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5年生 3学期 3月
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魔界から帰ってきた翌日。
久し振りに生身で登校した小学校の体育館では、厳かな雰囲気の中、卒業式が執り行われている。
……危ない危ない、ギリギリ間に合ったぞ。
「やっぱ〝蛍の光〟はいいなあ。ああっ、また涙が!」
「おいおい。なんで、たっちゃんが泣いてるんだー?」
そりゃ泣くだろう。だって長い間、毎日のように通った小学校と、今日でお別れなんだぞ?
『タツヤ、それは6年生だ。キミはあと1年間、ここに通わなくてはならない』
『なんだよブルー。お前には先輩方のお気持ちが分からないのか?』
ハンカチ必須だ。ぐすん。
『ふふ。その先輩方より、達也さんの方が泣いてるわよ?』
この日、6年生を送り出し、僕たちは最上級生となった。
「6年生の皆さん……学校の事は、僕たちに任せて下さい!」
『いやタツヤ。キミには〝地球を丸々1個〟任せてある。よろしく頼んだよ?』
……そうでした。
よーし、先輩たちのためにも地球を守るぞ!
僕は2枚目のハンカチをポケットから取り出した。
うおおお! 〝早春賦〟もいい!
>>>
放課後の地下室。練習場の真ん中に、テーブルと6人分の椅子が用意された。が、妹は不在のため、ひとつ空席のままだ。
「えー、では……恒例の報告会を行います」
恒例のっていうか、2回目だけどね。
ちなみに妹は、クロを連れて友人宅に行ったらしい。
「それじゃまずは、僕と彩歌さんの報告から」
僕はバックパックに詰め込まれた魔界の品々をテーブルに並べていく。
「やー! お土産! お土産!」
そういえば、居残り組の3人も魔界に行っちゃったからさ、お土産いらないんじゃない?
「ユーリ……念のために言っとくけど、危険な物が多いから、無闇にペタペタ触っちゃダメだぞ?」
「はーい!」
ピンと手を伸ばしてニコニコしているユーリ。本当に大丈夫かな。
……まあいいか。ユーリなら大抵の〝マイナス効果〟も体力と根性で何とかするだろう。
それより、今回魔界に行った目的……彩歌の時券の件からだ。
僕は、たすき掛けにしてあった保冷鞄と、中身が空っぽの砂時計をテーブルの中央に並べた。
「……たっちゃん。それだなー?」
「うん。こっちが〝モース・ギョネ〟の死体が入っているバッグ。たすき部分に触れると魔力を吸われて危ないから気をつけて。で、これが〝砂抜きされた砂時計〟……抜け殻だけど」
「怖いよねー! 〝モース・ギョネ〟って、人間を標本にしてたんでしょ? それに砂時計も、人間を閉じ込めちゃうんだよね。怖いし悪いよね!」
栗っちの言う通り、魔界は恐ろしい罠でいっぱいだった。命がいくつあっても足りないよ。
「思っていた効果とは、ちょっと違っていたわ。残念だけど」
本当に残念そうな彩歌。確かに、どちらも直接的に彩歌の時間停止を防げるものではなかった。でも……
「おおー! 面白そうだなー! 触ったらマズイみたいだし、悪いけど、後で俺の部屋まで持ってきてくれるかー?」
大ちゃんなら、この2つをうまく利用して、時券の代わりになるような物を発明してくれるかもしれない。
「おっけー! それじゃ今すぐ、ユーリちゃんが持って行ってあげるね!」
って、うおおおい! やっぱ話聞いてないだろ!
保冷鞄のたすきを鷲掴みにして、ぐにゃりとヘタり込むユーリ。
「ふにゃあああぁぁぁん……」
「ほら見ろ、言わんこっちゃない!」
慌ててユーリから鞄を引き剥がした。
「おいおいー! 大丈夫かよー?!」
大ちゃんが駆け寄って抱き起こす。
「にゃー? ……にゃにこれー? 力が入んにゃいぃぃ……」
「こらこら、耳が出ちまってるぞー?」
「魔力の枯渇は辛いのよ。普通の人なら、命に関わるわ?」
あの頑丈なユーリがヘロヘロに……? 魔道具、恐るべしだなあ。ん、待てよ?
「……って事は、もしかしてこれ、最強の武器にならない?」
チョイと触れるだけで、一瞬にして勝てるぞ。
「魔力がゼロの人には、効果がないわよ、きっと」
「あれ? そうなの?」
もともと有るから枯渇する。枯渇するから辛くなる……という事らしい。無いなら、枯渇しないし、辛くもならない。
「喫煙者が禁煙したら辛くなる。吸わない人が禁煙しても、辛くも何とも無いだろうって説明されたことがあるわ。私はタバコを吸わないからよく分からなかったけど……」
……ふむ。つまり、少ない魔力は逆に弱点になりうるわけだ。
大ちゃん、栗っち、ユーリの3人は、攻撃魔法を受けまくるという方法で、ほんの少しだけ魔力を得た。これは対策をしなくてはならないな。
「もっと魔力を増やす特訓、だなー?」
「えへへー、頑張る!」
「にゃー、腹減ったー」
約一名、事の重大さに気付いていない気もするが、具体的には、彩歌と僕の魔法の練習に付き合ってもらおうか。的として……ね?
「とにかく会議を進めよう。まだまだ報告とお土産はいっぱいあるんだ」
まだフラついているユーリをそっと椅子に座らせて、テーブルの上の宝玉を指さす。
「これには、最上級の精霊〝ノーム〟が入ってる」
「精霊って本当に居るんだ! すごいねえ!」
栗っちが、不思議そうに宝玉を覗き込んでいる。
「魔界では、精霊を宿す事の出来る武器があるんだ……〝エレメンタル・ネスト〟って言うんだけど、ノームほどの強力な精霊を宿すには、神が作ったような武器が必要らしいんだ」
「そっか。例の、異世界の聖剣で試そうってわけだなー?」
「あったりー! ブルー、聖剣を出してくれ」
机の中央から聖剣が現れた。
この剣は異世界の神が作った剣だ。選ばれた者以外が触ると〝裁き〟を受ける。
「さあ、ノーム、出てくるんだ。」
『お呼びでしょうか……』
机の上からヒラリと飛び降り、跪くノーム。
「ちょっと見て欲しいんだけど……どうかな? この剣、精霊を宿すことが出来るかな?」
『こ、これは神の気配?! 何という物をお持ちなのですか……星の化身よ』
驚いた表情のまま、ジロジロと剣を眺め続けるノーム。
『申し上げにくいのですが……この剣には、精霊を住まわせる〝器〟が用意されておりません』
……そうか、残念! そうそう都合良くは行かないよな。
『精霊の器を作れる者は、そうはおりますまい』
『……おや? そちらのナイフは……!』
ノームは、テーブルの上に置いてある、ナイフを見ている。
「ああ。これは菅谷稀太郎さんにもらったナイフだな。果物でも剥くといい、とか言って僕にくれたんだ」
『星の化身よ。そのナイフ、紛うこと無き、エレメンタル・ネストに御座います』
「ええっ! マジで?!」
稀太郎さん、ポンと凄いものをくれたなあ! 〝何の変哲もないナイフだ〟とか言ってたのに。
「じゃあ、お前もしかして、これに住めるの?」
『いいえ。なかなかの業物とは見受けましたが、私の力を宿せば、そのナイフは砕け散りましょう』
やっぱりね~! 神が作ったような剣じゃなきゃダメって言ってたもんなあ。
「たっちゃんさー? 俺には、さっきからたっちゃんが独り言を言ってるようにしか聞こえないんだけど、もしかして皆、何か聞こえてるのかよー?」
「え? あ、そっか。精霊の声って、普通の人間には聞こえないのか?」
『少し訓練が必要かもしれないね。それに、私を見るためのメガネでは、精霊を見たり声を聞くことは出来ないだろう』
大ちゃんは、地下に居る時は必ず〝凄メガネ〟を掛けている。無いと、ここには入れないしブルーとの会話が聞こえないと困るからね。
「大ちゃん、僕の目の前には、魔界から連れてきた土の精霊がいる。神剣に住まわせようと思ったんだけど、この神剣には〝器〟が無くて住めないんだって。で、こっちのナイフには〝器〟が有るのに、弱すぎて壊れちゃうらしいんだ」
「へぇ! ちょっと見せてくれないか?」
僕からナイフを受け取る大ちゃん。あ、聖剣は渡さないよ? 危ないんだ、これ。
「なるほど、これもおもしれーなー! よし、だいたい分かったぜー!」
「え? 分かったって……?」
なんと! 〝ジャンル違い〟なのに、やっぱり凄いな大ちゃんは!
「俺、触れないからさー、聖剣を改造するのは無理だけど、そのナイフをうまく使えば〝あの武器〟に精霊の〝器〟を、埋め込めるかもしれないぜー?」
なるほどね! そうかぁ、あの武器ね! 確かにあの武器ならいけるかもな!
……えっと。それで、どの武器?
久し振りに生身で登校した小学校の体育館では、厳かな雰囲気の中、卒業式が執り行われている。
……危ない危ない、ギリギリ間に合ったぞ。
「やっぱ〝蛍の光〟はいいなあ。ああっ、また涙が!」
「おいおい。なんで、たっちゃんが泣いてるんだー?」
そりゃ泣くだろう。だって長い間、毎日のように通った小学校と、今日でお別れなんだぞ?
『タツヤ、それは6年生だ。キミはあと1年間、ここに通わなくてはならない』
『なんだよブルー。お前には先輩方のお気持ちが分からないのか?』
ハンカチ必須だ。ぐすん。
『ふふ。その先輩方より、達也さんの方が泣いてるわよ?』
この日、6年生を送り出し、僕たちは最上級生となった。
「6年生の皆さん……学校の事は、僕たちに任せて下さい!」
『いやタツヤ。キミには〝地球を丸々1個〟任せてある。よろしく頼んだよ?』
……そうでした。
よーし、先輩たちのためにも地球を守るぞ!
僕は2枚目のハンカチをポケットから取り出した。
うおおお! 〝早春賦〟もいい!
>>>
放課後の地下室。練習場の真ん中に、テーブルと6人分の椅子が用意された。が、妹は不在のため、ひとつ空席のままだ。
「えー、では……恒例の報告会を行います」
恒例のっていうか、2回目だけどね。
ちなみに妹は、クロを連れて友人宅に行ったらしい。
「それじゃまずは、僕と彩歌さんの報告から」
僕はバックパックに詰め込まれた魔界の品々をテーブルに並べていく。
「やー! お土産! お土産!」
そういえば、居残り組の3人も魔界に行っちゃったからさ、お土産いらないんじゃない?
「ユーリ……念のために言っとくけど、危険な物が多いから、無闇にペタペタ触っちゃダメだぞ?」
「はーい!」
ピンと手を伸ばしてニコニコしているユーリ。本当に大丈夫かな。
……まあいいか。ユーリなら大抵の〝マイナス効果〟も体力と根性で何とかするだろう。
それより、今回魔界に行った目的……彩歌の時券の件からだ。
僕は、たすき掛けにしてあった保冷鞄と、中身が空っぽの砂時計をテーブルの中央に並べた。
「……たっちゃん。それだなー?」
「うん。こっちが〝モース・ギョネ〟の死体が入っているバッグ。たすき部分に触れると魔力を吸われて危ないから気をつけて。で、これが〝砂抜きされた砂時計〟……抜け殻だけど」
「怖いよねー! 〝モース・ギョネ〟って、人間を標本にしてたんでしょ? それに砂時計も、人間を閉じ込めちゃうんだよね。怖いし悪いよね!」
栗っちの言う通り、魔界は恐ろしい罠でいっぱいだった。命がいくつあっても足りないよ。
「思っていた効果とは、ちょっと違っていたわ。残念だけど」
本当に残念そうな彩歌。確かに、どちらも直接的に彩歌の時間停止を防げるものではなかった。でも……
「おおー! 面白そうだなー! 触ったらマズイみたいだし、悪いけど、後で俺の部屋まで持ってきてくれるかー?」
大ちゃんなら、この2つをうまく利用して、時券の代わりになるような物を発明してくれるかもしれない。
「おっけー! それじゃ今すぐ、ユーリちゃんが持って行ってあげるね!」
って、うおおおい! やっぱ話聞いてないだろ!
保冷鞄のたすきを鷲掴みにして、ぐにゃりとヘタり込むユーリ。
「ふにゃあああぁぁぁん……」
「ほら見ろ、言わんこっちゃない!」
慌ててユーリから鞄を引き剥がした。
「おいおいー! 大丈夫かよー?!」
大ちゃんが駆け寄って抱き起こす。
「にゃー? ……にゃにこれー? 力が入んにゃいぃぃ……」
「こらこら、耳が出ちまってるぞー?」
「魔力の枯渇は辛いのよ。普通の人なら、命に関わるわ?」
あの頑丈なユーリがヘロヘロに……? 魔道具、恐るべしだなあ。ん、待てよ?
「……って事は、もしかしてこれ、最強の武器にならない?」
チョイと触れるだけで、一瞬にして勝てるぞ。
「魔力がゼロの人には、効果がないわよ、きっと」
「あれ? そうなの?」
もともと有るから枯渇する。枯渇するから辛くなる……という事らしい。無いなら、枯渇しないし、辛くもならない。
「喫煙者が禁煙したら辛くなる。吸わない人が禁煙しても、辛くも何とも無いだろうって説明されたことがあるわ。私はタバコを吸わないからよく分からなかったけど……」
……ふむ。つまり、少ない魔力は逆に弱点になりうるわけだ。
大ちゃん、栗っち、ユーリの3人は、攻撃魔法を受けまくるという方法で、ほんの少しだけ魔力を得た。これは対策をしなくてはならないな。
「もっと魔力を増やす特訓、だなー?」
「えへへー、頑張る!」
「にゃー、腹減ったー」
約一名、事の重大さに気付いていない気もするが、具体的には、彩歌と僕の魔法の練習に付き合ってもらおうか。的として……ね?
「とにかく会議を進めよう。まだまだ報告とお土産はいっぱいあるんだ」
まだフラついているユーリをそっと椅子に座らせて、テーブルの上の宝玉を指さす。
「これには、最上級の精霊〝ノーム〟が入ってる」
「精霊って本当に居るんだ! すごいねえ!」
栗っちが、不思議そうに宝玉を覗き込んでいる。
「魔界では、精霊を宿す事の出来る武器があるんだ……〝エレメンタル・ネスト〟って言うんだけど、ノームほどの強力な精霊を宿すには、神が作ったような武器が必要らしいんだ」
「そっか。例の、異世界の聖剣で試そうってわけだなー?」
「あったりー! ブルー、聖剣を出してくれ」
机の中央から聖剣が現れた。
この剣は異世界の神が作った剣だ。選ばれた者以外が触ると〝裁き〟を受ける。
「さあ、ノーム、出てくるんだ。」
『お呼びでしょうか……』
机の上からヒラリと飛び降り、跪くノーム。
「ちょっと見て欲しいんだけど……どうかな? この剣、精霊を宿すことが出来るかな?」
『こ、これは神の気配?! 何という物をお持ちなのですか……星の化身よ』
驚いた表情のまま、ジロジロと剣を眺め続けるノーム。
『申し上げにくいのですが……この剣には、精霊を住まわせる〝器〟が用意されておりません』
……そうか、残念! そうそう都合良くは行かないよな。
『精霊の器を作れる者は、そうはおりますまい』
『……おや? そちらのナイフは……!』
ノームは、テーブルの上に置いてある、ナイフを見ている。
「ああ。これは菅谷稀太郎さんにもらったナイフだな。果物でも剥くといい、とか言って僕にくれたんだ」
『星の化身よ。そのナイフ、紛うこと無き、エレメンタル・ネストに御座います』
「ええっ! マジで?!」
稀太郎さん、ポンと凄いものをくれたなあ! 〝何の変哲もないナイフだ〟とか言ってたのに。
「じゃあ、お前もしかして、これに住めるの?」
『いいえ。なかなかの業物とは見受けましたが、私の力を宿せば、そのナイフは砕け散りましょう』
やっぱりね~! 神が作ったような剣じゃなきゃダメって言ってたもんなあ。
「たっちゃんさー? 俺には、さっきからたっちゃんが独り言を言ってるようにしか聞こえないんだけど、もしかして皆、何か聞こえてるのかよー?」
「え? あ、そっか。精霊の声って、普通の人間には聞こえないのか?」
『少し訓練が必要かもしれないね。それに、私を見るためのメガネでは、精霊を見たり声を聞くことは出来ないだろう』
大ちゃんは、地下に居る時は必ず〝凄メガネ〟を掛けている。無いと、ここには入れないしブルーとの会話が聞こえないと困るからね。
「大ちゃん、僕の目の前には、魔界から連れてきた土の精霊がいる。神剣に住まわせようと思ったんだけど、この神剣には〝器〟が無くて住めないんだって。で、こっちのナイフには〝器〟が有るのに、弱すぎて壊れちゃうらしいんだ」
「へぇ! ちょっと見せてくれないか?」
僕からナイフを受け取る大ちゃん。あ、聖剣は渡さないよ? 危ないんだ、これ。
「なるほど、これもおもしれーなー! よし、だいたい分かったぜー!」
「え? 分かったって……?」
なんと! 〝ジャンル違い〟なのに、やっぱり凄いな大ちゃんは!
「俺、触れないからさー、聖剣を改造するのは無理だけど、そのナイフをうまく使えば〝あの武器〟に精霊の〝器〟を、埋め込めるかもしれないぜー?」
なるほどね! そうかぁ、あの武器ね! 確かにあの武器ならいけるかもな!
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