透明色の魔物使い~色がないので冒険者になれませんでした!?~

壬黎ハルキ

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第一章 色無しの魔物使い

039 マキトとフェアリーシップ

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 かくして、隠れ里の戦いは終わった。赤いスライムたちも戻り、ブルースたちの末路が語られる。
 つり橋の下は激流となっており、落ちたら助かる保証はないと。

「そしてあの連中は、谷底へ揃って真っ逆さまか――お前たち、よくやったな」

 通訳していた長老スライムが、ニッコリと笑顔を浮かべる。

「これだけ里を荒らしてくれたのじゃ。むしろそれで済ませたのは、ある種の優しさといっても過言ではあるまい」
「ピキィーッ!」
「うむ。お主もそう思ってくれるか」

 赤いスライムも、どうやら凄く腹を立てていたらしい――通訳はなくとも、マキトはなんとなくそう思えた。
 確かにブルースたちはやり過ぎてしまったと言えるだろう。神聖な隠れ里を荒らした罰が当たったのだ。
 そう考えれば、長老スライムの言うとおり、穏便ではあったかもしれない。
 彼らは魔物だけあって、走れなくなった彼らを襲い、喰い殺すなどのこともできたはずなのだ。それなのに彼らは、つり橋を落とすだけに留めたと考えれば、ある種の優しさというのも言い得て妙だと言えるだろう。

「でも確かになぁ……こりゃ酷い有様だ」

 マキトが改めて周囲を見渡した。
 綺麗だった緑色があちこち焦げており、木が何本か無残になぎ倒されている。表の広場以外は、それほど大きな被害が出ていないのが救いではあった。
 この程度で済んだのは、むしろ運が良かったほうだろう。

「これって、俺たちのせいなのかな?」

 浮かない表情でマキトが呟くと、それを聞き取った長老スライムが振り向いた。

「どうしたんじゃ、急に?」
「いや、元はといえば、俺たちがのこのこやってこなけりゃ、アイツらも乗り込んでくることはなかったのかなーって思ってさ」
「何を言うか」

 悲しげに話すマキトを、長老スライムが下らんと言わんばかりに一蹴する。

「お主らは何も悪いことなどしておらん。ヤツらが勝手に、欲深い気持ちを爆発させただけに過ぎんよ。それに――」

 長老スライムは目を閉じながらしみじみと言う。

「いつかは、このような日も来ていたことじゃろう。そういう意味では、ワシらもいい経験をさせてもらったと思うべきじゃな」

 その言葉に他の魔物たちも同意するかのように鳴き声を上げる。
 マキトたちを隠れ里へ誘い入れた赤いスライムへも、他のスライムたちが気にするなよと言わんばかりに、笑顔で語り掛けていた。
 それは、マキトたちを警戒し、出て行けと叫んでいたスライムたちであった。
 この戦いを経て、マキトたちや赤いスライムのことを認めたのだろう。すっかり戦友のような感じで接しており、ギスギスした雰囲気は欠片もない。結果オーライとはよく言ったものである。

「ラティも特に異常はなさそうだったから、本当に良かったわ」

 アリシアの声を聞いたマキトが、思い出したように振り向いた。

「大丈夫なのか?」
「うん。今は眠っているだけよ」

 彼女の腕の中で、スヤスヤと気持ち良さそうに眠っている。それを見たマキトも安心したように笑みを浮かべた。
 すると――

「んぅ」

 ラティの瞼が動き、ゆっくりと開かれた。

「ここは?」
「気がついたか!」

 マキトが嬉しそうな表情で呼びかける。

「良かった、目が覚めて」
「マ、スター?」

 ラティも段々と意識が覚醒し、マキトの存在を確認する。
 そして――

「マスタあぁぁーーっ!」

 弾丸の如くアリシアの胸元から飛び出して――落ちた。

「ひゃあぁーっ!?」
「うわっと!」

 それを間一髪でマキトが受け止める。結果的にマキトの腕の中に移ったが、なんとも情けない感じは否めなかった。
 ラティは再び飛び上がろうとして見たが、羽根が上手く動かせない。

「うぅ……飛べないのです。なんか力が出ないのです」
「大きな力を使い過ぎた反動じゃな」

 情けない声を出すラティに、長老スライムの冷静な分析が入る。

「恐らく休めば直る程度じゃろう。今はとにかく大人しくしておくことじゃ」
「――あい」

 もはやあがきようもないことを悟ったラティは、長老スライムの言葉に大人しく従うことを決めた。
 そして改めてマキトの顔を見上げる。

「ところで、マスターはあの爆発を受けて、大丈夫だったのですか?」
「あぁ。コイツのおかげでな」

 マキトが足元にいるフェアリーシップを見下ろす。

「コイツが持つ能力に、どうやら助けられたみたいなんだよ」
「キュウ?」

 どうしたの、と言わんばかりに見上げてくるフェアリーシップに、ラティの表情がフニャッとだらしなくなる。

「そうだったのですかぁー」
「ど、どした?」

 急に蕩けてしまったラティの変貌に、マキトが思わず戸惑う。しかしラティの視線はフェアリーシップに釘付けとなっていた。

「いえー、改めて見るとすっごいモフモフっぽいなーとか思ったのです♪」
「ん? あぁ、まぁ、そうだな」

 言われてみればとマキトも思った。毛むくじゃらとは全然違うが、確かに丸っこくて抱き心地がいいというのも確かだとは思える。
 試しにマキトが手を差し出してみると、フェアリーシップは即座に近づき、そのままあっさりと抱きかかえられた。

「うん……確かにモフモフだ」
「キュウ~♪」

 腹をこちょこちょと擽られ、フェアリーシップは身をよじらせる。しかしどこか嬉しそうにもしていた。

「あー、マスターばかりズルいのです。わたしもなのですー♪」
「キュキュー♪」
「ははっ」

 マキトの腕の中で、ラティとフェアリーシップがじゃれ合う。それが途轍もなく自然に見えているのが凄いと、長老スライムは思った。

「もはや完全に、フェアリーシップも少年に懐いておるな……ん?」

 その時、空から大きな気配を感じた。
 すると――

「グオオオォォーーーッ!!」

 重々しい咆哮が放たれた。同時に凄まじい風圧が巻き起こり、空から大きな物体が降りてきた。
 一体何が起きるのか――マキトたちが身構えると、長老スライムがぽよんと弾みながら、なんてことなさそうに前に出てきた。

「慌てるでない。どうやら知り合いが来たようじゃ」
「へっ?」

 思わず素っ頓狂な声を上げてしまったのは、アリシアであった。その視線は空に向けられている。
 その降り立った『知り合い』の正体に驚いていたのだった。

「ド、ドラゴン?」

 確かに魔物の知り合いなのだから、魔物であること自体は納得ができる。しかしこの静かな森にいきなりドラゴンはないだろうとも思った。
 すると――

「おーい、マキト君! しばらくぶりだなー!」

 ドラゴンの背から声が聞こえた。それも道端でたまたま遭遇したかのように。
 その者の正体に、マキトとアリシア、そしてラティは揃って目を見開く。

「ディ、ディオンさんっ!?」

 魔人族でドラゴンライダーと呼ばれているディオン。そのまさかの再会に、マキトたちは驚きを隠せなかった。


 ◇ ◇ ◇


「へぇー、ディオンさんって、この隠れ里によく通ってるんだ?」
「まぁそれなりにな」

 長老スライムとディオン本人から、彼が隠れ里の常連客であり、定期的に見回りに来ていることが話された。
 それ自体は納得できたのだが、アリシアは一つだけ気になることがあった。

「でも、よくこの隠れ里に辿り着けますね? 妖精や霊獣を連れてないと、ディオンさんは結界に阻まれるんじゃ……」
「ディオン殿は特別じゃよ」

 長老スライムがアリシアの疑問に答える。

「ここの魔力スポットの素材で作られた、特注の魔法具を身につけておってな。それがあれば、この里の出入りは自由になるんじゃ」
「特定の人しか入れない、ゴールドパスみたいなモノですか?」
「そーゆーことだな」

 アリシアの問いかけにディオンが頷き、首から下げているペンダント状の魔法具を披露する。

「この魔法具は、俺が装備しなければ効果を発揮しない、まさに特注品なんだ。仮に誰かが奪ったとしても、ただのガラクタでしかないってワケなのさ」
「へぇ、凄い魔法具があるんですね」

 軽く驚きを見せるアリシアに肩をすくめ、ディオンはペンダントをしまう。そして長老スライムに視線を向けた。

「そんなことよりも、隠れ里から不穏な気配がしたので来てみたのですが……」
「心配はない。もう片付いた」

 そして長老スライムが、マキトや魔物たちに視線を向ける。それだけでディオンはなんとなく察した。

「……そうですか。どうやら俺は、一足遅かったみたいですね」

 残念そうにしつつも笑みは浮かべていた。里は荒れてしまったが、なんとか大事には至らなかった――それだけでも幸いだと判断する。

「ならせめて、マキト君たちを家まで送ろう。さっき飛んでくるとき、つり橋が落ちているのが見えた。このままでは帰れないだろうからな」
「ありがとう、ディオンさん」
「よろしくなのですー♪」

 マキトに続き、彼の腕の中でラティも手を挙げる。明るい声を出してはいたが、流石に体が動けないせいか、少しだけ声に覇気がない感じであった。
 そしてマキトは、あることを思い出し、長老スライムに言う。

「長老さん。あのフェアリーシップなんだけど……」
「分かっておるわい。里で受け入れようぞ」
「ありがとう」

 完全に巻き込まれて連れてこられたフェアリーシップを、このまま放ったらかしておくこともできない。
 せめてちゃんとこの隠れ里で暮らせればと、マキトは考えていた。
 話の分かる長老スライムで助かったと心の中で思いながら、マキトはフェアリーシップに笑いかける。

「じゃあ、俺たち行くから……元気でな」
「――キュウッ!?」

 しかしフェアリーシップは、ショックを受けたような反応を示し――

「キュウキュウ、キューーーッ!」
「えっ?」

 マキトに飛びついて、そのまま足元にガシッとしがみつくのだった。

「キュウゥ~!」

 顔を埋めながらスリスリと動かすフェアリーシップ。それが一体何を示すのか、殆ど考えるまでもなかったが、マキトは戸惑わずにはいられない。
 すると――

「この子、マスターと一緒に行きたいって言ってるのです」
「うむ。ワシにもそのような意味に聞こえたな。よっぽど懐かれたと見える」

 ラティと長老スライムが、しっかりと聞き取って要約してきた。やっぱりそうだったのかと思いながら、マキトは苦笑する。

「分かったよ。じゃあ一緒に行こうか」

 拒む理由はどこにもなかった。ここまで懐いてくれているのだから、むしろ受け入れるしかないだろうとさえ思えてきてしまう。

「キュウッ!」

 マキトの返答に、フェアリーシップは笑顔を輝かせた。その言葉を待っていたよと言っているように見えたのは、恐らく気のせいではないだろう。
 するとここで、ラティが思いついた反応を示す。

「マスター。折角だから、テイムできるかどうか試してみたらどうですか?」
「あぁ、それいいな」

 マキトも軽い気持ちで返事しつつ、フェアリーシップを抱き上げる。そしてゆっくりと、小さな白い額と自分の額をくっつけた。
 これからもよろしくなという――そんな思いを込めて。
 すると――

「あっ!」

 ラティが思わず声を上げた。フェアリーシップの額が光り出したのだ。
 そして光が収まると、その小さな白い額には、ラティと同じ紋章のような印が新しく付いていた。
 マキトも額を離し、改めてマジマジと見つめる。

「テイム……成功したっぽいな」
「――キュウ♪」

 周囲が呆然とする中、フェアリーシップだけがどこまでも嬉しそうに、ニッコリと明るい笑みを浮かべるのだった。

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