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第13話 お嬢様誘拐事件 その3
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陽は、唯は十分に話し合うことができたので、連れ立って教室に戻ることにした。ちなみに鎖のブレスレットは首に掛けたままである。それというのも・・・
「(あー、クソ。流石に唯の目の前で捨てるわけにはいかないからな。とっとと、トイレにでも立ち寄って捨ててくるか?いやでも、それだとバレた時が怖いんだよなー。・・・何でこんなもの寄越したんだよ。クソ迷惑だわー。業務妨害で訴えたいわー。)」
普通にビビっていた。ていうか、別に働いてるとこ邪魔されたわけではないんだから、業務妨害では訴えられないだろう。どうやらコイツは、典型的な直ぐ裁判沙汰にしたがるタイプらしい。
「よー君、教室着いたよ。」
「ん、ああ。そうだね。(そんなこといちいち言わなくてもわかってるつーの。つか、よー君だぁ?何勝手に、玻座間 陽様の名前を伸ばしているの?僕の許可取ってやってないでしょそれ?コイツは有罪だなぁ~。今すぐ膝まづいて謝罪しろよ。)」
相変わらずのクズっぷりご苦労様である。 しかし、今の唯の行為のどこが罪なのか?ただ、思案顔で考えことしてた陽を見て、目的地に到着したことを知らせただけである。
よー君呼びはまぁ、仮にも付き合ってるんだからそれぐらい許してやるよと言いたくなるが。・・・残念ながら、コイツが許すはずもないので、唯がとても不憫としか言いようがない。そういう点では思い切って、よー君呼びを勝手にしたのは良かったかもしれない。
「ねぇ、唯ちゃん。やっぱり、よー君呼びは恥ずか・・・」
「高城さん、ただいまーー!!」
陽がよー君呼びをどうにかしようと唯に声をかけたのだが、唯はそれを聞かずにドアを開けて、中にさっさと入っていった。
「(このド低脳がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!僕を無視するなんて一万光年速いんだよ!!!!!)」
果たして、コイツは光年は時間じゃなくて距離の単位だと分かって言っているのか?いや、ない。
「あらあら、丁度いい時にいらっしゃいましたわ。鷺沼君、先程のお話しをお二人にもしてくださるかしら?」
「フッ、盟友の頼みとあらば断るわけには行かぬまい。良かろう!貴様らの脳みそに、決して忘れられないよう刻印を刻み込んでやる。」
要するに、忘れないように懇切丁寧に教えてくれるってことですね。分かります。
「あはは、ありがとう、シンヤ。よろしく頼むよ。(はっ?何でコイツいんの?今日は俺と唯と高城しか居なかった筈じゃあ・・・あっ、居たわ。教室の隅の方で毛布被りながらゲームしてた奴が。そういえば、アレコイツの席だったな。顔見てなかったから、分かんなかったわ。)」
どうやら陽は、鷺沼の存在をすっかり忘れていたらしい。それでも友達かよ!?と、言いたくなるが、コイツは鷺沼を便利な攻略本としか思っていないので、ある意味必然の反応と言えるだろう。
「(つか、ゲーム音がめっちゃ五月蝿かったんだよなー。今すぐ、スライディング土下座してくんないかなー。you⚫️ubeにスライディング土下座してみたってタイトルで、アップしてやるからさ。)」
流石、ナルシスト屑。他人のプライドという名の尊厳を擦り減らして悦に浸るとは、悪趣味にも程がある。
「実は、先程の貴様らの話を我も聞いていたのだ。其処で、盟友と話し合い、この我も参加することにしたのだ。フハハハハ、我が参加すれば一騎当千だぞ。貴様らのクエストも安泰というものだ。喜べ。」
どうやら鷺沼も高城の依頼に参加するようだ。盗み聴きしていたが、この際触れるのはダメだろう。
「つまり、シンヤは高城さんの話を盗み聞きしてたんだね?」
最も、この男はそんなこと関係ないとばかりに盗み聴きに触れるが。
「うっ、それはこの際許せ。致しことないことだった、そうだろう?」
「でも、盗み聴きしてたんだよね?」
「よ、よー君。鷺沼君も反省しているし、ね?」
「そ、そうですわ。ここは寛大な処置を求めますわ。」
「ほんっとに、すみませんでした!!!」
ほら、あまりにも陽が鷺沼も責めるもんだから、鷺沼が素になってしまったじゃないか。
「シンヤ、分かってくれたんならいいんだ。(ったく、ごめんで済んだら警察は要らねーっての。まぁ、今回はこれで手打ちにしてやるよ。)ただ、その代わりと言っちゃ何だけど、シンヤの能力を教えてくれないかな?」
陽は、唯から基本的に異能は隠すということを聞いたので、シンヤの能力を暴露させることにしたらしい。
「わっ、分かりました。我、じゃなくて、僕の能力は『武器を生み出す』能力です。基本的には、こんな風に剣を生み出してます。」
鷺沼はそう言うと、光の粒子がキラキラと集まり出してぽんっと剣を創り出し、右手で握った。
「ま、まぁ。こんな感じです。どうですか?」
「・・・面白い能力だね。(武器を生み出すだけとか・・・。使えねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!なんかイライラしてきたな・・・。その剣でケツの穴ぶっさしたろうか、ワレ!?)」
普通に犯罪予告では?・・・ おまわりさんこっちでーす。
「(あー、クソ。流石に唯の目の前で捨てるわけにはいかないからな。とっとと、トイレにでも立ち寄って捨ててくるか?いやでも、それだとバレた時が怖いんだよなー。・・・何でこんなもの寄越したんだよ。クソ迷惑だわー。業務妨害で訴えたいわー。)」
普通にビビっていた。ていうか、別に働いてるとこ邪魔されたわけではないんだから、業務妨害では訴えられないだろう。どうやらコイツは、典型的な直ぐ裁判沙汰にしたがるタイプらしい。
「よー君、教室着いたよ。」
「ん、ああ。そうだね。(そんなこといちいち言わなくてもわかってるつーの。つか、よー君だぁ?何勝手に、玻座間 陽様の名前を伸ばしているの?僕の許可取ってやってないでしょそれ?コイツは有罪だなぁ~。今すぐ膝まづいて謝罪しろよ。)」
相変わらずのクズっぷりご苦労様である。 しかし、今の唯の行為のどこが罪なのか?ただ、思案顔で考えことしてた陽を見て、目的地に到着したことを知らせただけである。
よー君呼びはまぁ、仮にも付き合ってるんだからそれぐらい許してやるよと言いたくなるが。・・・残念ながら、コイツが許すはずもないので、唯がとても不憫としか言いようがない。そういう点では思い切って、よー君呼びを勝手にしたのは良かったかもしれない。
「ねぇ、唯ちゃん。やっぱり、よー君呼びは恥ずか・・・」
「高城さん、ただいまーー!!」
陽がよー君呼びをどうにかしようと唯に声をかけたのだが、唯はそれを聞かずにドアを開けて、中にさっさと入っていった。
「(このド低脳がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!僕を無視するなんて一万光年速いんだよ!!!!!)」
果たして、コイツは光年は時間じゃなくて距離の単位だと分かって言っているのか?いや、ない。
「あらあら、丁度いい時にいらっしゃいましたわ。鷺沼君、先程のお話しをお二人にもしてくださるかしら?」
「フッ、盟友の頼みとあらば断るわけには行かぬまい。良かろう!貴様らの脳みそに、決して忘れられないよう刻印を刻み込んでやる。」
要するに、忘れないように懇切丁寧に教えてくれるってことですね。分かります。
「あはは、ありがとう、シンヤ。よろしく頼むよ。(はっ?何でコイツいんの?今日は俺と唯と高城しか居なかった筈じゃあ・・・あっ、居たわ。教室の隅の方で毛布被りながらゲームしてた奴が。そういえば、アレコイツの席だったな。顔見てなかったから、分かんなかったわ。)」
どうやら陽は、鷺沼の存在をすっかり忘れていたらしい。それでも友達かよ!?と、言いたくなるが、コイツは鷺沼を便利な攻略本としか思っていないので、ある意味必然の反応と言えるだろう。
「(つか、ゲーム音がめっちゃ五月蝿かったんだよなー。今すぐ、スライディング土下座してくんないかなー。you⚫️ubeにスライディング土下座してみたってタイトルで、アップしてやるからさ。)」
流石、ナルシスト屑。他人のプライドという名の尊厳を擦り減らして悦に浸るとは、悪趣味にも程がある。
「実は、先程の貴様らの話を我も聞いていたのだ。其処で、盟友と話し合い、この我も参加することにしたのだ。フハハハハ、我が参加すれば一騎当千だぞ。貴様らのクエストも安泰というものだ。喜べ。」
どうやら鷺沼も高城の依頼に参加するようだ。盗み聴きしていたが、この際触れるのはダメだろう。
「つまり、シンヤは高城さんの話を盗み聞きしてたんだね?」
最も、この男はそんなこと関係ないとばかりに盗み聴きに触れるが。
「うっ、それはこの際許せ。致しことないことだった、そうだろう?」
「でも、盗み聴きしてたんだよね?」
「よ、よー君。鷺沼君も反省しているし、ね?」
「そ、そうですわ。ここは寛大な処置を求めますわ。」
「ほんっとに、すみませんでした!!!」
ほら、あまりにも陽が鷺沼も責めるもんだから、鷺沼が素になってしまったじゃないか。
「シンヤ、分かってくれたんならいいんだ。(ったく、ごめんで済んだら警察は要らねーっての。まぁ、今回はこれで手打ちにしてやるよ。)ただ、その代わりと言っちゃ何だけど、シンヤの能力を教えてくれないかな?」
陽は、唯から基本的に異能は隠すということを聞いたので、シンヤの能力を暴露させることにしたらしい。
「わっ、分かりました。我、じゃなくて、僕の能力は『武器を生み出す』能力です。基本的には、こんな風に剣を生み出してます。」
鷺沼はそう言うと、光の粒子がキラキラと集まり出してぽんっと剣を創り出し、右手で握った。
「ま、まぁ。こんな感じです。どうですか?」
「・・・面白い能力だね。(武器を生み出すだけとか・・・。使えねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!なんかイライラしてきたな・・・。その剣でケツの穴ぶっさしたろうか、ワレ!?)」
普通に犯罪予告では?・・・ おまわりさんこっちでーす。
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