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美少女令嬢幼少期
モーニングコールはコールで! え?
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「ルリ様。ルリ様おはようございます」
ゆっくりと、優しい手つきで体を揺すられ、いつの間にか眠っていた俺の意識はゆっくりと覚醒し始める。
ああ、いつの間にか眠ってしまったのか…。もしかしてこれって精神的な俺が肉体年齢である仮定十歳に引きずられてしまっていのかもしれないな。普通に暇で寝てしまった可能性は否定できないので全て仮定に過ぎないんだけどな。
普段の言動とは違って起こす手つきは優しいカレンに内心驚きつつ、そんな一面もあるのかと、一応メイドとしての役目は果たせているのだとどこか父親のような気持ちになる。使う前に消え去ったけどね! 作る側じゃなくて作らされる側になったんだけどね! 全然うれしくないな。
そんなカレンのギャップを全身で感じているといつの間にか揺らしていた手がどこかにいってしまった。
「起きないのであれば…しょうがないですよね。軽い味見ですし…」
「その文章で軽いもクソもないと思うのだけど。…てか、その手つきで軽いとかよく言えたね。むしろ尊敬するわ」
中指と薬指を激しく動かす動作を繰り返しているカリンに目が行ってしまい突っ込んでしまった。別に変な意味じゃないよ?
「私もメイドとして結構年数が経ちますのでその辺りの引き際等は分かっているつもりですので」
「…ん? もしかして尊敬って部分真に受けちゃった?」
「え? …えっと、その…私真人間ですので…」
「その反応は色々と間違ってるよねぇ」
狙ったものではなく、素で間違えたのかもじもじとした仕草でボケをかましてくる。本当に素だったのか今更だけど疑問に思えてきたわ。
と、そんなことは置いといて…。
寝落ちしてしまったため、ベットの上に倒れるような感じだった姿勢を直すように立ち上がる。その際に寝癖でハネてしまった髪を直そうとするがそう簡単には治らず諦めた。くせ毛って訳じゃないと思うんだけど髪が長すぎてやりにくいな。手が小さいってのも関係すると思うけどな。
女らしく身だしなみに気を使っているとカレンの方で準備が終わったのか部屋の窓際付近に設置されているテーブルには見覚えのない分厚い本が四冊ほど積み上げられていた。当の本人はそのサイドに手を前に組んで控えていた。
「今日は雲一つない快晴ですのでこちらで勉強をしようと思って教材をいくつか持ってきました。本音を言ってしまえば私が教本のようなものなんですがそれだけだと色々と言われてしまいますので…」
「あー、確かに結構日差しが入ってくるね。…って、そんな渋々みたいな表情で言われてもカレンの教える分野ってすごく偏ってそうなイメージあるんだけど」
例えるなら保健体育なのだが…これは別に例える必要はなかったな。いい意味で以心伝心なのだが内容が安心できないのでプラマイゼロだな。何が。
そんな事を考えながら窓の付近にある椅子に腰かけ、テーブルに置かれた本を一冊手に取る。
パラパラとめくる前にどんな内容なのか表紙を見てみるが…意外にも書いてある文章を理解することができた。
文字的に日本語じゃないんだけど…まあそこはどうでもいか。
不思議だなーと思ったのだがその事が一瞬で吹き飛ぶほどのタイトルのインパクトが強かった。
「『世界の始まりは卵か鶏か。人間の体の構造で徹底解説』…ねえ?」
「失礼しました。おそらく持ってくる最中に私の愛読書が何の手違いか入り込んでしまったのでしょう。因みに…」
「読まないよ」
「そうですか…残念です。では…ああ、こちらですね」
目に見えてわかるほどに肩を落とし、もう一つの椅子に愛読書を置き、他と比べると半分ほどの厚さの本を手に取りあるページを開いた。座ってやるものだと思っていたのだがカレンは立って教えるつもりらしい。俺の右隣に移動していた。
「ルリ様が男性であったのならここで『男性の右手は恋人と言いますので私が恋人ってことになるんですかね?』と、言えたんですけどね…」
「それで良いの…」
「ああ、付け加えるならですが、私個人の意見としては純愛も良いのですがNTRも捨てがたいので愛人ってカテゴリーで良いですね」
「そんな意味で言ったんじゃないんだけど…思考が飛躍しすぎじゃない?」
「その位じゃないと、貴族様のメイドになんてなれないですからね」
逆に頭のネジが外れた奴が貴族のところで働いていいのか…? 想像だけでだが貴族って気に入らないやつをハメたり、気に入ったやつを…て、完全にカリンが移ってきているのは危機感を覚えるな…。
多分一周回らないとやってられないのだろう。同じことを言っているような気がするが気のせいだ。まぁ、確認だね。
「では、話は逸れてしまいましたが…」
「(逸らしているのはカリンが原因なんだけど…と、言おうと思ったけど)」
さすがに言ったら逸れちゃうもんな。
「ルリ様のお父様…ルーイ侯爵の話ですね。基本的に爵位は王様により与えられた領地の広さできまります。爵位は一番権力の低い貴族で騎士、男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵となっています。ルーイ侯爵は小規模程度の領地…まぁ、国ですね。それを管理しています」
「国…お父さんって結構すごい人だったんだね…」
そんな印象はなかったけど…まぁ、会話したことないから判断もできないけどな。挨拶だけだったし…まぁ、国を管理しているようだし…って、そう簡単に片づけていい話じゃないよね? ねえ、国一つってヤバくない? え、ってことは俺将来安定? てか王女っすか?
すごいどころの話じゃないのだが…まぁ、すごいのだろう。
話し進まんし割り切らないとね。
「まあ、そうですね」
「え…え?」
いつもの調子だったらここで下ネタをぶち込まれているはずなのだが…調子が狂うな。いや、狂っちゃいけないけどさ。
そろそろ完全にカリンに汚染されている気がするのだが…。よく言うじゃん? 無個性な奴ほど個性強い奴に影響受けやすいって。聞いたことないな。
得るものは一切ないが何か、大切なものが無くなってしまっているのだがそれも人生なのだろう。多分。
「爵位はそれである程度の説明は終わりですね。で…ああ、もうこんな時間ですね。夕食の準備をしてきますね。まあ、出禁食らってるんですけどね」
「駄目じゃん」
では何をするのか、と気になるのだがおそらく聞いてはいけないのだろう。多分色々と食事以外で用意とかがあるんだと思う。てかそう思いたい。
私はこれで、と手に書籍を抱え一礼して部屋から出ていく。
このまま寝ても良いのだが多分それだと夜が寝れなくなってしまう。
眠気を取り除くためにとりあえず椅子から立ち上がり、辺りが暗くなり始めてきたのでプライベート保護的な意味合いを込めて派手な色のカーテンで窓を隠す。ここから見る限り外には家とか人が入ってくるスペースとか道とかないから開けっ放しでいいかもしれない。
今更ながらよく考えてみると「お呼びいたしますのでお待ちください」と、言われたので二日目でやっと部屋から出れるのだろう。出れる、ではなく出なかっただけなのだがそれはまあ、気の持ちようじゃん?
出て見て回りたいって気持ちはあったけどそれ以上にやること…はなかったな。
特に用がなく、暇な時間が多かった印象なのだが何かが重なっていけなかったのだ。この何でもない時間をゆっくりと過ごして夕食、と部屋を出るだけではなく…食堂? その食べるスペースがあるのだろう。その場所にも行けるので一石二鳥だ。
ゆっくりと、優しい手つきで体を揺すられ、いつの間にか眠っていた俺の意識はゆっくりと覚醒し始める。
ああ、いつの間にか眠ってしまったのか…。もしかしてこれって精神的な俺が肉体年齢である仮定十歳に引きずられてしまっていのかもしれないな。普通に暇で寝てしまった可能性は否定できないので全て仮定に過ぎないんだけどな。
普段の言動とは違って起こす手つきは優しいカレンに内心驚きつつ、そんな一面もあるのかと、一応メイドとしての役目は果たせているのだとどこか父親のような気持ちになる。使う前に消え去ったけどね! 作る側じゃなくて作らされる側になったんだけどね! 全然うれしくないな。
そんなカレンのギャップを全身で感じているといつの間にか揺らしていた手がどこかにいってしまった。
「起きないのであれば…しょうがないですよね。軽い味見ですし…」
「その文章で軽いもクソもないと思うのだけど。…てか、その手つきで軽いとかよく言えたね。むしろ尊敬するわ」
中指と薬指を激しく動かす動作を繰り返しているカリンに目が行ってしまい突っ込んでしまった。別に変な意味じゃないよ?
「私もメイドとして結構年数が経ちますのでその辺りの引き際等は分かっているつもりですので」
「…ん? もしかして尊敬って部分真に受けちゃった?」
「え? …えっと、その…私真人間ですので…」
「その反応は色々と間違ってるよねぇ」
狙ったものではなく、素で間違えたのかもじもじとした仕草でボケをかましてくる。本当に素だったのか今更だけど疑問に思えてきたわ。
と、そんなことは置いといて…。
寝落ちしてしまったため、ベットの上に倒れるような感じだった姿勢を直すように立ち上がる。その際に寝癖でハネてしまった髪を直そうとするがそう簡単には治らず諦めた。くせ毛って訳じゃないと思うんだけど髪が長すぎてやりにくいな。手が小さいってのも関係すると思うけどな。
女らしく身だしなみに気を使っているとカレンの方で準備が終わったのか部屋の窓際付近に設置されているテーブルには見覚えのない分厚い本が四冊ほど積み上げられていた。当の本人はそのサイドに手を前に組んで控えていた。
「今日は雲一つない快晴ですのでこちらで勉強をしようと思って教材をいくつか持ってきました。本音を言ってしまえば私が教本のようなものなんですがそれだけだと色々と言われてしまいますので…」
「あー、確かに結構日差しが入ってくるね。…って、そんな渋々みたいな表情で言われてもカレンの教える分野ってすごく偏ってそうなイメージあるんだけど」
例えるなら保健体育なのだが…これは別に例える必要はなかったな。いい意味で以心伝心なのだが内容が安心できないのでプラマイゼロだな。何が。
そんな事を考えながら窓の付近にある椅子に腰かけ、テーブルに置かれた本を一冊手に取る。
パラパラとめくる前にどんな内容なのか表紙を見てみるが…意外にも書いてある文章を理解することができた。
文字的に日本語じゃないんだけど…まあそこはどうでもいか。
不思議だなーと思ったのだがその事が一瞬で吹き飛ぶほどのタイトルのインパクトが強かった。
「『世界の始まりは卵か鶏か。人間の体の構造で徹底解説』…ねえ?」
「失礼しました。おそらく持ってくる最中に私の愛読書が何の手違いか入り込んでしまったのでしょう。因みに…」
「読まないよ」
「そうですか…残念です。では…ああ、こちらですね」
目に見えてわかるほどに肩を落とし、もう一つの椅子に愛読書を置き、他と比べると半分ほどの厚さの本を手に取りあるページを開いた。座ってやるものだと思っていたのだがカレンは立って教えるつもりらしい。俺の右隣に移動していた。
「ルリ様が男性であったのならここで『男性の右手は恋人と言いますので私が恋人ってことになるんですかね?』と、言えたんですけどね…」
「それで良いの…」
「ああ、付け加えるならですが、私個人の意見としては純愛も良いのですがNTRも捨てがたいので愛人ってカテゴリーで良いですね」
「そんな意味で言ったんじゃないんだけど…思考が飛躍しすぎじゃない?」
「その位じゃないと、貴族様のメイドになんてなれないですからね」
逆に頭のネジが外れた奴が貴族のところで働いていいのか…? 想像だけでだが貴族って気に入らないやつをハメたり、気に入ったやつを…て、完全にカリンが移ってきているのは危機感を覚えるな…。
多分一周回らないとやってられないのだろう。同じことを言っているような気がするが気のせいだ。まぁ、確認だね。
「では、話は逸れてしまいましたが…」
「(逸らしているのはカリンが原因なんだけど…と、言おうと思ったけど)」
さすがに言ったら逸れちゃうもんな。
「ルリ様のお父様…ルーイ侯爵の話ですね。基本的に爵位は王様により与えられた領地の広さできまります。爵位は一番権力の低い貴族で騎士、男爵、子爵、伯爵、侯爵、公爵となっています。ルーイ侯爵は小規模程度の領地…まぁ、国ですね。それを管理しています」
「国…お父さんって結構すごい人だったんだね…」
そんな印象はなかったけど…まぁ、会話したことないから判断もできないけどな。挨拶だけだったし…まぁ、国を管理しているようだし…って、そう簡単に片づけていい話じゃないよね? ねえ、国一つってヤバくない? え、ってことは俺将来安定? てか王女っすか?
すごいどころの話じゃないのだが…まぁ、すごいのだろう。
話し進まんし割り切らないとね。
「まあ、そうですね」
「え…え?」
いつもの調子だったらここで下ネタをぶち込まれているはずなのだが…調子が狂うな。いや、狂っちゃいけないけどさ。
そろそろ完全にカリンに汚染されている気がするのだが…。よく言うじゃん? 無個性な奴ほど個性強い奴に影響受けやすいって。聞いたことないな。
得るものは一切ないが何か、大切なものが無くなってしまっているのだがそれも人生なのだろう。多分。
「爵位はそれである程度の説明は終わりですね。で…ああ、もうこんな時間ですね。夕食の準備をしてきますね。まあ、出禁食らってるんですけどね」
「駄目じゃん」
では何をするのか、と気になるのだがおそらく聞いてはいけないのだろう。多分色々と食事以外で用意とかがあるんだと思う。てかそう思いたい。
私はこれで、と手に書籍を抱え一礼して部屋から出ていく。
このまま寝ても良いのだが多分それだと夜が寝れなくなってしまう。
眠気を取り除くためにとりあえず椅子から立ち上がり、辺りが暗くなり始めてきたのでプライベート保護的な意味合いを込めて派手な色のカーテンで窓を隠す。ここから見る限り外には家とか人が入ってくるスペースとか道とかないから開けっ放しでいいかもしれない。
今更ながらよく考えてみると「お呼びいたしますのでお待ちください」と、言われたので二日目でやっと部屋から出れるのだろう。出れる、ではなく出なかっただけなのだがそれはまあ、気の持ちようじゃん?
出て見て回りたいって気持ちはあったけどそれ以上にやること…はなかったな。
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