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幸妃の幽閉2
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パメラ妃訪問の帰り、庭先で、柑橘樹の匂いを嗅いだ。アミーユは匂いのする方へと足を向ける。
一枝もらって行こうか。
レルシュ邸にも柑橘樹があった。アミーユは、その枝を枕元に置くのが好きだった。
裏庭まで来ると、子どもたちがせっせと鍋を磨いていた。年のまばらな子どもたちである。
王宮の使用人の子どもだろう。子どもも労働力である。しかし、子どもにとっては何でも遊びになるのが常で、誰がもっともピカピカに磨けるかを競争しているようだった。
「あ、軍人さんだ!」
アミーユを見つけるなり、子どもたちは駆け寄ってきた。物珍しそうに取り囲む。
「全然強そうじゃないわ、この人」
「俺でもやっちまえそうだ」
「やっちまうか」
困ったことに手や足を出してきた。仕方なく、一人をむんずと抱き上げて、転がした。さらに困ったことに子どもたちはより勢いづいてしまったので、全員を転がさなければならない羽目になってしまった。
「お前、意外と強いな」
「そりゃ軍人だからな。お前らも軍に入れ。腹いっぱい飯が食えるぞ」
「で、あんた、何しに来たの? 私たちはもう行かなきゃだから、これ以上は遊んであげられないけど」
そこで、アミーユは首を捻る。何しに来たんだっけ。そんなアミーユの視界の先、庭のはずれに柑橘樹の群生が見えた。自然に生えたものではない。小さな建物を囲むようにぐるりと植栽している。
「あれは?」
アミーユが指さすと、子どもたちは口々に答える。
「クッキーおばさんの家」
「いつも窓越しにクッキーをくれるんだ」
「甘い匂いがしてきたら、みんなでもらいに行くんだよ」
「おばさんは、いつもニコニコしてるんだよ」
クッキーといえば、思い浮かぶのは一人しかない。
そういえば、お姿をまったくお見かけしなくなった。
悲劇の妃。夫と子ども三人をいっぺんに失った、幸妃、こと、マリア妃。
「ここは幸妃のお住まいか?」
アミーユが向かえば、入り口に兵士が立っていた。アミーユに堅苦しく敬礼をしながら、兵士は口ごもる。
「住まいと言いますか、まあ」
ピンとくるものがあった。柑橘樹は建物の南面をぐるりと囲っている。
「幽閉されているのか」
柑橘樹の枝には大きな棘がある。柑橘樹で、いわば檻を作っているのだ。
「はい、そういう状態になっております」
「会わせてくれないか」
兵士らは戸惑いながらもアミーユに従った。
こじんまりとした部屋に入るも誰もいなかったが、庭に見覚えのある姿があった。幸妃だ。
幸妃は庭におり、その庭はテーブルを出せるほどの広さで、柑橘樹で取り囲まれている。
もともと高貴な身分の人を幽閉する目的で作られた場所なのだ。
ここに、幸妃は閉じ込められて過ごしてきたのか。
どうして――――?
ペタンと床に尻もちをついた幸妃、床にバラまかれたクッキー。光景がよみがえる。
椅子に腰かけていた幸妃が気配に振り返る。
アミーユを見るなり、立ち上がって駆けてくる。
「きゃああ、わたしのかわいいこ! かわいいこ! もどってきてくれたのね!」
ギュッとアミーユを抱きしめると、そのまま手を引っ張って、庭に出した椅子に座らせる。
幸妃は「おたべなさいな」と皿を出してくる。乗っているのはクッキーではなく、パンだった。アミーユが一口かじると、酵母の豊かな香りが口に広がった。
侍女が、パンをほおばるアミーユを、親の敵に出会ったような目でにらみつけていた。
♰♰♰
パンを平らげている間、幸妃はアミーユをにこにこと見守り、食べ終わるとアミーユの指先を見て、目を丸めた。
「あら、アーサー。つめがのびていてよ?」
どこからともなく取り出したやすりで、アミーユの爪を研ぎ始める。
先ほどからアミーユをにらんでいた侍女が、やっと口を開いた。
「レルシュ少佐、あなたはひどい人です…………」
侍女の目にたまっていた涙が、ぽろぽろと零れはじめた。幸妃がおろおろしはじめる。
「ソフィア、わたしのかわいいソフィア、なにがあったの? どこかがいたいの?」
ソフィアと侍女を呼んだが、おそらく侍女の名前ではない。幸妃の亡くなった娘の名がソフィアというのだ。
そして、アーサーは息子の名。
亡くした我が子に重ねているのだ。ソフィアはときおりエレナになり、アーサーはときおりヘンリーになった。
アミーユにとっては伝え聞いた話でしかなかった亡くなった子どもたちが、急に生々しい存在となった。幸妃はまだ子どもたちとともに生きているのだ。
「ソフィア、ソフィアや、なかないで」
心配する幸妃に侍女は慌てて笑顔を作った。幸妃はほっとして、アミーユの爪研ぎに戻る。
「もしかしたら、あの日以来、ここに?」
侍女は恨みがましい目でうなずいた。
官女たちに最後に会って以来、もう2年になる。それからずっと、ここに閉じ込められていたのか。
「レルシュ少佐、あなたはクッキーを持っていったきり、何もしてくださいませんでした。それどころか、こんなところに閉じ込めた。ひどい、ひどいおかたです」
俺が幽閉した………?
アミーユはもちろん幽閉を指示していない。あのときは少佐で、第一師団の一連隊長でしかなかった。
話を聞きつけた当時の第一師団長かその上が、おそらくは王族との協議の上やったのに違いなかった。
しかし、いきなり兵士が来て、幸妃をここに幽閉したというのであれば、アミーユが恨まれてもしようがない。
確かにアミーユは幸妃の処遇について忘れてしまっていた。そもそも騒ぎになったのは、アミーユが幸妃を突き飛ばしたのが原因だ。
「レルシュ少佐、あのクッキーは毒入りでも何でもなかったでしょう? どうして幸妃さまの無実を証明してくれなかったのですか」
王太子妃の身分にあるものの言ったことを取り消すことなどできない。王太子妃が言う限り、それは毒入りなのだ。
しかし、それではあまりに幸妃が気の毒だ。せめて、自由にしてあげなければ。
幸妃がおろおろとした顔で、侍女とアミーユを交互に見つめる。
「おねがい、ソフィア。アーサーをしからないであげて。アーサーはあなたのだいじなおとうとよ? おねがい、おねがいよ………」
一枝もらって行こうか。
レルシュ邸にも柑橘樹があった。アミーユは、その枝を枕元に置くのが好きだった。
裏庭まで来ると、子どもたちがせっせと鍋を磨いていた。年のまばらな子どもたちである。
王宮の使用人の子どもだろう。子どもも労働力である。しかし、子どもにとっては何でも遊びになるのが常で、誰がもっともピカピカに磨けるかを競争しているようだった。
「あ、軍人さんだ!」
アミーユを見つけるなり、子どもたちは駆け寄ってきた。物珍しそうに取り囲む。
「全然強そうじゃないわ、この人」
「俺でもやっちまえそうだ」
「やっちまうか」
困ったことに手や足を出してきた。仕方なく、一人をむんずと抱き上げて、転がした。さらに困ったことに子どもたちはより勢いづいてしまったので、全員を転がさなければならない羽目になってしまった。
「お前、意外と強いな」
「そりゃ軍人だからな。お前らも軍に入れ。腹いっぱい飯が食えるぞ」
「で、あんた、何しに来たの? 私たちはもう行かなきゃだから、これ以上は遊んであげられないけど」
そこで、アミーユは首を捻る。何しに来たんだっけ。そんなアミーユの視界の先、庭のはずれに柑橘樹の群生が見えた。自然に生えたものではない。小さな建物を囲むようにぐるりと植栽している。
「あれは?」
アミーユが指さすと、子どもたちは口々に答える。
「クッキーおばさんの家」
「いつも窓越しにクッキーをくれるんだ」
「甘い匂いがしてきたら、みんなでもらいに行くんだよ」
「おばさんは、いつもニコニコしてるんだよ」
クッキーといえば、思い浮かぶのは一人しかない。
そういえば、お姿をまったくお見かけしなくなった。
悲劇の妃。夫と子ども三人をいっぺんに失った、幸妃、こと、マリア妃。
「ここは幸妃のお住まいか?」
アミーユが向かえば、入り口に兵士が立っていた。アミーユに堅苦しく敬礼をしながら、兵士は口ごもる。
「住まいと言いますか、まあ」
ピンとくるものがあった。柑橘樹は建物の南面をぐるりと囲っている。
「幽閉されているのか」
柑橘樹の枝には大きな棘がある。柑橘樹で、いわば檻を作っているのだ。
「はい、そういう状態になっております」
「会わせてくれないか」
兵士らは戸惑いながらもアミーユに従った。
こじんまりとした部屋に入るも誰もいなかったが、庭に見覚えのある姿があった。幸妃だ。
幸妃は庭におり、その庭はテーブルを出せるほどの広さで、柑橘樹で取り囲まれている。
もともと高貴な身分の人を幽閉する目的で作られた場所なのだ。
ここに、幸妃は閉じ込められて過ごしてきたのか。
どうして――――?
ペタンと床に尻もちをついた幸妃、床にバラまかれたクッキー。光景がよみがえる。
椅子に腰かけていた幸妃が気配に振り返る。
アミーユを見るなり、立ち上がって駆けてくる。
「きゃああ、わたしのかわいいこ! かわいいこ! もどってきてくれたのね!」
ギュッとアミーユを抱きしめると、そのまま手を引っ張って、庭に出した椅子に座らせる。
幸妃は「おたべなさいな」と皿を出してくる。乗っているのはクッキーではなく、パンだった。アミーユが一口かじると、酵母の豊かな香りが口に広がった。
侍女が、パンをほおばるアミーユを、親の敵に出会ったような目でにらみつけていた。
♰♰♰
パンを平らげている間、幸妃はアミーユをにこにこと見守り、食べ終わるとアミーユの指先を見て、目を丸めた。
「あら、アーサー。つめがのびていてよ?」
どこからともなく取り出したやすりで、アミーユの爪を研ぎ始める。
先ほどからアミーユをにらんでいた侍女が、やっと口を開いた。
「レルシュ少佐、あなたはひどい人です…………」
侍女の目にたまっていた涙が、ぽろぽろと零れはじめた。幸妃がおろおろしはじめる。
「ソフィア、わたしのかわいいソフィア、なにがあったの? どこかがいたいの?」
ソフィアと侍女を呼んだが、おそらく侍女の名前ではない。幸妃の亡くなった娘の名がソフィアというのだ。
そして、アーサーは息子の名。
亡くした我が子に重ねているのだ。ソフィアはときおりエレナになり、アーサーはときおりヘンリーになった。
アミーユにとっては伝え聞いた話でしかなかった亡くなった子どもたちが、急に生々しい存在となった。幸妃はまだ子どもたちとともに生きているのだ。
「ソフィア、ソフィアや、なかないで」
心配する幸妃に侍女は慌てて笑顔を作った。幸妃はほっとして、アミーユの爪研ぎに戻る。
「もしかしたら、あの日以来、ここに?」
侍女は恨みがましい目でうなずいた。
官女たちに最後に会って以来、もう2年になる。それからずっと、ここに閉じ込められていたのか。
「レルシュ少佐、あなたはクッキーを持っていったきり、何もしてくださいませんでした。それどころか、こんなところに閉じ込めた。ひどい、ひどいおかたです」
俺が幽閉した………?
アミーユはもちろん幽閉を指示していない。あのときは少佐で、第一師団の一連隊長でしかなかった。
話を聞きつけた当時の第一師団長かその上が、おそらくは王族との協議の上やったのに違いなかった。
しかし、いきなり兵士が来て、幸妃をここに幽閉したというのであれば、アミーユが恨まれてもしようがない。
確かにアミーユは幸妃の処遇について忘れてしまっていた。そもそも騒ぎになったのは、アミーユが幸妃を突き飛ばしたのが原因だ。
「レルシュ少佐、あのクッキーは毒入りでも何でもなかったでしょう? どうして幸妃さまの無実を証明してくれなかったのですか」
王太子妃の身分にあるものの言ったことを取り消すことなどできない。王太子妃が言う限り、それは毒入りなのだ。
しかし、それではあまりに幸妃が気の毒だ。せめて、自由にしてあげなければ。
幸妃がおろおろとした顔で、侍女とアミーユを交互に見つめる。
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