88 / 356
王都までの旅路
75. 3日目
しおりを挟む
おはようございます。昨日は色々あったせいかちょっと寝すぎたかもしれない。とりあえず今日は火の日、無料ガチャを引こう。
炬燵
…うん。ほんと家電は使えない。でもこれなら最悪テーブルとして使えばいいのか? それにしても道具ガチャはこの世界の物のほうが使えそうだよねほんと。
「あ、起きましたか」
「ノノさんおはよう。すぐご飯の支度するね」
「急がなくて大丈夫ですよ。すでに馬車は動いていますから」
「…は?」
あわてて調理場から外へ出ると馬車がガタゴトと動く音がした。荷馬車の窓から外を眺めると景色が後ろへと流れていった。
「え、なんで?」
「はい、朝食は無しで明るくなってすぐに出発しました。ですので昼食をのんびりと準備すればいいんですよ」
ノノさんや…それじゃ答えになっていないよ。なんでもう移動してるのかってのが俺は知りたかったんだけど。
「はあ…仕方がないですね。リョータ様は貴重な珍しい料理を用意してくれる人材です。狙われているとわかれば気軽に外に出さないでしょう? ちなみに私はリョータ様の護衛を任されました」
「護衛…ノノさんが?」
「はい、ただのメイドではありませんよ私は。こう見えて各種戦闘技能を持っております。当り前じゃありませんか、ただの非戦闘員を追加で増やすわけがないですよ。というわけでよろしくお願いします」
ノノさんが仲間になった! じゃない…くそう。迷惑かけっぱなしだな俺。でも俺が狙われる理由ねぇ…わからん。
「とりあえず何か作るよ」
「あ、はいでしたらテーブルがなくとも手軽に食べられるものをお願いします」
「手軽か…」
「はい、多分昼休憩は短いと思いますのですぐに食べられて片付けの早いものを」
なるほどねダルシア男爵から出来るだけ離れようということか。となると昨日炊いておいたご飯でおにぎりが早いだろう。スープとかはない方がいいかもしれない。
小川の近くで馬たちに水分休憩を取らせながら俺たちは簡単に食事を済まし、すぐに出発した。今日夜過ごす予定だった町を素通りし、さらにその先の休憩所も通過。薄暗くなるころによる予定ではなかった村に到着。今日はここで夜を過ごすことにしたらしい。この移動時間の間暇を持て余した俺は先に夜ご飯やおやつなど作ったりしていた。
夜ご飯は簡単に牛丼とインスタントの味噌汁にした。まあ出汁が昆布くらいしかないので少しだけ味が違うがまあ仕方ない。そしてどうやら明日も早朝出発するらしいのでおにぎりを作りラップで包んで渡しておいた。これでおきたら移動や準備もせずに食べられるだろう。
「職業ガチャを引くか…」
浴室で1人になったところでおもむろにガチャを引くことにした。狙われているとなると少しでも強化しておきたくなったのだ。まだ勇者とやらに会ってもないしね。もし知りあいだったら…どうしようか。
ガチャポイント:20093→19343
ヒーラーlv2:習得スキル…ヒール、キュア lv毎、知+1魔+2ステータス加算
シーフlv1:習得スキル…魔物鑑定 lv毎、速+1運+2ステータス加算
創作師lv3:習得スキル…創造 lv毎、魔+1知+2体+1器+2ステータス加算
賢者lv1:習得スキル…無属性魔法、光魔法、闇魔法 lv毎、知+3魔+3ステータス加算 魔法使いlv50で習得
ヒーラーlv1:習得スキル…ヒール、キュア lv毎、知+1魔+2ステータス加算
ヒーラーがダブった時点でやめた。そうだ今日は魔法職のピックアップだったわ。でも新しい職業が増えた。創造ね…説明がひどかった。様々なものが作れるとしか書いてない。どうやって?? 材料は? 今度時間がある時に確認しよう。
炬燵
…うん。ほんと家電は使えない。でもこれなら最悪テーブルとして使えばいいのか? それにしても道具ガチャはこの世界の物のほうが使えそうだよねほんと。
「あ、起きましたか」
「ノノさんおはよう。すぐご飯の支度するね」
「急がなくて大丈夫ですよ。すでに馬車は動いていますから」
「…は?」
あわてて調理場から外へ出ると馬車がガタゴトと動く音がした。荷馬車の窓から外を眺めると景色が後ろへと流れていった。
「え、なんで?」
「はい、朝食は無しで明るくなってすぐに出発しました。ですので昼食をのんびりと準備すればいいんですよ」
ノノさんや…それじゃ答えになっていないよ。なんでもう移動してるのかってのが俺は知りたかったんだけど。
「はあ…仕方がないですね。リョータ様は貴重な珍しい料理を用意してくれる人材です。狙われているとわかれば気軽に外に出さないでしょう? ちなみに私はリョータ様の護衛を任されました」
「護衛…ノノさんが?」
「はい、ただのメイドではありませんよ私は。こう見えて各種戦闘技能を持っております。当り前じゃありませんか、ただの非戦闘員を追加で増やすわけがないですよ。というわけでよろしくお願いします」
ノノさんが仲間になった! じゃない…くそう。迷惑かけっぱなしだな俺。でも俺が狙われる理由ねぇ…わからん。
「とりあえず何か作るよ」
「あ、はいでしたらテーブルがなくとも手軽に食べられるものをお願いします」
「手軽か…」
「はい、多分昼休憩は短いと思いますのですぐに食べられて片付けの早いものを」
なるほどねダルシア男爵から出来るだけ離れようということか。となると昨日炊いておいたご飯でおにぎりが早いだろう。スープとかはない方がいいかもしれない。
小川の近くで馬たちに水分休憩を取らせながら俺たちは簡単に食事を済まし、すぐに出発した。今日夜過ごす予定だった町を素通りし、さらにその先の休憩所も通過。薄暗くなるころによる予定ではなかった村に到着。今日はここで夜を過ごすことにしたらしい。この移動時間の間暇を持て余した俺は先に夜ご飯やおやつなど作ったりしていた。
夜ご飯は簡単に牛丼とインスタントの味噌汁にした。まあ出汁が昆布くらいしかないので少しだけ味が違うがまあ仕方ない。そしてどうやら明日も早朝出発するらしいのでおにぎりを作りラップで包んで渡しておいた。これでおきたら移動や準備もせずに食べられるだろう。
「職業ガチャを引くか…」
浴室で1人になったところでおもむろにガチャを引くことにした。狙われているとなると少しでも強化しておきたくなったのだ。まだ勇者とやらに会ってもないしね。もし知りあいだったら…どうしようか。
ガチャポイント:20093→19343
ヒーラーlv2:習得スキル…ヒール、キュア lv毎、知+1魔+2ステータス加算
シーフlv1:習得スキル…魔物鑑定 lv毎、速+1運+2ステータス加算
創作師lv3:習得スキル…創造 lv毎、魔+1知+2体+1器+2ステータス加算
賢者lv1:習得スキル…無属性魔法、光魔法、闇魔法 lv毎、知+3魔+3ステータス加算 魔法使いlv50で習得
ヒーラーlv1:習得スキル…ヒール、キュア lv毎、知+1魔+2ステータス加算
ヒーラーがダブった時点でやめた。そうだ今日は魔法職のピックアップだったわ。でも新しい職業が増えた。創造ね…説明がひどかった。様々なものが作れるとしか書いてない。どうやって?? 材料は? 今度時間がある時に確認しよう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
296
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる