89 / 264
5年生 3学期 2月
潜入せよ! ドラム缶工場跡地
しおりを挟む
〝実験体〟は、マラソン大会が行われた日から、ダーク・ソサイエティのアジトに居るようだ。
大ちゃんを誘拐するために、実戦テストも兼ねて連れて来られたみたいなんだけど……
「……結局、調整が間に合わなくて、作戦には参加させなかったの。あれはとても危険よ」
それは、動物がベースで、様々な改造が施された、殺戮兵器。
命令は聞かないし、とにかく、すごい暴れん坊で、地下にある鋼鉄のケージに入れられてるけど、その気になれば、こじ開けて外に出ちゃうかもだって。
「アジトは、ここからすぐ近くの廃ビルよ。わかるかしら。元ドラム缶工場の……」
「うん……そこなら知ってるよ」
なるほど。あそこなら、敷地も広いし、人通りも少ない。アジトにはピッタリの場所だよね。
ずっと前に一度、たっちゃんと大ちゃんと僕で、あの中を探検した事があったけど、大人の人が出てきて追い出されちゃったんだ。
「あれ? そういえばあの人、黒いスーツを着てたような……」
「あそこには、いつも戦闘員が2体居るわ」
うわわわ。怖い! きっと、その時の大人って……よく追い出されるだけで済んだなぁ……
「実験体は、力が強い上に素早いし、カメレオンのように、姿を消すことが出来るの。気をつけて」
見えなくなるのは、すごく厄介だよ……
急ごう。あの日からもう随分と経ってるし、きっとお腹を空かせてるから、外に出て、暴れ出しちゃう。
たっちゃんの話だと、戦闘員は毒ガスで攻撃して来るみたいだから、変身しなきゃだね!
「よーし、へんし……あ!」
よく考えたら、僕が変身した姿は、アースやピンクにそっくりで、コロンビーナを怖がらせちゃうかもしれない。先に天界に送ってあげなくちゃ。
「あなたを、天界に送ります。あとのことは僕に任せて、安心して行ってね」
「はい、ありがとう、あなたは神様……?」
「えへへ。僕はね、まだ神様じゃないんだよ」
ブルーさんの話では、救世主は、いずれ神様にもなれるらしい。もちろんその時は、るりちゃんも一緒に。
「それじゃ、いくよ!」
僕は、両手を天にかざした。
「神の名に於いて。この者に安らぎを与え給え」
地下室なのに、頭上に青空が現れて、光が差し込む。
「ありがとう、ありがとう」
コロンビーナは、笑顔でこの世を去っていった。
「……よし、じゃ、行こうかな」
僕は腕時計のボタンを押す。
「変身!」
まばゆい光に包まれて、変身が完了した。そういえば久しぶりだよね!
「さあ、急がねばなりません」
僕は地下室を出て、ダーク・ソサイエティのアジトを目指した。
>>>
道中、誰にも会わなかったのは〝確率操作〟の効果かな?
敷地をぐるっと高いブロック塀に囲まれた、ここが、元ドラム缶工場の入り口だよ。
黄色や赤の〝立入禁止〟と大きく書かれた看板が、いろんな所に貼り付けられている。
かなり昔に廃業したようで、壁の向こうに見える建物は、かなりボロボロ。オバケとか出てきそうだよ……!
「幼かったとはいえ、よくここに入ろうと思いましたね……」
いや……あの時、入ろうと言い出したのは、たっちゃんだ。僕と大ちゃんは一応、止めたんだよ?
鉄の扉を開し開けると、ギィと、気味の悪い音が響く。
「お邪魔しますね」
正面に建物の入り口がある。
「人の気配は無いようですが……」
僕の〝精神感応〟では、まだ動物の心の声を聞くことは出来ない。ここに居るのは、動物ベースの実験体と、機械人形。いつもみたいに気配を探っても、何も感じないのは当たり前なんだよね……
「まあ、千里眼を使えば、全部お見通しなのですが」
僕が〝千里眼〟の構えを取ろうとした、その時。
「ピピピ……シンニュウシャ・カクニン」
突然、背後から声が聞こえた。
……と同時に、右腕を掴まれた! 戦闘員だ!
「うわああああっ!」
僕は驚きのあまり、ありったけの〝念動力〟で戦闘員を弾き飛ばした。数メーターすっ飛んで、転がる。
「ピピピ……セントウモード・カイシ」
不思議な動作で起き上がって、走ってくる戦闘員。イヤだ! 動きが怖い!
えっと、確か弱点は……
「腹部の丸い機関!」
丁度〝千里眼〟を使おうとしていたので、たっちゃんに聞いていた急所が透けて見えている。
僕は、いつも地下室で練習している〝念動力での射撃〟を使って、戦闘員の〝お腹〟を撃ち抜いた。
戦闘員は再び吹っ飛んで、今度は動かない。うまく急所を破壊できたみたい。
「良かった。やはり日々の練習は欠かせないですね」
念の為に、転がっている戦闘員に少し近いて、お腹の中を〝念動力〟で念入りに壊しておく。これで大丈夫だよね。
僕はもう一度、千里眼の構えを取った。
建物の3階に、もう1体の戦闘員が居る。そして、地下に、大きな鉄製の〝ケージ〟を見つけた。
……しかし、ケージはズタズタに引き裂かれて、中には何も居ない。
「もう、逃げ出していますね……」
部屋を隅々まで調べたけど、何も見当たらない。もう、外に出ちゃったんだろうか。
「でも確か、実験体は姿を消せるとおっしゃってましたね」
〝千里眼〟で、ひと通り見回したけど、扉や窓、壁にも破壊の跡がない。きっとまだ、この建物の中にいるんだ。
建物に近づいて、ドアノブをひねった……けど回らない。どうやら施錠されているみたいだね。
……前に来た時は開いていたんだけど、そう都合良くはいかないなぁ。
僕は〝念動力〟で、内側から鍵を開けようとした。感触が無いから、手探りよりちょっと難しいけど……あ、開いた。
「お邪魔します」
扉をそっと開けて、中に入る。
建物の中は薄暗く、静まり返っている。確か、ヘルメットにライトがあったような……
確かこのボタンで……
ピッという音が響き、ヘルメットに内蔵されたライトが点灯した。ここは受付のカウンターらしきもの以外、何もないみたい。左に2つのドアと右に3つのドア、右奥に上へと続く階段がある。
「先に、上にいる戦闘員を倒しておきましょう」
もし、実験体と同時に襲われたら面倒だし、今後、万が一、子どもが迷い込んだら危ないもんね。
僕は2階に移動した。周囲には、よく解らない機材などが乱雑に置かれている。
僕は音を立てないようにそっと、戦闘員の真下まで移動した。
〝千里眼〟で確認しながら、腹部の急所を狙う。床は傷つけず、正確に、戦闘員だけを狙って……えい!
戦闘員は倒れた。顔がこっち向いてるから怖いんだけど、一応、念の為に止めをさしておこうっと。
「あとは、実験体だけですね……」
相手は姿を消してる殺戮マシーン。
……やっぱりちょっと怖いよね。
大ちゃんを誘拐するために、実戦テストも兼ねて連れて来られたみたいなんだけど……
「……結局、調整が間に合わなくて、作戦には参加させなかったの。あれはとても危険よ」
それは、動物がベースで、様々な改造が施された、殺戮兵器。
命令は聞かないし、とにかく、すごい暴れん坊で、地下にある鋼鉄のケージに入れられてるけど、その気になれば、こじ開けて外に出ちゃうかもだって。
「アジトは、ここからすぐ近くの廃ビルよ。わかるかしら。元ドラム缶工場の……」
「うん……そこなら知ってるよ」
なるほど。あそこなら、敷地も広いし、人通りも少ない。アジトにはピッタリの場所だよね。
ずっと前に一度、たっちゃんと大ちゃんと僕で、あの中を探検した事があったけど、大人の人が出てきて追い出されちゃったんだ。
「あれ? そういえばあの人、黒いスーツを着てたような……」
「あそこには、いつも戦闘員が2体居るわ」
うわわわ。怖い! きっと、その時の大人って……よく追い出されるだけで済んだなぁ……
「実験体は、力が強い上に素早いし、カメレオンのように、姿を消すことが出来るの。気をつけて」
見えなくなるのは、すごく厄介だよ……
急ごう。あの日からもう随分と経ってるし、きっとお腹を空かせてるから、外に出て、暴れ出しちゃう。
たっちゃんの話だと、戦闘員は毒ガスで攻撃して来るみたいだから、変身しなきゃだね!
「よーし、へんし……あ!」
よく考えたら、僕が変身した姿は、アースやピンクにそっくりで、コロンビーナを怖がらせちゃうかもしれない。先に天界に送ってあげなくちゃ。
「あなたを、天界に送ります。あとのことは僕に任せて、安心して行ってね」
「はい、ありがとう、あなたは神様……?」
「えへへ。僕はね、まだ神様じゃないんだよ」
ブルーさんの話では、救世主は、いずれ神様にもなれるらしい。もちろんその時は、るりちゃんも一緒に。
「それじゃ、いくよ!」
僕は、両手を天にかざした。
「神の名に於いて。この者に安らぎを与え給え」
地下室なのに、頭上に青空が現れて、光が差し込む。
「ありがとう、ありがとう」
コロンビーナは、笑顔でこの世を去っていった。
「……よし、じゃ、行こうかな」
僕は腕時計のボタンを押す。
「変身!」
まばゆい光に包まれて、変身が完了した。そういえば久しぶりだよね!
「さあ、急がねばなりません」
僕は地下室を出て、ダーク・ソサイエティのアジトを目指した。
>>>
道中、誰にも会わなかったのは〝確率操作〟の効果かな?
敷地をぐるっと高いブロック塀に囲まれた、ここが、元ドラム缶工場の入り口だよ。
黄色や赤の〝立入禁止〟と大きく書かれた看板が、いろんな所に貼り付けられている。
かなり昔に廃業したようで、壁の向こうに見える建物は、かなりボロボロ。オバケとか出てきそうだよ……!
「幼かったとはいえ、よくここに入ろうと思いましたね……」
いや……あの時、入ろうと言い出したのは、たっちゃんだ。僕と大ちゃんは一応、止めたんだよ?
鉄の扉を開し開けると、ギィと、気味の悪い音が響く。
「お邪魔しますね」
正面に建物の入り口がある。
「人の気配は無いようですが……」
僕の〝精神感応〟では、まだ動物の心の声を聞くことは出来ない。ここに居るのは、動物ベースの実験体と、機械人形。いつもみたいに気配を探っても、何も感じないのは当たり前なんだよね……
「まあ、千里眼を使えば、全部お見通しなのですが」
僕が〝千里眼〟の構えを取ろうとした、その時。
「ピピピ……シンニュウシャ・カクニン」
突然、背後から声が聞こえた。
……と同時に、右腕を掴まれた! 戦闘員だ!
「うわああああっ!」
僕は驚きのあまり、ありったけの〝念動力〟で戦闘員を弾き飛ばした。数メーターすっ飛んで、転がる。
「ピピピ……セントウモード・カイシ」
不思議な動作で起き上がって、走ってくる戦闘員。イヤだ! 動きが怖い!
えっと、確か弱点は……
「腹部の丸い機関!」
丁度〝千里眼〟を使おうとしていたので、たっちゃんに聞いていた急所が透けて見えている。
僕は、いつも地下室で練習している〝念動力での射撃〟を使って、戦闘員の〝お腹〟を撃ち抜いた。
戦闘員は再び吹っ飛んで、今度は動かない。うまく急所を破壊できたみたい。
「良かった。やはり日々の練習は欠かせないですね」
念の為に、転がっている戦闘員に少し近いて、お腹の中を〝念動力〟で念入りに壊しておく。これで大丈夫だよね。
僕はもう一度、千里眼の構えを取った。
建物の3階に、もう1体の戦闘員が居る。そして、地下に、大きな鉄製の〝ケージ〟を見つけた。
……しかし、ケージはズタズタに引き裂かれて、中には何も居ない。
「もう、逃げ出していますね……」
部屋を隅々まで調べたけど、何も見当たらない。もう、外に出ちゃったんだろうか。
「でも確か、実験体は姿を消せるとおっしゃってましたね」
〝千里眼〟で、ひと通り見回したけど、扉や窓、壁にも破壊の跡がない。きっとまだ、この建物の中にいるんだ。
建物に近づいて、ドアノブをひねった……けど回らない。どうやら施錠されているみたいだね。
……前に来た時は開いていたんだけど、そう都合良くはいかないなぁ。
僕は〝念動力〟で、内側から鍵を開けようとした。感触が無いから、手探りよりちょっと難しいけど……あ、開いた。
「お邪魔します」
扉をそっと開けて、中に入る。
建物の中は薄暗く、静まり返っている。確か、ヘルメットにライトがあったような……
確かこのボタンで……
ピッという音が響き、ヘルメットに内蔵されたライトが点灯した。ここは受付のカウンターらしきもの以外、何もないみたい。左に2つのドアと右に3つのドア、右奥に上へと続く階段がある。
「先に、上にいる戦闘員を倒しておきましょう」
もし、実験体と同時に襲われたら面倒だし、今後、万が一、子どもが迷い込んだら危ないもんね。
僕は2階に移動した。周囲には、よく解らない機材などが乱雑に置かれている。
僕は音を立てないようにそっと、戦闘員の真下まで移動した。
〝千里眼〟で確認しながら、腹部の急所を狙う。床は傷つけず、正確に、戦闘員だけを狙って……えい!
戦闘員は倒れた。顔がこっち向いてるから怖いんだけど、一応、念の為に止めをさしておこうっと。
「あとは、実験体だけですね……」
相手は姿を消してる殺戮マシーン。
……やっぱりちょっと怖いよね。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
