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6年生 1学期 4月
この星の話をしよう
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「あの場所にあったのは〝魔界の門〟です」
校長先生と能勢先生は、彩歌の言葉を聞いた途端、急に慌て始めた。
「え……ちょっと待って下さい! 田所さん、門って、神奈川以外にも有るんですか?!」
「知らねぇよ! 〝魔界の門〟が2つも有るなんて、俺も初めて聞いたぞ?!」
能勢先生の問いに、校長先生の語調が乱れる。二人とも、よっぽど驚いたのだろう。
だが彩歌は、さらに追い討ちをかけた。
「2つじゃないわ。魔界の門は、世界中、いたる所にある。そして私たちは、いま現在〝開きっぱなし〟になっている門を閉じて回っているの」
「開いている?」
「門が……?」
校長先生は額に手を当て、能勢先生は、ただ茫然としている。
「ドイツの〝ベーリッツ陸軍病院〟と、ルーマニアの〝シギショアラ〟の2箇所は〝施錠〟したから、もう私以外には絶対に開けられない。けれど、まだ2箇所、開いたままになっているのよ」
アメリカの〝カサ・グランデ山〟と、カナダの〝アンジクニ湖〟だ。
「なんてこった! まさか、そんな事になっているなんて」
「でも、待って下さい。なぜ藤島さんは、その事を〝城塞都市〟に、報告しないのですか?」
能勢先生に聞かれ、彩歌が少し困った顔をすると、校長先生は、何かに気付いたように目を見開いた。
「まさか……! ま、〝魔界の軸石〟か?!」
校長先生が、震える声で呟く。
「さっきあんたは〝施錠〟って言った。魔界の門を閉じたり、鍵を掛けたりなんて、普通は出来ねぇはずだ」
とうとう、口調が素に戻ってしまったみたいだけど、畏まった喋り方よりしっくり来る。特に、外見的に。
『タツヤ、それはさすがに失礼だ。いくら小学生たちが〝怖い〟と話のネタにする程の強面でも、話し方がそれに左右される事は無い』
……なあブルー。お前の言い草の方が、よっぽど失礼じゃないか?
「田所さん。〝魔界の軸石〟って何です?」
「まったくお前は。研修で居眠りでもしてたんじゃねえか? 基礎中の基礎だぞ」
完全に聞こえるヒソヒソ話だ。いっそもう、普通に喋ればいいのに。
「〝魔界の軸石〟は、魔界自体の〝創世〟に関わった、秘宝中の秘宝の事だ。それを持つ者は、魔界の全てを、意のままに出来るとされている」
……それが今は〝あざといウサギさん〟だと知ったら、腰抜かすだろうなあ。
「ふふ。さすがは、ベテラン刑事さんね。その通り。私は〝魔界の軸石〟を持っています。でも……」
彩歌は、そっと人差し指を立てて口に添え、ウインクする。
「軸石の事は、誰にも言わないで。〝魔特課〟や……特に〝魔界側〟に知られる訳にはいかないんです。分かっていると思うけど、よろしくね?」
口調は柔らかいが、若干低いトーンと妙にドスの効いた声色に、校長と能勢先生は息を呑む。
「はい。承知しています」
「元々、誰にも話すつもりはありません」
2人は、神妙な面持ちで、コクリと頷いた。
「いいでしょう。ここまでが、魔界の門を閉じて、偶然、囚われていた河西さんを助けた。という、先日の〝シギショアラ〟の件です。これは〝魔得課〟に報告して頂いても構いません」
彩歌は、少し間を開けて、静かに続けた。
「そして、ここから先の情報は、お2人の〝お墓〟まで持って行って下さい……ここまでで、やめておく事も出来ますが、どうしますか?」
二人は顔を見合わせたあと、真剣な眼差しで、彩歌に言った。
「教えて下さい。お願いします」
そりゃそうだ。やっぱり、聞きたいよなあ。
「ふふ。それじゃ、ここから先は、私たちのリーダーから説明してもらうわね?」
よし! 説明してやれ、リーダー!
…………って僕の事じゃん!
「ど、どうも。内海達也です」
笑顔が引き攣っているのが、自分でも分かる。
まったく。心の準備ぐらいさせて欲しいよ。
「……はぁ?!」
こりゃまた、綺麗にハモったな。
「ど、どういう事ですか?」
「説明を! まず説明して下さい、藤島さん!」
おやおや。何を慌ててるのかな?
「私たちのリーダーは、内海達也さんです。ここから先の話は、魔界や城塞都市の事件とかじゃなくて、もっと大きな括りで、考えてもらえると嬉しいわ」
二人は、もう一度、顔を見合わせる。
そして、信じられないといった表情で叫んだ。
「ちょっと待って下さいよ!」
「リーダーは、藤島さんじゃないんですか?!」
やはりそう来たか。
確かに、魔界や城塞都市の事に詳しければ詳しいほど、彩歌がリーダーだと思うだろう。
なぜなら〝軸石〟など関係なく、彩歌は〝第11階級魔道士〟だし〝ハクナ・マタタ〟とか〝ゴマドレ〟とか呼ばれている、超・有名人だ。
素性の分からない、ただの美少年である僕がリーダーなんて、考えられないはずだ。
『タツヤ。3箇所、間違っているぞ?』
そう? 2箇所じゃない?
「城塞都市の英雄……第11階級魔道士である、藤島さん程の実力者が〝部外者〟の下で行動するのは、いささか問題があるのではないですか?」
「能勢の言う通りだ。地位も実力も揃ったアンタが、なんで城塞都市じゃあなく、この少年を〝看板〟に掲げて動いてるのかが分からねぇ」
そりゃそうなるだろう。
口で説明しても分かって貰えないかもしれないけど……とにかく、話してみるか。
「……近い将来、地球は壊れます」
と、言わなきゃ始まらないんだよな。
……あ、あれ? 二人とも、表情を変えないぞ?
「僕は、地球の破壊を防ぐために15年後の未来から、小学生に巻き戻りました」
あれあれ? やっぱりノーリアクション?
先生たちが、真顔のまま微動だにしない。
「つまり僕はいま、2回目の小学生生活を送っているんです」
そうか、なるほど。この二人は〝魔界関連〟の組織に所属している。
つまり、超常現象に関しては、プロ中のプロだ。
「僕は〝地球と同じ強度〟と〝不老不死〟などの力を得ました。地球が壊れない限り、僕も不滅なんです」
一般人にとっては〝常軌を逸している〟であろう僕の話も、この人たちにとっては〝常識の範囲内〟なんだ。
良かった。どうやらすんなり、信じてもらえそうだぞ。
「……藤島さん。この子は大丈夫なのか? かなりの妄想癖があるようだが」
「どういう意図で、彼を連れ回しているのか知りませんが、出来れば今すぐに記憶を消して、ここから追い出してもらえませんか?」
ぜんぜん信じてもらえて無いっ?!
「ふふ。そうよね。いきなり〝地球〟が壊れるなんて言われて、信じるわけないわ。どちらかと言うと、達也さんのその顔が見たくて、説明を任せたんだから」
ちょ?! 非道ぇ!
「あなたたち、魔法は見た事があるかしら」
「……? はい、勿論です」
「研修で、ちょくちょく……」
日本の警察官が、研修で魔法を〝ちょくちょく見てる〟って……
なのに、なんで僕の話は信じないんだ?
「それじゃあ、これで、少しは信じてもらえるかしら。HuLex UmThel FiR iL」
彩歌の頭上に、大きな火の玉が浮かんだ。
やれやれ。〝それ〟しかないか。
「うおぉっ?! そんな……! ま、待ってくれ!」
「で、デカい! そんなの使ったら、校舎ごと吹き飛ぶ!」
「ふふふ。大丈夫! 達也さんに当たれば、何も問題ないわ」
そう。僕に当たった魔法は、飛散する事もなく消える。まるで大気圏で燃え尽きる塵のように。
「何を言ってるんだ! やめろ、やめてくれ!」
「こ、これが〝炎の女帝〟なのか?! スゴい……!」
慌てふためく校長先生と、彩歌の魔法に見惚れる能勢先生。
次の瞬間、彩歌から放たれた火球は、凄まじい速度で僕に命中し〝ポヒュッ〟と、情けない音を立てて消えた。
「うひゃ! チクッとした!」
僕に〝うひゃ!〟って言わせるとは……彩歌、また腕を上げたな。
「今のを見て、どう思う?」
彩歌が、ニッと笑って二人に尋ねる。
引き攣った表情のまま、口をパクパクさせていたが、やがて能勢先生が口を開いた。
「レジスト……した? あの威力の魔法を?!」
惜しい。違うんだよな。
「いや、今のは〝レジスト〟じゃ無ぇ。火球の〝破片〟が、全く飛び散らなかっただろ?」
おお! さすが校長先生! 分かってますねえ。
「今のは、完全に〝命中〟だ。そして……彼は、ビクともしなかった」
「そんな! という事は、まさか……」
二人とも、僕の方をじっと見つめている。
「ああ、間違い無え。さっきの話は、本当だった。そうなんだな?」
やっと分かってくれたか。
それじゃ、もう一回説明するか。
「はい、地球は壊れます。僕は、その未来からここに戻って来ました」
校長先生と能勢先生が息を呑む。
「……そんな事が?!」
「確かに〝魔界〟がどうとか言ってる場合じゃ無えな……」
二人の顔色が変わって行く。
良かった。今度はちゃんと、信じてくれているみたいだ。
頭をボリボリ掻きながら、校長先生が続ける。
「何とか……なるのか?」
「安心して下さい。僕たちが地球を守ります」
少しだけ、ホッとした表情の二人。
それじゃあ、本題に入ろうか。
「この星を救うための話をしましょう」
校長先生と能勢先生は、彩歌の言葉を聞いた途端、急に慌て始めた。
「え……ちょっと待って下さい! 田所さん、門って、神奈川以外にも有るんですか?!」
「知らねぇよ! 〝魔界の門〟が2つも有るなんて、俺も初めて聞いたぞ?!」
能勢先生の問いに、校長先生の語調が乱れる。二人とも、よっぽど驚いたのだろう。
だが彩歌は、さらに追い討ちをかけた。
「2つじゃないわ。魔界の門は、世界中、いたる所にある。そして私たちは、いま現在〝開きっぱなし〟になっている門を閉じて回っているの」
「開いている?」
「門が……?」
校長先生は額に手を当て、能勢先生は、ただ茫然としている。
「ドイツの〝ベーリッツ陸軍病院〟と、ルーマニアの〝シギショアラ〟の2箇所は〝施錠〟したから、もう私以外には絶対に開けられない。けれど、まだ2箇所、開いたままになっているのよ」
アメリカの〝カサ・グランデ山〟と、カナダの〝アンジクニ湖〟だ。
「なんてこった! まさか、そんな事になっているなんて」
「でも、待って下さい。なぜ藤島さんは、その事を〝城塞都市〟に、報告しないのですか?」
能勢先生に聞かれ、彩歌が少し困った顔をすると、校長先生は、何かに気付いたように目を見開いた。
「まさか……! ま、〝魔界の軸石〟か?!」
校長先生が、震える声で呟く。
「さっきあんたは〝施錠〟って言った。魔界の門を閉じたり、鍵を掛けたりなんて、普通は出来ねぇはずだ」
とうとう、口調が素に戻ってしまったみたいだけど、畏まった喋り方よりしっくり来る。特に、外見的に。
『タツヤ、それはさすがに失礼だ。いくら小学生たちが〝怖い〟と話のネタにする程の強面でも、話し方がそれに左右される事は無い』
……なあブルー。お前の言い草の方が、よっぽど失礼じゃないか?
「田所さん。〝魔界の軸石〟って何です?」
「まったくお前は。研修で居眠りでもしてたんじゃねえか? 基礎中の基礎だぞ」
完全に聞こえるヒソヒソ話だ。いっそもう、普通に喋ればいいのに。
「〝魔界の軸石〟は、魔界自体の〝創世〟に関わった、秘宝中の秘宝の事だ。それを持つ者は、魔界の全てを、意のままに出来るとされている」
……それが今は〝あざといウサギさん〟だと知ったら、腰抜かすだろうなあ。
「ふふ。さすがは、ベテラン刑事さんね。その通り。私は〝魔界の軸石〟を持っています。でも……」
彩歌は、そっと人差し指を立てて口に添え、ウインクする。
「軸石の事は、誰にも言わないで。〝魔特課〟や……特に〝魔界側〟に知られる訳にはいかないんです。分かっていると思うけど、よろしくね?」
口調は柔らかいが、若干低いトーンと妙にドスの効いた声色に、校長と能勢先生は息を呑む。
「はい。承知しています」
「元々、誰にも話すつもりはありません」
2人は、神妙な面持ちで、コクリと頷いた。
「いいでしょう。ここまでが、魔界の門を閉じて、偶然、囚われていた河西さんを助けた。という、先日の〝シギショアラ〟の件です。これは〝魔得課〟に報告して頂いても構いません」
彩歌は、少し間を開けて、静かに続けた。
「そして、ここから先の情報は、お2人の〝お墓〟まで持って行って下さい……ここまでで、やめておく事も出来ますが、どうしますか?」
二人は顔を見合わせたあと、真剣な眼差しで、彩歌に言った。
「教えて下さい。お願いします」
そりゃそうだ。やっぱり、聞きたいよなあ。
「ふふ。それじゃ、ここから先は、私たちのリーダーから説明してもらうわね?」
よし! 説明してやれ、リーダー!
…………って僕の事じゃん!
「ど、どうも。内海達也です」
笑顔が引き攣っているのが、自分でも分かる。
まったく。心の準備ぐらいさせて欲しいよ。
「……はぁ?!」
こりゃまた、綺麗にハモったな。
「ど、どういう事ですか?」
「説明を! まず説明して下さい、藤島さん!」
おやおや。何を慌ててるのかな?
「私たちのリーダーは、内海達也さんです。ここから先の話は、魔界や城塞都市の事件とかじゃなくて、もっと大きな括りで、考えてもらえると嬉しいわ」
二人は、もう一度、顔を見合わせる。
そして、信じられないといった表情で叫んだ。
「ちょっと待って下さいよ!」
「リーダーは、藤島さんじゃないんですか?!」
やはりそう来たか。
確かに、魔界や城塞都市の事に詳しければ詳しいほど、彩歌がリーダーだと思うだろう。
なぜなら〝軸石〟など関係なく、彩歌は〝第11階級魔道士〟だし〝ハクナ・マタタ〟とか〝ゴマドレ〟とか呼ばれている、超・有名人だ。
素性の分からない、ただの美少年である僕がリーダーなんて、考えられないはずだ。
『タツヤ。3箇所、間違っているぞ?』
そう? 2箇所じゃない?
「城塞都市の英雄……第11階級魔道士である、藤島さん程の実力者が〝部外者〟の下で行動するのは、いささか問題があるのではないですか?」
「能勢の言う通りだ。地位も実力も揃ったアンタが、なんで城塞都市じゃあなく、この少年を〝看板〟に掲げて動いてるのかが分からねぇ」
そりゃそうなるだろう。
口で説明しても分かって貰えないかもしれないけど……とにかく、話してみるか。
「……近い将来、地球は壊れます」
と、言わなきゃ始まらないんだよな。
……あ、あれ? 二人とも、表情を変えないぞ?
「僕は、地球の破壊を防ぐために15年後の未来から、小学生に巻き戻りました」
あれあれ? やっぱりノーリアクション?
先生たちが、真顔のまま微動だにしない。
「つまり僕はいま、2回目の小学生生活を送っているんです」
そうか、なるほど。この二人は〝魔界関連〟の組織に所属している。
つまり、超常現象に関しては、プロ中のプロだ。
「僕は〝地球と同じ強度〟と〝不老不死〟などの力を得ました。地球が壊れない限り、僕も不滅なんです」
一般人にとっては〝常軌を逸している〟であろう僕の話も、この人たちにとっては〝常識の範囲内〟なんだ。
良かった。どうやらすんなり、信じてもらえそうだぞ。
「……藤島さん。この子は大丈夫なのか? かなりの妄想癖があるようだが」
「どういう意図で、彼を連れ回しているのか知りませんが、出来れば今すぐに記憶を消して、ここから追い出してもらえませんか?」
ぜんぜん信じてもらえて無いっ?!
「ふふ。そうよね。いきなり〝地球〟が壊れるなんて言われて、信じるわけないわ。どちらかと言うと、達也さんのその顔が見たくて、説明を任せたんだから」
ちょ?! 非道ぇ!
「あなたたち、魔法は見た事があるかしら」
「……? はい、勿論です」
「研修で、ちょくちょく……」
日本の警察官が、研修で魔法を〝ちょくちょく見てる〟って……
なのに、なんで僕の話は信じないんだ?
「それじゃあ、これで、少しは信じてもらえるかしら。HuLex UmThel FiR iL」
彩歌の頭上に、大きな火の玉が浮かんだ。
やれやれ。〝それ〟しかないか。
「うおぉっ?! そんな……! ま、待ってくれ!」
「で、デカい! そんなの使ったら、校舎ごと吹き飛ぶ!」
「ふふふ。大丈夫! 達也さんに当たれば、何も問題ないわ」
そう。僕に当たった魔法は、飛散する事もなく消える。まるで大気圏で燃え尽きる塵のように。
「何を言ってるんだ! やめろ、やめてくれ!」
「こ、これが〝炎の女帝〟なのか?! スゴい……!」
慌てふためく校長先生と、彩歌の魔法に見惚れる能勢先生。
次の瞬間、彩歌から放たれた火球は、凄まじい速度で僕に命中し〝ポヒュッ〟と、情けない音を立てて消えた。
「うひゃ! チクッとした!」
僕に〝うひゃ!〟って言わせるとは……彩歌、また腕を上げたな。
「今のを見て、どう思う?」
彩歌が、ニッと笑って二人に尋ねる。
引き攣った表情のまま、口をパクパクさせていたが、やがて能勢先生が口を開いた。
「レジスト……した? あの威力の魔法を?!」
惜しい。違うんだよな。
「いや、今のは〝レジスト〟じゃ無ぇ。火球の〝破片〟が、全く飛び散らなかっただろ?」
おお! さすが校長先生! 分かってますねえ。
「今のは、完全に〝命中〟だ。そして……彼は、ビクともしなかった」
「そんな! という事は、まさか……」
二人とも、僕の方をじっと見つめている。
「ああ、間違い無え。さっきの話は、本当だった。そうなんだな?」
やっと分かってくれたか。
それじゃ、もう一回説明するか。
「はい、地球は壊れます。僕は、その未来からここに戻って来ました」
校長先生と能勢先生が息を呑む。
「……そんな事が?!」
「確かに〝魔界〟がどうとか言ってる場合じゃ無えな……」
二人の顔色が変わって行く。
良かった。今度はちゃんと、信じてくれているみたいだ。
頭をボリボリ掻きながら、校長先生が続ける。
「何とか……なるのか?」
「安心して下さい。僕たちが地球を守ります」
少しだけ、ホッとした表情の二人。
それじゃあ、本題に入ろうか。
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