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YUKI0306

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凛と母

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私、凛の両親が離婚して早2年。私は母親に着いて行った。しかし母は仕事と子育てに追われストレスが溜まっていた。それを毎日私にぶつけてくる。髪を引っ張られたり殴られたり。私は黙って耐え続けるしか無かった。
ある日仕事から帰ってきた母が私に近づいてきた。何をされるのかと恐怖で目をつぶった。しかし何も起こらない。すると母が
「今日はどっか食べに行こうか」
と言った。私はとても驚いた。外食なんていつぶりだろう。母の優しい声を聞いたのはいつぶりだろう。私たちは戸締まりを確認して出発した。
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