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お披露目会
87. 勇者お披露目会
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起きたー! やばい無駄にテンションがあがるっ 今日は光の日。なんかお披露目とかに向いていそうな日だね。むしろ狙ってるのかもしれない?
電動アシスト自転車
今日の無料ガチャの結果だ。電動…充電が必要な自転車ってことだよな? 実は載ったことがないからよくわからない。まあそのアシスト機能が使えないだけで普通に自転車として使えないこともないだろう多分。ただ平らな道がほぼないから乗り回すには厳しい環境。後たぶんすごく目立つ! もう1つ言うと今のところノノさんがついて歩いているから1人で行動することがないので使う機会がなさそう。まあいいや。
朝食をすませ身支度を整える。もうなんていうか足取りが軽くてちょっと動きが怪しい人になっているかもしれない。というかさっきからノノさんの視線が痛い。
「なんか楽しそうですね…」
「まあね!」
そりゃ楽しくもなるさ。だってお披露目パレードだろう? つまり着飾って出てくるんだよね? 勇者として? 大賢者として? 聖女として? どんな格好で練り歩くのか楽しみで仕方ない。本当に自分はかかわらなくてよかったと心底思うね。だって考えて見てよこのメンバーに俺が入るとどうなると思うよ。初期に持っていた職業って異世界人だけなんだよ? つまり別世界のただの一般人て立ち位置だよね? ないわー 一緒に並ぶとか。それにしても写真とか取っておけないのが残念でならない。ほんとに俺のスマホどこ行っちゃったんだろう?
宿の外に出るとすでに外はたくさんの人でにぎわっていた。まあぶつかって歩けないというほどではない。馬車が通るとなるとちょっと端に寄るからその時に歩きづらくなるかもしれないかもってくらいだね。
「ところでリョーは今からどこへいくのですか?」
「そろそろつくはず…」
そう俺の目的はここ冒険者ギルドだ。扉をくぐり中に入ると、
「おっとあぶねっ」
「………」
毎度おなじみぶつかるおっさん。おっさんにぶつかっても何も嬉しくない。まあそれはいい。こんな日でも仕事をする人はいるらしく中はぼちぼち賑わっていて、仕事の依頼書を眺めている人がちらほらと。もちろん俺もその仲間に入り内容を確認する。
「ん-と…あ、あったあった」
王都のゴミ拾い:本日のみ。ゴミは各自処理でお願いします。報酬の支払いは翌日。参加人数で出来高割り。最低保証報酬金貨10枚
うん。絶対あると思ったんだ。今日はお祭り騒ぎだからゴミがたくさん出るだろう。この内容だと参加者が10人だった場合少なくとも金貨1枚は報酬がもらえるってことだ。依頼書をはがし受付で現在の参加人数をたずねるとまだ参加者は3名。まあ流石にまだ増えるだろうが祭りを楽しみながら報酬ももらえるいい仕事だと思う。しかもゴミは各自処理ときたもんだ。つまりポイントが稼げるってことだよね。
「(ポイントの)稼ぎ時だよーノノさん」
「そうです…ね?」
いまいちわかってなさそうなノノさん。あ、そうか俺のスキルとか知ってるわけじゃないし、ヨルさんみたいに俺の草取り見てないからわからないのか。見て驚くがいい…俺の実力を! …言っててちょっとむなしくなった。
電動アシスト自転車
今日の無料ガチャの結果だ。電動…充電が必要な自転車ってことだよな? 実は載ったことがないからよくわからない。まあそのアシスト機能が使えないだけで普通に自転車として使えないこともないだろう多分。ただ平らな道がほぼないから乗り回すには厳しい環境。後たぶんすごく目立つ! もう1つ言うと今のところノノさんがついて歩いているから1人で行動することがないので使う機会がなさそう。まあいいや。
朝食をすませ身支度を整える。もうなんていうか足取りが軽くてちょっと動きが怪しい人になっているかもしれない。というかさっきからノノさんの視線が痛い。
「なんか楽しそうですね…」
「まあね!」
そりゃ楽しくもなるさ。だってお披露目パレードだろう? つまり着飾って出てくるんだよね? 勇者として? 大賢者として? 聖女として? どんな格好で練り歩くのか楽しみで仕方ない。本当に自分はかかわらなくてよかったと心底思うね。だって考えて見てよこのメンバーに俺が入るとどうなると思うよ。初期に持っていた職業って異世界人だけなんだよ? つまり別世界のただの一般人て立ち位置だよね? ないわー 一緒に並ぶとか。それにしても写真とか取っておけないのが残念でならない。ほんとに俺のスマホどこ行っちゃったんだろう?
宿の外に出るとすでに外はたくさんの人でにぎわっていた。まあぶつかって歩けないというほどではない。馬車が通るとなるとちょっと端に寄るからその時に歩きづらくなるかもしれないかもってくらいだね。
「ところでリョーは今からどこへいくのですか?」
「そろそろつくはず…」
そう俺の目的はここ冒険者ギルドだ。扉をくぐり中に入ると、
「おっとあぶねっ」
「………」
毎度おなじみぶつかるおっさん。おっさんにぶつかっても何も嬉しくない。まあそれはいい。こんな日でも仕事をする人はいるらしく中はぼちぼち賑わっていて、仕事の依頼書を眺めている人がちらほらと。もちろん俺もその仲間に入り内容を確認する。
「ん-と…あ、あったあった」
王都のゴミ拾い:本日のみ。ゴミは各自処理でお願いします。報酬の支払いは翌日。参加人数で出来高割り。最低保証報酬金貨10枚
うん。絶対あると思ったんだ。今日はお祭り騒ぎだからゴミがたくさん出るだろう。この内容だと参加者が10人だった場合少なくとも金貨1枚は報酬がもらえるってことだ。依頼書をはがし受付で現在の参加人数をたずねるとまだ参加者は3名。まあ流石にまだ増えるだろうが祭りを楽しみながら報酬ももらえるいい仕事だと思う。しかもゴミは各自処理ときたもんだ。つまりポイントが稼げるってことだよね。
「(ポイントの)稼ぎ時だよーノノさん」
「そうです…ね?」
いまいちわかってなさそうなノノさん。あ、そうか俺のスキルとか知ってるわけじゃないし、ヨルさんみたいに俺の草取り見てないからわからないのか。見て驚くがいい…俺の実力を! …言っててちょっとむなしくなった。
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