38 / 81
幸妃の幽閉2
しおりを挟む
パメラ妃訪問の帰り、庭先で、柑橘樹の匂いを嗅いだ。アミーユは匂いのする方へと足を向ける。
一枝もらって行こうか。
レルシュ邸にも柑橘樹があった。アミーユは、その枝を枕元に置くのが好きだった。
裏庭まで来ると、子どもたちがせっせと鍋を磨いていた。年のまばらな子どもたちである。
王宮の使用人の子どもだろう。子どもも労働力である。しかし、子どもにとっては何でも遊びになるのが常で、誰がもっともピカピカに磨けるかを競争しているようだった。
「あ、軍人さんだ!」
アミーユを見つけるなり、子どもたちは駆け寄ってきた。物珍しそうに取り囲む。
「全然強そうじゃないわ、この人」
「俺でもやっちまえそうだ」
「やっちまうか」
困ったことに手や足を出してきた。仕方なく、一人をむんずと抱き上げて、転がした。さらに困ったことに子どもたちはより勢いづいてしまったので、全員を転がさなければならない羽目になってしまった。
「お前、意外と強いな」
「そりゃ軍人だからな。お前らも軍に入れ。腹いっぱい飯が食えるぞ」
「で、あんた、何しに来たの? 私たちはもう行かなきゃだから、これ以上は遊んであげられないけど」
そこで、アミーユは首を捻る。何しに来たんだっけ。そんなアミーユの視界の先、庭のはずれに柑橘樹の群生が見えた。自然に生えたものではない。小さな建物を囲むようにぐるりと植栽している。
「あれは?」
アミーユが指さすと、子どもたちは口々に答える。
「クッキーおばさんの家」
「いつも窓越しにクッキーをくれるんだ」
「甘い匂いがしてきたら、みんなでもらいに行くんだよ」
「おばさんは、いつもニコニコしてるんだよ」
クッキーといえば、思い浮かぶのは一人しかない。
そういえば、お姿をまったくお見かけしなくなった。
悲劇の妃。夫と子ども三人をいっぺんに失った、幸妃、こと、マリア妃。
「ここは幸妃のお住まいか?」
アミーユが向かえば、入り口に兵士が立っていた。アミーユに堅苦しく敬礼をしながら、兵士は口ごもる。
「住まいと言いますか、まあ」
ピンとくるものがあった。柑橘樹は建物の南面をぐるりと囲っている。
「幽閉されているのか」
柑橘樹の枝には大きな棘がある。柑橘樹で、いわば檻を作っているのだ。
「はい、そういう状態になっております」
「会わせてくれないか」
兵士らは戸惑いながらもアミーユに従った。
こじんまりとした部屋に入るも誰もいなかったが、庭に見覚えのある姿があった。幸妃だ。
幸妃は庭におり、その庭はテーブルを出せるほどの広さで、柑橘樹で取り囲まれている。
もともと高貴な身分の人を幽閉する目的で作られた場所なのだ。
ここに、幸妃は閉じ込められて過ごしてきたのか。
どうして――――?
ペタンと床に尻もちをついた幸妃、床にバラまかれたクッキー。光景がよみがえる。
椅子に腰かけていた幸妃が気配に振り返る。
アミーユを見るなり、立ち上がって駆けてくる。
「きゃああ、わたしのかわいいこ! かわいいこ! もどってきてくれたのね!」
ギュッとアミーユを抱きしめると、そのまま手を引っ張って、庭に出した椅子に座らせる。
幸妃は「おたべなさいな」と皿を出してくる。乗っているのはクッキーではなく、パンだった。アミーユが一口かじると、酵母の豊かな香りが口に広がった。
侍女が、パンをほおばるアミーユを、親の敵に出会ったような目でにらみつけていた。
♰♰♰
パンを平らげている間、幸妃はアミーユをにこにこと見守り、食べ終わるとアミーユの指先を見て、目を丸めた。
「あら、アーサー。つめがのびていてよ?」
どこからともなく取り出したやすりで、アミーユの爪を研ぎ始める。
先ほどからアミーユをにらんでいた侍女が、やっと口を開いた。
「レルシュ少佐、あなたはひどい人です…………」
侍女の目にたまっていた涙が、ぽろぽろと零れはじめた。幸妃がおろおろしはじめる。
「ソフィア、わたしのかわいいソフィア、なにがあったの? どこかがいたいの?」
ソフィアと侍女を呼んだが、おそらく侍女の名前ではない。幸妃の亡くなった娘の名がソフィアというのだ。
そして、アーサーは息子の名。
亡くした我が子に重ねているのだ。ソフィアはときおりエレナになり、アーサーはときおりヘンリーになった。
アミーユにとっては伝え聞いた話でしかなかった亡くなった子どもたちが、急に生々しい存在となった。幸妃はまだ子どもたちとともに生きているのだ。
「ソフィア、ソフィアや、なかないで」
心配する幸妃に侍女は慌てて笑顔を作った。幸妃はほっとして、アミーユの爪研ぎに戻る。
「もしかしたら、あの日以来、ここに?」
侍女は恨みがましい目でうなずいた。
官女たちに最後に会って以来、もう2年になる。それからずっと、ここに閉じ込められていたのか。
「レルシュ少佐、あなたはクッキーを持っていったきり、何もしてくださいませんでした。それどころか、こんなところに閉じ込めた。ひどい、ひどいおかたです」
俺が幽閉した………?
アミーユはもちろん幽閉を指示していない。あのときは少佐で、第一師団の一連隊長でしかなかった。
話を聞きつけた当時の第一師団長かその上が、おそらくは王族との協議の上やったのに違いなかった。
しかし、いきなり兵士が来て、幸妃をここに幽閉したというのであれば、アミーユが恨まれてもしようがない。
確かにアミーユは幸妃の処遇について忘れてしまっていた。そもそも騒ぎになったのは、アミーユが幸妃を突き飛ばしたのが原因だ。
「レルシュ少佐、あのクッキーは毒入りでも何でもなかったでしょう? どうして幸妃さまの無実を証明してくれなかったのですか」
王太子妃の身分にあるものの言ったことを取り消すことなどできない。王太子妃が言う限り、それは毒入りなのだ。
しかし、それではあまりに幸妃が気の毒だ。せめて、自由にしてあげなければ。
幸妃がおろおろとした顔で、侍女とアミーユを交互に見つめる。
「おねがい、ソフィア。アーサーをしからないであげて。アーサーはあなたのだいじなおとうとよ? おねがい、おねがいよ………」
一枝もらって行こうか。
レルシュ邸にも柑橘樹があった。アミーユは、その枝を枕元に置くのが好きだった。
裏庭まで来ると、子どもたちがせっせと鍋を磨いていた。年のまばらな子どもたちである。
王宮の使用人の子どもだろう。子どもも労働力である。しかし、子どもにとっては何でも遊びになるのが常で、誰がもっともピカピカに磨けるかを競争しているようだった。
「あ、軍人さんだ!」
アミーユを見つけるなり、子どもたちは駆け寄ってきた。物珍しそうに取り囲む。
「全然強そうじゃないわ、この人」
「俺でもやっちまえそうだ」
「やっちまうか」
困ったことに手や足を出してきた。仕方なく、一人をむんずと抱き上げて、転がした。さらに困ったことに子どもたちはより勢いづいてしまったので、全員を転がさなければならない羽目になってしまった。
「お前、意外と強いな」
「そりゃ軍人だからな。お前らも軍に入れ。腹いっぱい飯が食えるぞ」
「で、あんた、何しに来たの? 私たちはもう行かなきゃだから、これ以上は遊んであげられないけど」
そこで、アミーユは首を捻る。何しに来たんだっけ。そんなアミーユの視界の先、庭のはずれに柑橘樹の群生が見えた。自然に生えたものではない。小さな建物を囲むようにぐるりと植栽している。
「あれは?」
アミーユが指さすと、子どもたちは口々に答える。
「クッキーおばさんの家」
「いつも窓越しにクッキーをくれるんだ」
「甘い匂いがしてきたら、みんなでもらいに行くんだよ」
「おばさんは、いつもニコニコしてるんだよ」
クッキーといえば、思い浮かぶのは一人しかない。
そういえば、お姿をまったくお見かけしなくなった。
悲劇の妃。夫と子ども三人をいっぺんに失った、幸妃、こと、マリア妃。
「ここは幸妃のお住まいか?」
アミーユが向かえば、入り口に兵士が立っていた。アミーユに堅苦しく敬礼をしながら、兵士は口ごもる。
「住まいと言いますか、まあ」
ピンとくるものがあった。柑橘樹は建物の南面をぐるりと囲っている。
「幽閉されているのか」
柑橘樹の枝には大きな棘がある。柑橘樹で、いわば檻を作っているのだ。
「はい、そういう状態になっております」
「会わせてくれないか」
兵士らは戸惑いながらもアミーユに従った。
こじんまりとした部屋に入るも誰もいなかったが、庭に見覚えのある姿があった。幸妃だ。
幸妃は庭におり、その庭はテーブルを出せるほどの広さで、柑橘樹で取り囲まれている。
もともと高貴な身分の人を幽閉する目的で作られた場所なのだ。
ここに、幸妃は閉じ込められて過ごしてきたのか。
どうして――――?
ペタンと床に尻もちをついた幸妃、床にバラまかれたクッキー。光景がよみがえる。
椅子に腰かけていた幸妃が気配に振り返る。
アミーユを見るなり、立ち上がって駆けてくる。
「きゃああ、わたしのかわいいこ! かわいいこ! もどってきてくれたのね!」
ギュッとアミーユを抱きしめると、そのまま手を引っ張って、庭に出した椅子に座らせる。
幸妃は「おたべなさいな」と皿を出してくる。乗っているのはクッキーではなく、パンだった。アミーユが一口かじると、酵母の豊かな香りが口に広がった。
侍女が、パンをほおばるアミーユを、親の敵に出会ったような目でにらみつけていた。
♰♰♰
パンを平らげている間、幸妃はアミーユをにこにこと見守り、食べ終わるとアミーユの指先を見て、目を丸めた。
「あら、アーサー。つめがのびていてよ?」
どこからともなく取り出したやすりで、アミーユの爪を研ぎ始める。
先ほどからアミーユをにらんでいた侍女が、やっと口を開いた。
「レルシュ少佐、あなたはひどい人です…………」
侍女の目にたまっていた涙が、ぽろぽろと零れはじめた。幸妃がおろおろしはじめる。
「ソフィア、わたしのかわいいソフィア、なにがあったの? どこかがいたいの?」
ソフィアと侍女を呼んだが、おそらく侍女の名前ではない。幸妃の亡くなった娘の名がソフィアというのだ。
そして、アーサーは息子の名。
亡くした我が子に重ねているのだ。ソフィアはときおりエレナになり、アーサーはときおりヘンリーになった。
アミーユにとっては伝え聞いた話でしかなかった亡くなった子どもたちが、急に生々しい存在となった。幸妃はまだ子どもたちとともに生きているのだ。
「ソフィア、ソフィアや、なかないで」
心配する幸妃に侍女は慌てて笑顔を作った。幸妃はほっとして、アミーユの爪研ぎに戻る。
「もしかしたら、あの日以来、ここに?」
侍女は恨みがましい目でうなずいた。
官女たちに最後に会って以来、もう2年になる。それからずっと、ここに閉じ込められていたのか。
「レルシュ少佐、あなたはクッキーを持っていったきり、何もしてくださいませんでした。それどころか、こんなところに閉じ込めた。ひどい、ひどいおかたです」
俺が幽閉した………?
アミーユはもちろん幽閉を指示していない。あのときは少佐で、第一師団の一連隊長でしかなかった。
話を聞きつけた当時の第一師団長かその上が、おそらくは王族との協議の上やったのに違いなかった。
しかし、いきなり兵士が来て、幸妃をここに幽閉したというのであれば、アミーユが恨まれてもしようがない。
確かにアミーユは幸妃の処遇について忘れてしまっていた。そもそも騒ぎになったのは、アミーユが幸妃を突き飛ばしたのが原因だ。
「レルシュ少佐、あのクッキーは毒入りでも何でもなかったでしょう? どうして幸妃さまの無実を証明してくれなかったのですか」
王太子妃の身分にあるものの言ったことを取り消すことなどできない。王太子妃が言う限り、それは毒入りなのだ。
しかし、それではあまりに幸妃が気の毒だ。せめて、自由にしてあげなければ。
幸妃がおろおろとした顔で、侍女とアミーユを交互に見つめる。
「おねがい、ソフィア。アーサーをしからないであげて。アーサーはあなたのだいじなおとうとよ? おねがい、おねがいよ………」
0
あなたにおすすめの小説
淫愛家族
箕田 はる
BL
婿養子として篠山家で生活している睦紀は、結婚一年目にして妻との不仲を悩んでいた。
事あるごとに身の丈に合わない結婚かもしれないと考える睦紀だったが、以前から親交があった義父の俊政と義兄の春馬とは良好な関係を築いていた。
二人から向けられる優しさは心地よく、迷惑をかけたくないという思いから、睦紀は妻と向き合うことを決意する。
だが、同僚から渡された風俗店のカードを返し忘れてしまったことで、正しい三人の関係性が次第に壊れていく――
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
その首輪は、弟の牙でしか外せない。
ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。
第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。
初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。
「今すぐ部屋から出ろ!」
独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。
翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。
「俺以外に触らせるな」
そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。
弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。
本当にこのままでもいいのか。
ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。
その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。
どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。
リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24)
※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。
三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる