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チートで開戦する
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やる事も無いので昼過ぎに起床して、ベスおばと並んでゴブリン太鼓をポコポコ叩く。
これは地球の楽器に例えれば、ボンゴに近い。
一見単純そうに見えるのだが、挑戦してみると音を出す事が難しく、音程調整は更に複雑だった。
ゴブリン達があまりに何気なく叩くので侮っていたが、中々奥の深いものであった。
2人でコツを教え合ってようやく形になってきたので、ギーガー夫妻に教わったゴブリンの民謡を歌う。
男女で輪唱するデュエットであり、結婚式や出産祝いの場でよく歌われるそうだ。
大いに放歌高吟して腹が減ったので、ゴブリンゼリーを手づかみでムシャムシャ貪る。
ホタテ漁から戻ったゲルグの息子達も加わって、そのまま皆でランチを楽しむ。
腹が膨れたので、そのまま浜辺で昼寝をすることにした。
気持良く微睡んでいると不意にゲルグの次男(パキー君8歳)に揺り起こされる。
呆けた頭でふと見上げると、茫然とした表情のシュタインフェルト卿が俺とベスおばを眺めていた。
「あら、ジークじゃない?
ホタテ、残ってないわよ?」
ベスおばが最後に残ったホタテを慌てて後ろ手に隠しながら声を掛ける。
『これはこれはシュタインフェルト卿。
あ、いや大公様。
呼びつけて頂ければ参りましたのに…
えっと、本日は。』
卿は眼を丸くしたまま、しばらく何かを言いたそうな表情をしていたが
やがて平静を取り戻し静かに口を開いた。
「先程、全種族会議の全日程が終了しましたので…
その報告に…」
『報告!?
大公様が、私に?』
「イセカイ卿は前任者ですから。
それに《二位の局》様にも色々と手を回して下さったようで。」
ああ、キューズお姉様か…
回したのは手じゃなくてカネなのだがな。
会議も終わったし、追加で課金しておくか…
『あ、いえ。
805お姉様ご自身のお気遣いでしょう。』
これは俺の謙遜。
リザード女官社会はキッチリしているので、払った金の分過不足なく助けてくれる。
シュタインフェルト卿が得られた助力は、全て俺が支払った料金の範囲内である。
「…その。」
意を決したようにシュタインフェルト大公が俺に声を掛ける。
『あ、はい。』
「イセカイ卿の国際化に対しての努力には…
ただただ頭が下がる思いです…」
??
あ、ひょっとしてこの服装のことか?
それともすっかりゴブリン文化に染まったことか?
皮肉?
叱責?
牽制?
それとも額面通り賞賛と受け取っていいのか?
一瞬、【心を読もう】か迷うが自粛する。
大公の随行員達が離れた場所から俺を牽制していたからである。
『いえ。
皆様には迷惑ばかりお掛けしております。』
どうとでも取れるコメントを返しておく。
「そうよそうよ。
伊勢海クンはもっと反省しなさい。」
オマエにだけは言われたくねえ…
「実は一瞬…
イセカイ卿を見つけられませんでした…」
だろうな。
最近の俺、ゲーゲー部族にかなり溶け込んでるからな。
==================
結局、大公から聞かされた全種族会議の内容は概ねヴァーヴァン主席から伺っていた通り。
国境割も今後の会議スケジュールも事前協議の通りに円満決定されたとのこと。
唯一の想定外は、ギルガーズ大帝が「オークの通貨単位もリザード同様に《ギル》にします。」と発言した事。
最初、場を和ますためのジョークかと思われたが、どうも自種族の官僚には既に言い含めてあったらしい。
驚いたヴァーヴァン主席が「いや! 流石にそこまで我々に譲歩して頂くのは!」と制止しようとしたが。
「我が名ギルガーズにちなんでの事ですよww」
と大笑されて押し切られてしまったそうだ。
通貨発行権は従来通り各種族が持つ取り決めなので、オークがその通貨名をどのように定めようと誰も干渉できない。
オークが本当に通貨名をこれまでの《ガリング》から《ギル》に改称するかは不明だが、もし履行されたとすれば、世界の通貨はいずれ自然統合されてしまうに違いない。
(オークがリザードに追従してしまったら、政治力学的に他種族も更に追従せざるを得ないのだ。)
==================
シュタインフェルト大公はすぐには帝都に帰還せずしばらく残るらしい。
オーク種との終戦協定をこの地で締結しておきたいからである。
ギルガーズ大帝もこれは歓迎されておられるので、情勢が落ち着き次第、調印に向けての詰め交渉に入るとのこと。
いずれにせよ、かつての対オーク戦線からは全ての人間種が撤退。
両軍は物理的に衝突のしようのないほど距離を置いている。
そう、やはり戦争は終わったのだ。
==================
「それと。
イセカイ卿に叙勲の話が来ています。」
『叙勲?
どこから?』
「本会議中にギルガーズ大帝陛下が
《国際社会に対して功ある者を顕彰したい。》
と提唱されました。
特に根回しは無かったのですが、反対できるような雰囲気でも無かったので…
すんなり追加条項に盛り込まれてしまって。」
『な、なるほど。』
大帝陛下…
とことん主張を通して来ますね。
「そして協議の結果、第一回の叙勲者にはクレア殿とイセカイ卿が選出されました。
これは満場一致です。」
『あ、恐縮です。』
どうやらクレア夫妻には帝国からも叙爵される事が内定しているらしい。
クレアは兎も角、ドランまでもが貴族か…
これ、グランバルド的には大丈夫なのか?
この数か月で貴族権威が相当損耗させられている気がするな。
いや原因は俺なのだが…
==================
さてと。
ここからが本題。
俺は一旦善隣都市まで戻る。
ただ、ベスおばとは別行動がしたい。
標準座標≪√47WS≫を打倒し得る材料は全て揃ったので、フリーハンドになりたいのだ。
取り敢えず俺の名義で中古船を購入。
内装は陸上生物の俺でも居住出来る様に改装済み。
俺1人では到底操船出来そうにないので、ギーガーに相談して手の空いた者を回して貰う。
ギーガーは一旦コボルト領に戻らなくてはならないので、ゲルグと数名を船員として借りた。
何故かヴェギータも同行したがったので快諾する。
元帥閣下は当初、息子の人間領行きに反対したが、805お姉様が強く賛同したので翻意した。
==================
出立の夜。
805お姉様に頼んで関係者に無難な贈答品を配っておいて貰う。
再会したドラン夫妻に後事を色々と頼み、ヴァーヴァン主席に内々に謁見して色々と我儘を聞いて頂いた。
「あら、ご立派な船ですこと。」
夜風に紛れて善隣都市に進路を取る予定だったが。
出航直前、不意に真横に並んだ船の甲板からベスおばに声を掛けられた。
『新船披露パーティーでも開こうと思ったんだけどね。
アンタ以外に呼びたい相手も居ないから諦めたよ。』
「あらあら。
それは寂しいことね。
ワタクシ以外で話が通じる相手もちゃんと探しておきなさい。」
『ご忠告感謝するよ。』
俺はそのまま船を回頭させ、追撃に警戒しながら東を目指した。
さて、俺の戦争がようやく始まる。
これは地球の楽器に例えれば、ボンゴに近い。
一見単純そうに見えるのだが、挑戦してみると音を出す事が難しく、音程調整は更に複雑だった。
ゴブリン達があまりに何気なく叩くので侮っていたが、中々奥の深いものであった。
2人でコツを教え合ってようやく形になってきたので、ギーガー夫妻に教わったゴブリンの民謡を歌う。
男女で輪唱するデュエットであり、結婚式や出産祝いの場でよく歌われるそうだ。
大いに放歌高吟して腹が減ったので、ゴブリンゼリーを手づかみでムシャムシャ貪る。
ホタテ漁から戻ったゲルグの息子達も加わって、そのまま皆でランチを楽しむ。
腹が膨れたので、そのまま浜辺で昼寝をすることにした。
気持良く微睡んでいると不意にゲルグの次男(パキー君8歳)に揺り起こされる。
呆けた頭でふと見上げると、茫然とした表情のシュタインフェルト卿が俺とベスおばを眺めていた。
「あら、ジークじゃない?
ホタテ、残ってないわよ?」
ベスおばが最後に残ったホタテを慌てて後ろ手に隠しながら声を掛ける。
『これはこれはシュタインフェルト卿。
あ、いや大公様。
呼びつけて頂ければ参りましたのに…
えっと、本日は。』
卿は眼を丸くしたまま、しばらく何かを言いたそうな表情をしていたが
やがて平静を取り戻し静かに口を開いた。
「先程、全種族会議の全日程が終了しましたので…
その報告に…」
『報告!?
大公様が、私に?』
「イセカイ卿は前任者ですから。
それに《二位の局》様にも色々と手を回して下さったようで。」
ああ、キューズお姉様か…
回したのは手じゃなくてカネなのだがな。
会議も終わったし、追加で課金しておくか…
『あ、いえ。
805お姉様ご自身のお気遣いでしょう。』
これは俺の謙遜。
リザード女官社会はキッチリしているので、払った金の分過不足なく助けてくれる。
シュタインフェルト卿が得られた助力は、全て俺が支払った料金の範囲内である。
「…その。」
意を決したようにシュタインフェルト大公が俺に声を掛ける。
『あ、はい。』
「イセカイ卿の国際化に対しての努力には…
ただただ頭が下がる思いです…」
??
あ、ひょっとしてこの服装のことか?
それともすっかりゴブリン文化に染まったことか?
皮肉?
叱責?
牽制?
それとも額面通り賞賛と受け取っていいのか?
一瞬、【心を読もう】か迷うが自粛する。
大公の随行員達が離れた場所から俺を牽制していたからである。
『いえ。
皆様には迷惑ばかりお掛けしております。』
どうとでも取れるコメントを返しておく。
「そうよそうよ。
伊勢海クンはもっと反省しなさい。」
オマエにだけは言われたくねえ…
「実は一瞬…
イセカイ卿を見つけられませんでした…」
だろうな。
最近の俺、ゲーゲー部族にかなり溶け込んでるからな。
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結局、大公から聞かされた全種族会議の内容は概ねヴァーヴァン主席から伺っていた通り。
国境割も今後の会議スケジュールも事前協議の通りに円満決定されたとのこと。
唯一の想定外は、ギルガーズ大帝が「オークの通貨単位もリザード同様に《ギル》にします。」と発言した事。
最初、場を和ますためのジョークかと思われたが、どうも自種族の官僚には既に言い含めてあったらしい。
驚いたヴァーヴァン主席が「いや! 流石にそこまで我々に譲歩して頂くのは!」と制止しようとしたが。
「我が名ギルガーズにちなんでの事ですよww」
と大笑されて押し切られてしまったそうだ。
通貨発行権は従来通り各種族が持つ取り決めなので、オークがその通貨名をどのように定めようと誰も干渉できない。
オークが本当に通貨名をこれまでの《ガリング》から《ギル》に改称するかは不明だが、もし履行されたとすれば、世界の通貨はいずれ自然統合されてしまうに違いない。
(オークがリザードに追従してしまったら、政治力学的に他種族も更に追従せざるを得ないのだ。)
==================
シュタインフェルト大公はすぐには帝都に帰還せずしばらく残るらしい。
オーク種との終戦協定をこの地で締結しておきたいからである。
ギルガーズ大帝もこれは歓迎されておられるので、情勢が落ち着き次第、調印に向けての詰め交渉に入るとのこと。
いずれにせよ、かつての対オーク戦線からは全ての人間種が撤退。
両軍は物理的に衝突のしようのないほど距離を置いている。
そう、やはり戦争は終わったのだ。
==================
「それと。
イセカイ卿に叙勲の話が来ています。」
『叙勲?
どこから?』
「本会議中にギルガーズ大帝陛下が
《国際社会に対して功ある者を顕彰したい。》
と提唱されました。
特に根回しは無かったのですが、反対できるような雰囲気でも無かったので…
すんなり追加条項に盛り込まれてしまって。」
『な、なるほど。』
大帝陛下…
とことん主張を通して来ますね。
「そして協議の結果、第一回の叙勲者にはクレア殿とイセカイ卿が選出されました。
これは満場一致です。」
『あ、恐縮です。』
どうやらクレア夫妻には帝国からも叙爵される事が内定しているらしい。
クレアは兎も角、ドランまでもが貴族か…
これ、グランバルド的には大丈夫なのか?
この数か月で貴族権威が相当損耗させられている気がするな。
いや原因は俺なのだが…
==================
さてと。
ここからが本題。
俺は一旦善隣都市まで戻る。
ただ、ベスおばとは別行動がしたい。
標準座標≪√47WS≫を打倒し得る材料は全て揃ったので、フリーハンドになりたいのだ。
取り敢えず俺の名義で中古船を購入。
内装は陸上生物の俺でも居住出来る様に改装済み。
俺1人では到底操船出来そうにないので、ギーガーに相談して手の空いた者を回して貰う。
ギーガーは一旦コボルト領に戻らなくてはならないので、ゲルグと数名を船員として借りた。
何故かヴェギータも同行したがったので快諾する。
元帥閣下は当初、息子の人間領行きに反対したが、805お姉様が強く賛同したので翻意した。
==================
出立の夜。
805お姉様に頼んで関係者に無難な贈答品を配っておいて貰う。
再会したドラン夫妻に後事を色々と頼み、ヴァーヴァン主席に内々に謁見して色々と我儘を聞いて頂いた。
「あら、ご立派な船ですこと。」
夜風に紛れて善隣都市に進路を取る予定だったが。
出航直前、不意に真横に並んだ船の甲板からベスおばに声を掛けられた。
『新船披露パーティーでも開こうと思ったんだけどね。
アンタ以外に呼びたい相手も居ないから諦めたよ。』
「あらあら。
それは寂しいことね。
ワタクシ以外で話が通じる相手もちゃんと探しておきなさい。」
『ご忠告感謝するよ。』
俺はそのまま船を回頭させ、追撃に警戒しながら東を目指した。
さて、俺の戦争がようやく始まる。
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