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天を屋根に地を枕に
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しっとりした若い葉が二人の体を受け止め、根もとに溜まった露が士匄のうなじを濡らした。趙武が士匄の額をなでながら、唇を食み、舐める。頬にこめかみに口づけし、耳朶を食む。士匄も合わせて細い体を撫で抱きしめる。
「あのっ……ここでいいですか?」
趙武が恥じ入ったように頬を赤らめた。天を屋根に地を枕に愛を営むのはかなり開放感がある。
「かまわん。いちいち聞くな」
宮中でおっぱじめたくせに、と士匄は少し苦い顔をしながら手で促す。外でいたすのもいかがなものかと第三者なら思うであろうが、彼の中のルールでは問題ないらしい。
そのいらえに趙武が顔を赤らめたまま頷いた。彼は彼で、そっと潤滑剤がわりの膏薬を持ち歩いている。宮中で勝手に盛り上がったときに探さねばならなかった経験から念のため持ち歩いている、が彼の弁であるが、まあ発情期と笑われても仕方がない。実際、その備えは役に立とうとしていた。後見人が知れば、頭を抱えてしゃがみこんだに違いない。
衣に葉がまとわりつき泥に汚れるのも構わず、二人は抱き合い、口づけを交わして腕を絡め合う。とにかく早く繋がり、深く感じ合いたいという思いに充ちすぎていた二人は、やることが直截で大胆となっていった。
夢中で動くうちに互いの秘部を舐めあうまでになったのだから、若さと恋情は恥と常識を失わせるらしい。横になって寝転び、士匄は趙武の腿を持ちかき分けるように頭を埋めて陰茎を咥え舐める。かなり以前、舌の上に乗せられたときは不快でしかなかったこれを、今は歓びをもって行っていた。趙武も士匄の性器を咥えながら、奥のすぼまりに手を伸ばし、ほぐしていく。潤滑剤を塗り込み、揉み緩ませ、指で入り口を広げていく。
「……っ」
中の浅い場所をなぞられ、士匄は肉を咥えながら舌を跳ねさせた。下腹部が熱くなっていく。雄としての喜びと雌としての悦びが同時に襲い、士匄は身をよじらせた。逃げようとする腰にしがみつき、趙武が亀頭に舌をちろちろ這わせながら、肛門に指を二本入れ込んだ。そのまま中の敏感な場所を押してくる。士匄は堪らず男根から口を離し、ひ、と喘いだ。趙武のそれはまだ半勃ちである。
「……范叔、私のも育てて下さいね」
趙武のしっとりした声が耳を打った。そうして、士匄の竿に舌を這わせ手を添えて擦りながら、穴の中で前立腺を撫でる。士匄は、あー、と小さく声をあげ、首を振った。趙武が業を煮やしたらしく、腰をつきだし頬に陰茎を当てこすりつけた。士匄はその肉の熱さにため息をついたあと、手で持ち先っぽを唇で食んだ。
「あっ」
今度は趙武が、快感にまみれた声をあげる。少女のような愛らしさがある声音であったが、容赦無く士匄を追い詰め嬲る声でもある。妙な興奮を覚え、士匄は趙武の亀頭に口づけ、飲み込み、竿をしゃぶる。趙武の腰が無意識に動き、喉を抉ってきた。お、と呻き声が漏れる。苦しさに離れようとしたが、趙武の足が頭に絡みつき押さえつけられた。喉奥を突いてくる亀頭を押さえようと手で腰を掴み、舌で肉棒を舐め、頬をすぼめて吸う。容赦の無い動きは息苦しく、えづきさえ覚え、士匄は涙と鼻水を流した。その間にも趙武の指は士匄の内側を擦り広げ、撫で、腹側の膨らみを押して愛撫する。苦痛が悦楽を凌駕することなく、悦楽が苦痛をかき消すことも無い。士匄は内ももを震わせながらイラマチオを受けるはめになっている。趙武は咽喉を性器に見立ててしまったようで、腰を前後させて性器が出し入れされる。士匄はそれが緩むように舌で押さえ時には手で制す。歯を立てぬよう必死であるあたり、士匄のくせにいじらしい。
趙武が大きく指で中をかき混ぜた。士匄は身をよじって叫びたいほど腹が疼いた。しかし、押さえつけられ口を犯され、お、お、と泣きながら呻くことしかできぬ。飲み込めぬ涎が顎をつたっていった。
「ふふ、すっかりぱくぱくって誘ってます。范叔のこの穴、いやらしい」
指を抜いて趙武が笑い、息をふっと吹きかけた。一度だけ舌を這わせて伸びかけた皺を堪能した後、身を離した。押さえつけてきた足と陰茎から解放され、士匄は大きく咳き込んだ。身をダンゴムシのように縮め、何度か、おえっ、とえづき、涎を垂らしながら咳き込み続ける。趙武が慌てて体を起こし、士匄の背中を撫でた。
「あ、あっ。すみません。えっとその。なんかすごいことしてしまってました、大丈夫ですか、あの、すみません」
象徴は興奮しながらも、趙武は我に返ったらしい。外で互いに性器を舐め合うだけでも正気の沙汰では無いのだが、士匄の頭を足で押さえて口を蹂躙していた、ということにようやく気づいたのである。夢中になりすぎ、というものであった。士匄は、この童貞くさい言葉を手で制して、
「だ、大丈夫では! ない、が! 今は、いい、はやくしろ」
と唸るように言った。もはや儀礼もクソもあるか、と涙と鼻水を袖で拭う。奥を弄られて腹の奥がせつなく、趙武に縋り付いて、早く、と士匄は請うた。
男ぶりあるその顔が色を帯び、媚び、縋る。その目は欲情や熱情だけでなく、恋情が込められていた。それを、開けっぴろげな早春の陽光の中でさらけ出している。熱い息を吐いて、大の字になるように寝転ぶと、士匄は足を広げた。
趙武の体が間に分け入り、覆い被さってくる。劣情に浮かされた顔を士匄に向け、物欲しげに唾を飲み込んだ。
「かわいい。范叔、かわいい」
もはや、お決まりの陶酔に浸りながら、趙武が士匄の腿を撫でて笑った。そのままぐうっと怒張を入れられ、士匄はのけぞりながら受けていく。独特の圧迫に身をよじれば頬に葉が当たり、軽い痛みとこそばゆさがあった。全てを入れ込んで、趙武が大きく息をつき、ゆっくりと動きだす。
「ん、ん」
士匄は指の背を噛みながら、小さく呻く。趙武の腰は奥まで入らず、浅い場所をゆっくりと往き来する。
きもちいい、浅いとこもきもちいい。
もっと奥に来てほしい。深く来てほしい。
双方の欲がない交ぜになり、士匄は首を振った。そのうち、趙武の動きが明確になった。奥ではない、しかし敏感な場所を執拗に突きこすってくる。
「ちょ、趙孟っ、あ、それ、だめ、むり、あ、あっ」
士匄は首を振って趙武を止めようと手を伸ばした。今まで指でされていた愛撫が、性器になるとここまでか、と歯を鳴らした。己の裡いっぱいに埋まる趙武が、自身を以て前立腺をえぐってくる。指で優しく導かれる絶頂でもなく、奥を蹂躙される忘我でもないそれに、士匄は怯え泣き出した。この男が傲岸で怖い物知らず、ということとこれは関係無い。趙武の熱さと雄でも雌でもない中途半端な快楽が合わさり、わけのわからない不安に陥っている。洪水の濁流が襲い来る瞬間のような恐怖もあった。
伸びた士匄の手を、趙武の手が握りしめる。安心させるように少し振った。
「怖いなら私を見て下さい。私がね、ここにいますからね」
噛んで含めるように言う趙武に、士匄は素直に頷いた。趙武が士匄の両手を握り、腰を静かに突きあげ擦る。士匄は趙武の手がよすがとでも言わんばかりに握りかえして、ひくひくと体を震わせた。そのうち、せり上がるような快感が限界を超え、
「ん、う、うっ」
と、士匄はどろりと勢いのない射精をした。とろとろと落ちる精液は、一部は衣に落ち、一部は陰茎をつたって陰部を汚した。
「今まで指でなんてもったいなかったです。あのね、精を出す時の范叔の中ってすごく気持ちいい。かわいい。これ、私のです。范叔のこの中は、私の、です」
趙武が優しく士匄の腹を撫で、柔らかくも粘性の笑みを向けたあと、ぐうっと腰を進め、ごちゅんと奥に亀頭を当てた。士匄はもちろん、大きく喘ぎ悶えながらのけぞった。
視界には空が広がり、耳には草の音がかすめる。その上で趙武の興奮を感じ、士匄は今までにないほど淫欲に陶酔していた。
「あのっ……ここでいいですか?」
趙武が恥じ入ったように頬を赤らめた。天を屋根に地を枕に愛を営むのはかなり開放感がある。
「かまわん。いちいち聞くな」
宮中でおっぱじめたくせに、と士匄は少し苦い顔をしながら手で促す。外でいたすのもいかがなものかと第三者なら思うであろうが、彼の中のルールでは問題ないらしい。
そのいらえに趙武が顔を赤らめたまま頷いた。彼は彼で、そっと潤滑剤がわりの膏薬を持ち歩いている。宮中で勝手に盛り上がったときに探さねばならなかった経験から念のため持ち歩いている、が彼の弁であるが、まあ発情期と笑われても仕方がない。実際、その備えは役に立とうとしていた。後見人が知れば、頭を抱えてしゃがみこんだに違いない。
衣に葉がまとわりつき泥に汚れるのも構わず、二人は抱き合い、口づけを交わして腕を絡め合う。とにかく早く繋がり、深く感じ合いたいという思いに充ちすぎていた二人は、やることが直截で大胆となっていった。
夢中で動くうちに互いの秘部を舐めあうまでになったのだから、若さと恋情は恥と常識を失わせるらしい。横になって寝転び、士匄は趙武の腿を持ちかき分けるように頭を埋めて陰茎を咥え舐める。かなり以前、舌の上に乗せられたときは不快でしかなかったこれを、今は歓びをもって行っていた。趙武も士匄の性器を咥えながら、奥のすぼまりに手を伸ばし、ほぐしていく。潤滑剤を塗り込み、揉み緩ませ、指で入り口を広げていく。
「……っ」
中の浅い場所をなぞられ、士匄は肉を咥えながら舌を跳ねさせた。下腹部が熱くなっていく。雄としての喜びと雌としての悦びが同時に襲い、士匄は身をよじらせた。逃げようとする腰にしがみつき、趙武が亀頭に舌をちろちろ這わせながら、肛門に指を二本入れ込んだ。そのまま中の敏感な場所を押してくる。士匄は堪らず男根から口を離し、ひ、と喘いだ。趙武のそれはまだ半勃ちである。
「……范叔、私のも育てて下さいね」
趙武のしっとりした声が耳を打った。そうして、士匄の竿に舌を這わせ手を添えて擦りながら、穴の中で前立腺を撫でる。士匄は、あー、と小さく声をあげ、首を振った。趙武が業を煮やしたらしく、腰をつきだし頬に陰茎を当てこすりつけた。士匄はその肉の熱さにため息をついたあと、手で持ち先っぽを唇で食んだ。
「あっ」
今度は趙武が、快感にまみれた声をあげる。少女のような愛らしさがある声音であったが、容赦無く士匄を追い詰め嬲る声でもある。妙な興奮を覚え、士匄は趙武の亀頭に口づけ、飲み込み、竿をしゃぶる。趙武の腰が無意識に動き、喉を抉ってきた。お、と呻き声が漏れる。苦しさに離れようとしたが、趙武の足が頭に絡みつき押さえつけられた。喉奥を突いてくる亀頭を押さえようと手で腰を掴み、舌で肉棒を舐め、頬をすぼめて吸う。容赦の無い動きは息苦しく、えづきさえ覚え、士匄は涙と鼻水を流した。その間にも趙武の指は士匄の内側を擦り広げ、撫で、腹側の膨らみを押して愛撫する。苦痛が悦楽を凌駕することなく、悦楽が苦痛をかき消すことも無い。士匄は内ももを震わせながらイラマチオを受けるはめになっている。趙武は咽喉を性器に見立ててしまったようで、腰を前後させて性器が出し入れされる。士匄はそれが緩むように舌で押さえ時には手で制す。歯を立てぬよう必死であるあたり、士匄のくせにいじらしい。
趙武が大きく指で中をかき混ぜた。士匄は身をよじって叫びたいほど腹が疼いた。しかし、押さえつけられ口を犯され、お、お、と泣きながら呻くことしかできぬ。飲み込めぬ涎が顎をつたっていった。
「ふふ、すっかりぱくぱくって誘ってます。范叔のこの穴、いやらしい」
指を抜いて趙武が笑い、息をふっと吹きかけた。一度だけ舌を這わせて伸びかけた皺を堪能した後、身を離した。押さえつけてきた足と陰茎から解放され、士匄は大きく咳き込んだ。身をダンゴムシのように縮め、何度か、おえっ、とえづき、涎を垂らしながら咳き込み続ける。趙武が慌てて体を起こし、士匄の背中を撫でた。
「あ、あっ。すみません。えっとその。なんかすごいことしてしまってました、大丈夫ですか、あの、すみません」
象徴は興奮しながらも、趙武は我に返ったらしい。外で互いに性器を舐め合うだけでも正気の沙汰では無いのだが、士匄の頭を足で押さえて口を蹂躙していた、ということにようやく気づいたのである。夢中になりすぎ、というものであった。士匄は、この童貞くさい言葉を手で制して、
「だ、大丈夫では! ない、が! 今は、いい、はやくしろ」
と唸るように言った。もはや儀礼もクソもあるか、と涙と鼻水を袖で拭う。奥を弄られて腹の奥がせつなく、趙武に縋り付いて、早く、と士匄は請うた。
男ぶりあるその顔が色を帯び、媚び、縋る。その目は欲情や熱情だけでなく、恋情が込められていた。それを、開けっぴろげな早春の陽光の中でさらけ出している。熱い息を吐いて、大の字になるように寝転ぶと、士匄は足を広げた。
趙武の体が間に分け入り、覆い被さってくる。劣情に浮かされた顔を士匄に向け、物欲しげに唾を飲み込んだ。
「かわいい。范叔、かわいい」
もはや、お決まりの陶酔に浸りながら、趙武が士匄の腿を撫でて笑った。そのままぐうっと怒張を入れられ、士匄はのけぞりながら受けていく。独特の圧迫に身をよじれば頬に葉が当たり、軽い痛みとこそばゆさがあった。全てを入れ込んで、趙武が大きく息をつき、ゆっくりと動きだす。
「ん、ん」
士匄は指の背を噛みながら、小さく呻く。趙武の腰は奥まで入らず、浅い場所をゆっくりと往き来する。
きもちいい、浅いとこもきもちいい。
もっと奥に来てほしい。深く来てほしい。
双方の欲がない交ぜになり、士匄は首を振った。そのうち、趙武の動きが明確になった。奥ではない、しかし敏感な場所を執拗に突きこすってくる。
「ちょ、趙孟っ、あ、それ、だめ、むり、あ、あっ」
士匄は首を振って趙武を止めようと手を伸ばした。今まで指でされていた愛撫が、性器になるとここまでか、と歯を鳴らした。己の裡いっぱいに埋まる趙武が、自身を以て前立腺をえぐってくる。指で優しく導かれる絶頂でもなく、奥を蹂躙される忘我でもないそれに、士匄は怯え泣き出した。この男が傲岸で怖い物知らず、ということとこれは関係無い。趙武の熱さと雄でも雌でもない中途半端な快楽が合わさり、わけのわからない不安に陥っている。洪水の濁流が襲い来る瞬間のような恐怖もあった。
伸びた士匄の手を、趙武の手が握りしめる。安心させるように少し振った。
「怖いなら私を見て下さい。私がね、ここにいますからね」
噛んで含めるように言う趙武に、士匄は素直に頷いた。趙武が士匄の両手を握り、腰を静かに突きあげ擦る。士匄は趙武の手がよすがとでも言わんばかりに握りかえして、ひくひくと体を震わせた。そのうち、せり上がるような快感が限界を超え、
「ん、う、うっ」
と、士匄はどろりと勢いのない射精をした。とろとろと落ちる精液は、一部は衣に落ち、一部は陰茎をつたって陰部を汚した。
「今まで指でなんてもったいなかったです。あのね、精を出す時の范叔の中ってすごく気持ちいい。かわいい。これ、私のです。范叔のこの中は、私の、です」
趙武が優しく士匄の腹を撫で、柔らかくも粘性の笑みを向けたあと、ぐうっと腰を進め、ごちゅんと奥に亀頭を当てた。士匄はもちろん、大きく喘ぎ悶えながらのけぞった。
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