19 / 64
19話 乙女ゲームを知らない男共に彼女の気持ちは分からない
しおりを挟む
転生系の小説を読んで、うかうかと書いてしまいましたが、石鹸は12世紀、クリスタルグラスは15世紀にはあったそうです。人類の歴史を舐めていた。
よって、石鹸に会わせて、ガラスもクリスタルはないことにしました。古代ヨーロッパ設定ですね。
<たまにはお酒を>で使うのは、そういうわけで青緑色のグラス・・・
しかし、紀元前とか古代エジプトより劣った生活用品?と思われる中世ヨーロッパ。
長い期間でもありますし、詳しくない私に言えることはありませんが、暗黒のと冒頭に付くのは正しい?
**************************
これって、もしや転生者?
農業と石鹸と学校、これって生産チートの三種の神器だよな。
「他には聞いていませんか」
「特には?
侯爵領は豊かで金もあるしで、領民にも人気が高い。
石鹸も今では国内だけでなく、国外にも広まっているので、かなりの金が集まっています。
ただ、国外に関してはぜいたく品として関税を10割掛けているので王国もかなりの収益になっているはずです。
問題は徐々に侯爵家が力をつけていることです。
第3王子の母親である側室は侯爵の妹。2代続けて王族に縁付かせようとする野心の強さには警戒すべきだと考えています」
「それでは婚約は侯爵家からで間違いないのですね」
「えぇ、強引でした。力を持ち始めたころではあったし、派閥の貴族もうるさいしで。
王家もそれなりの援助はしていたのですが、侯爵家の支援に較べるとささやかなものでしたので、西の地方の貴族たちは彼の家に尻尾を振っていました。
そして婚約と同時に石鹸の国外販売、関税の徴収と、お互いに利益を見出してうまくいくはずだったのです。
ところが侯爵令嬢のあの態度です、上層部としては困惑を隠せなかったものです」
俺も不思議だ。元婚約者殿は一体何を考えていたのだろう。
「よくはわかりませんが、それは普通に令嬢のわがままでとおるものですか?
それでは侯爵は彼女に甘すぎはしませんか?」
教官が首を横に振り、ためらいながらも、不確かすぎるのでと1つの推測を口にした。
「実は1つの噂があります。
領の農作物を豊作にしたのも石鹸を発明したのも彼のご令嬢だと言う話が」
「でもそのころご令嬢はまだ、9歳。実際には6,7歳で農業に手を伸ばしたことになります」
「その通りだゴードン。それがネックになっている。
ただ近年一部の女性が身に纏っている、フリルとふくらみの少ないドレスは彼女が流行らせたものらしい。これと庶民の学校を作る施策は彼女の提案だと知られています。
それにおかしいと思うことが・・・侯爵はそれほど甘い父親ではなかったはずです。
侯爵にはすでに結婚した娘と婚約中の息子がいますが、しっかりと利益の出る政略相手を選んでいます。
特に子供のわがままを聞いたとの話も聞きません」
「末娘だから甘いとか・・・」
「オリバーのほうが甘い、そんな甘い考えは捨てた方がいいですよ。
たとえば学校を1つ建てる。雇わなければいけない先生は何人だと思いますか」
「えっと、3人ぐらい・・・」
「そうですね、幾ら小さなところでもそれぐらいは必要でしょう。個人塾ではないのですから。
そして、石版、石筆、あとはインクに紙。これらは消耗品です。教科書も必要です。
先生は年に大金貨4,5枚。インクは一瓶銀貨3枚。紙は安物でも大銅貨1枚はします」
ゴードンは詳しいな。そして教官が付け加える。
「子供を呼び込むためにお昼を出していると聞いています」
「それでは生徒が50人としてどこかの建物を借りたにしても、設立費用と1年間の維持に大金貨50枚ぐらい掛かるのではないですか。
それをいくつ作ったと言うんです。
例えば街ごとに作ったとして・・・」
「あの領に街は4つだ。神様のおかげだ、直ぐに分かります」
「よかったですね、オリバー。そういう訳で当初に大金貨200枚、その後は年間大金貨140枚は掛かる慈善事業は子供のわがままの範疇を超えています。毎年コンスタントに金が出て行くのはなかなかきついものです」
「宝石やドレスの方が普通に考えれば安上がりですね。
まあ、そういう訳で、それを出させても惜しくない功績を立てたのではないかと考えられます。
それが事実であれば、王子とあまり会わないと言うわがままが通るのも納得できます」
ゴードンがうなずく。
「貴族のご令嬢らしくはありませんが、年齢を考えなければ、その説は納得がいきますね」
「結論が出せる話ではないので、とりあえずそのことは頭に入れておいて下されれば結構です。
どちらにしろフィーゲル派閥の御二人とは婚約破棄で話をつける予定です。
好ましくはないのですが、フィーゲル侯爵令嬢は他の王子の妃にせざるおえないでしょう。
あとの御三方は様子見ですね。
あなた方が3年もいないのでは、かなり待たせることになりますから。
戻ってきたときの地位も不安定だということになっているので、向こうの判断待ちです。
最後の受け皿として一代限りの女子爵の地位と年俸を用意してありますので、かなりの好条件を提示したと思っています。
実際のところ、有益な相手なので待っていて欲しいのが本音です。
皆様お若いので、3年後でも19歳と20歳です。ぎりぎり許されるのではないかと期待してます」
これで一通りの話はおわったのか。しかし教官は事情に詳しいな。もっとも、そういう人物を寄越したのかもしれないが。あとは騎士たちと雑談をしながら、すき間を埋めていくか。
「それで最後にお聞きしたいことがあるのですが・・・エリオンとヤルデルトの消息です」
「聞かれると思いました。彼らの消息は不明です。出奔したのです」
「「「・・・・・」」」
「皆様、出奔されるのがお好きなようで、今は密かに捜索をしているところです」
特別に出奔が好きなわけではないが、5人中4人がそうだと、嫌味も甘んじて受けなければいけないだろう。
「その件に関しては様子見ですね」
なんだかややこしい状況だ。王政とはいえ、貴族の力が強いと王族はただのお飾りとなる。
兄上は大丈夫かな。本当は側についていたいけれど、できない。身から出たさびとはいえ、きびしいな。
お酒が飲みたいなあ。”お酒は20歳から” という標語があったけれど、ここは異世界だし、少しはいいかな・・・いいよね、今日の話も濃かったし、もう疲れたよ。
******************
えっと、説明しておいた方が良いような気がするので。
いくら令嬢としては型破りなことをしようと、悪役令嬢を取り囲む環境は普通です。
この時代設定で行けば、侍女に囲まれ、屋敷の外のことも殆ど知りません。
そして領民は貴族と商人と冒険者以外は領の外にでることができません。
よって、豊かになったことを喜ぶ領民とその噂を聞いている人々しか周りにいません。
冒険者?お嬢様の近くに来れる人種ではありません。
あとは男は女性に政治の話はしません。政治は男のものと考えられています。
王宮?そこでは・・・
結論 最初は彼女は善意の元女子高生でした
王子は何のかんのと言っても王子です。望めば高度な情報が手に入ります。王太子と直結しているし。それに地味に御曹司チート?がきいています。情報の取り方、取れる場所などを知っているんですよね
よって、石鹸に会わせて、ガラスもクリスタルはないことにしました。古代ヨーロッパ設定ですね。
<たまにはお酒を>で使うのは、そういうわけで青緑色のグラス・・・
しかし、紀元前とか古代エジプトより劣った生活用品?と思われる中世ヨーロッパ。
長い期間でもありますし、詳しくない私に言えることはありませんが、暗黒のと冒頭に付くのは正しい?
**************************
これって、もしや転生者?
農業と石鹸と学校、これって生産チートの三種の神器だよな。
「他には聞いていませんか」
「特には?
侯爵領は豊かで金もあるしで、領民にも人気が高い。
石鹸も今では国内だけでなく、国外にも広まっているので、かなりの金が集まっています。
ただ、国外に関してはぜいたく品として関税を10割掛けているので王国もかなりの収益になっているはずです。
問題は徐々に侯爵家が力をつけていることです。
第3王子の母親である側室は侯爵の妹。2代続けて王族に縁付かせようとする野心の強さには警戒すべきだと考えています」
「それでは婚約は侯爵家からで間違いないのですね」
「えぇ、強引でした。力を持ち始めたころではあったし、派閥の貴族もうるさいしで。
王家もそれなりの援助はしていたのですが、侯爵家の支援に較べるとささやかなものでしたので、西の地方の貴族たちは彼の家に尻尾を振っていました。
そして婚約と同時に石鹸の国外販売、関税の徴収と、お互いに利益を見出してうまくいくはずだったのです。
ところが侯爵令嬢のあの態度です、上層部としては困惑を隠せなかったものです」
俺も不思議だ。元婚約者殿は一体何を考えていたのだろう。
「よくはわかりませんが、それは普通に令嬢のわがままでとおるものですか?
それでは侯爵は彼女に甘すぎはしませんか?」
教官が首を横に振り、ためらいながらも、不確かすぎるのでと1つの推測を口にした。
「実は1つの噂があります。
領の農作物を豊作にしたのも石鹸を発明したのも彼のご令嬢だと言う話が」
「でもそのころご令嬢はまだ、9歳。実際には6,7歳で農業に手を伸ばしたことになります」
「その通りだゴードン。それがネックになっている。
ただ近年一部の女性が身に纏っている、フリルとふくらみの少ないドレスは彼女が流行らせたものらしい。これと庶民の学校を作る施策は彼女の提案だと知られています。
それにおかしいと思うことが・・・侯爵はそれほど甘い父親ではなかったはずです。
侯爵にはすでに結婚した娘と婚約中の息子がいますが、しっかりと利益の出る政略相手を選んでいます。
特に子供のわがままを聞いたとの話も聞きません」
「末娘だから甘いとか・・・」
「オリバーのほうが甘い、そんな甘い考えは捨てた方がいいですよ。
たとえば学校を1つ建てる。雇わなければいけない先生は何人だと思いますか」
「えっと、3人ぐらい・・・」
「そうですね、幾ら小さなところでもそれぐらいは必要でしょう。個人塾ではないのですから。
そして、石版、石筆、あとはインクに紙。これらは消耗品です。教科書も必要です。
先生は年に大金貨4,5枚。インクは一瓶銀貨3枚。紙は安物でも大銅貨1枚はします」
ゴードンは詳しいな。そして教官が付け加える。
「子供を呼び込むためにお昼を出していると聞いています」
「それでは生徒が50人としてどこかの建物を借りたにしても、設立費用と1年間の維持に大金貨50枚ぐらい掛かるのではないですか。
それをいくつ作ったと言うんです。
例えば街ごとに作ったとして・・・」
「あの領に街は4つだ。神様のおかげだ、直ぐに分かります」
「よかったですね、オリバー。そういう訳で当初に大金貨200枚、その後は年間大金貨140枚は掛かる慈善事業は子供のわがままの範疇を超えています。毎年コンスタントに金が出て行くのはなかなかきついものです」
「宝石やドレスの方が普通に考えれば安上がりですね。
まあ、そういう訳で、それを出させても惜しくない功績を立てたのではないかと考えられます。
それが事実であれば、王子とあまり会わないと言うわがままが通るのも納得できます」
ゴードンがうなずく。
「貴族のご令嬢らしくはありませんが、年齢を考えなければ、その説は納得がいきますね」
「結論が出せる話ではないので、とりあえずそのことは頭に入れておいて下されれば結構です。
どちらにしろフィーゲル派閥の御二人とは婚約破棄で話をつける予定です。
好ましくはないのですが、フィーゲル侯爵令嬢は他の王子の妃にせざるおえないでしょう。
あとの御三方は様子見ですね。
あなた方が3年もいないのでは、かなり待たせることになりますから。
戻ってきたときの地位も不安定だということになっているので、向こうの判断待ちです。
最後の受け皿として一代限りの女子爵の地位と年俸を用意してありますので、かなりの好条件を提示したと思っています。
実際のところ、有益な相手なので待っていて欲しいのが本音です。
皆様お若いので、3年後でも19歳と20歳です。ぎりぎり許されるのではないかと期待してます」
これで一通りの話はおわったのか。しかし教官は事情に詳しいな。もっとも、そういう人物を寄越したのかもしれないが。あとは騎士たちと雑談をしながら、すき間を埋めていくか。
「それで最後にお聞きしたいことがあるのですが・・・エリオンとヤルデルトの消息です」
「聞かれると思いました。彼らの消息は不明です。出奔したのです」
「「「・・・・・」」」
「皆様、出奔されるのがお好きなようで、今は密かに捜索をしているところです」
特別に出奔が好きなわけではないが、5人中4人がそうだと、嫌味も甘んじて受けなければいけないだろう。
「その件に関しては様子見ですね」
なんだかややこしい状況だ。王政とはいえ、貴族の力が強いと王族はただのお飾りとなる。
兄上は大丈夫かな。本当は側についていたいけれど、できない。身から出たさびとはいえ、きびしいな。
お酒が飲みたいなあ。”お酒は20歳から” という標語があったけれど、ここは異世界だし、少しはいいかな・・・いいよね、今日の話も濃かったし、もう疲れたよ。
******************
えっと、説明しておいた方が良いような気がするので。
いくら令嬢としては型破りなことをしようと、悪役令嬢を取り囲む環境は普通です。
この時代設定で行けば、侍女に囲まれ、屋敷の外のことも殆ど知りません。
そして領民は貴族と商人と冒険者以外は領の外にでることができません。
よって、豊かになったことを喜ぶ領民とその噂を聞いている人々しか周りにいません。
冒険者?お嬢様の近くに来れる人種ではありません。
あとは男は女性に政治の話はしません。政治は男のものと考えられています。
王宮?そこでは・・・
結論 最初は彼女は善意の元女子高生でした
王子は何のかんのと言っても王子です。望めば高度な情報が手に入ります。王太子と直結しているし。それに地味に御曹司チート?がきいています。情報の取り方、取れる場所などを知っているんですよね
1
あなたにおすすめの小説
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる