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5年生 3学期 2月
懐かしい小道を抜けて
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鉄で出来た、運転免許証サイズのカード。
これがあれば、もう衛兵の影に怯えること無く、魔界の大通りを堂々と歩ける。
「これが、身分証か」
意外とガッチリしてるんだな。厚みもあるし。
「達也さん。それは一般市民用のカードよ。衛兵に提示を求められたら出してね」
あの怪しい店のお爺さんは、精霊を鎮めたのが僕と彩歌だと知ると、ひとしきり驚いた後、大急ぎでこの身分証を用意してくれた。
代金は普通に取られたけど、あの店もかなり危ない橋を渡っているみたいだから、それは仕方ないな。
「身分証は、ただの鉄の板じゃないわ。何重にも、精巧に術式を編み込んであるの。しかも初めて登録する時点で管理局の端末を通しておかないと、照合された時に絶対バレてしまうのよ」
へぇ! そんなハイテクな感じだったんだ。
「という事は、お爺さんが〝ちょっと行ってくる〟って言って出かけたのって……」
「うん。管理局に潜入して、正式な物と同じ手順で登録してくれているわ」
ってことは要するに、このカード、本物と同じじゃないか。
何者なんだ? あのお爺さん……
「あの人はね、城塞都市の外側から、命からがら逃げてきた〝身の証を立てられない人たち〟に、身分証を作ってあげたり、仕事を斡旋したりしているの。大きな声では言えないけど、管理局の人とも繋がりがあったりするわ」
「なんだ。ヤバいお爺さんかと思ったら、結構いい人なんじゃないか」
「思いっきり規則違反だけどね……あの人に助けられた人は大勢いるのよ」
もちろん、私も含めてね。と言って笑う彩歌。
誤解していたな。むしろ、人助けじゃん。
「噂には聞いていたけど〝精霊の持ち込み〟は初めて見たわ。あんな事をよく町中で出来るわね」
「ほんとだよ。僕たちが居たから何とかなったものの、もしグアレティンやノームが暴れたりしたら、大変だったよな」
エーコは、笑顔で帰って行った。
彼女は5年前、城塞都市の守備隊を突然辞めて、旅に出たのだそうだ。きっかけは、父親の死。
「エーコの父親も、魔法剣士だったのよ。魔物の討伐隊の副隊長だったと聞いたわ」
大きな噴水のある丸い広場を、ぐるっと半周して、ひときわ大きな通りに入る。この道沿いは、食料品店が多い。
「エーコの20歳の誕生日、約束通り帰ってきたのは、父親ではなく……〝訃報〟と、あの剣だけだったそうよ」
……精霊を宿す事が出来る武器〝エレメンタル・ネスト〟。
エーコの剣は、父親の形見だった。
父親は、もともと宿していた精霊と共に、挑んだ魔物に返り討ちに遭い死亡。
討伐隊は壊滅的な痛手を負って敗走した。
そして奇跡的に、剣だけが遺族の元に戻ってきたのだ。
「エーコは、仇を取るために、精霊を探していたのね。5年前、何も言わずに旅立ったから、すごく心配していたんだけど……」
これから彼女は、父親を殺した魔物を倒すために、仲間を募り、討伐隊を組織するつもりらしい。
「でも、なぜエーコさんは、僕たちに声を掛けなかったんだろう?」
僕と彩歌の強さは、見ていて分かったと思うんだけど。
「意地なんじゃないかしら。きっと、自分の力で精霊を見つけて、仲間を集めて、魔物に挑んで勝ちたいんだと思う。そうしなければ、エーコの復讐は終わらないのよ」
分からなくもない。例えは悪いけど、シューティングゲームとかで、〝無敵コマンド〟を使ってクリアしても、達成感は無い。
「……彩歌さん。もしエーコさんの戦いをこっそり見に行くなら、僕もついていくからね」
もちろん手出しはしないが、エーコに彼女の父親と同じ道を辿って欲しくはない。言うなれば、僕と彩歌はコンティニュー用のお助けキャラだな。
「達也さんは優しいね」
と言って、クスクスと笑う。いやいや、彩歌ほどじゃないさ。
広い道から右に折れて、極端に狭い路地裏に入る。そして、更に狭い道へ……これ、道っていうか、〝隙間〟だよな……子どものサイズでも通りづらいぞ?
「近道なのよ。まさか、また通れるとは思ってなかったけど!」
嬉しそうな彩歌。なんでも、成長するにつれ、胸がつっかえて通れなくなったらしい。ほほう。それは今後が楽しみだな。
『タツヤ。久し振りに言うが、キミは……』
「ブルー。僕はアレじゃないから!」
『私は何も言っていない。私が言いたかったのは、キミは実に……』
「ハレンチでもないから!」
『……そこまで言うのならこれ以上は言わないが、自覚は大切だぞ、タツヤ』
「……? 2人ともどうしたの?」
振り返って不思議そうにしている彩歌。いえ、なんでもないです。はい。
「あ、達也さん、見えてきたわ!」
「あれが、探検者登録所?」
立派な建物だ。入り口は、西部劇に出てくるような、前後にスイングする板になっている。
「うん。城塞都市の外に出る人たちの管理をするための場所よ」
彩歌に続いて中に入ると、酒と煙草の匂いが漂ってくる。
「ここって……酒場?」
「そうね。ここは1階が酒場と食堂を兼ねた、探検者同士の交流の場所になっているのよ。受付もこの奥にあるわ」
たくさんのテーブルと椅子が並んでいる。カウンターもあり、多くの人たちが座っている。服装も、鎧やローブ、半裸の人なども居るな。
「いや、それじゃ安すぎる! こんな良品は出回らんぜ?」
テーブルの上に、おかしな色の液体が入った瓶をいくつも並べて商談している人。
「その時! 俺は後ろに飛び退き呪文を唱えたのさ! これはその時の傷だ」
腕の傷を自慢しながら、武勇伝を語るスキンヘッドの魔道士。
「すみません、回復魔法を使えるのですが、仲間に入れてもらえませんか?」
一緒に探検の旅に出たい、駆け出しの魔法少女。
「……すげぇ! 本物じゃん! テンション上がるなあ!」
『タツヤ、本物の意味はよくわからないが、確かに色々と面白いね』
「達也さん、キョロキョロしてると変なのに絡まれるわ。さあ、行きましょう」
え、今日は絡まれないの? なんでなんで?
「〝ここはガキの来る所じゃねえぞ?〟〝グヘヘ、姉ちゃんはこっちに来な〟〝おっと、逃げられねぇぜ?〟〝ハーッハッハ! ボウズ、俺と勝負するか?〟とかいうパターンは無いのか。残念だな」
「……達也さん。それは〝相手が可哀想な事〟になるから……ね?」
まあ、面倒事はもういいか。
人間相手では僕の嫌いな〝弱い者いじめ〟感が出てしまうし。
『そうだねタツヤ。弱い者いじめは良くない』
いやブルー。僕だって、好きで絡まれに行ってるわけじゃないんだぞ?
「ふふ。さっきの様子だと〝暴れられなくて残念〟って感じだったわよ?」
「彩歌さんまでそんな……! ユーリじゃあるまいし」
僕と彩歌は、誰かに絡まれることもなく受付の前に立った。
目的は何であろうと、城塞都市の外へ出る者は、総じて〝探検者〟と呼ばれるらしい。
「城塞の壁を修理するために外に出れば、大工さんも〝探検者〟だし、林の木を切るために外に出れば、木こりさんだって〝探検者〟よ」
そして、都市を出るには、必ずこの探検者登録所で〝登録〟をしなければならない。
「探検者登録所にようこそ。ご利用は初めてでしょうか。えっと、ごめんなさい、あなたたち、保護者の方は……?」
受付には、綺麗なお姉さんが……うわっ! 彩歌が睨んでる!
え、えっと〝受付のヒト〟は、僕たちが子どもなので戸惑っているようだ。
……そういえば前に、子どもが町の外に出れば、すぐに死ぬ事になるとか言っていたな。
「これを見て。私は登録済みよ……達也さん、身分証を出して?」
彩歌は自分の身分証を渡した。
「うーん……困るのよねぇ。お嬢さん、もう一度お家の人と一緒に……え、シルバーカード?」
お姉さんは訝しげにカードを受け取る。
子どもの遊びに付き合う暇はないといった感じだったが、彩歌のカードが銀色なのを見て、顔色を変えた。
「……〝第十一階級魔道士〟の彩歌様?! 失礼致しました! え、嘘! キャー!! 彩歌様!!」
大きな声で騒ぎ始める受付嬢。
ちょっとちょっと、周囲の視線がすごく集まってるんですけど?
「コホン。騒がないで? あまり目立ちたくないのよ」
「し……失礼致しました、彩歌様!」
まだ声が大きいぞ?
受付のお姉さんは、僕が身分証を渡すと、顔を綻ばせたまま手続きを始めた。
これがあれば、もう衛兵の影に怯えること無く、魔界の大通りを堂々と歩ける。
「これが、身分証か」
意外とガッチリしてるんだな。厚みもあるし。
「達也さん。それは一般市民用のカードよ。衛兵に提示を求められたら出してね」
あの怪しい店のお爺さんは、精霊を鎮めたのが僕と彩歌だと知ると、ひとしきり驚いた後、大急ぎでこの身分証を用意してくれた。
代金は普通に取られたけど、あの店もかなり危ない橋を渡っているみたいだから、それは仕方ないな。
「身分証は、ただの鉄の板じゃないわ。何重にも、精巧に術式を編み込んであるの。しかも初めて登録する時点で管理局の端末を通しておかないと、照合された時に絶対バレてしまうのよ」
へぇ! そんなハイテクな感じだったんだ。
「という事は、お爺さんが〝ちょっと行ってくる〟って言って出かけたのって……」
「うん。管理局に潜入して、正式な物と同じ手順で登録してくれているわ」
ってことは要するに、このカード、本物と同じじゃないか。
何者なんだ? あのお爺さん……
「あの人はね、城塞都市の外側から、命からがら逃げてきた〝身の証を立てられない人たち〟に、身分証を作ってあげたり、仕事を斡旋したりしているの。大きな声では言えないけど、管理局の人とも繋がりがあったりするわ」
「なんだ。ヤバいお爺さんかと思ったら、結構いい人なんじゃないか」
「思いっきり規則違反だけどね……あの人に助けられた人は大勢いるのよ」
もちろん、私も含めてね。と言って笑う彩歌。
誤解していたな。むしろ、人助けじゃん。
「噂には聞いていたけど〝精霊の持ち込み〟は初めて見たわ。あんな事をよく町中で出来るわね」
「ほんとだよ。僕たちが居たから何とかなったものの、もしグアレティンやノームが暴れたりしたら、大変だったよな」
エーコは、笑顔で帰って行った。
彼女は5年前、城塞都市の守備隊を突然辞めて、旅に出たのだそうだ。きっかけは、父親の死。
「エーコの父親も、魔法剣士だったのよ。魔物の討伐隊の副隊長だったと聞いたわ」
大きな噴水のある丸い広場を、ぐるっと半周して、ひときわ大きな通りに入る。この道沿いは、食料品店が多い。
「エーコの20歳の誕生日、約束通り帰ってきたのは、父親ではなく……〝訃報〟と、あの剣だけだったそうよ」
……精霊を宿す事が出来る武器〝エレメンタル・ネスト〟。
エーコの剣は、父親の形見だった。
父親は、もともと宿していた精霊と共に、挑んだ魔物に返り討ちに遭い死亡。
討伐隊は壊滅的な痛手を負って敗走した。
そして奇跡的に、剣だけが遺族の元に戻ってきたのだ。
「エーコは、仇を取るために、精霊を探していたのね。5年前、何も言わずに旅立ったから、すごく心配していたんだけど……」
これから彼女は、父親を殺した魔物を倒すために、仲間を募り、討伐隊を組織するつもりらしい。
「でも、なぜエーコさんは、僕たちに声を掛けなかったんだろう?」
僕と彩歌の強さは、見ていて分かったと思うんだけど。
「意地なんじゃないかしら。きっと、自分の力で精霊を見つけて、仲間を集めて、魔物に挑んで勝ちたいんだと思う。そうしなければ、エーコの復讐は終わらないのよ」
分からなくもない。例えは悪いけど、シューティングゲームとかで、〝無敵コマンド〟を使ってクリアしても、達成感は無い。
「……彩歌さん。もしエーコさんの戦いをこっそり見に行くなら、僕もついていくからね」
もちろん手出しはしないが、エーコに彼女の父親と同じ道を辿って欲しくはない。言うなれば、僕と彩歌はコンティニュー用のお助けキャラだな。
「達也さんは優しいね」
と言って、クスクスと笑う。いやいや、彩歌ほどじゃないさ。
広い道から右に折れて、極端に狭い路地裏に入る。そして、更に狭い道へ……これ、道っていうか、〝隙間〟だよな……子どものサイズでも通りづらいぞ?
「近道なのよ。まさか、また通れるとは思ってなかったけど!」
嬉しそうな彩歌。なんでも、成長するにつれ、胸がつっかえて通れなくなったらしい。ほほう。それは今後が楽しみだな。
『タツヤ。久し振りに言うが、キミは……』
「ブルー。僕はアレじゃないから!」
『私は何も言っていない。私が言いたかったのは、キミは実に……』
「ハレンチでもないから!」
『……そこまで言うのならこれ以上は言わないが、自覚は大切だぞ、タツヤ』
「……? 2人ともどうしたの?」
振り返って不思議そうにしている彩歌。いえ、なんでもないです。はい。
「あ、達也さん、見えてきたわ!」
「あれが、探検者登録所?」
立派な建物だ。入り口は、西部劇に出てくるような、前後にスイングする板になっている。
「うん。城塞都市の外に出る人たちの管理をするための場所よ」
彩歌に続いて中に入ると、酒と煙草の匂いが漂ってくる。
「ここって……酒場?」
「そうね。ここは1階が酒場と食堂を兼ねた、探検者同士の交流の場所になっているのよ。受付もこの奥にあるわ」
たくさんのテーブルと椅子が並んでいる。カウンターもあり、多くの人たちが座っている。服装も、鎧やローブ、半裸の人なども居るな。
「いや、それじゃ安すぎる! こんな良品は出回らんぜ?」
テーブルの上に、おかしな色の液体が入った瓶をいくつも並べて商談している人。
「その時! 俺は後ろに飛び退き呪文を唱えたのさ! これはその時の傷だ」
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え、今日は絡まれないの? なんでなんで?
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「……達也さん。それは〝相手が可哀想な事〟になるから……ね?」
まあ、面倒事はもういいか。
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『そうだねタツヤ。弱い者いじめは良くない』
いやブルー。僕だって、好きで絡まれに行ってるわけじゃないんだぞ?
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僕と彩歌は、誰かに絡まれることもなく受付の前に立った。
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「城塞の壁を修理するために外に出れば、大工さんも〝探検者〟だし、林の木を切るために外に出れば、木こりさんだって〝探検者〟よ」
そして、都市を出るには、必ずこの探検者登録所で〝登録〟をしなければならない。
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お姉さんは訝しげにカードを受け取る。
子どもの遊びに付き合う暇はないといった感じだったが、彩歌のカードが銀色なのを見て、顔色を変えた。
「……〝第十一階級魔道士〟の彩歌様?! 失礼致しました! え、嘘! キャー!! 彩歌様!!」
大きな声で騒ぎ始める受付嬢。
ちょっとちょっと、周囲の視線がすごく集まってるんですけど?
「コホン。騒がないで? あまり目立ちたくないのよ」
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