉強にもなるし安いからいいよと勧められたからである。初めは海賊冒険漫画や死神代行漫画が有名な少年誌しか読んでいなかったがココ最近はメジャーな少年誌はだいたい欠かさず読んでいた・・・おかげで睡眠時間が平均3時間は減っていたが威勢のよさでカバーしていた。
「ウェカピポ、眠いオー・・・」
さすがに朝は威勢無いウェカピポ。
そんなウェカピポ見たくないって?朝くらいのんびりさせてあげて!!
しかし職場に着く頃にはオハヨーゴザマス!!と威勢の良さを発揮し、塾長にイイね!!と言わしめていた。
「ナイストゥーミートゥー!」
「ナイストゥーミートゥートゥーウェカピポ!」
ウェカピポの威勢の良さに生徒達も眠気を吹き飛ばしウェカピポに応える!!
「グレイトフル!イッツグレイトフル!!」
「サンクス!ウェカピポ!!」
ウェカピポも生徒達も威勢のいい授業で眠気に打ち勝つと満足した顔でお互い帰路に着いた。
ウェカピポは今日も、とある週刊誌が発売する日とあって書店に立ち寄ると購読中の週刊誌を買い帰路についた。
「日本語難しいけど絵だけでもスゴく面白いデスネー!!」
「ワオ!グレイト!!ワオ!!ビューティフル!!!!」
余りの面白さに威勢のよさにも磨きがかかるウェカピポ!!ページをめくる手が止まらない!!常に左手はスムーズにめくれるように人差し指と中指を器用に次ページの隙間に挟み込みノンストップで読み続けた!終盤のページまで読み終えると毎週欠かさず読んでいた恋愛系漫画が最終回を迎えていた・・・
少年時代、雨上がりの日にすれ違った女の子の下に水溜りが出来ており、スカートの中のネコさんパンツが水溜りに映されていた・・・
それを見た主人公は高校生になってもその少女を忘れられなかった・・・だがしかし転校してきた女子高生との出会いがキッカケで!?的な内容の【キャットおパンツ恋する凸凹】
ウェカピポはキャットおパンツ恋する凸凹のためだけに!この週刊誌を買っていたといっても過言では無かったので心底驚いたが、ラストがどうなるか気になっていたので神経全てを漫画に集中し威勢よく読んだ!
「フゥ・・・」
無心で読み終えたウェカピポは高ぶった気持ちを抑えるために洗面台へと顔を洗いに行った・・・そして鏡を見て初めて自分が涙を流している事に気付いた。
最終的に主人公がキャットおパンツの思い出の女性では無く転校生のオテンバ娘を選んだ事が許せなかった・・・
そして何より作者から編集に至るまで皆が皆、それこそ主人公の少年も真剣に考えての結果、結末であるのに、それを喜んであげられない自分自身が気持ち悪い程に許せなかった・・・
それでもウェカピポはいつの日かキャットおパンツ恋する凸凹の単行本が発売されれば威勢よく読むだろう・・・
またその次の日も・・・
その威勢の良さこそが彼の取り柄なのだから・・・
それを失くせばウェカピポはウェカピポでなくなるのだから・・・
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