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いいことと悪いこと
295. この再会は嬉しくない
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午後からはまた同じように夕食用の食事の複製をした後ガチャを再開する。午前中は55回ガチャを引いたけど目的のスキルは出なかった。
ガチャポイント:213276→188276
ポイントのヘリが激しいな。ガチャの内容はあまりよく見ていない。というか今は新しいスキルを覚えるより目的のスキルを手に入れる方が先だから後回しなんだ。というわけで再びまず同じだけ引いてみようか…
ガチャポイント:188276→163276
これはやばいね。やっぱりスキルガチャは消費が大きくてたくさん回すとあっという間にポイントが無くなってしまう。このペースで回していると数日でこのポイントが無くなってしまうぞ。もう一度髪の毛を切るべきか…
「ふぅ…」
それにしてもこれはなんだろうか? 俺は目の前に置いてある地図に視線を向けた。たけが一人になったら話を聞こうかと思ってちらちらと見ていたんだが、いつまでたっても一人にならない。なぜか雪乃と一緒に行動をしている。というか暇なのかこの箱庭の中をうろうろして回っているな。こうなってくると昼間は無理だろうから寝る直前にたけのとこに顔をだしてみるか。
「よし、ちょっと息抜きするかね」
座ってガチャを引いてばかりだと変な疲れを感じる。こう…ガチャを回すのは好きなんだけど、それが半分強制となると面白くないというかなんというか…まあそんな感じ?
「…ブンナーの様子でも見てくるか」
昨夜ごっそりと土を回収したのでそれで町の様子がどうなっているか見ておくのは悪いことじゃないだろう。一人でならすぐ戻ってこれるしな。ということで俺はブンナーへと足を運んだ。
「うわー…」
なんというか、人だかりがすごい。まあそりゃそうだよな。いきなり大穴が開いているんだ、誰もが気になってみたくもなる。普段は人があまり寄らない場所だったのに今じゃ一目見ようと人がやって来ていてそれをあの見張りをしていた人たちが押さえているって感じだね。まあ俺も近づけないわけなんだけども。こうなってくると今度はどうやって土を戻そうかね~ まあまず土が全部用意出来るまでには考えておかないとな。
そうだついでに王都の様子も見てくるか。あれから何日たったっけ? まさかまだ出入り制限かかっているとか??
王都につくとまずはそれぞれの門の様子を眺めてみる。うーん…見た感じ普通にみえないこともないけれど、若干顔をよく見ているようにも見えるな。まだ完全に警戒はとけていないってことだろうか。まあ今の所王都に用事はないから別にいいんだけどね。
お…? そうだ、外に出たついでだポイントをちょっと稼いでこようか。たしかフランモネの外がすごい草生えてたよな。誰も草取りしないみたいだし少しくらい回収しても怒られないだろう。早速俺はフランモネへと飛んだ。止まったことがある宿の外あたりへ。
「な、なんだっ?」
「あ、わるい」
タイミングが悪かったな。丁度歩いて向かってきた人の目の前に出てしまってぶつかった。振り返って謝るとその人は人差し指を俺に向けて何か言いたそうに固まっていた。なんか妙な反応だな…というか人族かこの人。
「お、おまっ …このっ」
そしていきなりつかみかかってこようとしたのでひらりと躱す俺。男につかみかかられても何も嬉しくもないし…いや、女だからいいってわけじゃなくて、話もせずにこの態度は相手にしたくないだろう。
「あ! こいつはこの間のっ」
「…ん?」
あれ…また人族だ。この町ってこんなに人族いたっけ?
「くそ~~~ なああんた、俺たちはどうやったらブンナーへ帰れるんだよっ 連れてきた本人ならわかるだろう? 教えてくれよ!!」
…俺が連れてきた? そういえばそんなこともあったようななかったような…あーあの檻にすし詰めにした人たちかっ なんでそんな人たちを元の町に戻さないといけないんだ。帰りたかったら自分でお帰りください! こいつらがいたらフランモネで草を取ってたらまた捕まりそうだ。あきらめて帰ろう。
ガチャポイント:213276→188276
ポイントのヘリが激しいな。ガチャの内容はあまりよく見ていない。というか今は新しいスキルを覚えるより目的のスキルを手に入れる方が先だから後回しなんだ。というわけで再びまず同じだけ引いてみようか…
ガチャポイント:188276→163276
これはやばいね。やっぱりスキルガチャは消費が大きくてたくさん回すとあっという間にポイントが無くなってしまう。このペースで回していると数日でこのポイントが無くなってしまうぞ。もう一度髪の毛を切るべきか…
「ふぅ…」
それにしてもこれはなんだろうか? 俺は目の前に置いてある地図に視線を向けた。たけが一人になったら話を聞こうかと思ってちらちらと見ていたんだが、いつまでたっても一人にならない。なぜか雪乃と一緒に行動をしている。というか暇なのかこの箱庭の中をうろうろして回っているな。こうなってくると昼間は無理だろうから寝る直前にたけのとこに顔をだしてみるか。
「よし、ちょっと息抜きするかね」
座ってガチャを引いてばかりだと変な疲れを感じる。こう…ガチャを回すのは好きなんだけど、それが半分強制となると面白くないというかなんというか…まあそんな感じ?
「…ブンナーの様子でも見てくるか」
昨夜ごっそりと土を回収したのでそれで町の様子がどうなっているか見ておくのは悪いことじゃないだろう。一人でならすぐ戻ってこれるしな。ということで俺はブンナーへと足を運んだ。
「うわー…」
なんというか、人だかりがすごい。まあそりゃそうだよな。いきなり大穴が開いているんだ、誰もが気になってみたくもなる。普段は人があまり寄らない場所だったのに今じゃ一目見ようと人がやって来ていてそれをあの見張りをしていた人たちが押さえているって感じだね。まあ俺も近づけないわけなんだけども。こうなってくると今度はどうやって土を戻そうかね~ まあまず土が全部用意出来るまでには考えておかないとな。
そうだついでに王都の様子も見てくるか。あれから何日たったっけ? まさかまだ出入り制限かかっているとか??
王都につくとまずはそれぞれの門の様子を眺めてみる。うーん…見た感じ普通にみえないこともないけれど、若干顔をよく見ているようにも見えるな。まだ完全に警戒はとけていないってことだろうか。まあ今の所王都に用事はないから別にいいんだけどね。
お…? そうだ、外に出たついでだポイントをちょっと稼いでこようか。たしかフランモネの外がすごい草生えてたよな。誰も草取りしないみたいだし少しくらい回収しても怒られないだろう。早速俺はフランモネへと飛んだ。止まったことがある宿の外あたりへ。
「な、なんだっ?」
「あ、わるい」
タイミングが悪かったな。丁度歩いて向かってきた人の目の前に出てしまってぶつかった。振り返って謝るとその人は人差し指を俺に向けて何か言いたそうに固まっていた。なんか妙な反応だな…というか人族かこの人。
「お、おまっ …このっ」
そしていきなりつかみかかってこようとしたのでひらりと躱す俺。男につかみかかられても何も嬉しくもないし…いや、女だからいいってわけじゃなくて、話もせずにこの態度は相手にしたくないだろう。
「あ! こいつはこの間のっ」
「…ん?」
あれ…また人族だ。この町ってこんなに人族いたっけ?
「くそ~~~ なああんた、俺たちはどうやったらブンナーへ帰れるんだよっ 連れてきた本人ならわかるだろう? 教えてくれよ!!」
…俺が連れてきた? そういえばそんなこともあったようななかったような…あーあの檻にすし詰めにした人たちかっ なんでそんな人たちを元の町に戻さないといけないんだ。帰りたかったら自分でお帰りください! こいつらがいたらフランモネで草を取ってたらまた捕まりそうだ。あきらめて帰ろう。
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