13 / 264
5年生 冬休み
またね
しおりを挟む
彩歌と手分けして、先生と看護師さんは、それぞれ、1階の受付と3階にある詰め所に移動した。
「達也さん、スゴい力……!」
「僕、こう見えて大人の腕力だから。彩歌さんこそ、便利だなぁ、それ……」
僕は父さんを背負い、彩歌は母さんを魔法で浮かせて移動している。
周囲を警戒しつつ、エレベータを下りた僕たちは、そろりそろりと待合を目指す。
「よいしょ、と」
父さんはドスンと、母さんはフワリと。2人を待合のソファに座らせた。
「じゃ、解呪するわね」
4人の記憶は改竄済みだそうで……やっぱり魔法って便利だ。
彩歌がパチンと指を鳴らすと、両親は同時に目を覚ました。振り返ると、受付に座っていた先生も、立ち上がって辺りを見回し、診察室に入って行った。
「……逹也、その子は?」
目を覚ました父さんは、不思議そうに僕と彩歌を交互に見る。
「初めまして。内海くんと同級生の藤島彩歌です」
父さんの問いに、彩歌がニッコリと微笑んで答えた。
「ああ、確か、転んで頭を打って検査に来たって……」
「はい、でも、大丈夫でした」
彩歌はニコッと笑って、偽の情報に嘘を返す。
そこまで記憶を自由にイジれるのか。スゴいな……
「あれ? 親御さんはどうしたのかな?」
「はい、母と看護師さんは、3階で話してます。知り合いだそうで」
上手い! さすがは魔女っ子。〝秘密を守る〟なんて、お手の物だ。
「そうか。とにかく、大した事が無くて良かったね」
「それじゃ私たち、先に失礼するわね」
両親とも、先程の事は全く記憶に無いようだ。僕は、右手に力を込めてから彩歌に話しかける。
『それじゃ、行くよ。また会おう!』
『うん。またね! 何かあったら連絡して!』
笑顔で答える彩歌を残して病院を出た。
「逹也、別れ際に挨拶も無しなんて、愛想ないなぁ、お前は!」
駐車場まで来た時点で、父さんが僕の頭をクシャクシャ撫でながら言う。
偶然出会ったクラスの女子に照れて、終始無言だった息子を、からかう感じだ。
ブルー越しの会話が聞こえていないせいで、僕が終始無言だった様に見えたのだろう。
「かわいい子ね。礼儀正しいし」
母さんも、何か言いたげだ。
……なんだか、この感じも懐かしいな。
「ラッキーだったな、逹也!」
「やめてよ! そんなんじゃないよ!」
そんなんじゃない事も無いのだが、とりあえずそう言って、僕は車に乗り込んだ。
「ブルー、魔界、行ってみたいな」
『いいねタツヤ。いつか必ず行こう』
自宅までの帰り道、ブルーと、魔法の話で盛り上がる。
「僕も、魔法、使えるようになるかな」
『どうだろう。色々試してみたが、呪文をただ唱えるだけでは、魔法は発動しないようだ』
いつの間に試したんだ、ブルー……
『たとえば……』
ブルーが、彩歌の唱えていた呪文を唱える。
『HuLex UmThel FiR ……』
「待て待て! ちょっと待てブルー!」
『何だタツヤ?』
「それ、何の呪文だ?」
『火球』
「だあああ! ダメダメ! それでなくても、お前〝不思議存在〟なんだから! 万が一、火の玉とか出ちゃったら危ないだろ!」
『なるほど。一理あるね。それなら……』
ブルーは、コホンと必要の無いであろう咳払いを一つしたあと、別の呪文を唱え始める。
『HuLex Thel cloT Ne』
しかし、何も起こらなかった。
「ちょいちょいちょい! 今のはアレだろ! 〝早着替え〟の呪文だろ!?」
『そうだタツヤ。よく覚えているな』
「いやぁ、やっぱ、一番興味をそそられたから……って、そうじゃなくて!」
『どうしたんだタツヤ?』
「もし今、何かの間違いで魔法が発動して、僕が突然ワンピース姿とかになったら、父さん達にどう説明するんだよ!?」
『ははは、それは面白いね!』
「面白いけど大惨事だよ!」
こんなに大声で会話していても、父さんと母さんには、全く認識できないんだよな。
『……あ。あの呪文は、なんとなく仕組みがわかったので、魔法を使わずに再現できるかもしれない』
「え? あの呪文?」
『HuLex Thel STaTs Ne』
「それは確か、自分の詳細を見るっていう……」
『そうだタツヤ。この呪文は、元々自然界にあるシステムを呼び出して、それを魔法の力でわかりやすく脳内に表示させているのだろう』
「自然界にあるシステム?」
『そう。野生の動物などは、敵や自分の力を推し量ることが出来るよね? それは、生まれついて持っている能力であり、元々、この世界にあるシステムなんだ』
「なるほど……」
『なので、その〝わかりやすく脳内に表示する〟というのを、私が代行する』
僕の頭の中に、文字と数字がズラっと並ぶ。
「うわ! スゴい! ゲームのステータス表示みたいだ!」
***********************************************
内海 逹也 Utsumi Tatsuya
AGE 11
H P 8888888888888888888888888
M P 3
攻撃力 56
守備力 8888888888888888888888888
体 力 26
素早さ 42
賢 さ 25
<特記事項>
救星特異点
不老
星の強度
摂食不要
呼吸不要
超回復
真空耐性
熱耐性
電撃無効
不眠不休
光合成
詳細表示 ← NEW!
***********************************************
彩歌には、こんなのが見えていたんだな。
『HPと守備力の表示は、数値ではなく〝エラー表示〟だよ』
確かにHPと守備力が、おかしな事になってますな……
『ちなみに、この能力は〝他者〟にも使える』
「マジか! どうやればいいんだ?」
『簡単だよ。相手を指定してくれればいい』
「じゃ、とりあえず、父さんを」
『分かった。表示するよ?』
***********************************************
内海 幸治 Utsumi Kouji
AGE 36
H P 32
M P 0
攻撃力 25
体 力 22
守備力 5
素早さ 13
賢 さ 26
<特記事項>
格闘技Lv4
***********************************************
なるほど、一般の成人男性は、こんな感じか……
そういえば父さん、若い頃、柔道やってたっけ。
『タツヤ、キミの〝素早さ〟が高いのは……』
「ああ、体格が子どもなのに、大人の体力だからだろ?」
『その通りだ。あと、MPというのは、魔力の数値だ。アヤカと接触することによって理解した。他にも、未知の力と出逢えば、見出だせる数値があるかもしれない』
「よくわかった。しかしこれは面白いな。ついでに母さんも見ておこうか」
***********************************************
内海 理乃 Utsumi Rino
AGE 32
H P 21
M P 0
攻撃力 14
体 力 14
守備力 2
素早さ 9
賢 さ 28
<特記事項>
なし
***********************************************
スゴい! 楽しい!
よし。後で、ばあちゃんと妹もチェックだな!
『タツヤ、あまり他人の詳細を見るのは、良くないと思うぞ?』
「え? そう?」
『のぞき行為だよね』
「あー、そうだな……なるべく控えよう」
車はちょうど、休み明けから再び通うことになる、懐かしい小学校の前を通り過ぎた所だ。
「達也さん、スゴい力……!」
「僕、こう見えて大人の腕力だから。彩歌さんこそ、便利だなぁ、それ……」
僕は父さんを背負い、彩歌は母さんを魔法で浮かせて移動している。
周囲を警戒しつつ、エレベータを下りた僕たちは、そろりそろりと待合を目指す。
「よいしょ、と」
父さんはドスンと、母さんはフワリと。2人を待合のソファに座らせた。
「じゃ、解呪するわね」
4人の記憶は改竄済みだそうで……やっぱり魔法って便利だ。
彩歌がパチンと指を鳴らすと、両親は同時に目を覚ました。振り返ると、受付に座っていた先生も、立ち上がって辺りを見回し、診察室に入って行った。
「……逹也、その子は?」
目を覚ました父さんは、不思議そうに僕と彩歌を交互に見る。
「初めまして。内海くんと同級生の藤島彩歌です」
父さんの問いに、彩歌がニッコリと微笑んで答えた。
「ああ、確か、転んで頭を打って検査に来たって……」
「はい、でも、大丈夫でした」
彩歌はニコッと笑って、偽の情報に嘘を返す。
そこまで記憶を自由にイジれるのか。スゴいな……
「あれ? 親御さんはどうしたのかな?」
「はい、母と看護師さんは、3階で話してます。知り合いだそうで」
上手い! さすがは魔女っ子。〝秘密を守る〟なんて、お手の物だ。
「そうか。とにかく、大した事が無くて良かったね」
「それじゃ私たち、先に失礼するわね」
両親とも、先程の事は全く記憶に無いようだ。僕は、右手に力を込めてから彩歌に話しかける。
『それじゃ、行くよ。また会おう!』
『うん。またね! 何かあったら連絡して!』
笑顔で答える彩歌を残して病院を出た。
「逹也、別れ際に挨拶も無しなんて、愛想ないなぁ、お前は!」
駐車場まで来た時点で、父さんが僕の頭をクシャクシャ撫でながら言う。
偶然出会ったクラスの女子に照れて、終始無言だった息子を、からかう感じだ。
ブルー越しの会話が聞こえていないせいで、僕が終始無言だった様に見えたのだろう。
「かわいい子ね。礼儀正しいし」
母さんも、何か言いたげだ。
……なんだか、この感じも懐かしいな。
「ラッキーだったな、逹也!」
「やめてよ! そんなんじゃないよ!」
そんなんじゃない事も無いのだが、とりあえずそう言って、僕は車に乗り込んだ。
「ブルー、魔界、行ってみたいな」
『いいねタツヤ。いつか必ず行こう』
自宅までの帰り道、ブルーと、魔法の話で盛り上がる。
「僕も、魔法、使えるようになるかな」
『どうだろう。色々試してみたが、呪文をただ唱えるだけでは、魔法は発動しないようだ』
いつの間に試したんだ、ブルー……
『たとえば……』
ブルーが、彩歌の唱えていた呪文を唱える。
『HuLex UmThel FiR ……』
「待て待て! ちょっと待てブルー!」
『何だタツヤ?』
「それ、何の呪文だ?」
『火球』
「だあああ! ダメダメ! それでなくても、お前〝不思議存在〟なんだから! 万が一、火の玉とか出ちゃったら危ないだろ!」
『なるほど。一理あるね。それなら……』
ブルーは、コホンと必要の無いであろう咳払いを一つしたあと、別の呪文を唱え始める。
『HuLex Thel cloT Ne』
しかし、何も起こらなかった。
「ちょいちょいちょい! 今のはアレだろ! 〝早着替え〟の呪文だろ!?」
『そうだタツヤ。よく覚えているな』
「いやぁ、やっぱ、一番興味をそそられたから……って、そうじゃなくて!」
『どうしたんだタツヤ?』
「もし今、何かの間違いで魔法が発動して、僕が突然ワンピース姿とかになったら、父さん達にどう説明するんだよ!?」
『ははは、それは面白いね!』
「面白いけど大惨事だよ!」
こんなに大声で会話していても、父さんと母さんには、全く認識できないんだよな。
『……あ。あの呪文は、なんとなく仕組みがわかったので、魔法を使わずに再現できるかもしれない』
「え? あの呪文?」
『HuLex Thel STaTs Ne』
「それは確か、自分の詳細を見るっていう……」
『そうだタツヤ。この呪文は、元々自然界にあるシステムを呼び出して、それを魔法の力でわかりやすく脳内に表示させているのだろう』
「自然界にあるシステム?」
『そう。野生の動物などは、敵や自分の力を推し量ることが出来るよね? それは、生まれついて持っている能力であり、元々、この世界にあるシステムなんだ』
「なるほど……」
『なので、その〝わかりやすく脳内に表示する〟というのを、私が代行する』
僕の頭の中に、文字と数字がズラっと並ぶ。
「うわ! スゴい! ゲームのステータス表示みたいだ!」
***********************************************
内海 逹也 Utsumi Tatsuya
AGE 11
H P 8888888888888888888888888
M P 3
攻撃力 56
守備力 8888888888888888888888888
体 力 26
素早さ 42
賢 さ 25
<特記事項>
救星特異点
不老
星の強度
摂食不要
呼吸不要
超回復
真空耐性
熱耐性
電撃無効
不眠不休
光合成
詳細表示 ← NEW!
***********************************************
彩歌には、こんなのが見えていたんだな。
『HPと守備力の表示は、数値ではなく〝エラー表示〟だよ』
確かにHPと守備力が、おかしな事になってますな……
『ちなみに、この能力は〝他者〟にも使える』
「マジか! どうやればいいんだ?」
『簡単だよ。相手を指定してくれればいい』
「じゃ、とりあえず、父さんを」
『分かった。表示するよ?』
***********************************************
内海 幸治 Utsumi Kouji
AGE 36
H P 32
M P 0
攻撃力 25
体 力 22
守備力 5
素早さ 13
賢 さ 26
<特記事項>
格闘技Lv4
***********************************************
なるほど、一般の成人男性は、こんな感じか……
そういえば父さん、若い頃、柔道やってたっけ。
『タツヤ、キミの〝素早さ〟が高いのは……』
「ああ、体格が子どもなのに、大人の体力だからだろ?」
『その通りだ。あと、MPというのは、魔力の数値だ。アヤカと接触することによって理解した。他にも、未知の力と出逢えば、見出だせる数値があるかもしれない』
「よくわかった。しかしこれは面白いな。ついでに母さんも見ておこうか」
***********************************************
内海 理乃 Utsumi Rino
AGE 32
H P 21
M P 0
攻撃力 14
体 力 14
守備力 2
素早さ 9
賢 さ 28
<特記事項>
なし
***********************************************
スゴい! 楽しい!
よし。後で、ばあちゃんと妹もチェックだな!
『タツヤ、あまり他人の詳細を見るのは、良くないと思うぞ?』
「え? そう?」
『のぞき行為だよね』
「あー、そうだな……なるべく控えよう」
車はちょうど、休み明けから再び通うことになる、懐かしい小学校の前を通り過ぎた所だ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
