232 / 264
春休み
腕相撲(下)
しおりを挟む
やっぱりこのガキ、普通じゃない。
どういう仕組みなのかは知らないが、あの後もコイツは、1から順番に〝クアッド〟を3回も出した。
おかげでディーラーのおっさんは完全に目を回す始末……
「えへへ。カードゲーム、楽しかったね!」
気楽なもんだ。普通に楽しんでやがる。
〝異常に運が良い〟ヤツって事なのか? いや、運が良いヤツは、こんな所に迷い込んだりはしないよな。
「ほら、着いたよ。ここが第2の試練の部屋だ。さあ、中に」
って、もう入ろうとしてるよ。ニコニコしやがって! 恐怖心とか無いのか……ん? そういえばアイツ、さっきも私が指示する前に、何の迷いも無く〝右〟に入って行ったような……
「気のせいか?」
私は左の扉を開けて中に入る。構造は、さっきの部屋とほとんど同じだ。せまい空間に、木製のみすぼらしい椅子が5つ。右の壁のガラス越しには、となりの部屋が見える。テーブルと……あのデブ専用の椅子だけは、バカでかいけどな。
『ジュジュ……ジュ……オレ様を見て逃げ出さなかったのは、ほめジュジュ……るぜ、ボウズ』
「えへへ。おじさん、大きいねえ!」
逃げ出さないっていうか、なんでまだニコニコしてるんだよ。私だって、あの巨体を見たら多少はビビるぞ?
「この試練は、腕相撲だよね!」
『そうだ。ワシに腕相撲で勝てば、お前は次の〝試練〟に進める。負けたら、全て禁じられて〝吸血鬼様〟の餌食だぞ。ぐあっはっは!』
デブは、巨体を揺らしながら豪快に笑う。
いつも思うんだが、お前がまだ〝眷属〟になっていないのは、脂っ濃すぎて〝吸血鬼〟に血を吸ってもらえなかったからじゃないのか……?
『あと、ヒジがテーブルから離れたら、負けだからなあ?』
『うん、それはさっき聞いたよ? 僕、がんばるよ!』
……ん? 〝さっき聞いた〟って、そんな説明したか?
ガキは腕まくりをして、ヒジをテーブルに乗せる。デブも、いつものように、角度を付けて、ガキの手を握る。
何だろうな、この奇妙な構図は。体格差あり過ぎて、遠近感が狂ってしまう。
「まあ、これだけガタイに差があればさすがに楽勝で……」
いや、待てよ? コイツも、あの〝藤島彩歌〟の仲間だ。もしかしてスゴい怪力だったり?
『うへへへ。それじゃあいくぞ。レディ……ゴー!』
ドン! という音が響き、衝撃が伝わって来た。
おーい、やっぱりかよ!
真っ赤になって歯を食いしばっているのは……デブの方だ。
『ぐ……あ! 最近のガキは、みんなこうなのかあ?!』
対するガキは余裕の表情。
『えへへー! おじさん、すっごい力だね!』
「……そろって化け物かよ! 何の集まりなんだよ、コイツら?!」
徐々に、デブが押され始めた。ガキにチカラ負けしてんじゃないぞ、まったく!
『がはああああっ?! なんでだあっ! コイツすげぇ力だあっ!』
必死で力を込めるも、巨漢の腕はグイグイと押され続ける。
一方のクソガキは、ニコニコ顔のままだ。チッ! 仕方ないな、ガキ相手に2回も連続で裏技かよ。
「ククク。まあいい。どんな相手でも、そのデブに負けは無いんだからなあ!」
……腕のコピー。
生身の人間でありながら、ヤツは特殊過ぎる能力を持っている。
「負けるはずがない。あのデブは、触れている間、相手の腕をそのまま自分の腕の能力にプラスする事ができるんだからな」
その際、腕に装備されている衣類や装備、アイテムの能力はもちろん、なんと相手の〝全身から腕に伝わってくるであろう力〟に至るまで、そっくりそのまま複写して、自分の力に上乗せしてしまう。
そう。ヤツはまさに、腕相撲をするために生まれてきた様な……ちょっと可哀想な男だ。
『ぐううっ! ワシより強い子どもに、2度も出くわすとはなあ! だが! ここからがワシの本当のちから……』
『えへへ。やめた方がいいよ?』
突然、ガキはちょっと困った表情を浮かべた。
『ああん? 何だとお?』
デブの顔が、一層醜く引きつる。
『おじさんが、これからしようとしてる事って、とっても卑怯だし、ズルいよね。だから、やめた方がいいと思うよ?』
何言ってんだ、このガキ。まさか、知ってるのか? このデブの能力……?
『何だ? どういう事だあ? ガキい!』
無駄に大声で怒鳴るデブ。あーもう、うるさいな! もっと静かに生きられないのかよ。
『ガキいいぃ! お前え、ワシの能力のこと、誰かに聞いたのかあ? ……七宮かあ?!』
ちょ、私じゃないぞ! 言うわけないだろ? ちくしょう、何なんだよ、あのガキは?
『えへへ。聞いたんじゃなくて、見たんだけどね。おじさんのは、相手の腕をそっくりそのまま、自分の物にできるんだよね?』
……やっぱり知ってやがった! どうやって手に入れた情報だ?!
『がぁっはっは。知ってるんなら、隠しても仕方ないなあ……ああ、その通りだあ! すぐに見せてやるぞお?』
『ああっ! ダメだよ! やめてよおじさん……!』
ガキが、泣きそうな顔で訴える。
『がはははは! やめろと言われて、やめるわけ無いだろうがあ! さあ、変わるぞ変わるぞ!』
徐々に、デブの腕だけが小さく変化していく。
それにしても気持ち悪い顔だなオイ! やめろ、ヨダレを撒き散らすな!
『おじさん、本当にダメだよ! だって僕の手には……』
『うるせぇんだあ! もう終わったんだよ、クソガキゃああっ! 見てみろ、ワシの腕が、お前の腕をそっくりそのまま……か、カハッ?!』
突然、苦悶の表情を浮かべたデブ。変化していないゴツい方の左手で、首元を押さえる。
……な、何だ?
『ああ、もう! だから言ったじゃない……』
ガキは、やれやれといった感じで、困った顔をしている。
『あ、あぐ、あうぐっ?! くかかかかかっ!!』
デブは、みるみる顔色が悪くなり、小刻みに震え始めた。
おいおい、お前一体、何をしたんだ?
『ううん。僕は何もしていないよ? このおじさんが悪いんだ。僕の腕をコピーしちゃうんだもん』
こ、こいつやっぱり、私の心の声に返事している?!
『ぐ、ぐるじい……! た、たず、げて……!』
デブの顔色は、白いどころか真っ青になっていく。
さっぱり分からん! これはどういう事なんだ?!
『えっと、僕の手とおじさんの手、見えるよね。人差し指と中指に……わかるかな?』
指輪か! ガキの指輪は、デブにもコピーされて、人差し指と中指で怪しく光っている。
「待てよ! それはただの指輪だろう? 外から持ち込んだ〝道具〟を使えば、すぐにゲームオーバーだぞ?」
『えへへー! 僕は使ってないよ? だだ身につけてるだけ』
ウソをつくな! それじゃ、なんでデブは、そんなに苦しんでるんだよ!
『この指輪はね〝病気になる呪い〟と〝重くなる呪い〟が掛かってるんだ。怖いし、悪いよね!』
……はあああぁぁっ?! なんでお前、普段からそんな凶悪な〝呪いのアイテム〟を身に着けてんだよ! いや、それ以前に、お前は何でピンピンしてるんだ?!
『大っきいおじさんは、とっても悪い病気になっちゃったみたいだよ。あ、それから、だんだん重くなって……』
ズドン! という音と共に、床にめり込んだデブ。ピクピクと痙攣して、白目をむいている。
「〝重くなる〟って、そこまでかよ! 常人なら即死レベルじゃないか!」
見た事もないほど強力な〝呪われた装飾品〟……あれは魔界の深層クラスの呪いだぞ?!
『あーあ。ヒジがテーブルから離れちゃったね! えへへー! 僕の勝ちー!』
そう言って〝常時呪われた〟ガキは、ピョンと飛び跳ねて喜ぶ。
……本当に、コイツは一体、何者なんだ?
どういう仕組みなのかは知らないが、あの後もコイツは、1から順番に〝クアッド〟を3回も出した。
おかげでディーラーのおっさんは完全に目を回す始末……
「えへへ。カードゲーム、楽しかったね!」
気楽なもんだ。普通に楽しんでやがる。
〝異常に運が良い〟ヤツって事なのか? いや、運が良いヤツは、こんな所に迷い込んだりはしないよな。
「ほら、着いたよ。ここが第2の試練の部屋だ。さあ、中に」
って、もう入ろうとしてるよ。ニコニコしやがって! 恐怖心とか無いのか……ん? そういえばアイツ、さっきも私が指示する前に、何の迷いも無く〝右〟に入って行ったような……
「気のせいか?」
私は左の扉を開けて中に入る。構造は、さっきの部屋とほとんど同じだ。せまい空間に、木製のみすぼらしい椅子が5つ。右の壁のガラス越しには、となりの部屋が見える。テーブルと……あのデブ専用の椅子だけは、バカでかいけどな。
『ジュジュ……ジュ……オレ様を見て逃げ出さなかったのは、ほめジュジュ……るぜ、ボウズ』
「えへへ。おじさん、大きいねえ!」
逃げ出さないっていうか、なんでまだニコニコしてるんだよ。私だって、あの巨体を見たら多少はビビるぞ?
「この試練は、腕相撲だよね!」
『そうだ。ワシに腕相撲で勝てば、お前は次の〝試練〟に進める。負けたら、全て禁じられて〝吸血鬼様〟の餌食だぞ。ぐあっはっは!』
デブは、巨体を揺らしながら豪快に笑う。
いつも思うんだが、お前がまだ〝眷属〟になっていないのは、脂っ濃すぎて〝吸血鬼〟に血を吸ってもらえなかったからじゃないのか……?
『あと、ヒジがテーブルから離れたら、負けだからなあ?』
『うん、それはさっき聞いたよ? 僕、がんばるよ!』
……ん? 〝さっき聞いた〟って、そんな説明したか?
ガキは腕まくりをして、ヒジをテーブルに乗せる。デブも、いつものように、角度を付けて、ガキの手を握る。
何だろうな、この奇妙な構図は。体格差あり過ぎて、遠近感が狂ってしまう。
「まあ、これだけガタイに差があればさすがに楽勝で……」
いや、待てよ? コイツも、あの〝藤島彩歌〟の仲間だ。もしかしてスゴい怪力だったり?
『うへへへ。それじゃあいくぞ。レディ……ゴー!』
ドン! という音が響き、衝撃が伝わって来た。
おーい、やっぱりかよ!
真っ赤になって歯を食いしばっているのは……デブの方だ。
『ぐ……あ! 最近のガキは、みんなこうなのかあ?!』
対するガキは余裕の表情。
『えへへー! おじさん、すっごい力だね!』
「……そろって化け物かよ! 何の集まりなんだよ、コイツら?!」
徐々に、デブが押され始めた。ガキにチカラ負けしてんじゃないぞ、まったく!
『がはああああっ?! なんでだあっ! コイツすげぇ力だあっ!』
必死で力を込めるも、巨漢の腕はグイグイと押され続ける。
一方のクソガキは、ニコニコ顔のままだ。チッ! 仕方ないな、ガキ相手に2回も連続で裏技かよ。
「ククク。まあいい。どんな相手でも、そのデブに負けは無いんだからなあ!」
……腕のコピー。
生身の人間でありながら、ヤツは特殊過ぎる能力を持っている。
「負けるはずがない。あのデブは、触れている間、相手の腕をそのまま自分の腕の能力にプラスする事ができるんだからな」
その際、腕に装備されている衣類や装備、アイテムの能力はもちろん、なんと相手の〝全身から腕に伝わってくるであろう力〟に至るまで、そっくりそのまま複写して、自分の力に上乗せしてしまう。
そう。ヤツはまさに、腕相撲をするために生まれてきた様な……ちょっと可哀想な男だ。
『ぐううっ! ワシより強い子どもに、2度も出くわすとはなあ! だが! ここからがワシの本当のちから……』
『えへへ。やめた方がいいよ?』
突然、ガキはちょっと困った表情を浮かべた。
『ああん? 何だとお?』
デブの顔が、一層醜く引きつる。
『おじさんが、これからしようとしてる事って、とっても卑怯だし、ズルいよね。だから、やめた方がいいと思うよ?』
何言ってんだ、このガキ。まさか、知ってるのか? このデブの能力……?
『何だ? どういう事だあ? ガキい!』
無駄に大声で怒鳴るデブ。あーもう、うるさいな! もっと静かに生きられないのかよ。
『ガキいいぃ! お前え、ワシの能力のこと、誰かに聞いたのかあ? ……七宮かあ?!』
ちょ、私じゃないぞ! 言うわけないだろ? ちくしょう、何なんだよ、あのガキは?
『えへへ。聞いたんじゃなくて、見たんだけどね。おじさんのは、相手の腕をそっくりそのまま、自分の物にできるんだよね?』
……やっぱり知ってやがった! どうやって手に入れた情報だ?!
『がぁっはっは。知ってるんなら、隠しても仕方ないなあ……ああ、その通りだあ! すぐに見せてやるぞお?』
『ああっ! ダメだよ! やめてよおじさん……!』
ガキが、泣きそうな顔で訴える。
『がはははは! やめろと言われて、やめるわけ無いだろうがあ! さあ、変わるぞ変わるぞ!』
徐々に、デブの腕だけが小さく変化していく。
それにしても気持ち悪い顔だなオイ! やめろ、ヨダレを撒き散らすな!
『おじさん、本当にダメだよ! だって僕の手には……』
『うるせぇんだあ! もう終わったんだよ、クソガキゃああっ! 見てみろ、ワシの腕が、お前の腕をそっくりそのまま……か、カハッ?!』
突然、苦悶の表情を浮かべたデブ。変化していないゴツい方の左手で、首元を押さえる。
……な、何だ?
『ああ、もう! だから言ったじゃない……』
ガキは、やれやれといった感じで、困った顔をしている。
『あ、あぐ、あうぐっ?! くかかかかかっ!!』
デブは、みるみる顔色が悪くなり、小刻みに震え始めた。
おいおい、お前一体、何をしたんだ?
『ううん。僕は何もしていないよ? このおじさんが悪いんだ。僕の腕をコピーしちゃうんだもん』
こ、こいつやっぱり、私の心の声に返事している?!
『ぐ、ぐるじい……! た、たず、げて……!』
デブの顔色は、白いどころか真っ青になっていく。
さっぱり分からん! これはどういう事なんだ?!
『えっと、僕の手とおじさんの手、見えるよね。人差し指と中指に……わかるかな?』
指輪か! ガキの指輪は、デブにもコピーされて、人差し指と中指で怪しく光っている。
「待てよ! それはただの指輪だろう? 外から持ち込んだ〝道具〟を使えば、すぐにゲームオーバーだぞ?」
『えへへー! 僕は使ってないよ? だだ身につけてるだけ』
ウソをつくな! それじゃ、なんでデブは、そんなに苦しんでるんだよ!
『この指輪はね〝病気になる呪い〟と〝重くなる呪い〟が掛かってるんだ。怖いし、悪いよね!』
……はあああぁぁっ?! なんでお前、普段からそんな凶悪な〝呪いのアイテム〟を身に着けてんだよ! いや、それ以前に、お前は何でピンピンしてるんだ?!
『大っきいおじさんは、とっても悪い病気になっちゃったみたいだよ。あ、それから、だんだん重くなって……』
ズドン! という音と共に、床にめり込んだデブ。ピクピクと痙攣して、白目をむいている。
「〝重くなる〟って、そこまでかよ! 常人なら即死レベルじゃないか!」
見た事もないほど強力な〝呪われた装飾品〟……あれは魔界の深層クラスの呪いだぞ?!
『あーあ。ヒジがテーブルから離れちゃったね! えへへー! 僕の勝ちー!』
そう言って〝常時呪われた〟ガキは、ピョンと飛び跳ねて喜ぶ。
……本当に、コイツは一体、何者なんだ?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
