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美少女令嬢幼少期
普通がいいです…え、理由があるんだって?
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了解しました、と残念そうに言いながら部屋を出て数十分ほどが経った。
なぜ残念そうなのか。メイドとはいったい何なのか。そんなことを考えながら待っているとドアをノックする音が聞こえた。
料理が作り終わったのか、と考えたのだが…メイドがいるのに料理作る人がいないのか? それもとメイドが自主的にやっているだけなのか。たぶん後者だな。というかカリンさん的にそうだと思う。
「…」
「…ん? なんか食べてる?」
台車のようなものを押しながら入ってきたカリンさんを見たのだがある一部分が異常に腫れたように膨らんでいた。
やれやれ、バレてしまってはしょうがないですね…と、不満タラタラに顔を膨らませ一気に飲み込む。膨らませているのは意図していないものなのだろうが…。
「んぐ…病み上がりですのでここは私に任せていただけませんか?」
「いったい何のことかわからないけど嫌だ」
「もう、わがままですねルリ様…でも、わがままを言っていただける仲に進展している。と考えればこれもまた…」
「ちなみにだけどカリンさんはいったい何をやろうとしとしてたの?」
別に特質して聞きたいことでもないのだが話を変えないとまずい。何がまずいのかって俺の精神がやばい。このままだといつの間にか同人誌的な意味合いでの主従関係になってしまいそうで怖いのだ。まさか逆に貞操を狙われる立場になるなんて想像つかなかったぜ…。
まぁ、想像している奴がそもそも少ないけどな? いたとしても誇れるものでもないしな。
いったい何をやろうと? ナニですかね。と、そんな呟きを俺の耳は聞き逃さなかったが絶対にツッコんでやらない。
「咀嚼にも体力を使いますし、私が口渡しでおかゆを…と」
「聞いて損したわ」
マジで。
「普通に食べるからおかゆ頂戴」
「少し残念ですが…こちらになります。料理長のいない時間を狙ったのですが生憎、朝食の時間で野菜などの食材を切らしてしまったみたいで…あるものだけになってしまって申し訳ございません」
「ありがとう。全然大丈夫なんだけど…変なものとかは入ってないよ…え? 料理長のいない時間って…」
「さすがに相手の合意なしに及ぶ行為に興奮しませんのでそこは安心してください。ちなみに料理長から了承を得ていますので。ええ」
「いや、そこは別にいいんだけど…同意なしって、この会話も同意の元やってるって思ってる?」
「はい? そうなんじゃないんですか?」
配膳のため、枕元にまで来たカリンさんは手におかゆが入った食器を抱えた状態で首をかしげながら言った。
「私も、一メイドとしての立場を弁えていると自負していますので。では、こちらですね。ある程度は冷やしましたがそれでもやけどの可能性もありますし、ゆっくりとお召し上がりください」
一メイド? 立場を弁えている? もしかしてこの部分だけ日本と言葉の意味が違うのか? 真面目に意味を考えてしまうのが言葉の通りなのだろう。自分でこれを言うのはきついんだけどな…。
では、私は頃合いを見てまた来ますので、と一礼して出ていこうとするカリンさんを呼び止める。
「ん? どうしたのですかルリ様? もしかして口移しをご所望で…」
「それは天地がひっくりかえってもありえないから…って、違うくて。カリンさんは私が記憶喪失なのって知ってる?」
「ええ、それは」
「なら、申し訳ないんだけどいつものような接し方は…ね? 私としても記憶を取り戻したいってのはあるんだけど前の私がわからないから…」
自分で言うのはきつい。というか言いたくなかった。
形としては乗り移りなのだろうけどそれを伝えずに記憶喪失、という体でそれに乗っかるしかない現状は誰かに伝え辛いし、伝えるとしても現状を伝えられない自分が情けない。
もし、この場で俺はルリという名前ではなくて…と、言うのは簡単だがそのことについて考えるのはもうやめているのだ。乗り移ったならしょうがないし、元に戻るのならそれもしょうがない。
だけど、今、自分にできることは以前のルリのように完璧に自分を偽れることはできない。だからそのことに期待させないように工夫していくしかないのだ。
うつむくような姿勢で呟くのだがそんな呟きはしっかりとカリンさんの耳に届いていたようだった。
「そう…でしたか…」
「うん。だから、その、ごめんなさ…え?」
いつもと同じ表情でいたのだがその瞳はうるうると涙が溜まっていた。そして、今も一滴、涙がこぼれるように流れて行った。
え、どうして泣いているんだ…? もしかして変なこと言っちゃったのか? そんな不安に駆られ、どぎまぎと何をどうしていいか戸惑っているとカリンさんは申し訳なさそうに口を開いた。
「謝る必要はないですよ…謝るべき人は私なんですから」
こぼれる涙を手で拭う。
「ルリ様が記憶喪失、と聞いてはいましたが実際に会ってみると本当に記憶がなくなってしまっているのか? そんなことを考えてしまいました。いつものようなごっこ遊びかと思って接してしまって…申し訳ございません。謝って済むことではないと思います。ですが、これだけは知っていただきたいです。私はルリ様の味方です。どんなことをしようと私はルリ様についていきたいと思っています。それだけです。では、私は…」
「ちょ、ちょっと待って!」
拭う涙以上に流れ落ちる跡を顔だけにではなく、着ているメイド服にまでつけながら一言、一言ひねり出すように紡がれる言葉を受け止める。
あの言動はこのカリンさんが悪いんじゃなく、前任のルリが悪かったのか、と再認識する。男は女の涙に弱いのだ。
手に持った食器をベット横のサイドテーブルに置き、飛び出るようにしてベットから這い出る。
出ようとしているカリンさんの腕をつかみ、引き留める。
「ルリ様…」
「え、えっと、さっきのは前言撤回! 私もカリンさんのことを考えないでしゃべっちゃったから…その、接し方は変えなくていいから…もっと、あなたのことを教えてもらえる…?」
精一杯、自分に抑止力、と言っていいかはわからないがそんな止める力はないのかもしれないけど、俺なりの方法で私の言葉を伝える。
そんな俺の行動に驚いた表情だったのだが、言い終わる頃には表情は安らかな、いつもの顔に戻っていた。
「…では、口移しから始めましょうか」
「それは…イヤ」
「えぇ…この雰囲気は完全にする感じだったと思うんですけど…」
「天地ひっくり返ってもそれはないから」
「逆にひっくり返ったらやらせて頂けるんですね」
「…そこまでやりたいの?」
シリアスなムードだったはずだがいつの間にか変わらない、同じようなノリになってしまったのだが…そこまでして願望を押し通そうとするとは…。さすがの現代日本でも中々見られない肉食系だな。いや、中々いないのは肉食系男子か。
そんな俺は奥手男子なのだが今は女だから俺には関係ないな。
謎のエロ同人誌的な表現を使ってしまったのだが…それに反応しないカレンさんはカレンさんじゃない。そう言わんばかりに微笑むようにして返してくる。
「女は幾つになっても綺麗好きですからね」
「…ん? 理由になってなくね?」
よくよく考えれば元、男である俺が女の心をわかる筈がないので理解できないのは実質、男の心を忘れない青春ボーイということになると思う。いや、なんないね。それはさすがに。
よくわからないカレンさんの言葉に首を傾げながら表情は俺、わかってますよ感を出すために微笑んでおく。微笑みは女の武器だぜ? なんとなくそれっぽいことを内心呟きながら扉の前から移動して、ベットに腰掛ける。
なぜ残念そうなのか。メイドとはいったい何なのか。そんなことを考えながら待っているとドアをノックする音が聞こえた。
料理が作り終わったのか、と考えたのだが…メイドがいるのに料理作る人がいないのか? それもとメイドが自主的にやっているだけなのか。たぶん後者だな。というかカリンさん的にそうだと思う。
「…」
「…ん? なんか食べてる?」
台車のようなものを押しながら入ってきたカリンさんを見たのだがある一部分が異常に腫れたように膨らんでいた。
やれやれ、バレてしまってはしょうがないですね…と、不満タラタラに顔を膨らませ一気に飲み込む。膨らませているのは意図していないものなのだろうが…。
「んぐ…病み上がりですのでここは私に任せていただけませんか?」
「いったい何のことかわからないけど嫌だ」
「もう、わがままですねルリ様…でも、わがままを言っていただける仲に進展している。と考えればこれもまた…」
「ちなみにだけどカリンさんはいったい何をやろうとしとしてたの?」
別に特質して聞きたいことでもないのだが話を変えないとまずい。何がまずいのかって俺の精神がやばい。このままだといつの間にか同人誌的な意味合いでの主従関係になってしまいそうで怖いのだ。まさか逆に貞操を狙われる立場になるなんて想像つかなかったぜ…。
まぁ、想像している奴がそもそも少ないけどな? いたとしても誇れるものでもないしな。
いったい何をやろうと? ナニですかね。と、そんな呟きを俺の耳は聞き逃さなかったが絶対にツッコんでやらない。
「咀嚼にも体力を使いますし、私が口渡しでおかゆを…と」
「聞いて損したわ」
マジで。
「普通に食べるからおかゆ頂戴」
「少し残念ですが…こちらになります。料理長のいない時間を狙ったのですが生憎、朝食の時間で野菜などの食材を切らしてしまったみたいで…あるものだけになってしまって申し訳ございません」
「ありがとう。全然大丈夫なんだけど…変なものとかは入ってないよ…え? 料理長のいない時間って…」
「さすがに相手の合意なしに及ぶ行為に興奮しませんのでそこは安心してください。ちなみに料理長から了承を得ていますので。ええ」
「いや、そこは別にいいんだけど…同意なしって、この会話も同意の元やってるって思ってる?」
「はい? そうなんじゃないんですか?」
配膳のため、枕元にまで来たカリンさんは手におかゆが入った食器を抱えた状態で首をかしげながら言った。
「私も、一メイドとしての立場を弁えていると自負していますので。では、こちらですね。ある程度は冷やしましたがそれでもやけどの可能性もありますし、ゆっくりとお召し上がりください」
一メイド? 立場を弁えている? もしかしてこの部分だけ日本と言葉の意味が違うのか? 真面目に意味を考えてしまうのが言葉の通りなのだろう。自分でこれを言うのはきついんだけどな…。
では、私は頃合いを見てまた来ますので、と一礼して出ていこうとするカリンさんを呼び止める。
「ん? どうしたのですかルリ様? もしかして口移しをご所望で…」
「それは天地がひっくりかえってもありえないから…って、違うくて。カリンさんは私が記憶喪失なのって知ってる?」
「ええ、それは」
「なら、申し訳ないんだけどいつものような接し方は…ね? 私としても記憶を取り戻したいってのはあるんだけど前の私がわからないから…」
自分で言うのはきつい。というか言いたくなかった。
形としては乗り移りなのだろうけどそれを伝えずに記憶喪失、という体でそれに乗っかるしかない現状は誰かに伝え辛いし、伝えるとしても現状を伝えられない自分が情けない。
もし、この場で俺はルリという名前ではなくて…と、言うのは簡単だがそのことについて考えるのはもうやめているのだ。乗り移ったならしょうがないし、元に戻るのならそれもしょうがない。
だけど、今、自分にできることは以前のルリのように完璧に自分を偽れることはできない。だからそのことに期待させないように工夫していくしかないのだ。
うつむくような姿勢で呟くのだがそんな呟きはしっかりとカリンさんの耳に届いていたようだった。
「そう…でしたか…」
「うん。だから、その、ごめんなさ…え?」
いつもと同じ表情でいたのだがその瞳はうるうると涙が溜まっていた。そして、今も一滴、涙がこぼれるように流れて行った。
え、どうして泣いているんだ…? もしかして変なこと言っちゃったのか? そんな不安に駆られ、どぎまぎと何をどうしていいか戸惑っているとカリンさんは申し訳なさそうに口を開いた。
「謝る必要はないですよ…謝るべき人は私なんですから」
こぼれる涙を手で拭う。
「ルリ様が記憶喪失、と聞いてはいましたが実際に会ってみると本当に記憶がなくなってしまっているのか? そんなことを考えてしまいました。いつものようなごっこ遊びかと思って接してしまって…申し訳ございません。謝って済むことではないと思います。ですが、これだけは知っていただきたいです。私はルリ様の味方です。どんなことをしようと私はルリ様についていきたいと思っています。それだけです。では、私は…」
「ちょ、ちょっと待って!」
拭う涙以上に流れ落ちる跡を顔だけにではなく、着ているメイド服にまでつけながら一言、一言ひねり出すように紡がれる言葉を受け止める。
あの言動はこのカリンさんが悪いんじゃなく、前任のルリが悪かったのか、と再認識する。男は女の涙に弱いのだ。
手に持った食器をベット横のサイドテーブルに置き、飛び出るようにしてベットから這い出る。
出ようとしているカリンさんの腕をつかみ、引き留める。
「ルリ様…」
「え、えっと、さっきのは前言撤回! 私もカリンさんのことを考えないでしゃべっちゃったから…その、接し方は変えなくていいから…もっと、あなたのことを教えてもらえる…?」
精一杯、自分に抑止力、と言っていいかはわからないがそんな止める力はないのかもしれないけど、俺なりの方法で私の言葉を伝える。
そんな俺の行動に驚いた表情だったのだが、言い終わる頃には表情は安らかな、いつもの顔に戻っていた。
「…では、口移しから始めましょうか」
「それは…イヤ」
「えぇ…この雰囲気は完全にする感じだったと思うんですけど…」
「天地ひっくり返ってもそれはないから」
「逆にひっくり返ったらやらせて頂けるんですね」
「…そこまでやりたいの?」
シリアスなムードだったはずだがいつの間にか変わらない、同じようなノリになってしまったのだが…そこまでして願望を押し通そうとするとは…。さすがの現代日本でも中々見られない肉食系だな。いや、中々いないのは肉食系男子か。
そんな俺は奥手男子なのだが今は女だから俺には関係ないな。
謎のエロ同人誌的な表現を使ってしまったのだが…それに反応しないカレンさんはカレンさんじゃない。そう言わんばかりに微笑むようにして返してくる。
「女は幾つになっても綺麗好きですからね」
「…ん? 理由になってなくね?」
よくよく考えれば元、男である俺が女の心をわかる筈がないので理解できないのは実質、男の心を忘れない青春ボーイということになると思う。いや、なんないね。それはさすがに。
よくわからないカレンさんの言葉に首を傾げながら表情は俺、わかってますよ感を出すために微笑んでおく。微笑みは女の武器だぜ? なんとなくそれっぽいことを内心呟きながら扉の前から移動して、ベットに腰掛ける。
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