187 / 564
第186話 良き信頼関係
しおりを挟む
試合終了の合図が鳴り終わると、リーベストは魔法を解除した。
「いや~なかなかに楽しかったぞ、坊ちゃん。まぁ、オービンと比べたらまだまだだけどな」
「はぁ~……最後のアレ何ですか?」
ゼオンはリーベストに率直に疑問をぶつけると、リーベストは何も隠す事無く話し始めた。
「あれは、魔法の武器に魔力を覆っただけさ」
「え? それだけ?」
「あぁ、それだけだぞ」
「いや普通に凄いけど、それだけであんな紙の様に、僕の武装したゴーレムを斬られるなんて」
するとリーベストはゼオンの肩に片手をポンと置いた。
「まぁ、俺が坊ちゃんより凄かったて事だな。まだまだ頑張りましょうだな、坊ちゃん。にしても、あのゴーレムの数はいつ見ても凄いな。俺には出来んぞ。それにあの砲台も凄いな、あのまま魔法を放つと今までの坊ちゃんが放っていた魔法よりも、威力が上がってるんだな。あれが今回だと一番驚いたな」
リーベストは腕を組みながらゼオンの戦い方に感心し、頷いていた。
「(うぅ……本当にこの人は、どうしていつも急に感心しだすかな。調子が狂うんだよな……)」
そしてシニアランク男子第3試合は、シリウス魔法学院のリーベストの勝利で終了となり両者が互いに通路へと戻り始め、会場もアナウンスによって女子の試合開始まで暫く休憩時間とした。
ゼオンは通路へと戻るとそこには婚約者でもあるリオナと、妹のシルビィ、そして従者でもあるラウォルツが待っていた。
「お疲れ様、ゼオン」
「リオナ、シルビィ、ラウォルツ。どうしてここに?」
「どうしてって、そんなのゼオンが落ち込み過ぎない様にリオナ姉様とラウォルツと一緒に声を掛けに来たのよ」
シルビィの言葉にラウォルツは頷く。
「心配してくれてありがとう、皆。まさかあんな風に簡単に突破されるとは思わなくてさ、リーベストはやっぱり強いよ」
「そうね、リーベストは強いわ。でも、貴方も同等よゼオン。終わってからのリーベストはいつもの様に、少しおしゃべりな感じだったけども、戦いでは貴方との戦いを楽しんでいたわ。それに、彼も余裕で勝ったとも思っていないでしょうね」
「そうかな? あのリーベストだよ。……でも、僕もリーベストとの戦いは全力を出し切ったし、ほんの少しだけど楽しかったよ」
ゼオンは後半の方をボソッと呟くように言うと、リオナは笑顔で微笑みかけた。
それを見たゼオンは急に恥ずかしくなったのか顔をそむけた。
「あ~ゼオン。何恥ずかしがってんの?」
「べ、別に恥ずかしがってないっての! ニヤニヤして覗き込んで来るなよ、シルビィ」
「え~本当に? リオナ姉様はどう思います?」
「ゼオンが顔をそむける時は大抵、嘘を付く時か、恥ずかしい時だからどっちかね」
「リ、リオナ!?」
ゼオンはリオナの返答に動揺してしまうと、リオナは動揺するゼオンの顔を見てクスッと笑ってしまう。
「シルビィ様、あまりゼオン様をからかわないで下さい。ゼオン様が物凄く動揺していますから」
「は~い。分かったよラウォルツ。だってさ、ゼオン」
「ラウォルツ! お前も余計なこと言わなくていいって」
「よ、余計でしたかゼオン様?」
その後ゼオンたちは、暫し賑やかな雰囲気で控室へと戻って行った。
一方でリーベストは通路に入ると、直ぐに壁に寄りかかりそのまま座り込んでしまう。
「はぁ……はぁ……いや、少し魔力を使い過ぎたな……やっぱり、魔法を武器の形に維持しつつ魔力を纏わせるとかきついな……」
リーベストはゼオンとの戦いの最後に行った、魔法を武器としそこに魔力を纏わせた事で異常なまでの魔力消費により、少し動けなくなっていた。
あの時魔力を纏わせた事により、魔法の武器の切れ味が上がり威力が増したため、ゼオンの武装ゴーレムを簡単に倒せていたのだ。
これはラーウェンの魔力の剣からの発想で、魔法の武器に対して魔力を覆う事で魔法の効果を増幅、そして威力アップに成功した結果であった。
「まだまだ完璧なものではなかったが、実践で使える事は分かったから良しとするか……だが、長時間使った際のこの反動は考慮してなかったな。どうするか」
そう言ってラーウェンが天井を見上げていると、ある人物が声を掛けて来る。
「さっきまでかっこよかったお前はどこいったんだよ、リーベスト」
「いや~参ったよ。想像以上に魔力を使ってしまって立つのも出来ないと来た。だから手を貸してくれよ、二コル」
そこに現れたのは、同じ学院で同級生でもありパートナー的な存在でもある、二コル・ノーザンであった。
二コルは軽くため息をついた後、座り込んでしまったリーベストに手を差し伸べて引っ張り上げる。
そのまま肩を貸して、歩き始める。
「俺がここに来なかったら、どうしてたんだよリーベスト」
「いや~とりあえず動けるようになるまであそこで座ってたかな~。まぁ、誰からしら来るんじゃないかとは思ってから、そこまで心配はしてなかったぞ。現に二コルが来てくれたしな」
「のんきに言うなお前は。一応、今のお前は魔力欠乏状態だからな。分かってるのか?」
「分かってるよ。頭ガンガンだし、体が怠いし、動けないしな」
「だったら、もう少し危機感を出せ。全くお前は、最高学年なんだから後輩の様な面倒を俺に見させるなよ」
「いつも悪いね、二コル。感謝しているよ。ありがとう」
「そう言う事を素直に言えるのは、お前の良い所だよリーベスト」
「そうか? サンキュー!」
リーベストの笑顔での返しに二コルは小さくため息を付くが、そのままリーベストの話に付き合いながら二コルは医務室へ向かって行った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
シニアランク男子の全試合が終了し、休憩時間を経て、会場には残り3試合を観ようと観客たちが大勢押し掛けて来ていた。
会場ではアナウンスによって、シニアランク女子の3試合の対戦表が流され観客たちのボルテージを上げていた。
そして会場が最高潮に達した時に、シニアランク女子第1試合の代表選手たちの名前が呼ばれ、会場へと入場して来た。
先に名前を呼ばれたのは、クレイス魔法学院のマーガレット・バレルであった。
マーガレットは観客たちの声援に答えながら入場して来て、相手の入場を待つために立ち止まる。
そして対戦相手の、王都メルト魔法学院のエリス・クリセントが入場して来て、マーガレットと同様にある程度の位置で立ち止まる。
「エリス。準備は出来ていますか?」
「誰に言っているんだマーガレット? お前こそ、緊張してるんじゃないのか?」
「そんな事ありませんわ。なんせ、ミカロスさんがかかっていますからね」
「……」
マーガレットの発言に対し、エリスは黙ったままマーガレットを見つめた後、ニコッと笑いかける。
「ボコボコに潰してあげるわ」
「上等ですわ。返り討ちにして、ミカロスさんに現彼女より良い所を見せつけるいい機会ですから!」
直後、女子第1試合開始の合図が鳴り響く。
「いや~なかなかに楽しかったぞ、坊ちゃん。まぁ、オービンと比べたらまだまだだけどな」
「はぁ~……最後のアレ何ですか?」
ゼオンはリーベストに率直に疑問をぶつけると、リーベストは何も隠す事無く話し始めた。
「あれは、魔法の武器に魔力を覆っただけさ」
「え? それだけ?」
「あぁ、それだけだぞ」
「いや普通に凄いけど、それだけであんな紙の様に、僕の武装したゴーレムを斬られるなんて」
するとリーベストはゼオンの肩に片手をポンと置いた。
「まぁ、俺が坊ちゃんより凄かったて事だな。まだまだ頑張りましょうだな、坊ちゃん。にしても、あのゴーレムの数はいつ見ても凄いな。俺には出来んぞ。それにあの砲台も凄いな、あのまま魔法を放つと今までの坊ちゃんが放っていた魔法よりも、威力が上がってるんだな。あれが今回だと一番驚いたな」
リーベストは腕を組みながらゼオンの戦い方に感心し、頷いていた。
「(うぅ……本当にこの人は、どうしていつも急に感心しだすかな。調子が狂うんだよな……)」
そしてシニアランク男子第3試合は、シリウス魔法学院のリーベストの勝利で終了となり両者が互いに通路へと戻り始め、会場もアナウンスによって女子の試合開始まで暫く休憩時間とした。
ゼオンは通路へと戻るとそこには婚約者でもあるリオナと、妹のシルビィ、そして従者でもあるラウォルツが待っていた。
「お疲れ様、ゼオン」
「リオナ、シルビィ、ラウォルツ。どうしてここに?」
「どうしてって、そんなのゼオンが落ち込み過ぎない様にリオナ姉様とラウォルツと一緒に声を掛けに来たのよ」
シルビィの言葉にラウォルツは頷く。
「心配してくれてありがとう、皆。まさかあんな風に簡単に突破されるとは思わなくてさ、リーベストはやっぱり強いよ」
「そうね、リーベストは強いわ。でも、貴方も同等よゼオン。終わってからのリーベストはいつもの様に、少しおしゃべりな感じだったけども、戦いでは貴方との戦いを楽しんでいたわ。それに、彼も余裕で勝ったとも思っていないでしょうね」
「そうかな? あのリーベストだよ。……でも、僕もリーベストとの戦いは全力を出し切ったし、ほんの少しだけど楽しかったよ」
ゼオンは後半の方をボソッと呟くように言うと、リオナは笑顔で微笑みかけた。
それを見たゼオンは急に恥ずかしくなったのか顔をそむけた。
「あ~ゼオン。何恥ずかしがってんの?」
「べ、別に恥ずかしがってないっての! ニヤニヤして覗き込んで来るなよ、シルビィ」
「え~本当に? リオナ姉様はどう思います?」
「ゼオンが顔をそむける時は大抵、嘘を付く時か、恥ずかしい時だからどっちかね」
「リ、リオナ!?」
ゼオンはリオナの返答に動揺してしまうと、リオナは動揺するゼオンの顔を見てクスッと笑ってしまう。
「シルビィ様、あまりゼオン様をからかわないで下さい。ゼオン様が物凄く動揺していますから」
「は~い。分かったよラウォルツ。だってさ、ゼオン」
「ラウォルツ! お前も余計なこと言わなくていいって」
「よ、余計でしたかゼオン様?」
その後ゼオンたちは、暫し賑やかな雰囲気で控室へと戻って行った。
一方でリーベストは通路に入ると、直ぐに壁に寄りかかりそのまま座り込んでしまう。
「はぁ……はぁ……いや、少し魔力を使い過ぎたな……やっぱり、魔法を武器の形に維持しつつ魔力を纏わせるとかきついな……」
リーベストはゼオンとの戦いの最後に行った、魔法を武器としそこに魔力を纏わせた事で異常なまでの魔力消費により、少し動けなくなっていた。
あの時魔力を纏わせた事により、魔法の武器の切れ味が上がり威力が増したため、ゼオンの武装ゴーレムを簡単に倒せていたのだ。
これはラーウェンの魔力の剣からの発想で、魔法の武器に対して魔力を覆う事で魔法の効果を増幅、そして威力アップに成功した結果であった。
「まだまだ完璧なものではなかったが、実践で使える事は分かったから良しとするか……だが、長時間使った際のこの反動は考慮してなかったな。どうするか」
そう言ってラーウェンが天井を見上げていると、ある人物が声を掛けて来る。
「さっきまでかっこよかったお前はどこいったんだよ、リーベスト」
「いや~参ったよ。想像以上に魔力を使ってしまって立つのも出来ないと来た。だから手を貸してくれよ、二コル」
そこに現れたのは、同じ学院で同級生でもありパートナー的な存在でもある、二コル・ノーザンであった。
二コルは軽くため息をついた後、座り込んでしまったリーベストに手を差し伸べて引っ張り上げる。
そのまま肩を貸して、歩き始める。
「俺がここに来なかったら、どうしてたんだよリーベスト」
「いや~とりあえず動けるようになるまであそこで座ってたかな~。まぁ、誰からしら来るんじゃないかとは思ってから、そこまで心配はしてなかったぞ。現に二コルが来てくれたしな」
「のんきに言うなお前は。一応、今のお前は魔力欠乏状態だからな。分かってるのか?」
「分かってるよ。頭ガンガンだし、体が怠いし、動けないしな」
「だったら、もう少し危機感を出せ。全くお前は、最高学年なんだから後輩の様な面倒を俺に見させるなよ」
「いつも悪いね、二コル。感謝しているよ。ありがとう」
「そう言う事を素直に言えるのは、お前の良い所だよリーベスト」
「そうか? サンキュー!」
リーベストの笑顔での返しに二コルは小さくため息を付くが、そのままリーベストの話に付き合いながら二コルは医務室へ向かって行った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
シニアランク男子の全試合が終了し、休憩時間を経て、会場には残り3試合を観ようと観客たちが大勢押し掛けて来ていた。
会場ではアナウンスによって、シニアランク女子の3試合の対戦表が流され観客たちのボルテージを上げていた。
そして会場が最高潮に達した時に、シニアランク女子第1試合の代表選手たちの名前が呼ばれ、会場へと入場して来た。
先に名前を呼ばれたのは、クレイス魔法学院のマーガレット・バレルであった。
マーガレットは観客たちの声援に答えながら入場して来て、相手の入場を待つために立ち止まる。
そして対戦相手の、王都メルト魔法学院のエリス・クリセントが入場して来て、マーガレットと同様にある程度の位置で立ち止まる。
「エリス。準備は出来ていますか?」
「誰に言っているんだマーガレット? お前こそ、緊張してるんじゃないのか?」
「そんな事ありませんわ。なんせ、ミカロスさんがかかっていますからね」
「……」
マーガレットの発言に対し、エリスは黙ったままマーガレットを見つめた後、ニコッと笑いかける。
「ボコボコに潰してあげるわ」
「上等ですわ。返り討ちにして、ミカロスさんに現彼女より良い所を見せつけるいい機会ですから!」
直後、女子第1試合開始の合図が鳴り響く。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
男女比8対1の異世界に転移しました、防御力はレベル1です
オレンジ方解石
恋愛
結婚式の最中に、夫に他の女と逃げられた花嫁、水瀬透子。
離婚届けを出す直前に事故で瀕死となった彼女は、異世界の女神から『妾と取り引きするなら、助けてやろう』と持ちかけられる。
異世界の《世界樹》の《種》を宿す《仮枝》となった透子は、女神の世界に連れて行かれ、二年を過ごすこととなった。
そこは男女比が8対1という偏った世界であり、女性が《四気神》と呼ばれる守護者に守られる世界。
女神とはぐれた透子は、そこで美形の青年、紅霞に助けられるが……。
※追記の追記を少し直しました。
枯れ専令嬢、喜び勇んで老紳士に後妻として嫁いだら、待っていたのは二十歳の青年でした。なんでだ~⁉
狭山ひびき
恋愛
ある日、イアナ・アントネッラは父親に言われた。
「来月、フェルナンド・ステファーニ公爵に嫁いでもらう」と。
フェルナンド・ステファーニ公爵は御年六十二歳。息子が一人いるが三十年ほど前に妻を亡くしてからは独り身だ。
対してイアナは二十歳。さすがに年齢が離れすぎているが、父はもっともらしい顔で続けた。
「ジョルジアナが慰謝料を請求された。ステファーニ公爵に嫁げば支度金としてまとまった金が入る。これは当主である私の決定だ」
聞けば、妹のジョルジアナは既婚者と不倫して相手の妻から巨額の慰謝料を請求されたらしい。
「お前のような年頃の娘らしくない人間にはちょうどいい縁談だろう。向こうはどうやらステファーニ公爵の介護要員が欲しいようだからな。お前にはぴったりだ」
そう言って父はステファーニ公爵の肖像画を差し出した。この縁談は公爵自身ではなく息子が持ちかけてきたものらしい。
イオナはその肖像画を見た瞬間、ぴしゃーんと雷に打たれたような衝撃を受けた。
ロマンスグレーの老紳士。なんて素敵なのかしら‼
そう、前世で六十歳まで生きたイオナにとって、若い男は眼中にない。イオナは枯れ専なのだ!
イオナは傷つくと思っていた両親たちの思惑とは裏腹に、喜び勇んでステファーニ公爵家に向かった。
しかし……。
「え? ロマンスグレーの紳士はどこ⁉」
そこでイオナを待ち受けていたのは、どこからどう見ても二十歳くらいにしか見えない年若い紳士だったのだ。
異世界もふもふ死にかけライフ☆異世界転移して毛玉な呪いにかけられたら、凶相騎士団長様に拾われました。
和島逆
恋愛
社会人一年目、休日の山登り中に事故に遭った私は、気づけばひとり見知らぬ森の中にいた。そしてなぜか、姿がもふもふな小動物に変わっていて……?
しかも早速モンスターっぽい何かに襲われて死にかけてるし!
危ういところを助けてくれたのは、大剣をたずさえた無愛想な大男。
彼の緋色の瞳は、どうやらこの世界では凶相と言われるらしい。でもでも、地位は高い騎士団長様。
頼む騎士様、どうか私を保護してください!
あれ、でもこの人なんか怖くない?
心臓がバクバクして止まらないし、なんなら息も苦しいし……?
どうやら私は恐怖耐性のなさすぎる聖獣に変身してしまったらしい。いや恐怖だけで死ぬってどんだけよ!
人間に戻るためには騎士団長の助けを借りるしかない。でも騎士団長の側にいると死にかける!
……うん、詰んだ。
★「小説家になろう」先行投稿中です★
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
9回巻き戻った公爵令嬢ですが、10回目の人生はどうやらご褒美モードのようです
志野田みかん
恋愛
アリーシア・グランツ公爵令嬢は、異世界から落ちてきた聖女ミアに婚約者を奪われ、断罪されて処刑された。殺されるたびに人生が巻き戻り、そのたびに王太子マクシミリアンはミアに心奪われ、アリーシアは処刑、処刑、処刑!
10回目の人生にして、ようやく貧乏男爵令嬢アリーに生まれ変わった。
もう王太子や聖女には関わらない!と心に決めたのに、病弱な弟のために王宮の侍女として働くことに。するとなぜか、王太子マクシミリアンは聖女ミアには目もくれず、男爵令嬢アリーを溺愛し始めて……。
(頭を空っぽにして笑えることを目指したコメディです。2020年に執筆した作品です。本作を読みたいというお声があったため再掲します)
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる