189 / 264
5年生 3学期 3月
恐るべき少年
しおりを挟む
俺はラゴウ。
地下都市シェオールのラゴウ。
……俺が育った世界は、広大で危険な迷宮の中。
15歳で真実を伝承されるまで、この世界の上にもっと広い世界がある事など知らなかった。
『ケンサク・シュウリョウ・〝データベース〟・カラ・ジョウホウ・ヲ・ヒョウジ・シマスカ』
「見せてくれ」
『ガゾウ・ナンバー・000・000・001・ファイルネーム・〝アガルタ〟・マカイ・ト・〝ゲート〟デ・セツゾクサレタ・〝トオイ〟・セカイ・カンレンジョウホウ・ハ・3343FILES・アリマス・スベテ・サンショウ・シマスカ………』
「これが〝アガルタ〟……!」
……そして、その世界のさらに向こうに、もっともっと広く、美しく、安全な世界がある事を知った。
今から3年前の事だ。
>>>
その日。俺は、シェオールの最下層と思われていたフロアで、魔物の大群に襲われる。
腕には自信があった。そんじょそこらの魔物相手に、遅れをとることはないと思っていた。過信というヤツだ。
「何だ、コイツら! 何匹わいて来るのだ?」
最下層の探索は20年以上続けられていたが、その広さと難解な構造、さらには、そこにだけ出現する〝奇妙な魔物〟が恐ろしく強いという事もあり、まだまだ全貌は解明されていなかった。
最下層は色々な発見があって面白い。命知らずの力自慢たちは、こぞって未知の領域に踏み込んでいった。俺もそのひとりだ。
……そんな俺の今日の戦利品といえば、見たこともない材質の腕輪がひとつ。
この隠し通路に入ってすぐの所で見つけた、白骨化した死体が身に着けていた。
これを奪ったせいで、バチでも当たったのだろう。
……その代償は、身体中に負った、いくつもの致命的な傷。
「ぐぅ……血がとまらぬ……」
俺が見つけた隠し通路の奥の小部屋。ここに近づけば近づくほど、魔物は増え、未知の個体が増えた。明らかにこの場所を守っているようだったのだが……
「……バカな……命懸けでたどり着いたのに……ハズレだと?」
逃げ込んだはいいが、この小部屋には何もない。行き止まりのようだ。道中、目印はつけてきたが、はたして俺が生きているうちに、ここまで来る者がいるだろうか。
「これまでか…………ケイタロウ、あとは……任せ……た……」
俺は地に伏した。傷口からは血が吹き出し、激痛が走る。うつ伏せでは呼吸がままならず、ゴロリと仰向けになるが……あまり変わらぬな。
どちらにせよ、この出血では助からぬ。魔力も、とうの昔に尽き果てていた。
「無念だ……」
>>>
目を覚ますと、真っ白な天井が見えた。
妙だぞ……ここは、さっきまでの部屋ではない。
思ったように体は動かせぬが、痛みはほとんど無くなっている。もしや、ここはあの世か?
『カクセイ・ヲ・カクニン・〝ゲンゴ〟・センタク・コノ・〝ゲンゴ〟・デ・アッテイマスカ?』
「ぬう?! 何者だ!」
『オウトウ・カクニン・シマシタ・コンニチハ・ゴキゲン・ハ・イカガデスカ』
頭の中に直接響く声。何なのだ、これは?
『アナタ・ノ・ウデ・ノ・〝マスターキー〟ヲ・カクニン・シマシタ・オカエリナサイ・マスター』
マスターキー? 腕……この腕輪の事か!
『ケガ・ノ・シュウフク・ト・インタフェース・ノ・インプラント・ヲ・ジッコウ・シマシタ・ショウサイ・ヲ・ヒョウジ・シマス』
頭の中に映像が浮かぶ。白い台に寝かされた満身創痍の男。
……これは俺だ。
銀色の細長い腕が、俺の怪我を治していく。何だこれは? どういう仕組みなのだ?
そして最後に銀色の手は、俺の頭に、なにか細長い物をねじ込んだ。
おい……何て事をするんだ! 俺は頭をさすってみた……が、傷ひとつ無い。
『インタフェース・ノ・セイジョウ・ドウサ・カクニン』
勝手に俺の頭に埋め込まれた〝インタフェース〟は、この部屋と俺を直接つなぐための物だった。
この部屋の持つ膨大な〝データベース〟から、やがて俺は様々な事を知る。それは真実……魔界の創生から現在に至るまでの記録。
すべてを知った俺は、怒りに打ち震えた。
「俺は、地上を……いや、地球を許さぬ!」
>>>
準備は整った。
3年掛けて準備した俺の計画を、何者も邪魔する事は出来ぬだろう。
「ケイタロウ。いま話したことが全てだ。それでもまだ理解できぬか?」
「……兄さん。その話が本当だとしても、地上の人達を傷つけて良い理由にはなりません」
青い顔でうつむいているケイタロウ……優しい弟。だが、その優しさだけではシェオールの民を導くことは出来ぬ。
「俺がやらなければならぬ。地下都市シェオールに住まう民のために!」
あれから3年。まず間違いなく〝伝承〟は弟にも伝えられたはずだ。ならば弟には全てを知って欲しい。知った上で、俺と共にシェオールの民を導いて欲しい。
……そう願ったのだが。
「きっと……分かり合えるはずです! 全ての人々が手を取り合えます!」
「愚か者め! 俺はこの部屋で見たのだ。魔界の、そして地球の民が、戦に明け暮れ、奪い合い、殺し合う様を!」
「それは……!」
「敵は地上、そして地球に住まう悪しき民。地底に閉じ込められた我々が目指すべきは、平和で広大な遠い大地の奪還!」
「いえ……地上にはきっと、良い人もたくさんいる! 優しい人もいっぱいいるはずです!」
地上に出た事もない癖に、何を馬鹿な事を。
「……これだけ言っても分からぬか。ならば俺ひとりでやろう。お前は、シェオールの蓋を俺が開けるまで、じっとしていろ」
俺は強制転移装置を起動する。
何か言いたそうな表情のケイタロウを最上層まで飛ばしてから〝鬼門〟のバルブを開放する作業に入った。まだまだ時間はかかるが、順調に行けば数カ月後には城塞都市のみならず、地上の者どもは全滅し、やがてその影響は地球にも達するだろう。
……おっと。念のために、ここに来るまでの通路を塞いでおくとするか。
>>>
……そして数ヶ月後。弟は俺の前に現れた。
俺を止めるために、恐るべき力を秘めた少年を連れて。
地上にはああいった者が多く存在しているのだろう。俺が用意していた計画は、ヤツを含む、見た事もない力を使う少年少女に次々と邪魔をされた。だが……
「これで終わりだ、ケイタロウ」
そう。〝恐るべき少年〟は、強制転移装置で飛ばした。どれだけ急いでも、ここへ来るまでには2日は掛かるだろう。そして目の前にいるケイタロウでは私を止めることは出来ない。
……が、念のためだ。この優しく強い弟も、もう一度飛ばしておくか。
「また会おう。次は、浄化された地上でな!」
俺はケイタロウに向けて手を差し向けた。
「ただいま!」
……という声が響く。
その直後、ドドドドン! という音と共に、強制転送装置が、4基とも突然爆発した。
ば、馬鹿な!
「お前……どうやって……?!」
部屋の入口には、先ほど飛ばしたはずの〝恐るべき少年〟が立っている。
「お兄さん強引だね! そんなだと女の子に嫌われちゃうよ?」
地下都市シェオールのラゴウ。
……俺が育った世界は、広大で危険な迷宮の中。
15歳で真実を伝承されるまで、この世界の上にもっと広い世界がある事など知らなかった。
『ケンサク・シュウリョウ・〝データベース〟・カラ・ジョウホウ・ヲ・ヒョウジ・シマスカ』
「見せてくれ」
『ガゾウ・ナンバー・000・000・001・ファイルネーム・〝アガルタ〟・マカイ・ト・〝ゲート〟デ・セツゾクサレタ・〝トオイ〟・セカイ・カンレンジョウホウ・ハ・3343FILES・アリマス・スベテ・サンショウ・シマスカ………』
「これが〝アガルタ〟……!」
……そして、その世界のさらに向こうに、もっともっと広く、美しく、安全な世界がある事を知った。
今から3年前の事だ。
>>>
その日。俺は、シェオールの最下層と思われていたフロアで、魔物の大群に襲われる。
腕には自信があった。そんじょそこらの魔物相手に、遅れをとることはないと思っていた。過信というヤツだ。
「何だ、コイツら! 何匹わいて来るのだ?」
最下層の探索は20年以上続けられていたが、その広さと難解な構造、さらには、そこにだけ出現する〝奇妙な魔物〟が恐ろしく強いという事もあり、まだまだ全貌は解明されていなかった。
最下層は色々な発見があって面白い。命知らずの力自慢たちは、こぞって未知の領域に踏み込んでいった。俺もそのひとりだ。
……そんな俺の今日の戦利品といえば、見たこともない材質の腕輪がひとつ。
この隠し通路に入ってすぐの所で見つけた、白骨化した死体が身に着けていた。
これを奪ったせいで、バチでも当たったのだろう。
……その代償は、身体中に負った、いくつもの致命的な傷。
「ぐぅ……血がとまらぬ……」
俺が見つけた隠し通路の奥の小部屋。ここに近づけば近づくほど、魔物は増え、未知の個体が増えた。明らかにこの場所を守っているようだったのだが……
「……バカな……命懸けでたどり着いたのに……ハズレだと?」
逃げ込んだはいいが、この小部屋には何もない。行き止まりのようだ。道中、目印はつけてきたが、はたして俺が生きているうちに、ここまで来る者がいるだろうか。
「これまでか…………ケイタロウ、あとは……任せ……た……」
俺は地に伏した。傷口からは血が吹き出し、激痛が走る。うつ伏せでは呼吸がままならず、ゴロリと仰向けになるが……あまり変わらぬな。
どちらにせよ、この出血では助からぬ。魔力も、とうの昔に尽き果てていた。
「無念だ……」
>>>
目を覚ますと、真っ白な天井が見えた。
妙だぞ……ここは、さっきまでの部屋ではない。
思ったように体は動かせぬが、痛みはほとんど無くなっている。もしや、ここはあの世か?
『カクセイ・ヲ・カクニン・〝ゲンゴ〟・センタク・コノ・〝ゲンゴ〟・デ・アッテイマスカ?』
「ぬう?! 何者だ!」
『オウトウ・カクニン・シマシタ・コンニチハ・ゴキゲン・ハ・イカガデスカ』
頭の中に直接響く声。何なのだ、これは?
『アナタ・ノ・ウデ・ノ・〝マスターキー〟ヲ・カクニン・シマシタ・オカエリナサイ・マスター』
マスターキー? 腕……この腕輪の事か!
『ケガ・ノ・シュウフク・ト・インタフェース・ノ・インプラント・ヲ・ジッコウ・シマシタ・ショウサイ・ヲ・ヒョウジ・シマス』
頭の中に映像が浮かぶ。白い台に寝かされた満身創痍の男。
……これは俺だ。
銀色の細長い腕が、俺の怪我を治していく。何だこれは? どういう仕組みなのだ?
そして最後に銀色の手は、俺の頭に、なにか細長い物をねじ込んだ。
おい……何て事をするんだ! 俺は頭をさすってみた……が、傷ひとつ無い。
『インタフェース・ノ・セイジョウ・ドウサ・カクニン』
勝手に俺の頭に埋め込まれた〝インタフェース〟は、この部屋と俺を直接つなぐための物だった。
この部屋の持つ膨大な〝データベース〟から、やがて俺は様々な事を知る。それは真実……魔界の創生から現在に至るまでの記録。
すべてを知った俺は、怒りに打ち震えた。
「俺は、地上を……いや、地球を許さぬ!」
>>>
準備は整った。
3年掛けて準備した俺の計画を、何者も邪魔する事は出来ぬだろう。
「ケイタロウ。いま話したことが全てだ。それでもまだ理解できぬか?」
「……兄さん。その話が本当だとしても、地上の人達を傷つけて良い理由にはなりません」
青い顔でうつむいているケイタロウ……優しい弟。だが、その優しさだけではシェオールの民を導くことは出来ぬ。
「俺がやらなければならぬ。地下都市シェオールに住まう民のために!」
あれから3年。まず間違いなく〝伝承〟は弟にも伝えられたはずだ。ならば弟には全てを知って欲しい。知った上で、俺と共にシェオールの民を導いて欲しい。
……そう願ったのだが。
「きっと……分かり合えるはずです! 全ての人々が手を取り合えます!」
「愚か者め! 俺はこの部屋で見たのだ。魔界の、そして地球の民が、戦に明け暮れ、奪い合い、殺し合う様を!」
「それは……!」
「敵は地上、そして地球に住まう悪しき民。地底に閉じ込められた我々が目指すべきは、平和で広大な遠い大地の奪還!」
「いえ……地上にはきっと、良い人もたくさんいる! 優しい人もいっぱいいるはずです!」
地上に出た事もない癖に、何を馬鹿な事を。
「……これだけ言っても分からぬか。ならば俺ひとりでやろう。お前は、シェオールの蓋を俺が開けるまで、じっとしていろ」
俺は強制転移装置を起動する。
何か言いたそうな表情のケイタロウを最上層まで飛ばしてから〝鬼門〟のバルブを開放する作業に入った。まだまだ時間はかかるが、順調に行けば数カ月後には城塞都市のみならず、地上の者どもは全滅し、やがてその影響は地球にも達するだろう。
……おっと。念のために、ここに来るまでの通路を塞いでおくとするか。
>>>
……そして数ヶ月後。弟は俺の前に現れた。
俺を止めるために、恐るべき力を秘めた少年を連れて。
地上にはああいった者が多く存在しているのだろう。俺が用意していた計画は、ヤツを含む、見た事もない力を使う少年少女に次々と邪魔をされた。だが……
「これで終わりだ、ケイタロウ」
そう。〝恐るべき少年〟は、強制転移装置で飛ばした。どれだけ急いでも、ここへ来るまでには2日は掛かるだろう。そして目の前にいるケイタロウでは私を止めることは出来ない。
……が、念のためだ。この優しく強い弟も、もう一度飛ばしておくか。
「また会おう。次は、浄化された地上でな!」
俺はケイタロウに向けて手を差し向けた。
「ただいま!」
……という声が響く。
その直後、ドドドドン! という音と共に、強制転送装置が、4基とも突然爆発した。
ば、馬鹿な!
「お前……どうやって……?!」
部屋の入口には、先ほど飛ばしたはずの〝恐るべき少年〟が立っている。
「お兄さん強引だね! そんなだと女の子に嫌われちゃうよ?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
