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第5章 合同演習1日目
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「デートなんてする訳ないでしょっ!」
私はローゼリッタの腕を引いて、自分の方に引き寄せた。突然現れて、何勝手やってんのよ!
「アンタにゃ聞いてねーよ」
ローゼリッタが私の手をパッと振り払う。
「なあ、ケータ、アンタ今、誰かと付き合ってんのか?」
「え?」
ケータが戸惑ったように、私たちの方に視線を向けた。え…なに?ひょっとして返答に困ってるの?明らかに私たちに気を使ってるのが分かる。
今までのケータなら「付き合ってない」と即答していたハズだ。その返答を受けて、私たちがガックリ肩を落とすまでがお決まりのパターンとして容易に想像出来る。なのに…
誰…?私たちのうちの誰かが、ケータの心に肉迫してるの?
私は咄嗟にサトコとルーの様子を伺った。しかしそこにあったのはお互いが探るような視線だった。皆んなが自分だと確信が持ててない…
どうゆうこと…?
「いや、付き合っては…ない、けど…」
ケータは言葉を濁す。
待て待て待て!こんなのキャパオーバーだ!
アインザームのせいで色々ややこしいことになってるのに、女狐のうえにケータの問題まで付いて来やがった。どなせいちゅーねん!
「だったらいいじゃねーか。アタシとだったら大人のデートが出来るぜ」
「へ?」
「それで相性が良ければ、付き合えばいいさ。まずはお試しだ。アタシの身体…相当具合が良いらしいぜ?」
ローゼリッタはケータの頬に右手を添えながら、すり寄っていく。
「ほわ…は?」
ケータは瞬間湯沸かし器のように一気に沸騰した。
私たち3人はお互いなんの合図もなく、同時に動きだした。サトコとルーが、ケータとローゼリッタをそれぞれ引き離す。私はそんな二人の間に大の字で割り込んだ。
「遠慮しろって言ってんのよ!」
私は持てる眼力の全てをローゼリッタにぶつけた。
「OK、分かった」
ローゼリッタが「ハッ」と笑った。
「だったら勝負しよう。オマエらが勝ったら、この話は諦める。だが、アタシが勝ったら『お泊りデート』だ」
は…はあーーーっ!?お泊りデート?
何考えてんのよ、このエロ狐!
「勝負なんて、こっちにメリットがないでしょーが!」
「知るかよ!そっちが勝ったらお泊りデートでも何でも好きにしろよ」
「え?」
私はキョトンとした。それからサトコとルーの方に顔を向ける。二人とも鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしている。目から鱗が落ちた気分だ。
私たち3人は、揃ってケータの顔を見た。
「ま、待て待て。そもそもボクは何もOKしていない!」
「ケータは黙ってな。今は女同士の話をしてんだ。男ってのはな、女の決めたことに黙って頷いてりゃいいんだ」
ローゼリッタがケータに喝を入れる。
「は…はい!」
ケータはビシッと背筋を伸ばして返事をする。
あれ…?この女狐、経験豊富なだけあって、恋愛マスターなんじゃないの?
…イヤイヤ、今は確実に敵だ!
「どうした、やるのか?断るなら、アタシとケータのデートをこれ以上邪魔するなよ」
コレ、選択肢ないじゃない…
「や、やるわよ!私たちが勝ったら、本当に諦めてくれるんでしょーね?」
「ああ、女に二言はない」
ローゼリッタはニヤリと笑った。
「そのかわり、ソッチも約束を守ってもらうぜ」
ぐ…、コレ絶対に負けられない。せっかくケータの心がコッチに向きかけてるのに、身体の具合だけで横取りされる訳にはいかない!
だってだって…負けたら本当に持ってかれる気がする。ケータだって思春期の男子高校生なんだから…
私はローゼリッタの腕を引いて、自分の方に引き寄せた。突然現れて、何勝手やってんのよ!
「アンタにゃ聞いてねーよ」
ローゼリッタが私の手をパッと振り払う。
「なあ、ケータ、アンタ今、誰かと付き合ってんのか?」
「え?」
ケータが戸惑ったように、私たちの方に視線を向けた。え…なに?ひょっとして返答に困ってるの?明らかに私たちに気を使ってるのが分かる。
今までのケータなら「付き合ってない」と即答していたハズだ。その返答を受けて、私たちがガックリ肩を落とすまでがお決まりのパターンとして容易に想像出来る。なのに…
誰…?私たちのうちの誰かが、ケータの心に肉迫してるの?
私は咄嗟にサトコとルーの様子を伺った。しかしそこにあったのはお互いが探るような視線だった。皆んなが自分だと確信が持ててない…
どうゆうこと…?
「いや、付き合っては…ない、けど…」
ケータは言葉を濁す。
待て待て待て!こんなのキャパオーバーだ!
アインザームのせいで色々ややこしいことになってるのに、女狐のうえにケータの問題まで付いて来やがった。どなせいちゅーねん!
「だったらいいじゃねーか。アタシとだったら大人のデートが出来るぜ」
「へ?」
「それで相性が良ければ、付き合えばいいさ。まずはお試しだ。アタシの身体…相当具合が良いらしいぜ?」
ローゼリッタはケータの頬に右手を添えながら、すり寄っていく。
「ほわ…は?」
ケータは瞬間湯沸かし器のように一気に沸騰した。
私たち3人はお互いなんの合図もなく、同時に動きだした。サトコとルーが、ケータとローゼリッタをそれぞれ引き離す。私はそんな二人の間に大の字で割り込んだ。
「遠慮しろって言ってんのよ!」
私は持てる眼力の全てをローゼリッタにぶつけた。
「OK、分かった」
ローゼリッタが「ハッ」と笑った。
「だったら勝負しよう。オマエらが勝ったら、この話は諦める。だが、アタシが勝ったら『お泊りデート』だ」
は…はあーーーっ!?お泊りデート?
何考えてんのよ、このエロ狐!
「勝負なんて、こっちにメリットがないでしょーが!」
「知るかよ!そっちが勝ったらお泊りデートでも何でも好きにしろよ」
「え?」
私はキョトンとした。それからサトコとルーの方に顔を向ける。二人とも鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしている。目から鱗が落ちた気分だ。
私たち3人は、揃ってケータの顔を見た。
「ま、待て待て。そもそもボクは何もOKしていない!」
「ケータは黙ってな。今は女同士の話をしてんだ。男ってのはな、女の決めたことに黙って頷いてりゃいいんだ」
ローゼリッタがケータに喝を入れる。
「は…はい!」
ケータはビシッと背筋を伸ばして返事をする。
あれ…?この女狐、経験豊富なだけあって、恋愛マスターなんじゃないの?
…イヤイヤ、今は確実に敵だ!
「どうした、やるのか?断るなら、アタシとケータのデートをこれ以上邪魔するなよ」
コレ、選択肢ないじゃない…
「や、やるわよ!私たちが勝ったら、本当に諦めてくれるんでしょーね?」
「ああ、女に二言はない」
ローゼリッタはニヤリと笑った。
「そのかわり、ソッチも約束を守ってもらうぜ」
ぐ…、コレ絶対に負けられない。せっかくケータの心がコッチに向きかけてるのに、身体の具合だけで横取りされる訳にはいかない!
だってだって…負けたら本当に持ってかれる気がする。ケータだって思春期の男子高校生なんだから…
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