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第一章 プレミアム召喚札
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「あ、あれー、なんかビミョー…」
「とんでもありませんっ!」
白石和真の落胆振りに、ユミルは思わず声を張り上げた。
「私はこれでも、永い年月をかけて鍛練を積んできました。騎士団でも上位の実力者だと自負しています。それが鍛練もせずにこんな数値など、見たこともありません」
「え…あー、そーなの?」
ユミルの熱弁に気を良くしたのか、白石和真の表情がみるみると赤らんでいく。
「ちなみに、そのスキルと言うのは?」
そのとき黒板を注視していた詰襟少年が、疑問を口にしながら指を差した。
「ああ、これはこうするとですね…」
そう言ってミサが、スキル名称の文字を指先でポンとタップした。するとプルダウンウインドウが開いて、中に説明文が表示される。
『チユノココロエ(治癒術強化)』
「何だよ治癒って、チートじゃねーのかよー」
「とんでもありませんっっ!」
白石和真の発言に、ユミルが再び声を張り上げた。
「治癒属性はとても貴重なんです。発現したなら引く手数多で、一生生活に困りません。それがその上強化だなんて、こんなの見たことも聞いたこともありませんっっ」
「あ…そーなの? ならコレもチートなのかー…でもなー、ちょっと違うんだよなー。これじゃないんだよなー」
それでも納得出来ない白石和真は、ひとりでブツブツと呟いている。そんな彼を横目に、続いて少女が勢いよく右手を挙げた。
「次、ウチー!」
~~~
ナルカミヒカリ
タイリョク:400
マリョク :1000
チカラ :200
スバヤサ :300
ユニークスキル:ライゲキ
「えー、コレってどーなのー?」
鳴神ひかりが、よく分からないと言った顔で周りを見回した。
「何か全体的に、カズっぺより弱い気がするんだけどー?」
「いえ、これは…凄いです」
ユミルが震える声で黒板を凝視する。
「確かに尖った能力ですが、この魔力なら充分なお釣りがきます……そして、極めつけはこれです」
そう言ってユミルは、スキル名称を指差した。
「雷撃…言わずと知れた上位属性です」
「上位属性ー?」
鳴神ひかりが不思議顔で小首を傾げる。
「はい、攻撃魔法には8つの属性がありまして…」
攻撃系魔法には「火」「木」「土」「水」「風」「雷」「光」「闇」の8つの属性があり、上位属性である「雷」は、更に上位である神属性の「光」「闇」以外の全てに有利属性となる。
「えー…つまり、スゴいってことー?」
「そうです、凄いんですっ!」
いまいちピンと来ない鳴神ひかりを尻目に、ユミルがひとりで興奮した。
「クッソー、そっちのがチートっぽくて正直羨ましいぜ」
白石和真が頭の後ろで両手を組みながら、羨ましそうに口を尖らせる。
「あー、カズっぺのその顔見たら、やっぱりスゴいんだって実感出来たー」
そう言って鳴神ひかりは、嬉しそうに可愛く微笑んだ。
「しかも『カズっぺ』で定着かよー」
白石和真はそう言いながら、しかし満更でもないようにほんのりと頬を赤らめた。
「とんでもありませんっ!」
白石和真の落胆振りに、ユミルは思わず声を張り上げた。
「私はこれでも、永い年月をかけて鍛練を積んできました。騎士団でも上位の実力者だと自負しています。それが鍛練もせずにこんな数値など、見たこともありません」
「え…あー、そーなの?」
ユミルの熱弁に気を良くしたのか、白石和真の表情がみるみると赤らんでいく。
「ちなみに、そのスキルと言うのは?」
そのとき黒板を注視していた詰襟少年が、疑問を口にしながら指を差した。
「ああ、これはこうするとですね…」
そう言ってミサが、スキル名称の文字を指先でポンとタップした。するとプルダウンウインドウが開いて、中に説明文が表示される。
『チユノココロエ(治癒術強化)』
「何だよ治癒って、チートじゃねーのかよー」
「とんでもありませんっっ!」
白石和真の発言に、ユミルが再び声を張り上げた。
「治癒属性はとても貴重なんです。発現したなら引く手数多で、一生生活に困りません。それがその上強化だなんて、こんなの見たことも聞いたこともありませんっっ」
「あ…そーなの? ならコレもチートなのかー…でもなー、ちょっと違うんだよなー。これじゃないんだよなー」
それでも納得出来ない白石和真は、ひとりでブツブツと呟いている。そんな彼を横目に、続いて少女が勢いよく右手を挙げた。
「次、ウチー!」
~~~
ナルカミヒカリ
タイリョク:400
マリョク :1000
チカラ :200
スバヤサ :300
ユニークスキル:ライゲキ
「えー、コレってどーなのー?」
鳴神ひかりが、よく分からないと言った顔で周りを見回した。
「何か全体的に、カズっぺより弱い気がするんだけどー?」
「いえ、これは…凄いです」
ユミルが震える声で黒板を凝視する。
「確かに尖った能力ですが、この魔力なら充分なお釣りがきます……そして、極めつけはこれです」
そう言ってユミルは、スキル名称を指差した。
「雷撃…言わずと知れた上位属性です」
「上位属性ー?」
鳴神ひかりが不思議顔で小首を傾げる。
「はい、攻撃魔法には8つの属性がありまして…」
攻撃系魔法には「火」「木」「土」「水」「風」「雷」「光」「闇」の8つの属性があり、上位属性である「雷」は、更に上位である神属性の「光」「闇」以外の全てに有利属性となる。
「えー…つまり、スゴいってことー?」
「そうです、凄いんですっ!」
いまいちピンと来ない鳴神ひかりを尻目に、ユミルがひとりで興奮した。
「クッソー、そっちのがチートっぽくて正直羨ましいぜ」
白石和真が頭の後ろで両手を組みながら、羨ましそうに口を尖らせる。
「あー、カズっぺのその顔見たら、やっぱりスゴいんだって実感出来たー」
そう言って鳴神ひかりは、嬉しそうに可愛く微笑んだ。
「しかも『カズっぺ』で定着かよー」
白石和真はそう言いながら、しかし満更でもないようにほんのりと頬を赤らめた。
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