30 / 64
30話 女神の裏話
しおりを挟む
**********
さて、男共がにぶすぎて、この話が終ろうとも真相にたどり着きそうにないので、ここで〇〇が種明かしをいたします。
そしてついでに恐るべき乙女ゲームの真実をお教えしましょう。
まず、チョロインと悪役令嬢はゲームの記憶を持ったまま転生させられた、ただの高校生です。
魅了の力は持っていません。
男性の方こそが干渉を受けて、ゆがまされているだけなのです。
なぜ、そのようになったかといいますと。
まず、ヒロインが魅了の力を発揮します。
すると、モブのストーカーが出てくるかもしれません。
ヒロインに狂って、身分差も省みないモブが出てくるかもしれません。
だって耐性のある美青年たちがあそこまでおかしくなるのです、耐性のないモブがどうなるか、いかんともしがたいものがあります。
しかし、それは美しくない絵です。
モブたちは美少女にぼーっとしていればいいのです。
モブはあの中には入るんじゃありません、ということです。
ヒロインは美青年たちだけに囲まれる、モブは遠くから眺める。
これを実現するには全方向に効く魅了の力はまずいのです BY 女神
その上に夜会です。
実際の宮廷で力を持っているのは誰か。
三重苦のはげ、でぶのおじさんかもしれません。
若者は大体、力なんぞ持っていません。
ただ普通は理性の効いた大人は、若者の恋愛ゲームの中には入りません。
でも魅了の力に毒されたら、どうなるでしょうか。
実力者とは欲しいものを手にする力のあるおじさんのことをいいます。
そう、若者なんぞ、蹴散らかして、おじさんたちがヒロインを取り囲むでしょう。
いかに魅了の力が恐ろしいものか理解していただけたでしょうか。
ここは個別に美青年だけにヒロインを好きにさせるのが、多少面倒でも確実な方法なのです。
そして美しい若者たちだけが狂わされたのです。
そして、今回のこれは、女神が第2ステージのために打った布石だったのです。
バルコニーで微笑む悪役令嬢、そのシーンを見たがっていた女神、覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
悪役令嬢を主役とする第2部、信奉者が必要です。
そのために心変わりをさせられたエリオンとヤルゲルト。
所詮当て馬ですが、必要な人材でもありました。
そういうわけで、これが今回の真相です。
しかし、つくづく思いますが、乙女ゲームを知らない人間を主役に立てると、お約束は空の彼方に行ってしまいますね。
違うんだよ、ただ彼女は断罪を回避したかっただけなんだと言いたかったあの場面で、彼女は秘密主義の警戒すべき人間になっているし。
本当は彼女は繊細で怖がりの少女なんだという設定を、彼らが1%も信じないのも彼らからしたら当然であっても、釈然としないものがあります。
今回も不気味な出来事として、心にとげが刺さったように残っていくのでしょう。
女神が彼らを当て馬にしたかっただけなんだよと教えてあげたい・・・
ただ、それは王子の中の人にだけ。側近たちは薬珠を飲まされて、すっきり。
彼らは王子の中の人を主と思い、彼を精神的支えとしているので、あまり悩みません。ただ、出来ることを精一杯がんばるのみです。
勿論こんな理想的な関係は有能で信頼できる主がいた場合だけです。
そして、本人的には残念なことに、財閥の御曹司として育てられた彼は、それを自然と受け入れ、上に立ち行動することに疑問を感じません。
まあ、普段はこきつかわれる運命なのですから、そのくらいの役得はあってもいいでしょう。
王子の中の人、がんば!!
*****************
さて、男共がにぶすぎて、この話が終ろうとも真相にたどり着きそうにないので、ここで〇〇が種明かしをいたします。
そしてついでに恐るべき乙女ゲームの真実をお教えしましょう。
まず、チョロインと悪役令嬢はゲームの記憶を持ったまま転生させられた、ただの高校生です。
魅了の力は持っていません。
男性の方こそが干渉を受けて、ゆがまされているだけなのです。
なぜ、そのようになったかといいますと。
まず、ヒロインが魅了の力を発揮します。
すると、モブのストーカーが出てくるかもしれません。
ヒロインに狂って、身分差も省みないモブが出てくるかもしれません。
だって耐性のある美青年たちがあそこまでおかしくなるのです、耐性のないモブがどうなるか、いかんともしがたいものがあります。
しかし、それは美しくない絵です。
モブたちは美少女にぼーっとしていればいいのです。
モブはあの中には入るんじゃありません、ということです。
ヒロインは美青年たちだけに囲まれる、モブは遠くから眺める。
これを実現するには全方向に効く魅了の力はまずいのです BY 女神
その上に夜会です。
実際の宮廷で力を持っているのは誰か。
三重苦のはげ、でぶのおじさんかもしれません。
若者は大体、力なんぞ持っていません。
ただ普通は理性の効いた大人は、若者の恋愛ゲームの中には入りません。
でも魅了の力に毒されたら、どうなるでしょうか。
実力者とは欲しいものを手にする力のあるおじさんのことをいいます。
そう、若者なんぞ、蹴散らかして、おじさんたちがヒロインを取り囲むでしょう。
いかに魅了の力が恐ろしいものか理解していただけたでしょうか。
ここは個別に美青年だけにヒロインを好きにさせるのが、多少面倒でも確実な方法なのです。
そして美しい若者たちだけが狂わされたのです。
そして、今回のこれは、女神が第2ステージのために打った布石だったのです。
バルコニーで微笑む悪役令嬢、そのシーンを見たがっていた女神、覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
悪役令嬢を主役とする第2部、信奉者が必要です。
そのために心変わりをさせられたエリオンとヤルゲルト。
所詮当て馬ですが、必要な人材でもありました。
そういうわけで、これが今回の真相です。
しかし、つくづく思いますが、乙女ゲームを知らない人間を主役に立てると、お約束は空の彼方に行ってしまいますね。
違うんだよ、ただ彼女は断罪を回避したかっただけなんだと言いたかったあの場面で、彼女は秘密主義の警戒すべき人間になっているし。
本当は彼女は繊細で怖がりの少女なんだという設定を、彼らが1%も信じないのも彼らからしたら当然であっても、釈然としないものがあります。
今回も不気味な出来事として、心にとげが刺さったように残っていくのでしょう。
女神が彼らを当て馬にしたかっただけなんだよと教えてあげたい・・・
ただ、それは王子の中の人にだけ。側近たちは薬珠を飲まされて、すっきり。
彼らは王子の中の人を主と思い、彼を精神的支えとしているので、あまり悩みません。ただ、出来ることを精一杯がんばるのみです。
勿論こんな理想的な関係は有能で信頼できる主がいた場合だけです。
そして、本人的には残念なことに、財閥の御曹司として育てられた彼は、それを自然と受け入れ、上に立ち行動することに疑問を感じません。
まあ、普段はこきつかわれる運命なのですから、そのくらいの役得はあってもいいでしょう。
王子の中の人、がんば!!
*****************
1
あなたにおすすめの小説
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
「お前は無能だ」と追放した勇者パーティ、俺が抜けた3秒後に全滅したらしい
夏見ナイ
ファンタジー
【荷物持ち】のアッシュは、勇者パーティで「無能」と罵られ、ダンジョン攻略の直前に追放されてしまう。だが彼がいなくなった3秒後、勇者パーティは罠と奇襲で一瞬にして全滅した。
彼らは知らなかったのだ。アッシュのスキル【運命肩代わり】が、パーティに降りかかる全ての不運や即死攻撃を、彼の些細なドジに変換して無効化していたことを。
そんなこととは露知らず、念願の自由を手にしたアッシュは辺境の村で穏やかなスローライフを開始。心優しいエルフやドワーフの仲間にも恵まれ、幸せな日々を送る。
しかし、勇者を失った王国に魔族と内通する宰相の陰謀が迫る。大切な居場所を守るため、無能と蔑まれた男は、その規格外の“幸運”で理不尽な運命に立ち向かう!
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる