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御神木様の気配とケーキ屋
244. 情報交換
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ドワーフのおっさんから少しだけ話を聞くことが出来た。王都周辺で起きた変わったことや面白いことを古い物でも新しいものでもいいのでいくつか聞かせてくれと。すると新しいものではやはり勇者パレードの話だった。最近よくダンジョンへと勇者は繰り返し潜っているという情報だ。それと…
「勇者ってやつはどいつも同じような顔してんだな~」
と言っていた。やはりたけが繰り返し召喚されていることには違いないみたいだ。それともう一つ変わった話で、なんでも100年ほど前に何か大きなものを運んでいたのを見たことがあるそうだ。それがどこに運ばれたのかは知らないらしい。
ちなみになんでドワーフはこっちにいるのか聞いてみると、契約奴隷なんだそうだ。条件は酒の提供で王都で鍛冶をすることなんだとか。まあドワーフらしいと言えばらしいかな。それも最近酒の質が悪いとぼやいでいた。俺が酒を提供したから話してくれたらしいよ。ならさらに酒を渡したら何を教えてくれるかとたずねるとない情報は酒を貰っても話せないとのことだった。鍛冶をしているか酒を飲んでいることが多いから持っている情報が少ないんだそうだ。
他にも数人話を聞いて見たが、大した話は聞けなかった。最近貴族が何やら慌ただしいとかこれは多分ダルシア男爵のことだろうし、パレードの時の掃除が嫌に早く終わったとかは俺のことだよね? そんな感じの話だった。でもこうして話を聞いてみると案外いろんなことに目を向けているということがわかるね。
とりあえず一度戻って他の情報を持ち帰っていないか待ってみるかな。俺は箱庭に移動し、地図で現在ここにいるメンバーの確認をした。えーと…あ、響子が戻っているみたいだな。シズクはまだみたいだ。響子がいるのは俺の家か。家へと入り響子を探そうとしたらすぐにリビングで見つけた。というか残りのケーキ食べてたわ…
「おふぁえふぃ~」
「ただいま…」
というかよく食べるな。これから昼ご飯だぞ? 食べれるんだろうか。
「なんか情報あったか?」
「ん~? そうだねぇ~ たけちゃんたちはまだダンジョンから出てないみたいだよ~ 今日ダンジョンから出てきた人が昨日の夜30階層へと降りていくのを見たって」
「そっか。流石にそこまで追いかけてすれ違ったら意味ないしな。悪いけどたけたちは後回しだな」
「りょーちゃんは?」
「なんか100年ほど前に大きなものをこっち方面に運んできたのを見たってさ」
「ふ~ん…案外それってあの御神木だったり?」
「流石にそれはデカすぎるだろう」
「それもそうだね~」
響子と情報交換が終わると俺は昼食を作り始めた。といっても大したものは作っていない。ほぼありものを複製で人数分増やしたり、気が向いたときに新しいものを作ったりするくらいだ。また今度時間をつくって料理本でも眺めてみるかね。
「お、丁度よかったな! 腹減ってたんだっ」
「おかえりシズク。何か情報はあった?」
「ぼちぼちかな。でもまずは食べてからにしようぜっ」
まあそれもそうだな。エルナとミイを呼んできてもらいテーブルに食事を並べていく。今日はカレーとシチューを選べるようにしてみた。もちろんご飯とパンも選択制。それとサラダを取り出し。みんな自由に食べることに。もちろん忘れずにネコルーとアスも呼び出したが相変わらず魚を食べていたよ。
食事が終わったので情報をまとめることになった。
「んじゃまずは俺の報告からだな。なんでも貴族が動き回ってるらしいぜ。この王都周辺…特に北の方かな?」
また北だ…御神木様の情報も北だし、貴族が動き回っているのも北、昔大きなものが運ばれたのも北の方…か。シズクにも俺と響子の情報を聞かせ、これからの行動をどうするか話す。
「北だねぇ~」
「北へいくしかねぇな」
「うん、一度北の方へと行ってみたほうがいい気がするね」
意見は一致した。となれば地図を見ないとね。ヨルさんに以前書いてもらった地図を取り出しテーブルに置く。王都の位置を確認し、それよりも北を見ると大き目な町は3軒ほどあり、あとは小さな村がいくつかあることがわかる。
「あれ? なあここって何だろう…」
地図の一番北、Uの字をさかさまにした中央の天辺。ここに太く線が引かれていた。陸が離れているならこんな描き方はしないよな?
「あ~…そこは境界門だ」
「境界門?」
「人間たちが住む場所を分断するために置いたって話だぜ。今は閉められたままで放置されているって聞いたぞ」
つまりなんだ? 門はあるけど閉められたまま開けられることもなく放置されていると。怪しすぎないか?
「あーそこ私一度行ったことがあるよぉ~?」
「え、いつ?」
「この世界に召喚されて割とすぐかな。王都周辺とそこを案内してくれたんだ~ なんかその門を越えた先にいる魔王を倒すのが私達を召喚した理由? とかいってた」
魔王か。そういえば召喚された理由はそんなんだったな。
「勇者ってやつはどいつも同じような顔してんだな~」
と言っていた。やはりたけが繰り返し召喚されていることには違いないみたいだ。それともう一つ変わった話で、なんでも100年ほど前に何か大きなものを運んでいたのを見たことがあるそうだ。それがどこに運ばれたのかは知らないらしい。
ちなみになんでドワーフはこっちにいるのか聞いてみると、契約奴隷なんだそうだ。条件は酒の提供で王都で鍛冶をすることなんだとか。まあドワーフらしいと言えばらしいかな。それも最近酒の質が悪いとぼやいでいた。俺が酒を提供したから話してくれたらしいよ。ならさらに酒を渡したら何を教えてくれるかとたずねるとない情報は酒を貰っても話せないとのことだった。鍛冶をしているか酒を飲んでいることが多いから持っている情報が少ないんだそうだ。
他にも数人話を聞いて見たが、大した話は聞けなかった。最近貴族が何やら慌ただしいとかこれは多分ダルシア男爵のことだろうし、パレードの時の掃除が嫌に早く終わったとかは俺のことだよね? そんな感じの話だった。でもこうして話を聞いてみると案外いろんなことに目を向けているということがわかるね。
とりあえず一度戻って他の情報を持ち帰っていないか待ってみるかな。俺は箱庭に移動し、地図で現在ここにいるメンバーの確認をした。えーと…あ、響子が戻っているみたいだな。シズクはまだみたいだ。響子がいるのは俺の家か。家へと入り響子を探そうとしたらすぐにリビングで見つけた。というか残りのケーキ食べてたわ…
「おふぁえふぃ~」
「ただいま…」
というかよく食べるな。これから昼ご飯だぞ? 食べれるんだろうか。
「なんか情報あったか?」
「ん~? そうだねぇ~ たけちゃんたちはまだダンジョンから出てないみたいだよ~ 今日ダンジョンから出てきた人が昨日の夜30階層へと降りていくのを見たって」
「そっか。流石にそこまで追いかけてすれ違ったら意味ないしな。悪いけどたけたちは後回しだな」
「りょーちゃんは?」
「なんか100年ほど前に大きなものをこっち方面に運んできたのを見たってさ」
「ふ~ん…案外それってあの御神木だったり?」
「流石にそれはデカすぎるだろう」
「それもそうだね~」
響子と情報交換が終わると俺は昼食を作り始めた。といっても大したものは作っていない。ほぼありものを複製で人数分増やしたり、気が向いたときに新しいものを作ったりするくらいだ。また今度時間をつくって料理本でも眺めてみるかね。
「お、丁度よかったな! 腹減ってたんだっ」
「おかえりシズク。何か情報はあった?」
「ぼちぼちかな。でもまずは食べてからにしようぜっ」
まあそれもそうだな。エルナとミイを呼んできてもらいテーブルに食事を並べていく。今日はカレーとシチューを選べるようにしてみた。もちろんご飯とパンも選択制。それとサラダを取り出し。みんな自由に食べることに。もちろん忘れずにネコルーとアスも呼び出したが相変わらず魚を食べていたよ。
食事が終わったので情報をまとめることになった。
「んじゃまずは俺の報告からだな。なんでも貴族が動き回ってるらしいぜ。この王都周辺…特に北の方かな?」
また北だ…御神木様の情報も北だし、貴族が動き回っているのも北、昔大きなものが運ばれたのも北の方…か。シズクにも俺と響子の情報を聞かせ、これからの行動をどうするか話す。
「北だねぇ~」
「北へいくしかねぇな」
「うん、一度北の方へと行ってみたほうがいい気がするね」
意見は一致した。となれば地図を見ないとね。ヨルさんに以前書いてもらった地図を取り出しテーブルに置く。王都の位置を確認し、それよりも北を見ると大き目な町は3軒ほどあり、あとは小さな村がいくつかあることがわかる。
「あれ? なあここって何だろう…」
地図の一番北、Uの字をさかさまにした中央の天辺。ここに太く線が引かれていた。陸が離れているならこんな描き方はしないよな?
「あ~…そこは境界門だ」
「境界門?」
「人間たちが住む場所を分断するために置いたって話だぜ。今は閉められたままで放置されているって聞いたぞ」
つまりなんだ? 門はあるけど閉められたまま開けられることもなく放置されていると。怪しすぎないか?
「あーそこ私一度行ったことがあるよぉ~?」
「え、いつ?」
「この世界に召喚されて割とすぐかな。王都周辺とそこを案内してくれたんだ~ なんかその門を越えた先にいる魔王を倒すのが私達を召喚した理由? とかいってた」
魔王か。そういえば召喚された理由はそんなんだったな。
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