227 / 264
春休み
手がかり
しおりを挟む
僕は栗栖和也。
さっき、怖いお兄さんたちに襲われていた、おじいさんとおばあさんも、一緒にいるよ。
「ふう。くたびれたわい。ここでちょっと一休みしていこう」
「ボク、おなかすいてない? あら、そう? じゃあ、ジュースでいいかしら」
……ということで、僕は今、カフェでお茶をご馳走になっている。オシャレで素敵なお店だよ。
おじいさんとおばあさんは、行方不明になった、お孫さんを探しているみたい。
「ちょっと目を離した隙に、消えるように居なくなったそうじゃ」
お孫さんは3年前、ご両親……えっと、つまり、おじいさんとおばあさんの息子さん夫妻と一緒に、ここ、シギショアラを旅行中、行方不明になっちゃったんだって。とっても心配だよね。
「私たちは年に2回、息子たちは年に1度ね。ここに来て、あの子を探しているのよ」
おばあさんは、寂しそうに笑う。
ご両親は共働き。その上、行方不明のお孫さんには、小学生の妹さんも居て、なかなかルーマニアには来れないらしい。
「警察は、口だけは達者じゃが、アテにならん。ワシらで探し出すんじゃ!」
「おじいさん。そんなこと言ってはダメですよ、こちらの警察の方々も、必死で捜索して下さってるんですから……」
おじいさんは、お孫さんを探すためだけのために、ルーマニア語を勉強したんだって。すごいよね!
……あ、警察といえば、さっきのお兄さんたちはみんな、僕の〝おしおき〟をほっぺに受けて、クルクルすっ飛んだあと、気絶しちゃった。
大丈夫。念のため、お兄さんたちの上着で手足を縛ってから、おじいさんに通報してもらったよ。いまごろはもう、捕まってるんじゃないかな。
ちなみにルーマニアでは〝110番〟じゃなくて〝112番〟なんだって。面白いよね!
「それにしても、君は何者じゃ? 見たところ、ウチの孫とそう変わらん歳じゃろう」
「そうですね。すごく強いし、親切だし。ここにはご家族と来たの?」
家族とじゃなくて、友だちと……あ、そっか。たっちゃんはお義兄さんだから、家族だよ! なんちゃって。
でも、僕たちは〝ナイショの戦隊〟だもん。絶対に何も言っちゃダメだよね。
「えへへ。ちょっと話せないんだ……ごめんね、名前も言えないよ」
おじいさんとおばあさんは、不思議そうに顔を見合わせた。
……あ、おじいさんもおばあさんも、迷子じゃないかと心配してくれてるみたい。
「えっと。友だちと一緒に、大事な用事があって来たんだけど、はぐれちゃった」
ぐらいは、言っても平気かな?
「なんじゃ、よく分からんが、ワケありじゃな?」
「お友だち、心配ね。大丈夫かしら」
おじいさんとおばあさんは、やっぱり優しい。本気で僕を心配してくれているよ。
「うん、大丈夫だよ! どこに居るかも分かってるし、みんな、すごく強いから」
「君がすごく強いと言うんじゃから、心配は要らんのう」
おじいさんは、コーヒーを飲みながら静かに微笑む。
たっちゃんたちは、この街にある〝呪いに似た力〟で作られた空間の中に居る。きっとそれって、悪意のある〝罠〟だよね。
……あれれ? ちょっとまって。
「悪意のある罠……? 消えるように居なくなったお孫さん……?」
あ! もしかして、おじいさんとおばあさんのお孫さんって、たっちゃんたちと同じ場所に行っちゃったのかも! きっとそうだよ!
「おじいさん、おばあさん、お孫さんが居なくなったのって、さっきの場所の近くなの?」
「ええ。細い道の辺りだったと思うわ」
やっぱり。絶対そうだよ!
「えへへ。僕、分かっちゃたかも。お孫さんの、お名前を教えて! ……あと、写真とか見せてほしいな」
>>>
うーん。どうしよう……
「君がなんと言おうと、ワシはついて行くぞ!」
おじいさんが、ついてきちゃうかも。でもね、とっても危ないんだよ?
「私も一緒に……ダメなの?」
おばあさんも、行きたいみたい。そりゃそうだよね。すごく分かるんだけど。
「えっと……たぶん、これから僕が行くのは、普通の人間が行っちゃダメな所だよ。だから、ここで待っていてほしいんだけど……」
でもね。そんな場所に行っちゃったお孫さんが心配なのは、とってもよく分かるよ。
「〝普通の人間が〟とは、どういう意味じゃ? 君が行けるなら、ワシらが行けん事は無いじゃろう!」
「ねえ、ボク。お願いだから私たちも一緒に……!」
うーん。できれば連れて行ってあげたいけど、そうすると今度は、おじいさんとおばあさんが危険な目にあっちゃう。それは絶対にダメだよね。
仕方がないから〝普通ではない〟僕の力を見せて、あきらめてもらおう。
……でも、どうしようかな。
『見つけたぞ! てめぇ、さっきはよくも……!』
あ、丁度いいところに、さっきの〝バタフライお兄さん〟が来てくれたよ。しかも……
『みんな、連れて行かれちまった! てめぇのせいだ! ぶっ殺してやる!』
お兄さんは、ナイフじゃ勝てないから、わざわざ自宅に戻って拳銃を持ってきたみたい。よっぽど怒ってるんだね。
でも、おかげですごくラッキーだよ。
「おじいさん、おばあさん。よく見ていてね? 僕がこれから行く所に〝普通の人間が行けない〟っていうのは、こういう事だよ?」
僕は立ち上がって、お兄さんの前に立った。
「危ないぞ! いくら君でも、ピストルには勝てんじゃろ!」
「あの人、さっきの強盗じゃない! ああそんな……拳銃を?!」
おじいさんが、立ち上がって叫んだ。今にも、こっちに来ちゃいそうな勢いだよ。
おばあさんは、ルーマニア語が分からないから、少し反応が遅れたみたい。
「僕は大丈夫だから、そのまま動かないでね?」
〝精神感応〟で、心の声が聞こえてくるから分かっちゃうんだ。おじいさんとおばあさんは、本気で僕を心配してくれているよ。
そして〝バタフライお兄さん〟は、心から勝利宣言をしている。思わず、ちょっと笑っちゃった。
『何がおかしい! クソッ、頭に来た! 死ねえぇガキぃぃ!』
拳銃の弾は、僕に向けて撃ち出された。1発、2発、3発。銃声が響き、店内のあちこちで悲鳴が上がる。
すごいなあ僕。この弾も、ちゃんと見えてるよ。
『…………? 何だ? 当たらなかったのか?』
ぜんぜん平気な僕をみて、不思議そうにしているお兄さん。
小さい弾だから分かりにくいよね、教えてあげちゃおうかな。
『お兄さん、お兄さん。よく見て? ここ、ここ』
僕は、指をさして、にっこり笑う。
「そ、そんな……? ワシは夢でも見ておるのか?!」
「な、なんなの? これはどういう事?」
僕の目の前で、弾丸は3発とも、ピタリと止まっている。
『……ウソ、だろ?! あ、あ、あり得ねぇ! クソっ! クソっ! クソおぉぉ!』
お兄さんは、更に銃爪を引いた。
パンパンパン! と3回、大きな音が響く。
『えへへー! ここと、ここと、ここ。ダメだよ、しっかり狙わなきゃ。今のは3発とも、ハズレコースだよね!』
さっきより大きく左右に外れて止まっている弾丸を指をさして、もう一度、教えてあげたよ。僕って親切だよね。
『な、んだよ……? 何なんだよ、これ! お前っ?! 何なんだよおお?!』
「き、君が……君が、止めたのか、ピストルの弾を?!」
「何? 何がどうなっているの?!」
おじいさんもおばあさんも、ついでにお兄さんも、心の底から驚いているみたい。
良かった良かった。僕がちょっとだけ普通の人と違うこと、分かってもらえたよね。
……それじゃ、お兄さんにもう一度〝おしおき〟しなきゃ。
『お兄さんは、右のホッペが腫れちゃってるから、今度は左にしてあげる。僕って慈悲深いよね!』
『ひぃぃぃ?! た、助けてっ! 助けっ!! ごごごごごめんなさぶへえぇぇっ!!』
よし! さっきと反対周りで、ちょうど同じ数だけ回転してから気絶したよ。何事もバランスって大事だもんね!
「……さて、と。分かってもらえた?」
僕が力を抜くと、空中で止まっていた6発の弾丸は、パラパラと地面に落ちた。
おじいさんとおばあさんは、無言で何度もうなずいている。あれれ? ちょっと怖がらせ過ぎちゃったのかな。
うーん…………まあ、いいよね! 神様って、恐れられるのが仕事のひとつみたいな所もあるし。
「それじゃ僕、行くよ。絶対に千夏さんを助けてくるから、ここで待っててね!」
さっき、怖いお兄さんたちに襲われていた、おじいさんとおばあさんも、一緒にいるよ。
「ふう。くたびれたわい。ここでちょっと一休みしていこう」
「ボク、おなかすいてない? あら、そう? じゃあ、ジュースでいいかしら」
……ということで、僕は今、カフェでお茶をご馳走になっている。オシャレで素敵なお店だよ。
おじいさんとおばあさんは、行方不明になった、お孫さんを探しているみたい。
「ちょっと目を離した隙に、消えるように居なくなったそうじゃ」
お孫さんは3年前、ご両親……えっと、つまり、おじいさんとおばあさんの息子さん夫妻と一緒に、ここ、シギショアラを旅行中、行方不明になっちゃったんだって。とっても心配だよね。
「私たちは年に2回、息子たちは年に1度ね。ここに来て、あの子を探しているのよ」
おばあさんは、寂しそうに笑う。
ご両親は共働き。その上、行方不明のお孫さんには、小学生の妹さんも居て、なかなかルーマニアには来れないらしい。
「警察は、口だけは達者じゃが、アテにならん。ワシらで探し出すんじゃ!」
「おじいさん。そんなこと言ってはダメですよ、こちらの警察の方々も、必死で捜索して下さってるんですから……」
おじいさんは、お孫さんを探すためだけのために、ルーマニア語を勉強したんだって。すごいよね!
……あ、警察といえば、さっきのお兄さんたちはみんな、僕の〝おしおき〟をほっぺに受けて、クルクルすっ飛んだあと、気絶しちゃった。
大丈夫。念のため、お兄さんたちの上着で手足を縛ってから、おじいさんに通報してもらったよ。いまごろはもう、捕まってるんじゃないかな。
ちなみにルーマニアでは〝110番〟じゃなくて〝112番〟なんだって。面白いよね!
「それにしても、君は何者じゃ? 見たところ、ウチの孫とそう変わらん歳じゃろう」
「そうですね。すごく強いし、親切だし。ここにはご家族と来たの?」
家族とじゃなくて、友だちと……あ、そっか。たっちゃんはお義兄さんだから、家族だよ! なんちゃって。
でも、僕たちは〝ナイショの戦隊〟だもん。絶対に何も言っちゃダメだよね。
「えへへ。ちょっと話せないんだ……ごめんね、名前も言えないよ」
おじいさんとおばあさんは、不思議そうに顔を見合わせた。
……あ、おじいさんもおばあさんも、迷子じゃないかと心配してくれてるみたい。
「えっと。友だちと一緒に、大事な用事があって来たんだけど、はぐれちゃった」
ぐらいは、言っても平気かな?
「なんじゃ、よく分からんが、ワケありじゃな?」
「お友だち、心配ね。大丈夫かしら」
おじいさんとおばあさんは、やっぱり優しい。本気で僕を心配してくれているよ。
「うん、大丈夫だよ! どこに居るかも分かってるし、みんな、すごく強いから」
「君がすごく強いと言うんじゃから、心配は要らんのう」
おじいさんは、コーヒーを飲みながら静かに微笑む。
たっちゃんたちは、この街にある〝呪いに似た力〟で作られた空間の中に居る。きっとそれって、悪意のある〝罠〟だよね。
……あれれ? ちょっとまって。
「悪意のある罠……? 消えるように居なくなったお孫さん……?」
あ! もしかして、おじいさんとおばあさんのお孫さんって、たっちゃんたちと同じ場所に行っちゃったのかも! きっとそうだよ!
「おじいさん、おばあさん、お孫さんが居なくなったのって、さっきの場所の近くなの?」
「ええ。細い道の辺りだったと思うわ」
やっぱり。絶対そうだよ!
「えへへ。僕、分かっちゃたかも。お孫さんの、お名前を教えて! ……あと、写真とか見せてほしいな」
>>>
うーん。どうしよう……
「君がなんと言おうと、ワシはついて行くぞ!」
おじいさんが、ついてきちゃうかも。でもね、とっても危ないんだよ?
「私も一緒に……ダメなの?」
おばあさんも、行きたいみたい。そりゃそうだよね。すごく分かるんだけど。
「えっと……たぶん、これから僕が行くのは、普通の人間が行っちゃダメな所だよ。だから、ここで待っていてほしいんだけど……」
でもね。そんな場所に行っちゃったお孫さんが心配なのは、とってもよく分かるよ。
「〝普通の人間が〟とは、どういう意味じゃ? 君が行けるなら、ワシらが行けん事は無いじゃろう!」
「ねえ、ボク。お願いだから私たちも一緒に……!」
うーん。できれば連れて行ってあげたいけど、そうすると今度は、おじいさんとおばあさんが危険な目にあっちゃう。それは絶対にダメだよね。
仕方がないから〝普通ではない〟僕の力を見せて、あきらめてもらおう。
……でも、どうしようかな。
『見つけたぞ! てめぇ、さっきはよくも……!』
あ、丁度いいところに、さっきの〝バタフライお兄さん〟が来てくれたよ。しかも……
『みんな、連れて行かれちまった! てめぇのせいだ! ぶっ殺してやる!』
お兄さんは、ナイフじゃ勝てないから、わざわざ自宅に戻って拳銃を持ってきたみたい。よっぽど怒ってるんだね。
でも、おかげですごくラッキーだよ。
「おじいさん、おばあさん。よく見ていてね? 僕がこれから行く所に〝普通の人間が行けない〟っていうのは、こういう事だよ?」
僕は立ち上がって、お兄さんの前に立った。
「危ないぞ! いくら君でも、ピストルには勝てんじゃろ!」
「あの人、さっきの強盗じゃない! ああそんな……拳銃を?!」
おじいさんが、立ち上がって叫んだ。今にも、こっちに来ちゃいそうな勢いだよ。
おばあさんは、ルーマニア語が分からないから、少し反応が遅れたみたい。
「僕は大丈夫だから、そのまま動かないでね?」
〝精神感応〟で、心の声が聞こえてくるから分かっちゃうんだ。おじいさんとおばあさんは、本気で僕を心配してくれているよ。
そして〝バタフライお兄さん〟は、心から勝利宣言をしている。思わず、ちょっと笑っちゃった。
『何がおかしい! クソッ、頭に来た! 死ねえぇガキぃぃ!』
拳銃の弾は、僕に向けて撃ち出された。1発、2発、3発。銃声が響き、店内のあちこちで悲鳴が上がる。
すごいなあ僕。この弾も、ちゃんと見えてるよ。
『…………? 何だ? 当たらなかったのか?』
ぜんぜん平気な僕をみて、不思議そうにしているお兄さん。
小さい弾だから分かりにくいよね、教えてあげちゃおうかな。
『お兄さん、お兄さん。よく見て? ここ、ここ』
僕は、指をさして、にっこり笑う。
「そ、そんな……? ワシは夢でも見ておるのか?!」
「な、なんなの? これはどういう事?」
僕の目の前で、弾丸は3発とも、ピタリと止まっている。
『……ウソ、だろ?! あ、あ、あり得ねぇ! クソっ! クソっ! クソおぉぉ!』
お兄さんは、更に銃爪を引いた。
パンパンパン! と3回、大きな音が響く。
『えへへー! ここと、ここと、ここ。ダメだよ、しっかり狙わなきゃ。今のは3発とも、ハズレコースだよね!』
さっきより大きく左右に外れて止まっている弾丸を指をさして、もう一度、教えてあげたよ。僕って親切だよね。
『な、んだよ……? 何なんだよ、これ! お前っ?! 何なんだよおお?!』
「き、君が……君が、止めたのか、ピストルの弾を?!」
「何? 何がどうなっているの?!」
おじいさんもおばあさんも、ついでにお兄さんも、心の底から驚いているみたい。
良かった良かった。僕がちょっとだけ普通の人と違うこと、分かってもらえたよね。
……それじゃ、お兄さんにもう一度〝おしおき〟しなきゃ。
『お兄さんは、右のホッペが腫れちゃってるから、今度は左にしてあげる。僕って慈悲深いよね!』
『ひぃぃぃ?! た、助けてっ! 助けっ!! ごごごごごめんなさぶへえぇぇっ!!』
よし! さっきと反対周りで、ちょうど同じ数だけ回転してから気絶したよ。何事もバランスって大事だもんね!
「……さて、と。分かってもらえた?」
僕が力を抜くと、空中で止まっていた6発の弾丸は、パラパラと地面に落ちた。
おじいさんとおばあさんは、無言で何度もうなずいている。あれれ? ちょっと怖がらせ過ぎちゃったのかな。
うーん…………まあ、いいよね! 神様って、恐れられるのが仕事のひとつみたいな所もあるし。
「それじゃ僕、行くよ。絶対に千夏さんを助けてくるから、ここで待っててね!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
